ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

呼吸のこと

2020年11月20日 23時10分08秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

先日、お仕事仲間が生徒にアドヴァイスしていた言葉が、めちゃくちゃ的確で素晴らしかった&え?そうなの?!!みたいなところがあって!!

でその中で、

ハイトーンほどゆっくりの息を入れるようにしている

っていうのが、ななな?!!そうなの???って。


ワタシの知ってる話では、
ハイトーンは圧力、とか
ハイトーンはスピード、とか

ただ「量」って言った人はいないね。(吐く量のことね)

アパチュアのことを言う人もいるし、
舌の高さ(シラブル)を言う人もいるし、
腹圧だという人もいる。


そういうのは知ってたけど、

ハイトーンほど「ゆっくり」?!

そうなのか、、、そうなの???
みんなそれ知ってたのか、、、普通そうなの??みんなそうしてたのかぁ、、、

うぉー!!!知らなかった。。。今までいろいろ調べてきたのに、知らずにやってきてしまった、、、

ということは、生徒にもウソ教えてきてしもーた、、、😢

最初に「ゆっくり」って聞いたときは、へー!!いいこと聞いた、やってみよう!!って感じだったんだけど、

次の日、実際にやってみたんだよね。あああ、なーるほど!!って思うところがたくさんあって。

「ゆっくり」と思うことで、
無駄な力みを避けることができる。
アパチュアの直前まではゆっくりな息で持ってきて、そうするとそこまでは息の量がたっぷり目に準備することができるので、アパチュア抜けたときのスピードが結果的に速い感じになる。


などなど、
なるほど、体感で「ゆっくり」をイメージすることで、アンブシュアや身体にかかる力みや負担を減らした状態で、結果としてアパチュア抜けるときのスピードは上げることができるようです。

これは、いいぞ!!!

で、それはワタシの感覚というか、ワタシの感想なわけですけど、

みんな今までそういうこと言ってたの??私は知らなかったよぉ、、、

というわけで、世間がなんて言ってるのか知りたくなって、ちょいと調べてみた。


すると、、、

ぶっちゃけて言うと、まったく共通見解ってのがあるわけではない、、、ってのが正直なところってのが分かったわ!!!

一番最初に書いた、腹圧とか息圧、息のスピード、シラブル、たっぷり吸ってあとは縮んでいく力で、、、こういうのがほとんどで、それはワタシの知ってるところと同じ。どっちの見方もあるよね、という感じで思ってたやつ。

論文を用いて、それをさらに分析している方もいらしたけど、

その用いた論文の定義しているところに疑問を持ちながら(ツッコミ入れながら)分析せざるを得ないっていう状況で、数値を用いたものであってすら、圧力といってもどこでのことかとかが主観的になりがちで、難しいらしい。

圧力を上げるとスピードが上がる、ってのが前提だとばかり思っていたけど、
まさかの圧力を上げるとスピードが落ちる、という前提もあり得るとのこと。

ふむふむー!!

するってーと、ある程度が経験則によるもので、その経験則がその人に合ってるから、自信を持ってお伝えしてる、、、ということであって、かっちりと科学的な方法があるってことではないのかー。

そしたら、体感的なところはおいといて、結局どうなるとハイトーンが出るっていうメカニズムなのさ??

そりゃやっぱり息のスピードが速いことが大切なのでは??

空気の疎密によってできる定常波の周波数が高ければ(波長が短ければ)高い音になるわけでしょー?
やっぱり、唇の振動もいるのか、、、いるよね、、、
でも、バジング不要と思ってる人も中にはいるじゃない??
それもありな気もするわけよ。疎密波が出来るきっかけだけあればいいんじゃないか?的な。。。違うか、、、

こんな風に、科学がめっちゃ進んでいるように見える世の中だけど、

単にトランペット吹くってことの科学が、実は結構な経験則w

あとは、口を通り道にだけして、息を上あごに向かって吐くっていうのもあるでしょ?

