夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

放送用カメラの調整を記録する準備は着々と

2023-01-31 14:25:30 | Weblog

HL-79E 調整の件で準備は進んでいます。

補助光は変更しました。ステーを取り付けてそこにクリップライトをセット。

マニュアルの調整手順はフローチャートがあるので

印刷はしてありますが動画にインサートするため改めてスキャンして静止画で保存。

波形/ベクトルスコープの画面を撮影するアタッチメントは外光が入るので正面にマスクを追加。

これで昼間でも撮影できます。TCG 200 のカラーバー信号です。

あれ、画面中央右上に洩れた光! まあ黙ってればわからないだろう。

デジタルマルチメーターは自立するようにしてあります。

HL-79E のマニュアルによると電源ユニットの調整に使うのはインピーダンス 10MΩ以上です。

大丈夫でした。

手元に黒のフェルトがありました。時間があるのでこれを切ってアタッチメントの正面に貼ったら

外光の写り込みは解決。

月が変わったらぼちぼち調整作業を始めましょうか。

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放送用カメラの調整過程を記録する準備

2023-01-30 11:18:42 | Weblog

Ikegami HL-79E 2台のうち#7は本気で調整してないので挑戦しようと企んでいます。

一部始終を動画で記録するための準備を始めました。以下、HDV カメラ HVR-Z5J の PHOTO 機能で撮った静止画です。

作業台の上に 79E を置いて

これがカメラの電源、池上 HM-87。 HL-95 を手に入れたとき同梱されていました。

LEADER LS 1040 オシロスコープです。40MHz 対応。前に使った岩通は 5MHz で役不足なので引退。

画面を動画撮影する自作アタッチメントです。このカメラは動画も撮れますが SD なので2画面構成に便利。

LEADER 5060V と 5850V 。定番の波形モニターとベクトルスコープです。

これも動画で記録するようにしてあります。

デジタルマルチメーターは中国製?。DC が 750V まで対応するので買いました。

自作の延長基板。これが無いと何もできません。手前の冶具はマザーボードから基板を抜く物です。

ドライバーは半固定抵抗調整用で収縮チューブを被せてあります。

これも有効。マイナスドライバーの先端を削ってあって側板を外す際使います。

電源コードも自作品。

この BNC ケーブルからモニター信号を出してイモツルで最後はカラーモニターへ。

フランジバック調整はこれでやります。三脚にセットしてあるので高さ調整可能。レジチャートもあります。

調整のフローチャートはコピーしてあります。自作グレイスケールチャートは参考に使うだけ。

調整手順はこのマニュアルが必須。素人なので半分は意味がわかりませんが。

これも調整過程で役に立つかも。

装着してあるレンズは PP がある物にしました。格子縞パターンです。

照明の具合も確認。左は 100W 右の補助光は 60W 。

実際の撮影はこんな具合です。

私は物事を順序立てて考え、入念に準備する性格じゃないのでこんな作業自体全く苦手。

だからこそこうして自分の思考回路の中にちょっとだけある繊細な部分を引き出して挑戦です。

ここまで半日、ああ疲れた。

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次の作業 HL-79E 調整の段取り

2023-01-29 15:46:54 | Weblog

お寒うございます。

冬の間に昔の放送用カメラ Ikegami HL-79E 2台のうち#7の調整をしようと考えています。

調整にはオシロスコープとデジタルテスターが必要ですが、オシロスコープの台に不安があります。

前にしっかりした三脚を改造して載せられるようにしてありますが脚が邪魔な上不安定なんです。

先日テレシネ機材を載せたテーブルを見たらこれを改造すればいけそう。

やり始めてからキャスターが不安定なのに気付きました。硬質ゴム?のタイヤが破損してます。

だらしない性格で整理整頓してないし何でも捨てずにとっておくのが幸いして同じネジ径のキャスターがありました。

これで良し。手前の2個はストッパー付きです。

外は寒いけど我慢して板を加工、セリアの書道液を塗って M6 ボルト4本で固定。

大阪女子マラソンを観た後オシロスコープを載せてみました。安定してます。

これでカメラ調整の準備は済みました。

調整過程は動画で記録して順次公開するつもりですが専門家じゃないのでどうなりますか。

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自分で撮った写真で絵を描く

2023-01-28 20:04:46 | Weblog

今までは絵を描く紙はセリアのスケッチブックでしたが先日からホワイトワトソンを使っています。

F4 サイズの水彩用紙をカットしてセリアのスケッチブックとほぼ同じにしました。

紙の厚さは全然違います。まるで厚紙みたいです。

まだ4枚しか描いていませんが水彩色鉛筆で描いて水を滲みこませた筆でなぞる感触は初めての感覚。

 

