夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

夏タイヤが届いたので

2020-03-31 14:46:55 | Weblog
今日はカメラをいじってる時間がありません。
ヤフオクで落札した愛車レガシィB4に使う夏タイヤが届いたので交換前の段取りです。新型コロナウイルス騒動の真っ最中で愛知県からの、というか県外からの荷物なので、念のために洗剤で洗いました。
タイヤの洗浄には色々な説があって水洗いだけにした方がいいとも言いますが、この際ですから中性洗剤でざっと洗いました。


サイズは215/45R17です。


洗剤を水で流して拭きとって乾かしました。


去年まで使っていたタイヤはスリップサインが出ていました。前回タイヤを交換したときはホイールからタイヤを外して新しいタイヤとホイールをスタンドに持っていって組んでもらったので今回もそうするつもりです。
前回はビードを落とす工具を作って自宅でタイヤを外したんですが、タイヤレバーは出てきたけど自作のビード落とし工具が一部欠品です。


物置を探せば出てくるかも知れませんが何でもかんでも放り込んであるので大変。
錆び錆びのアングルがあるのでこれで作ることにしました。40mmx40mmです。


高速カッターで切って


穴を開けて


適当な塗料で塗装。


塗料が乾くまで待ちます。一晩放置すればいいでしょう。

タイヤをいじるとき使った軍手は洗い、


はいていたジーンズも洗濯して乾かしておきます。


明日はタイヤの取り外しが出来そうです。ひと汗かくだろうけど。
毎日のように部屋の中でカメラの調整ばかりしていたので本来得意のこういう作業が何か違和感があります。アングルを塗装していて、こんなことしなくても全部スタンドへ持っていってやってもらえば済むのに何を考えてるんだろうと思いましたがやりはじめちゃったからまあいいか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 無間地獄から抜けるには

2020-03-30 13:39:18 | Weblog
志村けんさんは私よりひとつ年下です。ご冥福をお祈りするばかりです。昔のことで記憶が曖昧ですが、TBSの「全員集合」で”見習い”で出演した頃の、小学校の小遣いさん役で舞台瀬狭しとヤカンを持って勢一杯動き回っていた姿が思い出されます。
新型コロナウイルス騒動で気が滅入ってカメラの調整なんかしている場合じゃありませんが、読書の趣味はないしゲームも全く関心がありません。友人と出掛けるのも気が引けるし、ボケ防止になるとも思えませんが当面HL-79Eと付き合うとしましょう。

マニュアルを見ながら進めても毎度堂々巡りでさっぱり進まないので考え方を変えました。
今までの調整で、なんとか映像は出ています。現状の映像をベースにして何処をいじれば何がどう変わるかを把握して、その上でマニュアルを参考にして調整を詰めていくことにしました。
今現在の映像を出して静止画で記録しました。






電解コンデンサーの液漏れや容量抜けは無いという前提で、ここから調整で追い込めばそこそこの映像になるだろうと楽観的な考えです。
前に修理に成功したHL-95とHL-79Dは良好な映像が出ているのでそれと比較すれば本来の79Eがどんな映像なのか判断が出来ます。
ノートがメモで一杯になったので新しいノートを用意しました。


中卒の元工場労働者で、本気で勉強なんてしたことがありませんでしたがこれって勉強ですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 調整 毎度引っ掛かる項目

2020-03-29 11:28:27 | Weblog
昨日、夕食の後でグレースケール代用のボードとその他一式を使って改めてGAINを調整しました。
こんな具合にセットして、


この窓から撮像します。


基準となるGchはPROC-1AのTP4で0.4Vp-pになるようPRE AMPのCAL VRで調整してあります。

始めにPROC-1AのTP2,5,8にシンクロスコープのプローブを引っ掛けてCAL調整。これも04Vp-pです。


CALをOFFにしてボードを窓越しに撮像し、シンクロスコープでGchの映像レベルが0.4Vp-pになるようにレンズのIRISを調整。


Rchが同じ0.4Vp-pになるようPROC-1AのTP1をシンクロスコープで見てR GAIN(VR1)を調整。


続いてBchも調整。


以上が夕べの作業です。
今日は雪です。庭の積雪は20cmでした。こんなのは当地では積もった実感がありません。


調整を続けましょう。この辺の調整はマニュアルのあっちへ飛びこっちへ戻りで能率が上がらないのでノートに手順をまとめました。


次はPRE AMPのRchとBchのCAL調整です。

CAL ONでPROC-1AのTP2,5,8でR,G,Bが等しくなるように(0.4Vp-pの意味でしょう)PRE AMPのRchとBchのVR1で調整、できました。

追伸:まだ何か根本的に思い違いがあるようです。
新型コロナウイルスが気になって集中力が切れました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 見方を変えて

2020-03-28 15:53:05 | Weblog
新型コロナウイルスの件ですが、状況は悪化の一途です。地元長野県でも6人目の感染者が出てしまいました。
昨日と一転、外は不安を煽るような重苦しい空です。


ここは田舎ですから人が少なくて外へ出るのは問題ありません。先程隣の信濃町へ黒姫の湧き水を約50リットル汲みに行ったり2日前に買った玄米30キロを精米に行ってきました。これでしばらく主食の心配はありません。

ベーカムを持って収録に行きたい件がありますが、明日にしてHL-79Eの調整を続けます。


いただいたコメントは貴重な助言でした。今調整中の79Eと手元のマニュアルの内容が一致していない可能性が出てきました。そうとわかればマニュアルはあくまでも参考ということで見ることにします。前から調整方法に納得のいかない箇所がいくつもありましたので「この個体では恐らくこうだろう」という部分を自分なりに判断して一部の改訂版を作りました。それ自体思い違いで間違っているかも知れませんがやってみる価値はあるでしょう。


各ユニットはオリジナルで統一しました。

"Z"のラベルが貼ってあるのは元々入っていたユニットです。

PRE AMP、PROC-1A、PROC-2、PROC-3は項目によって前に戻ったり飛び越したりとややこしいんですが駆け足で再度確認と再調整を進めました。
ここでも前の工程に戻る必要があります。

この辺でCAL調整から離れてグレースケールを撮像して調整する必要がありますが気が向いたら夕食の後暗い部屋で予習してみます。

現状のCAL信号を出した状態のENC出力の波形です。


ところで今日の渋谷のライブカメラによる交差点の様子です。

平常時とは比べ物にならない位人が少ないようです。

ニューヨークのTimes Squareはというと、

ほぼ人が居ません。

誰がこんな事態を予想したでしょう。世界は一体この先どうなるのか、とんでもないことになったものです。
こうしていても不安がつのるばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はHL-79Eを休んで朝風呂

2020-03-27 13:43:59 | Weblog

たまにはカメラいじりを休もうと町の入浴施設「天狗の館」へ行ってゆっくり入浴してきました。
町民に年間一戸あたり600円の割引券が配布されるんです。入浴は600円なので無料っていうことです。思いっきり脚を伸ばして温まってきました。

帰りは毎度行きと違う道にハンドルを切って前方のりんご畑を見ると、土手に何やら一面黄色い花が見えます。近付くとそれは福寿草の群落でした。
道路わきに車を停めました。

そこのわき道の下に福寿草が咲いていたんです。

りんご畑でおばあちゃんが何か作業をしていました。選定した枝を燃やしているのかな。


見事な福寿草の群落です。


遥かな残雪の山は黒姫です。


地面に膝をついて一枚。


車を停めた場所には一面にオオイヌノフグリ。

今年はこの花がやたら元気でどこもいっぱい咲いています。

3月25日のブログにコメントをいただきました。
なるほどと思い当たる内容で今後調整を進めるにあたって役立つ内容で助かります。
こんな超マニアックなブログで、備忘録として記録を残すのが目的なので誰も見ないだろうと思っていましたが少なからず見てくださる方がいるのは嬉しいことです。
特にHL-79Eについてはあきらめるわけにいかなくなりました。今後も再生計画を進めます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E いつまで続く無間地獄

