ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

医療ミスによる死者

2007-06-23 17:05:38 | 独り言
朝日新聞Be欄の「昔も今も」医療と言ふコラムが、我が国の医療に対する問題点を指摘している。
現在の交通事故死は年間6000人余だが、医療事故死はその4倍、26000人が亡くなっているとの推計がある。
自殺防止策と医療事故への対策を進めれば、かなりの人命が助かるといわれている。
あまり表面に出てこない問題だが、医療ミスにより助かる命も助からない例が多いとは驚きだった。

幸い小生が治療を受けている病院では必ず複数医師のチーム制を取っている。
担当医師からチームの全員にデーターを提示して、最善の治療方法を検討して治療にあたる。

江戸時代も、医療ミスは多かった。現在の様に国家試験で医師免許を出すのは、明治の中頃かららしい。従って江戸時代には誰でもが簡単に医師になり得た。
そこで薬害も結構あったらしい。変な医師が患者に悪い薬を飲ませて患者を死なせている。
将軍家のご典医さえも例外ではなく、世襲の弊害で実地の診療経験が少なく、十分な治療ができない者もいた。
老中・田沼意次の子・意知が江戸城中で切られた。長さ8寸、深さ1寸の傷だったそうだ。
ところが当直の外科医師は「かように大切な傷を縫う道具は持参していない」と震えてばかりいた。
やむなく内科医は興奮剤を投与、傷口に鶏卵を塗りつけ、「自分では縫えない」と屋敷に帰した。
意知は揺れる駕籠のなかで大出血、数日苦しんで死んだ。
そしてこんな落語の様な話も伝わっている。
患者を見ると誰かれなく「手遅れじゃ」といった医師が居たそうだ。「先生何をいわっしゃる、わしは屋根から落ちただけだ」「屋根から落ちる前に来ないから、手遅れなのだ」と言ったとか。

かの貝原益軒の「養生訓」にも、「医を学ぶ者、もし生まれつき鈍にして、その才なくんば、みずからしりて、早くやめて、医となるべからず」とある。

医師は万民の生死を司る大事な職業である。現代にも大いに通ずる大事な事だと思った。

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スパの爆発事故

2007-06-22 14:40:58 | ニュース 
元々マークが示す温泉宿は山奥の鄙びた所にあり、ランプを灯す秘湯等を思い浮かべる。
郷里の山形の実家は、蔵王山のJR最寄駅に近いところにある。
従って子供の時は温泉と言えば、蔵王温泉の事を指していた。
この温泉は蔵王山の噴火を機に湧き出したもので、湯には弱硫酸と硫黄が含まれていてかなりの刺激臭があった。源泉元では白煙を上げてガスが噴出していて近寄れない。
秋田の乳頭温泉だったか、冬に遊びに来た家族が温泉の源泉元でガスで死亡した事故もあった。
元々温泉にはガスの墳出も伴うものだと思っていた。

しかし近年の温泉ブームが拍車を掛けたのか、東京周辺でも温泉を掘り当てる例が続いている。
南関東の地下ににはメタンガス田が横たわっていて、ある程度掘り下げれば温泉が出る。
お台場や六本木や舞浜や新浦安等の繁華街にも次々と「スパ」施設の開店が続いていた。

そして今回の大事故を惹起した渋谷のスパ施設は、昨年からオープンしていた。
従業員施設が、ごう音と共に爆発した。温泉水に含まれてて出てくる天然ガスが充満して引火したらしい。
女性が3人犠牲になった、そして建物の前の道路歩いていた通行人が重態になっている。お見舞い申上げたい。この温泉は地下1500mから温泉をくみ上げていた。
そして温泉水と分離したガスの検知装置も無く、定期的な点検にもガスの異常を確認する事もなかった。人的な災害と見られても仕様が無い状態だ。
法的にもこの様な点検が義務化はされてはいないらしい。何らかの対策も必要なのは自明の理だと思った。

温泉に浸かるのは人間の「再生のいとなみ」だと言はれる。首まで湯に浸かれば体重は約9分の1になる。温泉施設は疲れも憂いもリフレッシュしてくれる場の筈だ、安全への備えには万全を期して頂きたい。

