もう30年ほど昔になりますが、まだ現役で金回りが、
多少良かった頃、十一月売り出しの、年末ジャンボを、
百枚買いました。
当然家族には内緒で、風水で言う金色の布に包んで、
自分の部屋の書棚の本の後ろに隠しておきました。
その年の12月初めに、突然アメリカに、
出張することになりました。
取るものも取り合えず、家に帰り身支度を整え、
その日の19時の飛行機に、飛び乗りました。
現地でも、何時に無く多忙を極め、宝くじのことは、
すっかり忘れていました。
残務処理をして帰国は年を越して、1月に入っていました。
この時で、交換期限には、一年近くあったのですが、
次の年の三月(限が切れて三か月後)ひょんなことから、
宝くじのことを思い出しました。
さて、この時私はどうしたでしょう。
1 当たりが有っても、すでに無効だから、見ずに破棄した。
2 大当たりが、有ったらしゃくだけど、やはり気になり、
みずほ銀行に頼んで調べてもらった。
3 以後、宝くじを買う時のために、生のデーターが欲しくて、
当選番号を調べた。
百枚三万円をパーにした、粗忽者のお話でした。