河村亮は一人、モジモジと居心地悪そうに佇んでいた。
ここはA大学の図書館前。
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亮はA大生ではないが、雪にお願いして図書館に入れるよう取り計らってもらっているのだった。
雪は関係者と暫し交渉を重ねた後、亮に向かって手招きした。どうやら中に入れてもらえるようだ。
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亮はホッと息を吐いて、雪の後に続いて図書館の入り口をくぐった。
二人は手頃な場所を見つけて着席し、各々の作業に取り掛かる。
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今日で中間考査も三日目。この日は試験があるわけでは無かったが、雪は勉強の為に登校して来たのだった。
しかしそれよりも、隣に座る亮は一体何をしているのだろうか‥?
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彼が棚から取ってきた本を横目で盗み見てみると、
ニュープライム、国語辞典‥。どうやら何か文章を書いているらしい。
「何してるんです?」
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周りに迷惑を掛けぬようこっそりとそう口にした雪だったが、亮はビックリしてヒッと息を飲んだ。
「い、いやなんでもな‥」
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笑顔で誤魔化そうとする亮がこちらを向いた瞬間、雪はパッとそれを取り上げた。
亮は焦ってそれを取り返そうとするが、雪は図書館に亮を通してあげた恩を盾に返さなかった。
「一体何‥」
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そして目にしたその紙には、ぎっしりと文字が書き込まれていた。
一番上に、”反省文 河村亮”と書かれている。
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志村明秀教授様‥
ごめんなさい。全部オレが悪かったんです。勝手に休んですいませんでした。
そして病院は本当にさぼらないのです。でも生計を立ててる中で、たまにはそんなこともあると思います。
また、頑張って失いというのは正直ちょっと大げさじゃないですか。
オレすげえ頑張ってます。一度見に来てほしいです。つみもないのに誤解されてくやしいです。
とにかく‥これからはもっとサボって、隊惰にはしません。
オレはピアノを弾くとき、胸のどきめきがいっぱいになって、気分が超マジで良いです。
こんなオレがマジメじゃないなんて、道行く犬も笑うようなこと(*)です。
これからはもっと頑張ってリハビリして、絶対早く直ってみせます。
最後に、教えてくれていつも感謝してます。いやマジで。
(*下線部は誤字の箇所です
)(*「道行く犬も笑う」=とんでもないナンセンスという意味。韓国の諺だそうです)
ざっと文章全体に目を通した雪は、目を丸くした。
その文は礼儀もへったくれも無く、とても26才の成人男性が書いたとは思えないシロモノだったのである。
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亮は溜息を吐きながら、反省文を書かなくてはならなくなった顛末を話し始めた。
「いや~前に教授が風邪引いて来なかった時、オレもちょっとサボっちって‥。
んで、反省文を書いてこいって言うわけよ。そんで超イカしてる文書いて持ってったのに、殴られて追い出されてよぉ!
高校生の時以来、3行以上の文なんて書いたことないオレだぜ?」
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亮はブツクサと愚痴るようにその顛末を話した。そしてこの反省文を修正して持っていくまで、
ピアノ室を使わせてやらないと教授から言い渡されているらしい。
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何で亮がこれを見せたがらなかったのか、雪は納得しながら頭を抱えた。
とにかく修正しなければならない。敬語や文章の構成の修正は二の次にして、まずは誤字を直すのが先決だ。
「ここ‥ここをちょっと見て下さい‥」
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雪が修正箇所を指差すと、亮は「直してくれんのか?」と言って嬉しそうに飛びついた。
雪先生の授業の、始まり始まりである。
まず雪は、「そして病院は本当にさぼらないのです」という箇所を指差して言った。
「まずここ。この部分が矛盾してるんじゃないですか?」
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結局病院をサボったのかサボらなかったのか分からないし、助詞との繋ぎも悪い。
雪は亮が自分からその間違いに気づいてくれることを期待してそう質問してみたが、亮はキョトンとした顔で聞いてきた。
「”矛盾”って何だ?」
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‥亮は間違った箇所はおろか、”矛盾”という言葉自体が分からないようだった‥。
雪は「それは後で説明します‥」と小さく返し、数々の訂正箇所を指摘して行った。
(以下、韓国語を交えて説明します。
)
「‥そして胸のときめきという意味の”ソルレイム”という所‥。これは間違いですね。”ソルレム”ですよ」
「え?でもソルレイムってアイスあんじゃん」「それとこれとは全くの別物!
