夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

梅雨の合い間の晴れ間に

2024-06-29 16:18:41 | Weblog

黒姫の湧き水を汲みに出ましたが車の給油ランプが点いているので峠を越えて越後のスタンドへ。

給油の後 Jr. の提案で前に野生の猿が居たあそこへ寄り道。

関川沿いの面白い空間です。

前にここに来たのはあの深緑色の鉄橋が見たかったから。ちょうど越後ときめき鉄道の上り列車が通過。

こんななんでもない空間が好きなんです。

山と川と鉄橋。気分は最高。

水力発電所に関係する施設でしょうか。苔生していい感じです。

丘の向こうは田んぼが広がっていてこちらからも鉄橋が見えます。

違和感を感じて空を見上げると。トンビかそれともイヌワシか。

今は何処も葵が花盛りです。

いいですねえ。

脇道の奥ではホタルブクロが咲いていました。

何処へ行っても田んぼは徐々に放棄されて減っていきます。

ホタルブクロは白もあります。

帰る途中やはり前に通って気に入ったここにも寄り道。信濃町の北端です。

別になんでもない風景ですが。

次は真夏に行ってみましょう。

今日のような強烈な陽射しによる光と影、鮮やかな色彩は大好物です。

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Betamovie BMC-100 をちょっと

2024-06-28 11:02:12 | Weblog

先日ハードオフで¥330で保護した SONY BMC-100 は完動品でした。

でも一部気に入らないところがあります。ハンドグリップのベルトです。

もう一台の BMC-100 はきれいな状態。加水分解で若干べたつきがありますが。

ベルトを取り外すにはグリップを分解する必要があります。

ビスを片っ端から抜いて開きました。

おっと、バッテリー接点が青錆。見なかったことにしてもいいんですが。

接点復活剤を吹いてマイナスドライバーでゴシゴシ。

このカメラは使う予定はありませんが使えるようにしておきます。

ベルトの入れ替え作業はビスが3種類あるのでまごつきましたが何とか成功。手前が先日来た方です。

見た目が良くなりました。右の BMC-100 に取り付けた方はひどいでしょ。

ついでにバッテリーの代用品の収納部も工夫。

ショルダーベルトを引っ掛けるステーを利用して得体の知れないケースを引っ掛けて針金で抜け止め。

これじゃあんまりなので後でリングに入れ替えます。

スマートに収まりました。

先ほど収納庫を見たら、なんとなんと、BMC-100 が他にもう2台あるじゃないですか!

覚えていませんがどれもハードオフで衝動買いしたんですね。無駄な買い物をしたものです。

今回買ったのは程度が良好なのでコレクションに加えるとして、予備を1台残して他は処分です。

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新作をアップ

2024-06-27 12:01:48 | Weblog

2009年4月に撮った写真で短編を作りました。

私が住む町の山あいに今はほぼ住む人が居ない集落があります。

15年前、すでに古い家々は朽ち果てようとしていました。

これがその時の写真です。

私は昭和24年生まれですが、生まれた地域は山の麓の集落。

暮らしていたのは萱葺きの母屋に隣接する2階建ての倉庫。

こちらは山の南斜面ですが私が6歳まで住んだのは山の北側で日当たりの悪い家でした。

ここを訪れた時、蘇ったのは母屋の縁側で聞いた鶏の声、裏から牛の声、山椒と藁の香り。

そんな思いにふけりながら編集を進めました。

編集は夕べのうちに大まかに済ませましたが今日の午前中微調整。編集は夜は禁物です。

何度も確認の上書き出してエンコード。これはすっかり慣れました。

今回も前作と同様「意味」を排除しました。

これをどう感じるかは観る人に委ねます。

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BMC-100 をいつでも使えるように

2024-06-25 13:50:07 | Weblog

小諸のハードオフで保護した程度最高の古い民生用カメラについてです。

いつでも使えるようにしておきましょう。

手持ちの NP-11 バッテリーは放電と充電を繰り返しても復活しませんでした。

ならばあれで解決しましょう。単三ニッケル水素バッテリーの出番です。

実は以前別の BMC-100 で準備した単三電池8本の電池ボックスが出てきたのですがヘマをやって壊してしまいました。

改めて買ってきました。

ケーブルを作りました。DC プラグはちょうどいいのがありましたが様々な形式があるので厄介ですね。

これで使えるはずです。

EJECT レバーを下げたらテープ挿入部が開きました。使えるぞ!

電池を入れる袋はこれがちょうどいいサイズ。

録画ができるのは確認済みなのでここまで。

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Premiere Pro2.0 から HD 動画を書き出す

2024-06-24 11:58:31 | Weblog

HD の試作短編を作りました。

素材は主に Canon EOS20D と FUJICA FinePix S2Pro で撮った写真です。

写真データの高さを HD に合わせて 1080pixel にリサイズして統一。幅は 1620pixel です。

Premiere Pro2.0 のタイムラインに並べて編集、までは順調。

スライドショー形式では面白くないのでそこは感性でカットの尺を変化させます。

先日 Premiere の設定を変えたので楽しい作業です。

今回の作品はいつか挑戦したい16ミリのための試作のための更に試作です。

今までは SD ばかり作ってきたので HD の書き出しでまごつきますがこれでいいんじゃないか?

問題なく HD の書き出しに成功!

次に Shotcut に読み込んで mp4 にエンコードです。

ところが Shotcut が消えちゃいました。数日前にゴミソフトをアンインストールした際これも消しちゃったみたい。

ダウンロードした元データは残っていたので入れ直し。

Premiere で書き出したデータを HD でエンコードする手順がよくわからなくてあれこれ。

わかったぞ! これでいいんだろ。

プレビュー画面で HD 映像を再生。問題なし。

16:9 画面は私に言わせれば間抜け。 3:2 は締まりがあっていいですねえ。

エンコード開始。3分ちょっとの短編なのであっという間に終了。

メディアプレイヤーのフルスクリーンで正常に再生されました。

YouTube にアップして作業終了。FullHD サイズのモニターで視聴可能です。

「意味」という言葉が私は大嫌いです。

「意味不明」「意味わかんない」「どういう意味?」。

試作の試作ですからこの短編自体に意味などありません。教訓もありませんし考えさせるなんて論外。

何の意味もない映像作品を作るっていう行為は実に快感です。

今回は初めて HD 動画の公開に成功。

以前 HD のつもりで公開した動画は手順を間違えていたようです。

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民生用ビデオカメラの歴史的な製品を保護

2024-06-23 14:09:36 | Weblog

SONY BMC-100 という民生用カメラを小諸のハードオフで保護しました。

¥330 也。外観は最高です。

付属品はショルダーベルトだけ。

レンズはちょっと汚れていましたが拭いたらクリアーになりました。

NP-11 バッテリーは OEM のジャンク品がありますが使えないかも。

充電してみました。

電圧はいい感じですが

ダメですね。すぐにアラーム。

充電器は BMC-100 純正の AC-M100 があってカメラ用電源ケーブルが出ています。

プラグが傷んでますけど使えます。

アダプタから電源を供給してテストしてみましょう。

テープは前に確保した新品が出てきました。貴重品です。

試し撮りして EDV-9000 で再生。写っていました!

BMC-100 はそれまでのデッキ別体の2ピースから進化して一体型となった画期的なカメラです。

録画専用で、再生するには別途デッキを使うという割り切った設計思想は好感が持てます。

「画質」は80年代の民生用ですから今の HD とは全く異質の、良く言えば曖昧な映像です。

今のところこれを使う予定はありませんが単管独特の映像が面白いので折をみて、、、また余計な考えが。

実は工房に BMC-100 はもう一台あるのですがそちらは一部不具合があるので放置したままです。

もし撮影するならバッテリーをどうするか、そうだ、あれでなんとかしましょう。

単3が8本入るホルダーです。ここにニッケル水素電池を入れれば 9.6V です。

これも前に試したことがありますがセリアの安い電池ではすぐにアラームが出て使い物になりませんでした。

これは暇な時に(暇はありませんが)取り組むことにしてとりあえずこのカメラが完動品だったということでめでたしめでたし。

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あの短編はいつになったら撮れるのか

2024-06-21 13:48:19 | Weblog

思いついたのは4年前です。

あの不思議な空間で撮ったら面白い映像作品ができるかも。

何度も訪れてロケハンを繰り返しました。

あそこで撮れば思い切りシュールな短編映画ができると確信。

カメラは Arriflex 16S 、フィルムはもちろんモノクロでしょう。

でも毎年夏になったら実行しようと考えながら歳月が経過するばかり。

本番の前に第一弾として試しに HL-95 で撮ってみようと考えたのは去年の頭。

そのうちにと考えながら年が暮れました。

夕べ、本立ての上に置いたままのコンテを開いてみました。

あれだけ詰めたはずなのに全然ダメです。

勝手に師と仰ぐのは Maya Deren David Lynch 松本俊夫 佐々木昭一郎。

長いトンネルの出口は?

佐々木昭一郎さんは今月14日亡くなったそうです。ご冥福を祈ります。

さて、気持ちを新たにコンテの見直しです。

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編集システムは深みにはまりました

2024-06-19 13:05:33 | Weblog

編集システムのケーブルを CANARE 75Ω で統一しましたが疑問が。

システムに組み込んだ Tektronix TSG 200 からカラーバー信号を出して波形モニターで観測するとレベルオーバー。

デジカメで波形を撮っておけば良かったんですが先を急いだので撮ってありません。

これはセレクターから波形モニターに繋いだケーブルが長いのが原因と判断しました。

幸い 75Ω の短いケーブルが2本見つかったのでそれとカラーモニターへのラインの怪しいのも含めて入れ替え。

これで波形モニターの波形はほぼ正常になりました。

短いケーブルにしたのは正解でしょう。

ついでに一部のケーブルの取り回しを変更しました。矢印が短くしたケーブルです。

これで一息入れてベーカムの映像を確認。

このテープは冒頭にカラーバーを録画してあります。カメラは HL-59 です。

それを波形モニターで見たらこんな具合。ありゃ!、あのラインのケーブルを入れ替える前もこんな具合でした。

思い付いて脇の台に載っている HL-79E のカラーバーを出してみました。

完璧です。この 79E は本気の調整前ですが。

HL-57 のカラーバーの事は置いときましょう。

TSG 200 はもちろん中古で手に入れた物ですがカラーバーを出して

波形モニターの "CAL" をいじってみました。

TSG 200 が正常に信号を出している前提で微調整した結果がこれです。

物はついで。BVW-70 ですが VIDEO レベルって、どこかで調整出来るんじゃなかったっけ。

正面のこれは入力側ですよね。

操作部を引き出すと奥に色々あったはずです。

ありました。前に全部 PRESET にしてあるのを確認したっけ。これで再生の VIDEO レベルが調整出来ます。

カラーバー部を再生、波形モニターを見ながらレベル調整。きれいな波形になりました。

なるほど、テープの頭にカラーバーを入れておくのはそういう事なんですね。

毎度の事ですが全くの素人なのでこんなことで日々まごついています。

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BNC ケーブル入れ替え

2024-06-18 09:47:26 | Weblog

外は雨模様。こんな日は落ち着いて作業が出来ます。

重い編集ラックを引き出して残りの BNC ケーブルを CANARE の 75Ω に入れ替えです。

夕べのうちにやろうと思っていたのに晩酌をやったら忘れちゃいました。

ケーブルが長いのでゴチャゴチャですが 8の字巻きしてあります。これで効果があるかは不明ですが。

短いケーブルを手に入れるまでこれで済ませます。

映像ラインは全部 75Ω で統一されました。青いのがそれです。

コンッポジット系を確認。大丈夫です。ケーブルを替えても見た目の画質は変わりません。

次に ADVC-500 のコンポーネントから Premiere Pro2.0 に入れて確認。

Premiere は " ユーザインタフェイス " の設定を変えてもっともらしくしました。

目に優しくなりました。もっと早く気がつけば良かった!

キャプチャ画面です。

コンポジットラインは波形モニターとベクトルスコープ経由でカラーモニターへ。

カラーモニターで終端 ON 。

この作業で前から気になることがあります。

canopus ADVC-500 は Premiere を操作する度に DV ← ANAROG に切り替わるんです。

今はわかっているからその時はボタンを押して戻すので問題はありませんが前は慌てました。

以上、ケーブルを 75Ω に統一する作業は完了。

今回ケーブルに掛かった費用は計¥550 + ガソリン代 。おっと、有料駐車場の¥200 も。

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75Ωの BNC ケーブルを追加入手

2024-06-17 19:29:07 | Weblog

昨日駅前のハードオフで3色揃った 75Ω ケーブルを確保しましたが追加です。

確かあの店にもう一本 CANARE のケーブルが有った覚えがあります。

午後行って見たら2本ありました。単価¥110 。長いけどまあいいか。

昨日確保したのも含めて全部色が違うので便利。

これも 75Ωです。長いけど8の字巻きで束ねて解決しちゃいます。

システムの接続を入れ替えるのは明日。晩酌のほろ酔い気分でやるのはいけません。

これで長さはともかくシステムのケーブルは全部 75Ω で統一されます。

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