夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

猛暑で集中力が欠けるけど映像の編集

2022-07-31 15:58:11 | Weblog
昨日は30年以上前に五味池で撮ったテープをキャプチャしたものを仕上げたはずなのに今日になって映像ファイルが行方不明で慌てました。
幸いPremiereのプロジェクトファイルを開いたら無事。
更に追い込みです。英語のタイトルがどうも気に入らないので修正です。

これではそのまんまです。

幾つか候補を考えて翻訳。


これでどうじゃ。


このテープは途中で邪魔が入っていたのでその部分をカットして前後をクロスディゾルブ処理しました。
単純にカットしたのでは繋ぎ目がわかるので面倒な処理が必要です。
これで「アイリス」「正方形」を適用しようとしたらオーバーラップ部がうまくいかないのでこの際別の手段です。
Illustatorで黒枠を作成してPhotoshopで開いて「クロップ枠」という画像を作成しました。
ついでに枠の色は0,0,0ではなく16,16,16。中は透明。

これをPremiereのVideo 2トラックに置きます。

尺も調整してプロジェクト完成。


ムービーの書き出しです。


室温28℃ですがワークステーションは頑張っています。


気温が高いと集中力が欠けますね。映像の尺を間違えていました。
119minじゃなく118minでした。またタイトルを変更です。


書き出しは夕食の後、涼しくなってからにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだまだあるぞ、昔撮った映像

2022-07-30 20:48:12 | Weblog
昔撮ったビデオテープはまだまだあります。
当面EDBetaテープ10本以上の中から選んでYoutube用に制作中です。
今日はこのテープ。

タイトルは「紅い花」で、当時付けたものです。

記憶を辿ると今の世代の人には馴染みがないでしょうが、「マドンナブーム」と呼ばれた参議院選挙で自民党が惨敗した1989年に撮影したものです。
ロケ地は須坂市の山奥、破風高原五味池付近です。

これはテープの冒頭。画面左上が空に抜けているのが効果的です。

この高原は蓮華ツツジが群生する素晴らしい空間です。何年か後に行ったらすっかり様子が変わっていましたが。
当時乗っていたランドクルザー40で早朝に行って、奥方に内緒で買ったEDC-50で撮影しました。

当日は小雨模様で徐々に霧が巻いてきましたが撮影続行。


今見直すと良く撮れています。絵のような情景、というかそのまま絵です。


据えっぱなしのカメラでテープが終わるまで撮るということはその間周囲を散策したり車の中で軽い食事なんかします。
後で確認したらカメラから離れた時、こんなシーンがありました。

可愛い女の子なら許せるけどこれはまずい。
編集でカットして前後をクロスフディゾルブでうまく処理しました。

EDBetaテープは120分ですが実際は125分強あります。
そこでラストの5分でその他のカットを撮影していました。
33年を経過して、余りの部分で撮った映像が蘇りました。

これ自体は使い道がありませんがこのカットを撮った自分に感心します。

こんなのも撮っていました。




当時から望遠で引っ張るのは嫌いでしたがテープの余白なので大胆に。


あの日は小雨が降っていて高原は霧が流れていました。


ファインダーで構図を決めた記憶があります。

絵を描く場合、これは定番の構図です。が、私は大嫌い。

雨に濡れる白樺の若葉なんかも撮っていました。


100本以上あるテープですが、使えるのは一部ですがYoutube用に仕立てるのは大変な作業です。
コツコツと進めるしかありませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日前に採った(撮った)写真

2022-07-29 16:23:34 | Weblog
先日、野菜を買いに出掛けたついでに、じゃなくて本当の目的は別。下見をしてきました。
場所は旧豊田村の斑尾山麓。
Googleマップでずいぶん前に当たりをつけていた小規模な棚田です。
田んぼの持ち主じゃないと行かないと思われる狭い道を上ると杉林の前に湧き水が出ていて小さな祠があります。
車を脇に停めて振り向くと


