( 「東鶴」特別純米雄町 荒走り生 )
■2015/3/3(火)
「東鶴」は 最近雑誌でもよく目にするようになってきた佐賀の日本酒で
博多駅の住吉酒販で「山の壽」BaSaRa購入時に同時に購入した。
前回、ここの女性スタッフ山本さんに好みの銘柄を聞いた際
「東鶴ですね」と聞いていたことも選んだ理由のひとつ。
「山の壽」も「東鶴」も共に若手の造り手
呑み比べてみるのもおもしろい
佐賀県は、九州で唯一 焼酎文化に浸食されていない清酒県
関西・関東の人にほとんど認知されていないが
九州=焼酎 という公式が成り立たない
九州の中では孤高の清酒王国だ。
チャンピオンSAKE「鍋島」に「東一」といった横綱クラスの銘酒を筆頭に
「天吹」・「七田」・「万齢」・「野古見」・「古伊万里」といった
地酒ファンも唸る名酒ぞろいの中、「東鶴」は
今後の更なる飛躍が楽しみな注目銘柄
若手の作り手の一人 野中保斉さんは
まだお会いしたことがないが
私が酒を飲んで持った印象は、「山の壽」の忽那信太郎が鬼才なら
15年ぶりに造りを復活した野中保斉さんは、努力の杜氏といえるかもしれない。
一人で酒造りを再開20石ほどからスタートし、現在100石ほどだと聞いた。
私が買った「東鶴」雄町 荒走り生は、荒走りにしては優しい味わい
リンゴ系のほのかな酸味と柔らかなほんのり甘味を
感じる後口に雄町らしさを残しているが
あくまで優しい印象だ。
ひな祭りの大人の女子会に開けるのに
ぴったりかもしれないな~
この「東鶴」には
私の好きな雄山錦・深山錦の酒もあるらしく
次に見つけたら 是非買ってみようと思っている。
味は着実に上がってきていると聞いた。大きく羽ばたく日が楽しみな鶴だ。
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(寅)