あー!!!息の吐き方も、腹を突き出す感じで、というパターンと、腹・骨盤底筋・肋骨を身体の中心に向かって縮めていくことで息を吐く、という考えもある。

その人に合ってればいいんじゃね?ということもできるし、

教えるときにそんな無責任な感じでいいの?という気もするし、

でも実際、いろんなパターンがあって、それぞれが正しいとされてるなら、自分に合ってる方法でどうぞ、、、となってしまう気もするし、

そんなときに、今「新編 教えるということ  大村はま著」を読んでるんだけど、これ読むと、教師は教えることにもっと責任を持て!!とあって、子どもができないのは先生の責任だ!!ってあって、尻をひっぱたかれます。

 昭和の初めの方から40数年、教師をなさって来た人のお話なんだけど、こういうのを読むと、「ウチでやってきて」「今日は読んできましたか?」なんていうのは、先生としてダメだと。

ウチは生活の場で、勉強は学校でやるもんだ!!習いに来てるんだから、先生がしっかり叩き込まなくてどうする!鉛筆の持ち方とかは小学校の初めのうちに手を取って直してあげねばダメだ!とか、黙読のときに唇が動いている子がいたら、徹底して直さなければいけないとか(唇が動いてるってことは、読み上げているってことで、それでは本を素早く読むことができない)、なかなかにムムムと声を上げたくなるような指摘が多いですよ。

先生としての在り方を教えてくれる本を読みながら、トランペットの奏法について考えると、なんだかチリチリしてきます。

ああ、先生たるもの、生徒に音楽や演奏する喜びを伝え、もっとしっかりと生徒が困らないように技術を叩き込まねばならない、、、

そして、先生というのは勉強や研究をし続けている人でなければならない、と。

そうやって研究していくことはほとんどが苦しみだけど、何かがわかったときの素晴らしさは格別で、そういう人だからこそ学ぼうとしている子どもと同じフィールドに立つ人間として、人に教えることができる、と!!

深すぎて悶絶です。

そんなわけで、こういうことをよすがに、少しずつ理解を深めていこうと思います。

それでは、何となく気絶してきたので、これにて寝ますー。また明日ー(^▽^)/
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めっちゃ楽しくて、ちょっと悔しくて、背骨。。。

2020年11月20日 01時30分47秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!!

気が付いたら気絶していた、、、ん?日本語として可笑しいですね(笑)
目が覚めてから、さらに気が付けば小一時間、Twitterを見てしまっていたぁー!!時間があっという間すぎてたまげるー!

今日は、荒川区の初めて行く小学校に行ってきました。
行ってみたら、ほとんどの講師の先生が知り合いで、めっちゃ心強かったです。あれー!?わー!!みたいになりました(笑)

んで、学年全員で金管バンドをやっている学校ってことで、今回は5年生のコルネットの子たちの2チームのうちの1つを担当。

初心者に教えるのがそんなに得意じゃないのですが、小学5年生くらいの子に教えること自体は好き。

で、今日は楽器の扱い方とかドレミファソまでと曲、ってことだったので、ちょっとホッとしました。

子どもたちは、楽器のお手入れとかとっても楽しそうで、あと結構自由に楽器も吹いてみたり、質問とかもいっぱいしてくれて、それに私なんぞ自分ではウヒャーこれはいかん!!という音になってても、「すごーい!!」「うまい!!」「オケみたい!!」とか褒めてくれるから、とっても先生の方が嬉しくなりました。

そして帰り際に、「今日はとっても楽しかったです」って言ってくれた子と、「今日はこれからお昼はどこで食べるとか決まってますか?」って言うから、「決まってないけどお家に帰って食べるよー」って言ったら、「どこかで給食とか食べていくのかなと思った」って、なんか可愛い💗

楽しくなって、ついすぐに曲を吹けるように一緒に歌いながら運指をしたり、いろいろ曲のことをやっちゃったんだけど、

こういうときって、普通はまず音階とか、吹き方とか丁寧にみるべきなのかな、、、とか思って、ちょっと反省。

そう思う反面、楽しく吹く気持ちのときにがんじがらめにするのもヤだなと思ったりもして。。。

あ、そうか。自分がちゃんと教えればちゃんとなるはず、、、というのも思い上がりなのかな?自分じゃコントロールしきれない部分もある一定はあるわけで。いい部分をいっぱい褒めていくのがいいに違いない!!そうしよう!

ちょっと悔しかったってのは、「わぁこの曲、めっちゃ音低いな、、タンギングやば!」と思ったら、そんな感じになっちゃってたこと。
子どもは褒めてくれたけど、全く難しくない曲を「ピンチ」の想像で行くなんて、こういう時はもっと「音楽的な」想像をするようにしよう!!
また一つ勉強になった!!