」
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とにかく亮は文字を書き慣れないようで、音を文字に起こす際に誤ってしまうようだった。
スペルミスを連発し、最後は問題箇所「これからはもっとサボって、隊惰にはしません」を雪にボロクソに言われた‥
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亮はワケが分からなくなり、思わずその場で大きな声を上げる。
「ぐわあああ!頭が爆発するぅぅ!!」
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静かな図書館に、亮の叫びがこだました。(雪は内心「うるさい」と思って顔を顰める)
そして亮は雪の方を睨むと、グチグチと彼女の振る舞いに不満を垂れた。
「頭いてーじゃねーかオイ
お前はA大生でオレが高校中退だからって、オレのこと見下してんじゃねーだろーな?あぁ?!」
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「またこの人は‥
こんなの中学生でも間違えませんよ?」
雪がそう言い返すと、亮は更に言葉を続けて来た。
「おいダメージヘアー、何度も悲しくなるようなこと言うんじゃねーよ。
ただ直せばいーんだよただ直せば。嫌なのか、あぁ?」
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少し教えてあげたと思いきやこの態度‥。雪は彼から顔を逸らしながら一人青筋を立てた。
すると不意に、携帯が震えた。聡美からだった。
後方5時方向にイタチ発見。写真を撮る
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また始まった‥と呟きながら雪はそのメールに視線を落とした。
亮もそのメールを覗き込んだ後、後方5時方向に一体何があるのかと振り返る。
「何だそれ?戦争ごっこか?」「あっ駄目!」
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雪は咄嗟に亮の腕を引き、再び前を向くように促した。
雪は前を向いて座った姿勢のまま、口だけ動かして説明をする。
「河村氏が足で蹴った、この前のアイツです。ずっと動向を追ってこっそり証拠を集めてるんです。
知らないフリをして下さい」
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亮は納得出来ないながらも、とりあえず雪の指示に従ってそのまま沈黙を保った。
静かに座る二人の後ろ姿を見て、横山は顔を顰めて舌打ちする。
くっそ‥チャンスだと思ったのに太一と一緒かよ。出直すか‥
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若干の勘違いをした横山はそのまま図書館を去り、それを確認した聡美は雪にメールを送る。
行ったよ の文字を見て、ホッとしたような表情を浮かべる雪。
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亮はそんな雪の隣で、口を噤んだまま一人思案していた。俯いた雪の方に視線を流す。
心配してた静香は大人しくて、マジでイッちまってる奴がまたコイツを追い回してるってのか?
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胸の中に、ドス黒い苛立ちが泡立ち始める。
しかしそんな亮の隣で雪は、横山のことではなく亮のことを考えていた。
ピアノの大きなコンクールには今後出ないって言ってたし‥。河村氏は今25才くらい‥
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何かを深く考え込んでいるように見える雪を前に、亮は心の中で強く思う。
捕まえりゃ、オレがギッタギタにしてやんのに‥
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あの夏休みの日のようにまたあの男が雪を困らせるなら、再起不能になるまで痛めつけてやろうと亮は思った。
あの時はその拳を外してやったが、今度はもう逸らさないー‥。
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熱い思いを噛み締めていた亮だったが、不意に雪が「河村氏、」と声を掛けてきた。
突然名前を呼ばれた亮はビックリ仰天し、「何だ?!後ろ見てねーぞ?!」と言って当惑する。
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雪は激しいリアクションの亮を不可思議に思いながらも、先ほど考えていたことを彼に打ち明けてみた。
「あの河村氏、高卒認定試験を一度受けてみてはどうですか?」
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突然の雪の提案に、亮は目を剥いた。
「えっ?」「実は前から家の両親も薦めていて‥ちょっと考えてみません?」
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亮は口をあんぐりと開けながら、いきなり提案されたその内容に驚愕した。
まさか雪が試験を受けてみないかと言っている相手が、この自分だなんて‥。
「はぁぁ??」
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亮は自らを指差して、尚も驚愕の表情を浮かべた。
雪先生の提案は、亮が「高校卒業」の資格を手に入れてはどうかということだったー‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<雪先生の提案>でした。
今回はCitTさんに亮の反省文の訳を頂きました~!!ありがとうございました!!
