こんばんはー!!
これは新潟大学の八重桜ね!今、とーってもきれいですよん。
ところで、
吹奏楽部のレッスンなんかに呼ばれますと、「基礎を中心に」ってとても多いんですけど、
これまたとっても正直に言いますと、
基礎っつったってアータ、膨大すぎるし、そんなんすぐに出来ないし、、、
と思うところがとってもあって。
いやね、もちろん「基礎中心に」っての、イメージではめっちゃよく分かるし、基礎は常に大切だ!!と思うし。
でも、どの部分が「基礎の核心」なのかが分かってなかったんだなー。
例えばトランペットだと、
ロングトーン
リップスラー
タンギング
あるいは、
シングル、ダブル、トリプルタンギング
音階
分散和音
リズムの練習
テンポ
アーティキュレーション
ダイナミクス
跳躍
トリル
装飾音
カデンツ
音程
音色
ブレスコントロール
アンブシュア
舌の使い方
呼吸の仕方
表現
あああああああー、、、、こんな風にどの観点から見るかで項目だけでもたんまり立っちまうし、、、、
レッスンしようと思えば、どの観点からでもやることは山盛りだけど、でも限られた時間の中で、何が核心なのか??ってのが、見極められてなかった!!!
でー!!!
現時点で!ですけど、私なりに「これだなー!!」っていうのが絞れたのですぞー。
2つですよー。
「ロングトーン」と「舌の使い方」
イェーイ!!
ロングトーンは、1つの音のヤツだけじゃなくて、チコビッツみたいなのはもちろん、リップスラーでも、単なるスラーでも、もっと言うといわゆるタンギングが入ってるようなフレーズすら、ロングトーンってことで!!
そのロングトーンを磨く(^^)
音色、音程、音の移り変わり、音に入るまでの全てのモーション、音が消えて行くまでのモーション、そう言うものを全て含めて。
音域が移り変わっても音色を揃えて、ロングトーンのように吹ける練習、音程が移り変わっていっても音色が変わらないように吹ける練習。
そして、そのロングトーンをいろんな形に加工する「舌」。
ロングトーンを一瞬舌で遮ってすぐに放す(元に戻す)と、音が分かれます。
長めに遮って戻すを繰り返せば、テヌートスタッカートを作れるし、
音の形をいわゆる「抜く」感じに加工して、スタッカートを作ったりもできる。
「抜き方」を工夫するといろんなタイプの音の形が作れる。
そして、それをいろんなタイミング(スピード)でできるように練習する。
というわけで、
いろんな種類のロングトーンを磨いて、それを舌の使い方で加工する技術。
ここが、ひとまず技術の基礎かな!って思うに至ったわけ!!
そしてそれを使って、音楽でコミュニケーションする。センスとかスタイルとか、経験とか思いやりとか、、、
勝手に基礎の項目を2つに絞れたことによって、あとはこれらの精度を上げていくように自分も練習するし、生徒にもやらせて行けば良いな、と思えたので、なんだかシンプルになって、なんだろー?
道具がシンプルになった的な、
原材料(ロングトーン)と加工用の刃物(舌)。
この2つで何か作るって感じ。刃物は包丁やら鑿やら彫刻刀やら鉈やら、、、そしてそれにも大小種類も様々にあるけど、でもまあひとまずカテゴライズできたら頭はスッキリ的な。
原材料の方は、これまたいろいろ種類はあれども、これの品質アップ、種類を豊富に、いろんな味や食感や香りのものを、大きさや長さにもいろんな種類が、、、でも一応カテゴリーは「原材料」。
そんな感じに。
ちょっと整理整頓できた気がして、勝手にスッキリしております。
ん?そんな単純じゃない!!って声も聞こえてきそうですけど、ちょっとこんな感じで進めてみようと思います。
それでは、また明日ー!!
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