ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

子どもの命名から

2007-10-13 13:06:48 | 独り言
最近の新生児の誕生届けから、命名された名前の傾向が判った。
最近の傾向は、さすがに現代の両親達が考えそうな、より個性的な字体で、より響きを優先した凝った命名が多いそうだ。
永翔(はるか)、七音(どれみ)、雪月花(せしる)、大生(ひろ)と読ませる等は典型的な響きを主体に考えられた様だ。なかなか難しい読み方をしている。普通では読めない。

小生の時代の命名は、男は末尾が雄、男、夫を付けるのが多かった。ちなみに小生の父は「雄」が付き小生と弟も同じだ。何故か兄は「男}を使っていた。カミさんの父はやはり「雄」だが、上の兄は「夫」、弟は「雄」だった。
そして女性は「子」が圧倒的に多かった。
そして我が家の娘達の命名だが、小生が東京で在勤中だったために、出産はカミさんの実家に頼んでしまった。
上の娘の場合、命名はどうするのと義母から電話で相談された。当初に考えた名前を伝えたら、その名前では「優しすぎてはかない」感じがして丈夫に育たない可能性があると反対された。
改めて考えたのは、当時の有名な作家の小説に出てきた名前を借用することだった。大人になってもおかしな響きのない名前だと思った。長ずるに及び、上の娘が結婚後の姓を名乗ったら、有名な女性歌手と一字違いの名前になってしまったのでので吃驚した。勿論その時には夢にも思わないことだった。
そして下の娘の命名では、上の娘の事があったので、カミさんの両親に命名をお願いした。義父からは本当に自分たちに任せてくれるのかと念をおされた。上の娘の呼名が2文字になるので同じく、下の娘も呼名が2文字になる様に、苦心して考えて頂いたそうだ。2人の名前は今でも良い名前だと思っている。

名前に使える文字は戸籍法施行規則で定められているが、読み方のルールには触れてはいない。
傾向としては「縁起のいい画数」に加えて、「響きのいい音」にしたい両親の願いが、従来の読み方にない漢字をあてる様だ。個性的な読み方をした例を新聞記事から拾って幾つか紹介してみる。なかなか簡単には読めないものばかりだ。
▲ 虹色(そら)、星彩(きらら)、夏向花(ひまわり)、航海(わたる)、倭人(やまと)
  {漢字全体からの読み方で}
▲ 一二三(わるつ)、騎士(ないと)、聖(まりあ)、絹(しるく)、宇宙(こすも)、希海(のあ)
  {西洋の言葉の連想からきている様だ}
▲ 心温(ここあ)、瞳月(しずく)、輝也(だいや)、月愛(るな)、梨里衣(りりい)
  {響きのいい音で選んだのかな?}
▲ 颯羅(そら)、魅麗(みより)、伶鳳(れおん)、凱都(かいと)、瑳翼(さすけ)
  {難し過ぎて子どもたちは将来は苦労するだろうと思う}

コメント (2)
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