多謝です、マジで。(亮風に)
そして亮さんの勘違いしていた「ソルレイム」
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亮さんはこの商品名が「胸のときめき」だと思っていたわけですね‥。ぷぷぷ‥。
そして亮さん‥中のシャツの柄と色が変わってマジコーです(^^;)
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次回は<カップル誕生>です。
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ここはA大学の図書館前。
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亮はA大生ではないが、雪にお願いして図書館に入れるよう取り計らってもらっているのだった。
雪は関係者と暫し交渉を重ねた後、亮に向かって手招きした。どうやら中に入れてもらえるようだ。
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亮はホッと息を吐いて、雪の後に続いて図書館の入り口をくぐった。
二人は手頃な場所を見つけて着席し、各々の作業に取り掛かる。
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今日で中間考査も三日目。この日は試験があるわけでは無かったが、雪は勉強の為に登校して来たのだった。
しかしそれよりも、隣に座る亮は一体何をしているのだろうか‥?
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彼が棚から取ってきた本を横目で盗み見てみると、
ニュープライム、国語辞典‥。どうやら何か文章を書いているらしい。
「何してるんです?」
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周りに迷惑を掛けぬようこっそりとそう口にした雪だったが、亮はビックリしてヒッと息を飲んだ。
「い、いやなんでもな‥」
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笑顔で誤魔化そうとする亮がこちらを向いた瞬間、雪はパッとそれを取り上げた。
亮は焦ってそれを取り返そうとするが、雪は図書館に亮を通してあげた恩を盾に返さなかった。
「一体何‥」
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そして目にしたその紙には、ぎっしりと文字が書き込まれていた。
一番上に、”反省文 河村亮”と書かれている。
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志村明秀教授様‥
ごめんなさい。全部オレが悪かったんです。勝手に休んですいませんでした。
そして病院は本当にさぼらないのです。でも生計を立ててる中で、たまにはそんなこともあると思います。
また、頑張って失いというのは正直ちょっと大げさじゃないですか。
オレすげえ頑張ってます。一度見に来てほしいです。つみもないのに誤解されてくやしいです。
とにかく‥これからはもっとサボって、隊惰にはしません。
オレはピアノを弾くとき、胸のどきめきがいっぱいになって、気分が超マジで良いです。
こんなオレがマジメじゃないなんて、道行く犬も笑うようなこと(*)です。
これからはもっと頑張ってリハビリして、絶対早く直ってみせます。
最後に、教えてくれていつも感謝してます。いやマジで。
(*下線部は誤字の箇所です
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ざっと文章全体に目を通した雪は、目を丸くした。
その文は礼儀もへったくれも無く、とても26才の成人男性が書いたとは思えないシロモノだったのである。
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亮は溜息を吐きながら、反省文を書かなくてはならなくなった顛末を話し始めた。
「いや~前に教授が風邪引いて来なかった時、オレもちょっとサボっちって‥。
んで、反省文を書いてこいって言うわけよ。そんで超イカしてる文書いて持ってったのに、殴られて追い出されてよぉ!
高校生の時以来、3行以上の文なんて書いたことないオレだぜ?」
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亮はブツクサと愚痴るようにその顛末を話した。そしてこの反省文を修正して持っていくまで、
ピアノ室を使わせてやらないと教授から言い渡されているらしい。
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何で亮がこれを見せたがらなかったのか、雪は納得しながら頭を抱えた。
とにかく修正しなければならない。敬語や文章の構成の修正は二の次にして、まずは誤字を直すのが先決だ。
「ここ‥ここをちょっと見て下さい‥」
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雪が修正箇所を指差すと、亮は「直してくれんのか?」と言って嬉しそうに飛びついた。
雪先生の授業の、始まり始まりである。
まず雪は、「そして病院は本当にさぼらないのです」という箇所を指差して言った。
「まずここ。この部分が矛盾してるんじゃないですか?」
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結局病院をサボったのかサボらなかったのか分からないし、助詞との繋ぎも悪い。
雪は亮が自分からその間違いに気づいてくれることを期待してそう質問してみたが、亮はキョトンとした顔で聞いてきた。
「”矛盾”って何だ?」
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‥亮は間違った箇所はおろか、”矛盾”という言葉自体が分からないようだった‥。
雪は「それは後で説明します‥」と小さく返し、数々の訂正箇所を指摘して行った。
(以下、韓国語を交えて説明します。
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「‥そして胸のときめきという意味の”ソルレイム”という所‥。これは間違いですね。”ソルレム”ですよ」
「え?でもソルレイムってアイスあんじゃん」「それとこれとは全くの別物!