湧き水は祠の下の小さな池から出ていました。


きれいな水です。


目的地はここじゃないんですが湧き水を飲んでから周囲をじっくり眺めました。


よく手入れされた杉です。


更に山道を進むと目的の棚田が見えてきました。すぐ近くに集落がありますが俗世界から隔絶された別天地です。


ここからは車を邪魔にならないところに置いて歩きです。


稲は順調に育っているようです。


緑の田んぼとヒメジョオンは夏の風物詩です。


来た道を振り返ると


いつものことで三脚を持っていったのに手持ち撮影ですがどの写真も絵になります。
これをベーカムカメラでこのままのカット割りで撮れば短編が出来そう。
次に来るのは稲刈り直前ですね。秋なら夕方がいいかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたすら古いビデオテープと格闘

2022-07-28 15:23:31 | Weblog
気温はともかく湿度が高いのは若くない身には応えますねえ。
今日も不快な湿気と闘いながらひたすら30年前に収録したテープと格闘です。

朝の涼しいうちに1本MPEG4へのエンコードまで済ませて次に掛かりました。

真冬の旧豊田村の丘の上の畑です。

キャプチャした動画にタイトルを付け、黒枠処理してレンダリング進行中です。
通常は黒枠じゃなく「クロップ」で画面を拡大して周囲の耳(?)を画面外に追い出すようですが画質を維持するためにこうします。


レンダリング前にタイムラインから何枚か静止画を書き出してみました。
まずはトップ画面。時間帯は忘れましたが日没を狙って雪の上に三脚を立てEDC-50を回しっ放しで撮影しました。
当時この緩い丘は蕎麦の栽培をしていました。この画面では信じられませんが。

想定した通りの状況でした。

10分後です。

雲の隙間から日差しが戻ればいいんだがと期待。

36分経過。

西の山々上空を厚い雲が流れています。

58分後。

日差しが戻りました。レンズのハレーションが出たけど面白い効果です。

60分後、太陽はまた雲の奥に隠れてしまいました。


98分経過。そろそろ日没ですがそのまま撮影続行。

なんともいえない郷愁を感じます。

テープは2時間回しましたが100分以降は完全に日没で使えません。
これが今回使う最後の画面です。


今取り掛かっているのは映像による絵画用フリー素材の制作ですが、今回の映像の場合真冬の厳寒期なので現場でスケッチするのはほぼ不可能です。
こんな情景こそ映像を使って絵を描く意味があると思うんです。

このテープは40代初めに撮ったものですが、昔夢中で撮りまくった8ミリの映像と共通する何かがある!
ビデオ映像なんて、CCDの場合味も素っ気もないと思っていたんですが考えを改めました。
三脚の水平が若干傾いているのが気になりますがそこは最終形態が絵ならどうにでもなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Shotcut の MP4 エンコードは強力だけど

2022-07-27 12:02:00 | Weblog
Shotcutで続けて3本Youtube用のMP4にエンコード完了、続けてもう1本に掛かったら


開いたままのPremiere、その他のソフトを終了させてもしばらくするとまた停止します。

これは再現したものですが、本番ではCPU冷却ファンの回転数が上がりました。

おっと、音声は無効にするんだった。流れの音が入っているんですが音質がイマイチなので使いません。

先程はタスクマネージャーのCPU使用率を見ると90%~99%でした。

さすがにXeon CPUでも重労働みたいです。

苦肉の策で一旦シャットダウンして再起動、気休めですが余っている換気扇をワークステーションの前にセット。

この状態で4本目のエンコードはできました。

室温は25℃ですが空模様が怪しくなって雷が怖いので今日はこれで終了です。
おっと、降ってきました。
雷が来なければワークステーションのデュアルモニター化をやろうかな。
Jr が要らない富士通のモニターをくれたので活用しようという、また余計な考えです。

このモニターは画質が抜群なのでキャプチャ画面をこれで見たらいいだろうなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

32年前のテープは最後まで撮れていた&重大なミス

2022-07-26 16:22:39 | Weblog
昨日はBGVを作ろうと撮り始めた最初のテープをワークステーションに取り込みましたが思い違いがありました。
バッテリー切れで1時間半過ぎで録画停止していたと思いましたが最後まで撮れていました。


画面が乱れてキャプチャが途中で停止したのはEDV-9000のヘッドが詰まったのが原因です。
クリーニングテープで詰まりを解消して残りをキャプチャしました。
Premiereで追加分をフレーム単位で繋ぐのは大変でしたがなんとか成功。