今日はこれ。2021年2月の新潟県筒石で遭遇した情景です。

笑わないでください。

元の写真がこれです。

自分なりに傑作だと思います。

この写真は FUJIFILM FinePix S2 Pro で撮ったものですがいかにもフィルム調で気に入っています。

ここで考えちゃったのはこの二人連れのおばあちゃんのいる情景って、写真じゃなく絵で表現した方がいいんじゃないか。

私の絵はまだ超初心者で教室で習った訳じゃないし自己満足ですが、大きな紙にホルベインの絵の具を使って本気で描いたらどうなんでしょう。

こりゃあやってみる価値はありそうです。

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古い8ミリフィルムのテレシネで感無量

2023-01-27 15:28:49 | Weblog

やっと本気になって8ミリフィルムの新規テレシネ作業です。

このフィルムは1975年、昭和50年4月6日撮影。48年前!

カメラはたぶん Canon 1014 フィルムはコダクローム。

同時録音カメラが一般化する前の時代です。

音声は買ったばかりのカセットデンスケで録音、フィルムは現像と同時に磁気帯を塗布してあとで入れる手はずでした。

ではテレシネプレイヤー GOKO TC-20 にフィルムをセットしましょう。

仕舞ってあった金属リールの出番です。

プラのオートリールより使いやすいしホコリを寄せ付けません。

ランプの明るさは外部モニターで確認。改めてカメラのホワイトバランスもセット。

ホワイトバランスが決まりました。

TAKE 1 で24コマ撮影だったことを確認。速度調整は初期セットで大丈夫です。

カメラの設定を確認。

間違いありません。

短い方のフィルムでTAKE 2 キャプチャ開始。こんなに古いフィルムなのに退色してないのは脅威です。

続いて長い方のリールもそのままの設定でキャプチャ。

プライバシーに関するフィルムなので内容は公開しませんが撮影者である若い頃の私が登場。

フィルムベースの編集途中ですが私のナレーションが入っていてそこで昭和50年4月6日と語っていました。

テレシネは成功でしたが問題は現地で録音したカセットテープ。

実家の屋根裏にあるはずなので大捜索が必要です。

48年という歳月は、長いです。フィルムに、すでに故人となられた方が何人も写っています。

そういう私だってあの時は26歳の若造でした。

 

おまけにひとこと。

若い人はなにかというと「高齢者」とか「老害」と言いますが歳をとるのはあっという間。

自分はいつまでも若くて高齢者にはならないと思っちゃいけませんよ。

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外付けのアンプが不調で対処

2023-01-26 16:17:21 | Weblog

8ミリのテレシネ作業はまだです。

一回目は SD でテレシネと考えていましたが最初から HD でいいじゃないかとカメラの設定を変更。

ダミーフィルムで試しにやってみました。

ところが外付けのアンプから音が出ません。

キャプチャと直接の関係はありませんが面白くないので作業台に移して

分解開始。

入力切替えスイッチの接触不良のようです。

更に分解しようか考えましたがやめて隙間から接点復活剤を吹き込んで「これでいいや」。

元に戻して試しキャプチャした映像で確認。スピーカーからモノラルの音声が出ました。

Premiere 2.0 のオーディオミキサーも正常です。

HD 1080i の画面ですから左右は余りますがワイプで処理します。

音声はモノラルですが L チャンネルを R チャンネルにコピーペーストです。

「画質」は結構いけます。

TC-20 はプリズムの精度云々という説がありますが実用上差し支えないレベルです。

準備は出来たけど作業は明日にしましょう。

他にやりたいことがあるし明日できることは今日やらなくてもいいや。

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朝から雪かきで体力消耗

2023-01-25 11:26:18 | Weblog

昨日は午後から吹雪。

屋根の積雪は大したことはないんですが庭は吹き溜まりで数十センチ。

車が出せるように雪かきで体力を消耗しました。

一段落したのでのんびり過ごすことにします。

昨日は色々やりましたがもうひとつ解決したことがあります。

先日修理してすぐにまた壊れた GOKO の 8ミリエディターです。

もう一台、どうでもいいエディターがあったのを思い出して

もしかすると部品取りして直せるんじゃないかと甘い考えです。

FUJICA の方が歯車がしっかりしています。

ここで気がつきました。GOKO は歯車を固定するビスが緩んでいました。

締めるのを忘れたんですね。

ビスをしっかり締め付けたら歯車が偏磨耗して修正したのでやや引っ掛かりますが回りました。

このエディターはレギュラー8とシングル(スーパー)8兼用のようです。

これは S8 。

ドライバーでこのマイナス溝を回すと R8 になる、らしいけど

スプロケットはそのままでアパーチャーのサイズが変わるだけ。

何か納得がいきませんが R8 フィルムを掛けることはないので深く考えるのはやめときます。

 

あたり一面雪景色になったので道路事情を見て写真を撮りに出掛けたいですね。

今日は除雪作業の邪魔になるので行きませんが。

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YouTube に2本追加

2023-01-24 20:29:06 | Weblog

先日掃除中に見つかってエンコードした動画を2本アップしました。

元データは Ikegami の業務用3管カメラで撮って Umatic SP テープで記録した映像。

今のハイビジョンと比べるとまるで甘い映像ですが、見方を変えれば柔らかい味のある映像です。

細かい説明はともかくこれって絵画の素材として使えるんじゃないでしょうか。

前にも書きましたが、解像度の低い映像は水彩画と共通しています。

写真を素材に絵を描くことは一般化していますが、一歩進んで映像を見て描く方法の提案です。

今までは映像のみで無音でしたが今回は BGM を入れる試みをしてみました。

興味を持たれたら観て下さい。下の画像にリンクを張ってあります。

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8ミリのテレシネ 準備万端

2023-01-24 14:51:49 | Weblog

外は吹雪になりました。

大昔の8ミリのテレシネ準備です。

キャプチャはサブワークステーションに変更しました。フィルムは音声付きのダミー。

第一回目は SD フォーマットです。

カメラの DV 端子から信号を取り出して

Canopus の DVRex M1 の DV1 に入れます。

音声は TC-20 の LINE OUT から INPUT 1 に。

モードは LINE 。

フィルムを駆動して調子を見ながらTC-20 のランプ照度を調整。

明るさが決まったところでフィルム無しで改めてホワイトバランスをとりました。

アイリスは F8, PP(ピクチャープロファイル)は 6, シャッター速度は 1/30

Canopus Rex Videoで確認。実際は Premiere でキャプチャするつもりです。

外部モニターも接続してあるのでフォーカスはこちらで合わせます。

外部接続してあるアンプから音声が出ることも確認しました。

このシステムだとカメラの生出し映像+音声を直接取り込むのでテープは不要です。

ここまで準備すれば大丈夫。条件を変えて何度かやることになるので日を改めて作業です。

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「映像による絵画のためのフリー素材」追加と工作

2023-01-23 14:37:37 | Weblog

先日出てきた Umatic SP テープのうち、#124 は

「映像による絵画のためのフリー素材」として生かすことにして準備。

タイトルと、今回は BGM も入れて Premiere で書き出したファイルを Shotcut でエンコード。

エンコードの合い間に YouTube 用のサムネイルを作成します。

エンコードが終わったので再生して確認。

エンドマーク替わりに曲の著作権表示を入れました。

この曲は YouTube の オーディオライブラリーから選びましたが著作権表示は必須です。

動画の下に入れる説明部にも挿入するのでメモ帳でまとめておきました。

アップロードは別に急ぐことはないので気が向いたときにやります。どうせ誰も見ないでしょうから。

朝思い付いたことがあるのでまたまたハードオフへ。2点で¥440。

AC アダプタ本体は使いません。必要なのは DC プラグだけ。

こんなコードを作りました。

このモニターが DC12V 仕様なので野外でも使えるようにという訳です。

これで野外ビデオ撮影の際15インチモニターで確認できるようになりました。

自作のロケ用電源でテスト。ちゃんと電源が入ります。

このモニターは軽量で薄型なので折をみて使ってみます。

他に ビクターの定番ロケモニターもあるんですが6インチで小さいのでほとんど使っていません。

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