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とにかく亮は文字を書き慣れないようで、音を文字に起こす際に誤ってしまうようだった。
スペルミスを連発し、最後は問題箇所「これからはもっとサボって、隊惰にはしません」を雪にボロクソに言われた‥
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亮はワケが分からなくなり、思わずその場で大きな声を上げる。
「ぐわあああ!頭が爆発するぅぅ!!」
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静かな図書館に、亮の叫びがこだました。(雪は内心「うるさい」と思って顔を顰める)
そして亮は雪の方を睨むと、グチグチと彼女の振る舞いに不満を垂れた。
「頭いてーじゃねーかオイ
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お前はA大生でオレが高校中退だからって、オレのこと見下してんじゃねーだろーな?あぁ?!」
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「またこの人は‥
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雪がそう言い返すと、亮は更に言葉を続けて来た。
「おいダメージヘアー、何度も悲しくなるようなこと言うんじゃねーよ。
ただ直せばいーんだよただ直せば。嫌なのか、あぁ?」
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少し教えてあげたと思いきやこの態度‥。雪は彼から顔を逸らしながら一人青筋を立てた。
すると不意に、携帯が震えた。聡美からだった。
後方5時方向にイタチ発見。写真を撮る
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また始まった‥と呟きながら雪はそのメールに視線を落とした。
亮もそのメールを覗き込んだ後、後方5時方向に一体何があるのかと振り返る。
「何だそれ?戦争ごっこか?」「あっ駄目!」
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雪は咄嗟に亮の腕を引き、再び前を向くように促した。
雪は前を向いて座った姿勢のまま、口だけ動かして説明をする。
「河村氏が足で蹴った、この前のアイツです。ずっと動向を追ってこっそり証拠を集めてるんです。
知らないフリをして下さい」
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亮は納得出来ないながらも、とりあえず雪の指示に従ってそのまま沈黙を保った。
静かに座る二人の後ろ姿を見て、横山は顔を顰めて舌打ちする。
くっそ‥チャンスだと思ったのに太一と一緒かよ。出直すか‥
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若干の勘違いをした横山はそのまま図書館を去り、それを確認した聡美は雪にメールを送る。
行ったよ の文字を見て、ホッとしたような表情を浮かべる雪。
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亮はそんな雪の隣で、口を噤んだまま一人思案していた。俯いた雪の方に視線を流す。
心配してた静香は大人しくて、マジでイッちまってる奴がまたコイツを追い回してるってのか?
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胸の中に、ドス黒い苛立ちが泡立ち始める。
しかしそんな亮の隣で雪は、横山のことではなく亮のことを考えていた。
ピアノの大きなコンクールには今後出ないって言ってたし‥。河村氏は今25才くらい‥
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何かを深く考え込んでいるように見える雪を前に、亮は心の中で強く思う。
捕まえりゃ、オレがギッタギタにしてやんのに‥
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あの夏休みの日のようにまたあの男が雪を困らせるなら、再起不能になるまで痛めつけてやろうと亮は思った。
あの時はその拳を外してやったが、今度はもう逸らさないー‥。
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熱い思いを噛み締めていた亮だったが、不意に雪が「河村氏、」と声を掛けてきた。
突然名前を呼ばれた亮はビックリ仰天し、「何だ?!後ろ見てねーぞ?!」と言って当惑する。
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雪は激しいリアクションの亮を不可思議に思いながらも、先ほど考えていたことを彼に打ち明けてみた。
「あの河村氏、高卒認定試験を一度受けてみてはどうですか?」
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突然の雪の提案に、亮は目を剥いた。
「えっ?」「実は前から家の両親も薦めていて‥ちょっと考えてみません?」
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亮は口をあんぐりと開けながら、いきなり提案されたその内容に驚愕した。
まさか雪が試験を受けてみないかと言っている相手が、この自分だなんて‥。
「はぁぁ??」
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亮は自らを指差して、尚も驚愕の表情を浮かべた。
雪先生の提案は、亮が「高校卒業」の資格を手に入れてはどうかということだったー‥。
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<雪先生の提案>でした。
今回はCitTさんに亮の反省文の訳を頂きました~!!ありがとうございました!!
多謝です、マジで。(亮風に)
そして亮さんの勘違いしていた「ソルレイム」
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亮さんはこの商品名が「胸のときめき」だと思っていたわけですね‥。ぷぷぷ‥。
そして亮さん‥中のシャツの柄と色が変わってマジコーです(^^;)
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次回は<カップル誕生>です。
人気ブログランキングに参加しました
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本当は記念の昨日にコメントしたかったんてですがタイミングがなくて(>_<)
いつも、楽しく読んでます!
携帯漫画では見れない、心の部分もスゴくワクワクしながら見てます!
いつも、ありがとうございます!
これからも、楽しみにしています!
私も文章とか書くのが苦手で変なコメントになってしまってますが(>_<)
コメントする勇気をだしてみました(>_<)
本当に本当に楽しみにしてるし、こうやって描いてくれてることに感謝です★
ありがとうございます!
(お祝いのお言葉遅くなりました(ーー;))
変わらず日課のように欠かさず読ませてもらってます。改めて、yukkanenさんのブログに出会えて本当に良かったです!一周年の時にも言いましたがまた言わせて下さい!
ありがとうございます!!
これからも応援してますので御無理なさらず頑張って下さいね☆(^^)
今回の亮さんの柄シャツ事件。
またまたマジコー起こってますね。一体どうしたらあんな早着替え技ができるのか(._.)
そして、関係者と雪チャンが交渉している場面を本家で見た時は関係者をずっと亮さんだとばかり思ってました ^^;
(亮さんファンすみません…)
気づくの遅くてごめんなさいっ!ちょこ1号さん。
先日のちょこさんはちょこ2号さん!(こちらでは次に名乗った方を2号さんと呼ぶ…と言い切ってよい?笑)
これだけ大勢の方が見ているのでこういうことも多々ありますよね。
私なんぞがこんなこと言ってなんか気分害されたら申し訳ないです。
しかしこれも師匠の人気のせい。笑
だって人気1位ですもの~
よろしければ、お2人さまともどうぞよろしくです~。
そして、はじめましてみすこさん、さっそく呪いにかかってますねっ?!
(こちらでは、最後に使った顔文字は呪いの顔文字という。キリッ)
しかし距離めっちゃ近いけどもはや一ミリもときめかない雪さんよ…私なんて最近心が少女気味なので(?)亮さんの肩幅想像するだけでドキドキしますけどね。(肩幅!?)
そして遅ればせながら400日+1日&一位、おめでとうございますー!
ほんと最終回なんて考えたくない…
ドラゴンボールばりに延ばし延ばししてほしい(それもどうだよ)
ということで(?)一周年記念でアップロードできずプレゼントできなかったイラストを塗り直してアップさせて頂きました!
http://www.eonet.ne.jp/~mottiri/e/e.html
アップロードのしかたが良くわからず一日遅れる結果になりましたが…とほほ…どうぞ受け取って頂けたらうれしいです♪
これからも、応援しています!!
もしやアンタ最近萌えてなくない?図星?
私からもちょこ(二号)さんに、差し出がましく質問をば。すんません。
以前、ちょこ(一号)さんとコメ欄でちょこっと(←ダジャレ)ご挨拶させて頂いたコトがありまして、初コメと聞いて「アリ?」と思ってたんですー。違うちょこさんですかね。失礼があっては申し訳ないので一応確認まで。。
一号さん(←ついに省略。すんません)はブログ読み込まれてる印象だったので、やはり別人なのかな?
えっと~、師匠が単行本を購入された関連の詳細は↓コチラに書かれてますよー。
http://blog.goo.ne.jp/yukkanen/cmt/324ea3a5aa38542644869a1b528f6993
常連ヅラしてウゼーと思われるかもですが、
りんごちゃんは萌えてないし(←決めつけた)、私は淳で安定し出したしで、師匠の貴重な時間を創作活動に回させるべく、遅ればせながら出動いたしましたー。
呪いの顔文字も…文字化けは私も未だにやるので、コメ欄で顔文字とか記号使わないのが無難という結論に(←いちいち覚えるのが面倒クサイw)
みすこさん、しょっぱなからビックリされたでしょー。気になさらず続きを投稿なされませ(←やっぱエラソー)呪いの絵文字の後に渾身のコメを入れてた場合、その虚脱感たるや…うぅ。
ちなみに私、昨日のコメ、予測変換のせいwで、頻繁を頻発と入れてしまったけど、修正きかないので放置…ず~ん。
と、今回の更新とは関係ないコメだけ入れさせて頂いて、とりあえずドロン。。と思ったら
おっ!ステキな絵が貼られているぞ!三人の関係がまんま再現されてるー!きゃーっ
朝っぱらから長文失礼しました。
ご気分害された方いらっしゃったらごめんくさいね。
ではホントにおいとま。
そして頭が割れそうだの叫んだ後のセリフは「(難しくて)なんて頭痛いんだ?お前はA大生でオレは高校も卒業してないことで、オレを無視してるのか?そうなのか?」
この場合、「無視」の意味は「見下ろし」です。
ちょこさんじゃなくてビアンカさんでしたー、単行本について聞かれてるの。ホントごめんなさい。
もう混乱しまくり。師匠にもすまんです。
早速呪いの顔文字にやられるとは‥!
せっかく書いていただいたのに、呪いのせいで本当すいません。宜しければ続き、お待ちしてます!
hiroさん
ありがとうございます~!最終回まで頑張ります!
そしてさすが細かいクラブ会員!亮さんのシャツのマジコーに突っ込んでいただきありがとうございます。
また会員ならではのご指摘、お待ちしています‥!
りんごさん
いつも色々気を使って頂きすみません。姉様のお言葉を借りるとすっかりサポート役‥^^;
お名前がかぶることも増えて来ましたねぇ。。
どうしたものか‥
めぐさん
わ~!素敵なイラストーー!!ありがとうございますっ!嬉しいです~!!少し落ち着いた髪色の雪ちゃん、新鮮ですね!(そして巨乳‥!)かわいい~^^
ありがたく頂戴致します♪♪
ちょびこさん
混乱しまくり!でもリンクまで貼って頂いてすいません!助かりました。
そして姉様、淳で安定し出したんですか?!
亮派の皆様がハッピ来たまま動揺した姿が目に浮かぶようですよ‥笑
CitTさん
毎度ありがとうございます。日本での名称を調べたところ「高等学校卒業程度認定試験」だそうです。
そして「無視」に「見下し」の意味があるのですね!勉強になりました^^修正しときます~
単行本私も欲しいなーと思って楽天を見てみたら、とある韓国雑貨店でシーズン1(6冊)、2(3冊)販売されていましたが、なんと1冊2400円位…!さすがに手が出ない…
その価格でも、師匠の翻訳版なら即大人買い決定!(ボーナス一括払いで!)なのですが。
私なんて結構たびたび(大丈夫か)名前間違えおこすあげく、気づけず指摘受けたりしますから~
にしてもさすが人気ブログ。新たなおメンツが次々と。
皆さまよろしくですわ~
にしてもりんごさん、萌えていないとな?ほんと?ほんと?
確かに最近一歩俯瞰したコメが多いような・・それを姉様見逃さず・・
でもさ~確かに今日の2コマ目3コマ目変じゃね?お亮さん。
服のセンスは相も変わらずおっさん臭漂うのは案外いつものlことして、足短いし・・コーカソイドの血はどこへ??
そして腹筋はどこへ行ったと思うばかりの腹周りだし。。佐藤先輩かと思っちゃったわ・・背が違うけどさ。
あの破滅的文章の衝撃はこの前叫んだので割愛(笑)
でめぐさん。おお!雪のおぱいがでかい!いいじゃん。でそんな不謹慎なこと書いちゃダメかな~と思っていたら、何より師匠が巨乳について言及していたので安心してコメしました。
ほんとこんだけ絵心ある方いたら創作ものできそうですよねー(興奮)
ほんと私は絵心謙遜抜きにダメなんで、みたいな~と思ってだけなんですけど。。(ぽそり)