一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「春の皿には苦味を盛れ! 」  とうに頂きましたか? ふきのとう

2009年02月26日 20時50分25秒 | Weblog
「春の皿には苦味を盛れ」という言葉があります。

菜の花の味噌汁は、既に食べ時ですね。
百貨店の食品売り場で、菜の花のつぼみが10個で
150円ほどで売られていたのには、驚きました。
(私は、菜の花を買うという発想がありませんでしたから)

先日は、「菜の花の味噌汁」と「菜の花を軽く茹でてドレッシング」で、
いただきました。ほんのり感じる苦さがいいですね。
もちろんこの場合の菜の花とは、黄色い花が開く前のつぼみ状態です。

そして今夜は、うちの石垣近くに繁殖していた蕗の「ふきのとう」を
収穫したとかで、妻が天ぷらにしていました。

緑野菜の香ばしさとほんのり感じる苦さが、実は、心身の新陳代謝に
効果を発揮するとのこと。

だからでしょうか、「ふきのとう」は、春の味覚の使者と言われます。

冬野菜は、甘いのですが、新年度を迎えるのに 
神様は、気を引き締めよ!と春野菜に苦味を足してくれたわけですね。

ふきのとうは、今年最初。菜の花と同じく、花が咲いてからでは遅いのです。
人も花が咲くまでが、花かもしれません。
ところで「ふきのとう」皆さんは、とうに食べましたか・・・?
私は、新陳代謝中です。
(寅)