ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

タンギングと口の中

2020年03月09日 03時54分59秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

夕御飯を食べてから、気持ちよく結構寝てしまい、0時を過ぎてから、旦那がアルプス音楽団の派生ユニット「ディアンドル」のネット動画を見つけて、小一時間一緒に楽しく見て、あっという間にまたまたこんな時間です。

まぁ、こんな時間にブログを書いちゃいけない、と思うと何かって言うとあれなんで、それもよいではないか(笑)ということにしよう、と思います。

ハイハイ、

ほらほら、昨日こちらのブログをgooブログアドバンスにグレードアップしたので、日々のアクセス解析(どのページにどれだけのアクセスがあるか、過去にさかのぼって見ることができる、とかね)が分かるようになったから、はてさてどんな記事が人気なのかな?と思って見てみると、

なんだか2011年あたりの記事が結構人気なのね!

2011年って、もう9年前ですよ。。。

でも、自分であらためてその記事読んでみると、「ハー、凄いな~。こんな人に習ってみたい」と思う(笑)。

なので、その頃の記事にはなかなかためになることが書いてあるな~、と何だか他人のブログを見るような気分で眺めたりするのであった。

だからって、それで良いのか~!!

というわけで、本日はタンギングと口の中について、一般のみなさんの参考になるかはまるで分からないけど、本日「なるほど!」と自分で気がついたことを書いておきます。


初心者で、スラーは上手くいかなかったりするけど、音を変えるときに咄嗟にアタックしちゃう人っているでしょ?
ああいうアタックが結構自然で上手だったりして、見てて羨ましいな~、いいな~と思ったりします。

あれはアタックしたときの勢いを上手く借りて、上の音のためのスピードを稼いでいるってことだと思うけど、

ここ何年か、私は逆にアタックをすると音が出なくなりそうで、怖いからタンギングやだな~と思ったりしておりました。

だから、特にクラシックの曲でなければ、あまりタンギングをしないで吹く感じで、といってももちろんしないと吹けない曲もあるから、するこたーするんですけど、まぁしなくても済むなら積極的には「したくない」みたいな。

で、積極的にやらないから筋肉的なものも衰えるし、そうするとまた不得意感が出るので、避ける…のループになったり。

やっぱり出来てたり、出来るはずだったり、出来て当然と思えることが、あれ?出来ないや!となって、やればやるほど出来ないところが増える感じがすると、前に進めないって感じがして。

楽器が良すぎるのかな~(ニューヨーク#7やシルキーB5GPやYTR8310Zボビーシューや番号忘れたけどマイクバックスなんぞを使ってからね)、何がいけないんだ??

とか、息を入れればいいのか、ダメなのか、舌が遅いのか??なんだなんだ~???的な。

がー!!しか~し!!

楽器を1980年生まれのBachくんに変えてから、「この子は普通だから、あとは自分だ!」と心から思えるようになったから、練習するときの心の中が結構変わってきて、「あるべき姿」「しかるべき吹き方」みたいな何ていうのか、「もっと頑張れ!」っていうんじゃない、ちょうどいいところを探す作業に集中できるようになったので、

たくさん発見が出来てきました。


んで、タンギングね、

よく起きる現象として、
  1. タンギングが遅い
  2. 音がすっぽ抜ける(タンギングをすると音が鳴らなくなる)
  3. 息が通らない感じがして苦しい
  4. アタックがとっ散らかる(びゃびゃびゃみたいな感じの立ち上がりになっちゃう)
  5. アタックから音が出るまでに時間がかかる(後押し的な)

は~、どれも得意(笑)

で、舌そのものの動きが遅いって可能性も否定できないんですけど、
もっと深掘りすると、

口の中の空気の流れ方が良くないことが多い気がしてきました。

なので、もっと息を入れましょう、とかそういうことで解決する人もいるかもしれません。

もうちょい考えると、

口の中で空気がどう流れるか。
これね、作為的にやることじゃなくて「結果的に」そうなってるって話だと思うんだけど、

息が舌側じゃなくて、軟口蓋側(口の中の上側っていうのかな?)を通ってくること

これが、大事だなと。

で、もう一歩考えると、

その辺の筋肉を上手く使うためには、

首の後ろ側(背中側って言えばいいのかな?)の筋肉と
鎖骨周りの筋肉

この2つの部分の無駄な力みを取ることで、口や喉などから鎖骨周りへとつながっている筋肉が緩むので、舌がリラックスし、軟口蓋あたりにも少し上に空間が出来る感じの余裕が生まれ(自分で力で開けるのとは違う)、それに伴って、頭の上の方の筋肉が下に引っ張られなくなるので、いわゆる「響きを作る」鼻の奥の空間が広がって、ついでに背中や肋骨回りの筋肉ももはや緊張する必要がなくなるので、楽に広がることが可能になって、

空気の流れを自然にするための下地が整って、
舌の動きがスムーズに。

その上で、今度は舌が速く動くように、

息の流れを妨げず、最低限の力と動きで行けるように。←ここからはトレーニング!

息の流れが良くないと、アンブシュアもいろいろとっ散らかります。

それと、

文章では上手く伝わるか分からないけど、左右のほっぺたをどっちの手でもいいけど片手の親指と中指で挟んで前方に引っ張ろうとしたときに、その「前方に行こうとする動き」に逆らって、「ニッ」とか「イッ」とかいう感じで踏ん張ると口の両脇にある縦の筋肉(ちょっと違うけど、気分的にはホウレイ線のちょい外側みたいな?)が意識出来ると思うんですよ。

そいつ!そいつね、そいつをちょいと時々確認してやると、ちょっと響きが良くなったり、音が鳴りやすくなったりしますよ。

むかーし、関山先生によく手で引っ張られたことをふと思い出しました(*^^)v

あとは、楽器を持ってる手(腕)ですね。
こいつが知らないうちに力んでたりします。こいつは鎖骨に直結してますから、この「腕がリラックス」してる持ち方っての、なかなか侮れないですから、試す価値があります。
「楽器を持ってる」って書いちゃったけど、気分的には「楽器が乗ってる」くらいでいいんじゃないか?
ときどき「楽器を握ってる」人がいます。どーなんだ?握っちゃだめじゃないか??

ま、いざとなったら握っちまうことだってありますけど、それは火事場のクソ力って時だけにして、基本は楽器が乗ってる、楽器を乗せてる、そのくらいに思って練習しておきましょう。

身体って、機械みたいにパーツごとに動いてるわけじゃなくて、皮膚なんかはよく「一枚皮」なんていう人もいるくらい、ぜーんぶ繋がってますし、筋肉も「なんちゃら筋をこうして…」なんて思ったところで、単独で自力で動かせる筋肉ってタカが知れてると思います。

「全部連動してる」

そう思うと、「別にそこ関係ないし」なんて思わずに、ひとつのところが別の一見関係ないところの動きに大きく関わってることもあるので、例えば腕だったり鎖骨周りだったり、、、そんな部分も総合的にトランペット吹くための身体にしていけたらいいんじゃないかな~と思ったりします。

医学的&解剖学的にいろんな筋肉のことを知って、そいつがどことどう関わっていて…

そういうことを知って、それも脳味噌の片隅に置きながら、身体を全体として上手く使って、やりたい音楽とか出したい音とかを出せるようにトレーニングしていくってのが、毎日の練習なのかな~。

わ!!もう1時間書いてるじゃん?さー、寝ましょう。それではみなさんおやすみなさーい。

プレミアムってなんか素敵だ…。 CD付きで結構高いね~。

 こっちは普通の。

ちなみに私は、これのトランペット版を使ってます~。
 

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