一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

秋風に「あさかぜ」 1日だけの復活運行   博多駅  9/25

2010年09月29日 05時51分51秒 | これが男の「鉄の道」

( ブルトレ『あさかぜ』復活運行 博多駅)  2010/9/25 15:30撮影

 

■2010/9/25(土)  晴 

かつて東京~下関を走っていた伝説のブルートレイン『あさかぜ』

確か運行を開始したのは、1956年。 当時は、「走るホテル」と言われた。

9/25  ED76の三連機関車という極めて珍しい連結で、ただ1日限り

門司港~博多間を復活運行した。

北九州~博多の沿線には、三脚や一眼レフを抱えた数多くの「鉄」が

集結していた。

 

博多駅の5番・6番ホームにも続々と「鉄」が集まって、まるで

磁石に吸い寄せられる砂鉄を想像したら正しいかと思う。

その砂鉄のひとつが、私なのでもあるが。

 

天に広がるいわし雲から優しい日差しがふりそそいでいて、関西より

九州の方が、秋の訪れが早いと感じていた15:30 その 「あさかぜ」は、

吉塚の方向からゆっくりとホームに入ってきた。

 

まわりでは連射シャッターを切る音、数々のフラッシュ、電子音と光りの

お出迎えは、まるでスーパースターの来福のようだった。

三連機関車のブルートレインは、極めて稀、果たして次に生で

見れるのは、いつだろう。 

 

『あさかぜ』が昼、秋風に乗ってやってきた。

「秋風便乗朝風なり。」とメモ帳に書き留めた。

博多駅ホームで感じた風の過ぎ行くひとときに、懐かしく幸せな

気分を感じたのだった。

(寅)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真ありがとうございました ()
2010-11-13 00:08:02
とても喜んで取り合ってみています

朝の会社最寄駅でも、下りホームにカメラマンたちがいることがあり、何を撮影するのかいつも気になります
返信する
■一家 鉄道ファンなんですね (一文字 寅)
2010-11-13 05:34:53
■塩さんへ

ご一家、鉄道ファンなんですね。
私の撮りだめした鉄道写真の中に、何かいいものが見つかれば提供したいと思います。
もっとも私は、「鉄」ではないので、満足いただけるものかどうかは、自信ありませんけど。

「鉄道まつり」などに行くと本当に鉄ファンのパワーには圧倒されてしまいます。
私も今まで以上にホームを気にするようにしますね。 (寅)

返信する

コメントを投稿