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平成落首考

2007-06-21 12:40:09 | ニュース 
朝日新聞の「朝日川柳」掲載句から、現在気になる問題を取上げてみた。

年金、年金問題で毎日が大騒ぎ、何しろ生活の基に係わる大問題だ。
だが社保庁は解体論や根本的な改正の論議などはどこ吹く風だ。
  「返済を救済という鈍感さ」
  「確認に来なきゃ確認しないだけ」
  「ミスしてもすべてが税でまかなわれ」
と悠々たるものだ。従って国民は、ジレンマを抱える事に。
  「年金の代わりにストレス支給され」
  「年金を自分自身で救出し」
降って湧いた年金問題は、安倍内閣を揺るがす大騒動に政府も大慌て。
  「憲法の裾を年金踏んずける」
  「言ふ方も出来ると思わない調査」
  「不可能を可能にすると選挙前」 

相変わらずの企業の不祥事続きに、国民も皆がうんざりだ。
  「CMに出ていた猿を思い出す」
  「心から謝罪の言葉心カラ」
  「読めるなら読めとお詫び広告文」
個人も負けてはおりません。給食未払い族がはびこる。
  「食い逃げもみんなでやれば怖くない」
  「朝夕も給食にせよと言いかねず」
  「親馬鹿というより馬鹿親バカに増え」

折からの参議院選挙が近ずいている。高齢者にも税や介護保険料の負担がずっしりだ。
  「長生きが恐ろしくなる長寿国」
  「もう入れぬ選挙の時だけ騒ぐ奴」
  「一寸の虫ぞろぞろと七月へ」
高齢者諸君よ心して選挙を迎えよう。
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見事な連勝だ巨人G

2007-06-20 21:45:12 | 野球
今夜の巨人G、7回に同点とされたが、その裏に見事な4点で逆転。
千葉ロッテMの救援投手陣が崩れてしまった。情けない。ボビー采配にもほころびが。
ズレータ、今江、西岡を欠く打線では仕方がないか?
それにしても巨人Gは、良い場面での李のホームランだ出た。渡辺俊には相性が良いらしい。
これで「ボビーの呪い」から脱却か。



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「ボビーの呪い」は消えたか?巨人G

2007-06-20 15:24:33 | 野球
昨夜の交流戦、巨人Gは高橋由の先頭打者ホームランなどがあり、千葉ロッテMに勝った。
負ければ10連敗の汚名を着るところだった。
一部のスポーツ新聞には、「ボビーの呪いが解けた勝利」とあった。何と大袈裟なと面白く読んだ。
過去2年間の交流戦で惨敗を喫して、リーグ戦で優勝戦線から後退して終わっていた巨人G。
今年は2連戦の24試合とゲーム数を減じる主張が奏を効して、交流戦も順調に闘い2位に浮上した。
日ハムが上にいるが、交流戦の優勝も狙える位置だ。
一方のライバルの阪神Tが今年は交流戦で沈んだままだ。中日Dも勝ったり負けたりで浮上していない。
40勝一番乗りを果たした巨人Gだが、今後の戦い振りを注目したい。
今夜の千葉ロッテMとの最終戦で本当に「ボビーの呪い」が解けたのか?判るだろうと思う。

残念ながら千葉ロッテMの交流戦の3連覇はほぼ難しくなったが、パ・リーグの優勝に一番近い位置にいる。
後半戦の頑張りを期待したい。それにしても投手陣の軟調ぶりは頂けない。
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梅雨は何処へ?

2007-06-20 10:40:08 | ニュース 
既に日本列島には梅雨入りが宣言されているが、ちょっと変である。
関東甲信越は今日も晴れ上がり、梅雨入りが修正される可能性も出てきた様だ。
一方で、遅い梅雨入りで少雨が続いた西日本の一部に激しい雨が降る。
国内の雨は1980年代以降は、激しく降ったり、まったく降らなかったり両極化する傾向にある。
今年も変動の激しい「陽性の梅雨」となるのだろうか?
15日に梅雨入りが発表されてから、東京都心では20日の朝まで雨は観測されていない。
「関東は本当に梅雨入りしたのか」との問合せも気象庁に集中している。
「梅雨の中休み」にしてはあまりにも早すぎる。気象庁は「前線活動が不活発のため」とは言ふのだが。
しかし今のところの観測では、週末にかけて梅雨前線の活動が活発になり、雨が降るとの予報もある。

だから「梅雨入り」はいつかはまだ決った訳ではないらしい。
実のところ気象庁は、1960年代から梅雨入りや梅雨明けの問合せに、時期を「お知らせ」として答えてきた。
「気象情報」としては、正式には1986年から発表する様になるのだが、梅雨明け発表後、雨が降り続いたため取消したり、梅雨明けを一週間前にさかのぼって発表した事もあり、梅雨の情報は難しい判断が要求される。
毎年秋には、梅雨前後の降水量や日照時間などの観測データーを基に梅雨の時期を再検討している。