2020-03-25 12:08:40 | Weblog
いくら調整しても振り出しに戻っちゃうのでこの際マニュアルのフローチャートに従って原点からやり直しです。
作業の経過をデジカメで記録すると集中力が切れるので調整の結果だけ記録することにしました。

POWERユニットの電圧確認から。


これは調整済みで問題なし。


ENCユニットでBARS(カラーバー)の設定です。


頭がいい方ではないのでこうして書いて進めます。


順調です。


ここまでの調整で波形モニターの波形が前よりきれいになりました。


ベクトルスコープの波形もそこそこきれいです。


ほっとしてフローチャートを見たら「あっ」。PULSEユニットも関係するんです。

こっちを先に調整しておかないとBARがいい加減になるかも。

とにかくPULSEユニットの調整に掛かりました。


ここからはデジカメで記録しながら進めます。

CAL LEVは5Vp-pが規定値ですがちょっと低めだったので正確に調整。
これはCAL信号で調整の基準なので重要です。

その後の項目は面倒臭いのでパス。SC LEVELに掛かります。

規定値は1Vp-pですがなぜか0.75V程度しかなかったので調整。

当然波形モニターとベクトルスコープのBARは変わっちゃいました。




またENCの調整です。一服。


午後からじっくり調整しましょう。

ENCから再開しましたがカラーバーがレベルオーバーしているのが気になってPALSEに戻ってSC LEVELを確認。古いアナログシンクロスコープでは不正確なんだろうとベクトルスコープでカラーバーを見ながら田の字付近になるようにLEVELを微妙に下げました。


これで改めてENCユニットの各項目を確認と調整した結果です。
波形モニターは


ベクトルスコープは


こういう調整は完全に収束させるのは困難なのが常識。BARS調整は完了とします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はオーディオアンプ修理

2020-03-24 11:33:33 | Weblog
前からビデオ編集システムのオーディオアンプの調子が悪いので思い切って修理しました。
症状は左の音が出にくいというもの。前にVRのガリだろうと考えて何かやった気がしますが相変わらず不調で音量を上げたり下げたりして回復させて使っていました。
こういう故障の対策のヒントは「コジコジのオタク文化 情報局」、そうです、コジコジ君のYouTubeが役に立ちました。原因はスピーカー回路のリレーです。それは思いつきませんでした。
このアンプも恐らくリレー接点の接触不良だろうと分解しました。


それらしいリレーが基板に載っていました。他にリレーはありません。

隙間から覗くとDC24Vです。メーカーは不明。

取り外すために基板の裏を見るとここです。


狭いけど基板を外さなくてもいけそうです。半田吸取り器と吸取り線で半田を除去。


取れました。


スタンドのライトに透かして見ると頼りない接点です。


同じリレーの手持ちはありませんがFUJITSUのFRL-263が出てきました。DV24Vです。これは作りが全く違います。高級品です。


FUJITSU製と交換することにしてリード線を直に半田付けしました。


ここで気が変わりました。このリレーって、無くてもいいんじゃないか?
これは電源投入時に不快なノイズを出さないために電源ONから数秒遅れてスピーカー回路の出力をONにする役割だろう、なら直結しちまえ。
基板の端子間を半田でブリッジしちゃいました。


これで組み立ててテストしたら左の音が出ません。
原因はリレーを抜く際抜き挿ししたケーブルの処理にミスがあったためでした。

今度は大丈夫。

元の場所に戻してオーディオコードと電源を繋いでテスト。

アンプの上の人形は71歳の爺に違和感。でもこれはカメラ調整に使うんです。

これで問題はひとつ解決しました。なお、スピーカーは素直な音が出る16cmのシングルコーン、ボックスは何十年も前に作ったキットです。


Ikegami HL-79Eの再生計画は引き続き進めますが、人生百年時代と言っても残り時間、健康寿命を考えるとクリエイティブな作業に軸足を置かないと・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 一休みしてから