宿題は音階と曲を出したので、みんな練習しておいてねー!!

ウチに帰ってきてから、全身がお疲れモードで身体も古傷が痛むぜ!みたいな感じだから、きっと明日の天気がきっと変わるんだなー。

んで、

呼吸が大事だ!!と思う今日この頃なんだけど、

ピンチなときは、呼吸が上手くいっていない、というのがガッチリ分かったので、そこを何とかしたいわけだけど、

たまたま呼吸法を調べていて、日本人は背骨で呼吸、みたいなワードがあって、ふと息ができないときは背骨が固まってるな、と思ったりして。

すべてが連動してるから、どこを起点に考えるかってことで、結局固まってるところはどこもかしこもってことになるんだけど、

ふと仙骨を意識したら、めっちゃガッチガチになってて。

これがね、調子がいいなーって時は、背骨もすごく自然に動くし、横隔膜やら肋骨やら、内臓やら、首やら、、、全部が連動してすごくダイナミックに動くことが出来るんだよねー。

呼吸がのびのびしてるから、身体がダイナミックなのか、身体が解放されてるから呼吸が生き生きなのか、これが精神からくるのか、それとも身体そのものの問題なのか??

いや、「問題なのか?」とかは置いとこう。それよりも、その子たち(パーツと息そのもの)の言い分を聞いて、楽にしてやろう。

無視して、ムチ打って、で出来ないと怒ったりガッカリしたりするんじゃー、身体も心も辛かろうよ、ねーワタシ?

背骨にはいっぱい無茶さしてるんで、、、

事故って(事故った車に乗ってた)首が左側に振られて頭流血&意識とぶ、階段から落ちて尾骨折れてなくなる、マッサージに通っていて力を入れられすぎて胸椎の突起か軟骨がめりッとぐにゃる、、、

上中下の全地域にわたりダメージ(笑)

しかも医者嫌いなため、治療せず、、、

あー、こういうところの血流改善とか、せっかく緩消法とかのDVDを高いお金かけて買ったんだから、自分で治療しよう。。。
ヨガと、瞑想で心身共に呼吸を見直そう。

よーし、そうだ!!この体は死ぬまで使うんだから、文句言ってても仕方ないのだ!!ちゃんと使いやすくするしかない。それに壊してるのは自分だしね💦

そして、今日の表紙の写真なんだけど、JBLのスピーカーを買いました。旦那が8000ポイント持ってるんだけど、もうちょいで失効するんだけどどうしようか?っていうから、残りはワタシが出すってことでご購入ー。

つけた最初は、あら???すごく重いし口コミもいいから期待してたけど、そうでもないのか??って感じだったけど、

どうやらジャンルや楽器に得意不得意があるらしく、

ピアノやトランペット、シンフォニーオケはあまり得意じゃないようだけど、

歌やサウンドトラック、打楽器、ギターなんかはもうめっちゃ生き生き💗

村治佳織のCDや大好きだったピノキオのサントラ(スティービーワンダーが歌ってたりで、もう心打つ曲があるのよぉー)なんかをかけて、久しぶりに感激。

居間にはボーズのスピーカー入れてるんだけど、これはホントにいいよー。

練習部屋のコンポのスピーカー、昔のソニーのピクシーってヤツのスピーカーを流用して使ってたのね。4つのスピーカーで結構気に入ってたんだけど、何しろ30年選手だから、最近は音が歪んできてて、もう聞く気しないな、、、って思ってて。。。

JBLさんが来てくれたので、これからまたCDを聞くのが楽しくなりそうです。

よーく見ると、よくもまぁ、こんなにCD買ったね、、、と我ながらびっくりするくらいあるんだけど(と言っても、もっとたくさん持ってる方は山ほどいると思います、あはは。でも平均よりは相当多いと思うわー)、もう全然聞いてなくて、宝の持ち腐れってヤツだったから、これから楽しくなるなーと思うと、ワクワクです。

このスピーカーはエイジングってのが顕著らしく、これからこなれていくんだそうな!!今時の電子機器だと思ってたから、そんなことあるなんて思ってなかったけど、へー!!

そう聞くと、なんだかCDをかけるのがさらに楽しみになるじゃない?!

よーし、明日もCD聴こうー!!イエーイ!!

それでは、取り留めもない話でしたが、今日も読んでくれてありがとう💗
おやすみなさーい🌙
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