当然今年の関東甲信の梅雨入り再検討される事になる。
今後の雨の降り方によっては、関東甲信地域は、観測史上最も遅い1967年の6月22日を超える可能性もある様だ。

最近の観測では今年の夏は、少雨、猛暑の襲来も予報されている。
もうこの時期に水ガメのダムも渇水に近い水準まで来ている所もある様だ。
雨の季節は人間を憂鬱にさせるが、我々の生活にとっては6月の梅雨の時期の「多雨」も必要不可欠の「恵み」なのだ。

  

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「舞妓Haaaan!!!」

2007-06-19 18:13:45 | 映画
映画「舞妓Haaaan!!!」を観て来ました。
修学旅行で出会った舞妓さんに魅せられた男の破天荒な生き方が面白い。
HP上での論争をきっかけに舞妓さんとの野球拳を夢見る主人公。
恋人とも別れて勤務先の京都支店に転勤するする事に。
さっそく駆けつけたお茶屋さんでは「一見さんお断り」の壁があり敢え無くダウンする。
しかし勤務先で「あんさんラーメン」を開発して爆発的な売り上げを記録。
そして社長に念願の茶屋遊びをさせて貰うことに。そこでプロ野球選手のライバルと出会う。
そこから映画は急展開、ライバルに対抗して主人公も野球選手になったり、市長選挙に出馬したりと忙しい。
最後は恋した舞妓さんがライバルの本当の娘だったり、密かに舞妓さんになっていた恋人との再会等もあり、ホロリとさせる場面もある。

日本では珍しい本格的なコメディータッチの映画で、随所に笑いもあり、大袈裟な物語の進展には唖然とする場面もあるが、脚本家の宮藤官九郎の面目躍如の感があります。
舞妓さんと言ふ日本特有の風習や、古くからの仕来たりが残る京都の茶屋制度を風刺するなどを通じて、男のロマンを描こうとしたのだろうと思いました。
阿部、堤の2人は好演している、柴崎はこの女優が持つ生硬さが目立つ。
茶屋街に出入りする通人に、故植木等が小粋に出演するのも見ものだ。

娯楽映画として出来は B の上クラスだろう。
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葛西臨海公園

2007-06-18 18:15:53 | 独り言
生涯大学校のクラスで校外活動(遠足)に出掛けました。
行き先はTDLのお隣の、葛西臨海公園。
平日なので園内は子ども連れの若い夫婦たちが目立つ位で、結構空いていました。

高齢者の仲間達ですが、結構一時間半をかけて水族園を見学。
珍しい海の中の生きもの達との出会いを楽しみました。

昼食後は鳥類園を散策しましたが、午後から晴れ上がった天候で鳥達には殆ど出会わず仕舞い。
童心に返った一日を過ごしたのでした。


集合場所のクラスの仲間達
      

公園入口
             

水族園が今日の目玉
      

ペンギンの生態園では水中を泳ぐのが見られた。
              
    
これもこの園の目玉である「マグロの回遊」
      


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紫陽花と羅漢像

2007-06-17 15:41:58 | 独り言
隣接している市原市に、紫陽花と羅漢像で有名な光徳寺がある。(実は最近まで知らなかったのだが)カミさんと出掛けてみた。
千葉県に多い日蓮宗のお寺のひとつだが、参道には珍しい干支を配した羅漢像が並ぶ。
そして境内の一画に羅漢像が乱立している。まさに壮観だ。250体位はあった様だ。
まさに人生の喜怒哀楽を表している羅漢像の数々に魅せられました。

さらに寺の周囲には「紫陽花」が今は盛りと咲き誇っていた。
雨上がりが色彩豊かな花の見頃だと思うのだが、昨日に引続き今日も好天だった。
紫陽花の有名な寺は、今が先途と混みあっているのだろう。
このお寺は数組の見物者だけでゆっくりと境内を回れたのが良かった。

下記に今日の写真を紹介している。

              

       

              

       

             
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千葉ロッテM惨敗

2007-06-16 21:15:26 | 野球
交流戦、我が千葉ロッテMと阪神Tの対戦。
東京の娘宅での速報では、8回表までで5点リードに安心して帰宅の途につきました。
押さえの薮田の登板、最終回は小林雅もいるので当然の勝利を確信。

しかし帰宅後に見た結果は、9回表に何と9点を取られての逆転の惨敗に唖然でした。
寝た子を起こす結果にならなければ(阪神Tファンのの皆さんゴメンナサイ)と思った次第。
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