2020-03-23 11:43:16 | Weblog
週明けで国会が再開しました。YouTubeで見ています。見ているというより閣僚の答弁を監視です。
ワークステーションの隣の作業台でHL-79Eの調整作業をしていますが答弁を聞いていると集中力が続きません。
手は空いてるので調整を進めようとしてその前に確認しようとシンクロスコープのプローブをCAL OUTに引っ掛けたら「あれ」。CAL OUTは1Vですが合っていません。
調整はVARIABLE POSITIONの内側のツマミで調整するんですがポジションを合わせるときに触れて回しちゃうんです。


CALがズレたままカメラの調整をしたんじゃ無駄な努力になっちゃいます。

対策としてPOSITIONのツマミを取っちゃいました。無くてもCAL調整は可能です。


CALを調整しました。0.2V/DIVで5目盛りです。


国会中継に戻ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 調整 スペアがあるので便利

2020-03-22 10:50:05 | Weblog
予習を兼ねてPROC-2に戻って調整を開始。PROC-3のGAIN調整を済ませてからやる項目です。
ところがここで行き詰まりました。忘れないうちにメモして進めました。PROC-2のGAMMA調整がVRの調整範囲に収まらないんです。


せっかくこのカメラに入っていたユニットで統一しましたがPROC-2をスペアと差し替えて調子を見ることにしました。


PEDESTALが1%に下がらなかったのはこれで解決しました。


PROC-3の"γ"VRをγ0.45の位置にします。ずいぶん大雑把です。


こんなんでいいのかな?


GAMMA BALANCEはこのVRで調整します。


今日はこれ以上進める気はないので更に微調整しました。
ENCユニットのTP1,2,3でCAL信号が0.7Vp-pちょうどになるようにシンクロスコープと波形モニターを首を振って見ながら調整。


PEDESTALも合わせてENC信号を可能な限り重なり合うようにした結果です。

どうだ参ったか。

カメラ調整はここまでにしてクリエイティブな作業に掛かります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 調整 PROC-2に進む

2020-03-21 08:45:58 | Weblog
今日は早起きしてPROC-2の調整です。途中で一部グレースケールを撮像して云々は手抜きですが、手順の確認の意味で進めちゃいます。
これがマニュアルのPROC-2調整項目です。

TP1,2,3はマニュアルでは0.4Vp-pとなっていますが恐らく0.5Vp-pの間違いです。

この図を見てTPとVRを確認します。


ではTP7(Rch)から。ほぼ規定値でしたが微調整しました。


TP10(Gch)です。微調整後です。


TP13(Bch)も微調整。


GAMMA BALANCE はPROC-3のGAIN調整が先です。自作の延長アダプターを挿し替えかあ、面倒臭いなあ。
しかしこのアダプターは良くできています。


これが無きゃどうにもなりません。


PROC-3に移動です。調整項目はこれが先?


CAL OFFでPROC-3のTP3を当たります。


PROC-2のPEDESTAL調整です。"PED"がそれです。


レンズをCLOSEにしてブランキング期間とVIDEO期間のレベルを見ます。

合っていません。

"R"のVRを回しましたが


MINにしてもレベルが合いません。M.PEDをいじってもダメです。

素直じゃないですねえ。

TP8(Gch)はレベルが合いました。


TP12(Bch)は、これも調整しても合いません。


何でだろう?。考えられる対策はPROC-3ユニットをスペアと入れ替える事です、が、集中力が切れました。
その気になったら後でやってみます。
一服して再開。
急がば回れ、ユニットとマザーボードの関係に相性があるかも知れないぞと考えて全部このカメラに入っていた物で揃えました。ラベルを貼っておいたのは正解。


取り急ぎPRE AMPからやり直しです。


一々デジカメで記録しているとリズムが狂うので記録なしでどんどん進めました。




やはり何か相性があるみたいでここまでの調整は順調です。今日はここまでにしますが次はPROC-3を終了させて改めてグレースケールチャート(代用品)を撮像しての調整を済ませます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする