シュールリアリズム映画を作る ⑮

これから作ろうとしているシュールなショートショート映画に必要な小道具を作り始めました。
真鍮の板から切り出します。板厚は１ｍｍです。
アングルの冶具にはさんで金ノコで切断。

幅は１５ｍｍ。使うのはアングルにはさんだ方です。

適当に切ったので余分なところをタガネでカット。


万力にくわえて半回転ひねります。


以後、写真を撮るのを省略しましたが材料をトーチで暖めてなまして四苦八苦してリングに加工。
道具箱にあった銀ロウで合わせ面をロウ付けしてヤスリで荒仕上げしました。


夕方から取り掛かったのですが晩酌の時間までに形になりました。
そう、これは真鍮製のメビウスの輪です。これを磨いてキーワードとなる小道具として使うのです。
これから作る１６㍉映画はメビウスの輪がコンセプト。
一見当たり前の構成ですが、根拠のない映像文法から開放した作品を考えています。
映画の手法について言いたいことは山ほどありますがそれは完成してから語るとしてじっくり構成を練っているところです。