一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

彼女のような味わい 日本酒で例えるなら 「華一風」 (蒼井 優) 

2017年07月27日 02時05分10秒 | キラキラ輝く「女優」

( 蒼井 優 )

 

■2017/7/27(木)

芸能に関する所感は、久々になります。

松本清張原作のドラマ「黒革の手帖」第二話が、今夜放送されますね。

前回第一話は、視聴率11%台で、かろうじて二桁を保ったと・・・

 

主演の武井 咲の演技に賛否両論出ていますが、私は、悪女という設定は

彼女が今後も女優としてやっていける数少ない活路になるかも・・・と

今後 彼女の頑張りを注目していきたいと思っています。

 

(松本清張)

松本清張は、以前も触れたように北九州小倉と深い関係がある作家で、8年前

小倉城の先の松本清張記念館に行きしな、突然の大雨で雨宿りした旦過市場の店との

縁が続いて、旦過から移転後の馬借町に今も通っているのはお話しした通りですが、

松本清張と私の誕生月日が同じというのが個人的に嬉しいことなんです。

 

その「黒革の手帖」 何度もドラマ化されてきました。

最初は、山本陽子 次は、大谷直子。 その次は、浅野ゆうこで、

米倉涼子 そして 武井咲(5人目)と続いています。

 

ストーリーは、ドラマにもってこいのストーリー 時代背景の変化と共に 

主人公が若すぎ! とかなりのリメーク感を感じますが、肝はどれだけ悪女を

演じきれるかが、全体の出来を左右すると思っています。

 

私が武井咲が出ていると、どうしてもチャンネルをとばしてしまうのは、

何となく 展示会場のコンパニオンみたいな印象が強くて、今一つ 

演技に伝わるものがないからとも言えます。 今回は、黒革の手帖

過去とどう違うだろうという興味から一話を見終えて、二話も見ていいかな~と

なりました。

 

美人は必ずしも名優たらず

日本酒で例えるなら 「飲みやすい酒ですね」は、誉め言葉にあらずとよく私は

言うんですが、似たところがあります。

とても飲みやすい酒なんだけど じゃあまた次回それを頼むか? と聞かれたら 

そうじゃないみたいな・・・

あの酒ないの?  というほどのリクエスト酒にはなりにくいのです。

 

「なーんか 残るよね。いいよね。二段三段の変化があって、また 飲みたいよね。」

そんな味わい深さを感じさせてくれるような女優がいいなと思ってしまうのです。

で、思い浮かんだのが 「蒼井 優」 テレビに出ることは稀で、映画がメインですが。

映画「東京家族」「家族はつらいよ」の中で、家族が浮足立っている中で、

一人しっかりとした存在感を放つ女性を演じていました。

 

この「黒革の手帖」のストーリー、清張が描いた主人公は地味な印象でした。

現実的には、蒼井優みたいな女性なら実際に居て、こんなこと十分ありうると

リアルさを投影してしまうのも事実です。 

いつも度胸が据わっているというか、どんな役でもこなしてしまう 

その演技を注視すれば 映画の賞を総なめにしたのもわかる気がします。

 

武井 咲を見ながら これが蒼井 優なら と見てしまいそうです。

 

「彼女を日本酒に例えるならなんて酒?」 実は私はこれを封印してるんです

(じゃ この女優さんは? と次々質問が増えて答えきれないから)が、今回

その「蒼井 優」に敬意を表してお答えしましょう。 

 

女優「蒼井 優」を日本酒に例えるなら 酒米・華想いで醸した

青森県弘前・玉田酒造の『華一風』です。 

(蒼井優は、九州福岡の出身ですが、例えたお酒は東北・青森の酒になりました。)

この酒たぶんほとんどの皆さんはご存じないでしょう。飲めばわかると思います。

目指しているのは、飲みやすい酒ではなく、思いの伝わる、愛される酒

と書いてありました。 私が、思った通りです。

 蒼い空に 花一風 その香り 優しきかな 

  

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(寅)