単に谷間の源流を回しっ放しのカメラで撮った映像ですがフレーム単位で動きがあるんです。

これが最後の画面です。


最初の画面と比べるとずいぶん違うものです。


2時間という時間は単純計算で太陽の位置が約30度変わりますからね。

収録時間が変わったのでタイトルの尺を120minに変更して新規書き出しです。


書き出したファイルをShotcutでエンコード。


これで「映像による絵画用素材」の6本目が完成です。

引き続き次のテープに掛かって完成したところで重大なミスを発見!
タイトルの下に入れた " ateliere " って、何か違和感があったんですが "atelier " が正しいスペルでした。
Premiere が頭にあって無意識に "e " を付けちゃったみたい。
こういうところで学歴って出るものですね。あーあ、やり直しだあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「映像による絵画用素材」 次のテープをキャプチャ

2022-07-25 17:02:53 | Weblog
次のテープは記憶を辿ると1990年春です。
あのときはEDC-50のバッテリーがNP-1Hだったので2時間テープの途中で電池切れになった覚えがあります。
確認したいけどEDV-9000に負担をかけたくないので始めにクリーニングテープで5秒だけクリーニングして即キャプチャ開始。

ロケ地は主要地方道戸隠鬼無里線の戸隠と鬼無里の境目の小さな川です。
川を数分遡るとそこは源流でした。残雪の中、足場の悪い谷を歩いて絶好のポイントを見つけて撮影したものです。
先日、ざっとテープの状態を確認したら向こうの斜面を小動物が駆けていくのが写っていました。あれは何?

撮影開始から1時間5分、手前の雪面に日が当たり始めました。


テープが1時間39分を過ぎた時点でバッテリー切れで画面が乱れはじめました。


キャプチャを停止しようかと思ったらこのメッセージ。キャプチャは成功しています。


これが無事撮影できた最後の部分です。

手前の水面がキラキラ光っています。

これから画面が乱れる前でカットしてタイトルを入れ、黒枠処理にかかります。


この撮影から1週間後、再び小学校入学直前のJrを連れて再度同じ場所でアングルを変えて撮影しました。
そちらは次にキャプチャしますが早春の空を雲が流れ、それに伴って川面が透明になったり空が写ったりして変化に富んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日はのんびり絵の練習

2022-07-24 16:19:31 | Weblog
昨日は甥の結婚式で軽井沢まで出掛けて疲れました。
もちろんコンデジを持って行って、新郎新婦はともかく新幹線軽井沢駅や走る列車の中から何枚も写真を撮ってきました。
動きのある面白い写真も撮れました。いずれ絵の材料にします。

今日はのんびり絵の練習。


元の写真は2009年8月25日に私が撮ったものです。

このお店は移転して建物は跡形もありません。

マッキーでアウトラインをざっと書いて水彩色鉛筆でさらっと色を付ける手法は面白いですね。(また言ってる)

ワトソンのスケッチブックと、
ホルベインの透明水彩絵の具を初めて使ってみました。


まだ全然話になりませんがこれが出発点です。
紙に乗せたときの絵の具が乾くと色と明度がどう変化するか、そのあたりの加減がまだまったくわかっていません。

水張りした紙がテープを剥がすとき紙の右上が剥げちゃいましたがこんなのも超初心者ですから。
手馴れた絵描きさんなら手前左の草原に裸木を描きたくなるだろうなとニンマリ。私は描きません。

この絵も自分で撮った写真が素材です。
標準画角からやや引っ張って、レンズでトリミングしたものです。

2011/08/04 13:49 黒姫山麓

ところで元の写真ですが、何枚か撮ってあります。
これはレンズを最広角にして撮りました。

全体がよく見えますが、テーマである草原の道の表現が弱いのは承知。

これはかなり望遠で引っ張った写真です。
雲の切れ目から道の奥の両側に日が当たって浮き出しています。

これはこれでいいと思いますが、最初の写真の空が入っていないので閉塞感があります。
画面下の前景をこちらの状況にすれば立体的になりそうな予感。

カメラで撮った画像を素材に絵を描く場合、望遠で奥行きを敢えて圧縮する方法って、面白そうです。
これは肉眼では不可能で、カメラだからこそできる表現です。やりすぎは画面が平板になりますが。

ところで水彩画を描く場合、水張りが鉄則ですが面白い方法を思い付いて試しています。
成功したら公開しますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映像による絵画用素材製作で小さなミス

2022-07-22 10:40:15 | Weblog
今朝も一枚絵を描いてから行動開始。


昔撮ったEDBetaテープの5本目はディスクが一杯でキャプチャに失敗したので対処してやり直しです。
編集が終わったので手抜きでいきなり書き出したら

巨大なデータになっちゃいました。100GBオーバーで、しかもオーディオしかありません。何だこりゃ。

手順通りワークエリアをレンダリングしてやり直しです。


完成した動画ファイルから書き出した静止画です。
これは冒頭

雨上がりで微かに霧が流れています。

やがて霧が晴れ薄い雲から日が差し込んできました。


日差しが強くなってきてあたりが明るくなりました。

下草が日差しを受けて光っています。

もしここで同じ時間帯にスケッチしたらどうでしょう。描いているうちに光の状況は大きく変化します。
雨上がりのうっそうとした唐松林がいつの間にか明るくなって、色を付ける段階には全く違う色彩です。
どうですか、これが通りすがりに撮った写真ではこうはいかないでしょう。一過性に過ぎません。
映像を撮ってそれを素材に絵を描くって、面白いと思いませんか。

ついでに同じ唐松林の冬景色を確認したら小さなミスに気が付きました。
中身には関係ありませんがタイトルに問題があります。

「斜面の唐松林」のフォントサイズが小さいんです。

幸い書き出しのProjectはまだ生きているので手直し。


これで他の完成品と統一できました。MPEGエンコードして完成。
キャプチャしたファイルは削除しても大丈夫です。

昨日は気まぐれにBOLEX H16を出して使い方を再確認しました。
ファインダーを覗くと「あれっ、これは何?」


色々調べたらこれはシャッター開角度の設定が間違っていたんです。


正解はこちらでした。

ちゃんと赤マークがあります。

これでファインダーの警告マークが消えました。


ファインダーにゴミが見えたのでブロワーで軽く清掃しておきました。

そういえばこれが手元に来たときはファインダーがゴミだらけだったっけ。

明日は甥っ子の結婚式で軽井沢まで行くので今日はゆっくりしましょう。
Watsonのスケッチブックから一枚剥がしたのを水張りしたんですがどうなったかな?
ホルベインの絵の具も使わなきゃ宝の持ち腐れだし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ディスクが一杯です」って、そりゃそうだ

2022-07-21 11:00:02 | Weblog
このところ朝食前に写真を見てラフスケッチをするのが習慣になっています。
今朝もこんなのを描きました。


夕べは「映像による絵画用素材」第二弾「斜面の唐松林」のテープ2本のうち吹雪の映像をキャプチャ。
ずっと見ているわけにいかないのでそのまま放置したらテープエンドでコマ落ちになったところで停止。
自動キャプチャ機能じゃないんですがこれは便利です。
中身を確認すると2箇所不具合があったのでPremiereで処理してしっかり2時間の映像を確保。
さっそく黒枠処理していてやり方の間違いに気付いてちょっとだけ慌てました。

別トラックに黒のカラーマットを置いて「アイリス」/「正方形」で処理するのが本当ですがこれで不具合は無いので良しとします。
黒枠の色を16,16,16にしたかったんですが前の設定では境界線の色の指定にしていました。
今後は要注意。

最終形態がYoutubeなので問題は無いでしょう。第一弾はそれでエンコードまでやっちゃったし。
Premiere Pro2.0は使い込んでやり方を飲み込む必要がありますねえ。

気を良くして次は同じ場所の5月、雨上がりの新緑です。


夕べと同じでキャプチャ開始、途中で様子を見たら「ディスクがいっぱいです」って。内臓の1TBで十分足りると思ったんですが。

これは参考のために再度一部だけキャプチャしたサンプルです。

そりゃあそうでしょう。動画のファイル容量は巨大ですから。
第一弾のファイルを確認すると、キャプチャしたファイルは


編集して書き出した完成ファイルは


Youtube用にエンコードしたMPEG4は

これは容量が遥かに小さいので邪魔になりません。

対策としてはMPEG4で書き出して映像を確認したらキャプチャしたファイルと書き出したファイルを削除するしかありません。
いつ壊れるかわからないEDV-9000ですから、安全策を考えるとエンコード前の映像をDVフルカセットにバックアップがベストでしょうか。
でもテープ代が掛かりますしねえ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする