夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日は外で溶接だけど

2019-07-31 13:35:19 | Weblog
朝から汗だくで溶接作業です。なにもこんな暑い季節にと思いますが好きなことだから我慢できます。
溶接するには段取りが大変。玄関先に古い溶接機を置いてブレーカーから200V電源をとって、加工済みの材料を並べます。

40年位前に買ったスズキッドの溶接機はコードがボロボロでショートする恐れがあるのでいずれ整備しないと危ないぞ。
この手の溶接機は実用にならないという人がいますがそんなことはありません。板厚1.6mm~3.2mmのアングルや帯鋼、角パイプの溶接なら充分実用になります。私はこれでカーポートを作りましたが全く問題ありません。まあ、どっちみち全くの素人では溶接は無理ですが。

溶接棒は2mmが使いやすいんですが手元にあるのは1.6mm。電流を絞ってもアークが強すぎてあまりきれいに溶接出来ませんが買ってくるのも面倒なので無理は承知で1.6mmでやっちゃいます。

直角冶具で固定して点付け。


裏から本付けします。


軸とフレームを溶接。

アングルは3mmで軸のパイプは肉厚が1.2mmしかないので点付けでないと穴があいてしまいます。実際、片側は穴が開いてしまって塞ぐのに苦労しました。2mmの溶接棒なら肉厚1.2mmの角パイプも溶接可能です。そういえば自作編集ラックは1.2x25x25の角パイプでした。30KgのベーカムVCR BVW-70を含めて総重量は100Kg位ありますが全く問題なしです。

自在キャスター取り付け用のナットを溶接。これも2mmの棒ならうまくいくんですが。


フレームの基本骨格が出来ました。


タイヤとキャスターを取り付けてみました。


ここから先はまだ考えがまとまっていません。ハンドルはワンタッチで脱着したいし三脚をどう収納するか、見た目にもスマートにしたいし。塗装はどんな色にしようか、なんてことを考えて楽しんでいます。
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梅雨明けの猛暑に鉄工所だあ

2019-07-30 13:44:32 | Weblog
お暑うございます。夏男の本領発揮、今日も鉄鋼事業部です。ロケカートを作るぞ。


昨日の夕方、25x25のアングルを買ってきたのは正解でした。朝から高速カッターで切断して穴加工です。罫書いてポンチを打って下穴を開けます。


φ16のドリルで軸のパイプの穴を開けます。ドリルが切れないので研ぎましたがこれはいまだに苦手。ひどい切り粉ですねえ。


25のアングルなので今度は余裕です。軸はパイプにアンカーナットを打ち込んだのでちょっと太くなっているので穴をリーマでちょっと拡大。


タイヤのカラーはいいかげんな寸法なのでカット。


仮に軸とタイヤを組んでみました。いい感じです。


このアルミケースは中に軽自動車用の12Vバッテリーを収納してあります。それをDC/DCコンバータで15Vに昇圧してXLR4pコネクタのひとつに出しています。他のふたつはバッテリー直結の12Vのままです。


フロント側は昔編集ラックを作った際余ったφ75の自在キャスターを使うのですが、取り付け用のナットがいくら探しても出てこないので買ってきました。ノギスで測って1/2"細目、のはずですが念のためM12の細目ナットも買いました。それぞれ2個入りで単価\98。


ネジはやはり1/2"細目でした。


ここまで準備できました。次は溶接ですがさすがに暑くてそこまで進める気にはなりません。


ハンドルをどうするかはまだ考えがまとまっていません。レガシィのトランクに撮影機材一式と共に収納したいので脱着式ですね。
このカートに何を載せるかというと、自作の強力なバッテリーユニットはもちろん、場合によっては3管カメラにUmaticを組み合わせて撮影したいからです。
Umatic VCR BVU-150は結構なサイズなんです。重さもバッテリー抜きで6.7Kgというヘビー級。


製作中のカートの大きさならBVU-150も余裕で積めるし三脚とロケモニターも積めます。カメラはガタガタさせたくないので載せずにベルトで肩掛けとします。
HDVカメラを使えば小型軽量で画質も地デジ相当でいいことづくめなのに何でこんなことを考えるか、それは私が典型的なB型だからでしょうか。かなりへそ曲がりですね。
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暑さのせいで大失敗

2019-07-29 17:23:37 | Weblog
ビデオ撮影用ロケカートの製作を進めようと材料を買ってきました。角パイプはあきらめてアングルです。

これが間違っていました。

レシートを確認すると3x20x1.82mとなっています。必要なのは3x25x25だったんです。


こんな単純なことに気が付かなかったのはボケたわけじゃなく暑さのせい、ということにしましょう。
気が付かないまま午後から加工にかかりました。


罫書いて穴あけですがその時点でどうして気が付かなかったのか!


フレームになる部材が出来たはずでした。


20mmのアングルにφ16の穴ですから何か変。リーマーで穴を拡大。


アングルの板厚は3mmですから中心に開けた穴は当然側面に干渉します。

ここで足元に転がっていた3x25の帯鋼に目をやると、アングルの幅が狭いと気が付きました。「あれっ、このアングルは20mmじゃないか」。

アングルを買った店は自宅から約10キロ。さて、どうしましょう。

明日買いに行くと開店は9時半。それじゃあ具合が悪いので急遽車を走らせました。10Km位だと思ったら片道16Kmでした。


今度は間違いなく25x25です。


明日も忙しくなりそう。

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鈴鹿8耐TV観戦の合間に金属工作

2019-07-28 20:35:09 | Weblog
いやはや、鈴鹿8耐は最後に思わぬ波乱。誰も予想しなかった結末でした。でもガチのレースで興奮しながら見ました。若い頃モトクロスの草レースに出たり富士スピードウェイを2輪と4輪で走ったり、古い車で筑波サーキットも何度か走ったのでモータースポーツは親しみがあります。

観戦の合間にちょっと金属工作です。撮影機材を載せる台車、ロケカートといえば近いかも。必要な材料は一部揃えてあります。
これはコンクリートにアンカーボルトを入れる物です。正式な商品名は忘れました。アンカーナットだったかな。

本来はコンクリートにドリルで穴を開けて打ち込むとクサビが食い込んでしっかり固定されるのですが、今回は違う使い方をします。

外形φ14をグラインダーとボール盤でφ13.6程度に削ります。旋盤があれば簡単ですがこんな方法でも間に合います。


φ16のスチールパイプです。ラベルは板厚1mmとなっていますが測ったら1.2mm、内径はφ13.6です。


外形を細くしたアンカーナットをパイプに打ち込むんです。パイプの側面の穴は後でプラグ溶接してしっかり固定するためです。


頭を切ったM10ボルトを入れて打ち込みました。


アンカーナットの削り方が絶妙でいい感じに入りました。


こちらは台車用の空気入りタイヤ。軸が20mmと16mm兼用でアルミのいい加減なパイプが付属していました。


M10のボルトが手元に無かったので買ってきました。ついでに大判の平ワッシャも。


こんな風に軸をタイヤに入れます。


イメージ通りになりました。


次はフレームを作りますが、材料はアングルにするか角パイプにするか迷っています。アングルだとスマートさに欠けるので
角パイプでやりたいんですが昔は簡単に手に入った25x25程度の物が身近な店に置いてないので困っています。というか、こういう工作が好きだし得意なので楽しんでいます。

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暑くて室内作業はやめて愛車の整備

2019-07-27 17:07:16 | Weblog
とてもじゃないけど部屋の中でカメラの調整なんて無理です。暑い!
私の家は標高580mで夏は快適、だったんですが最近は異常な暑さで下界よりはマシという程度。もちろんエアコンなんて私の家も含めてほとんどの家にありませんのでさすがにこたえます。現在室温は29℃。
アサイチで掛かり付け医院へ行って血圧の薬の処方箋をもらって隣の薬局で35日分確保。

どうせ暑いなら外の方が快適です。ということで今日は最近愛車のベルトが鳴くようになったのでボンネットを開けて調整しました。


鳴くのはエアコンのベルトらしいぞ。


テンショナーのロックボルトを緩めて、


張り調整のボルトを締めます。


ロックボルトを締めて完了。


エンジンを掛けて鳴かないことを確認。ついでにバッテリー液面、エンジンオイルの量、LLCの量も確認してボンネットを閉じておしまい。
午後、今シーズン初めてミンミン蝉の声を聞きました。夕方はヒグラシが元気に鳴いています。

台風が心配です。というのは明日は鈴鹿サーキットで8時間耐久レースがあるから。明日は三重県は台風一過で晴れると思いますがどうなるやら。今年もTV中継(BS日テレ?)があるようなので今から楽しみにしています。
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今日はお気に入りの腕時計の電池交換

2019-07-26 15:43:45 | Weblog
先日、気に入って使っていた腕時計が狂ったと思ったら動かなくなりました。腕時計なんてホームセンターに安いのがいくらでも置いてありますが、今まで何個も買って壊れたのがいくつも転がっていて、その繰り返しはたくさんです。

何年か前にハードオフ(毎度これです)で\1,080で買ったGRAND JOURです。

確かフランスのブランドで中身は日本製という面白い時計です。秒針のように見えるのはストップウォッチで秒針は下の小さな文字盤です。秒針が動かないから壊れていると思って処分しちゃう人がいるとかいないとか。

電池交換は裏蓋を開ける必要があるのであり合わせの材料で工具を作りました。5mmx10mmのアルミ角材の端材に穴を開けて真鍮の釘を打ち込み。


裏に出た釘を適当に切ってヤスリで成形、裏蓋の溝にピッタリ入るようにしました。


これで裏豚の溝に引っ掛けてゆっくり回しました。簡単には緩まないだろうと思いましたが楽勝でした。


外れたぞ。蓋の裏のマジックで書いてあるのは何?


電池はSONYブランドのSR927SWです。買い物の付き合いで行ったスーパー併用のホームセンターには無くて次に入った店にありました。


税込み\620也。どうでもいいか。


交換は簡単です。


裏蓋を閉めて、文字盤を見たらちゃんと動いていました。当たり前です。


裏蓋は超細目ネジなのでもう一度外して慎重に締め直さないとズレていたら防水が利きません。後でやりましょう。
なお、普通は裏蓋を外したらOリング交換が常識ですがこの時計の場合は蓋側にピッタリ入っているので大丈夫そうです。
これで当面は使えますが、ストップウォッチのリセットが真上じゃなく8秒の位置になっちゃいました。調子が悪くなったときに操作したのがいけなかったみたいです。それと、前からですがリューズを左回転するとネジが緩んで取れちゃいます。このままだと日付けの設定が出来ません。
まあそのうちなんとかしましょう。

話題はもうひとつあります。こんな物も買ってきました。

何に使うのかはいずれまた紹介しますね。
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HL-79E 調整用アダプタ完成

2019-07-25 14:40:04 | Weblog
考え方を変えたアダプタが出来ました。Ikegamiのマニュアルにある「ウインドウチャート」に近い考え方です。
これでPRE AMPの調整をするつもりですが、うまくいくかどうかはわかりません。

例によって端材を加工しました。楽しい金属工作です。


パネルは支柱にPOPリベット留め。スマートに仕上がります。


完成です。


裏はこうなっています。


1/4"ネジが切ってあるので三脚に固定できます。シネライトも同様。


ボードに貼ったコピー用紙にライトを当ててみました。


使えそうです。
でもカメラ側の調整はそう簡単に進むとは思えません。今までの感触ではGchに対してRchとBchの出力レベルが大幅に違っていて、何か根本的に問題があるのかも知れないからです。
今日はここまでにしますが明日以降再び調整にかかります。
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HL-79E 浅はかな考えだった

2019-07-24 10:38:39 | Weblog
PRE AMPの調整のためにGoodアイデアだと思ったアダプタですが、ダメです。
今日は午後から親戚の不幸があって遠出するのでその前に作りかけのアダプターを改良したのですが、

ベースのバーを当初の半分まで短くして


この後でテストしたのですが


窓に貼ったダイソーのメモ帳の表紙は一見無彩色ですが、ハロゲンランプの光を通すと明らかに黄色味が強く出てしまいます。これではハロゲンランプを使う意味がありません。


このやり方はあきらめました。
考え方を変えて白い紙(コピー用紙)にシネライトを当ててそれを窓を開けたパネル越しに撮ればいいんです。コピー用紙はホワイトバランスをとる時グレースケール代用で定番です。
作りかけたアダプタはパネルがそのまま使えます。

思い立ったら即実行。こんな具合にライトとコピー用紙をセットしてみました。


うん、これでいいじゃないか。最適な条件は後で決めりゃあいい。


とりあえずバラックで試しましたが常に同じ条件となるようにパネルとライトを取り付けるアダプタを作ります。幸い材料はいくらでもあります。

今日は見通しがついたのでここまで。
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趣味の工作 HL-79E調整用ライトボックス

2019-07-23 16:31:39 | Weblog
HL-79EのPRE AMP調整ユニットですがアルミケースに組み込むのはやめてもっと楽な手を思い付きました。
前に壊れて入れ替えた波形モニターをバラして出てきたアルミ材を加工。


中心に三脚取り付けのタップ加工。


アルミのアングルをカット。


ああしてこうしてこうなりました。


パネルの正面だけつや消し黒で塗装、組み立ててテストです。


樹脂板が熱で変形するのを恐れた結果ランプが遠くて透過光が弱い感じです。


黒が浮いているし窓も輝度が足りません。


急遽バーを60mm短くしてみました。


まだ輝度が納得できません。


もっとランプを近付けても大丈夫そうです。ランプの後方の光がもったいないので反射板を付けるための穴を開けてあります。


この状態で試しにPRE AMPの調整をしようとしたのですが何か様子が変。マニュアルを見ながら順を追って進めないと無理です。明日バーを更にカットして反射板を付けたら落ち着いてやってみます。とりあえずこんな波形は出ました。


そろそろ晩酌の時間です。
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選挙の結果に腹を立てながら趣味の工作

2019-07-22 16:35:28 | Weblog
参議院選挙の結果は期待外れ。自民公明維新は没落すると期待したのにこれが現実です。投票率は暗たんたるありさま、結局棄権した人たち(連中と言いたいところです)が国の未来を決めることになりました。個人的見解ですが安倍はこの結果に乗して遠からず衆議院を解散するでしょう。そのときこそ棄権する人は目を覚ましてもらいたいものです。棄権=危険です。
でも今回れいわ新選組が二人入ったのと立憲民主党が躍進したのはいい傾向です。野党共闘も成果を上げました。今後なんとしても流れを変えないと。

色々考えながら昨日の工作の続きです。
まずは窓を開けたパネルの塗装。つや消し黒です。


ケースも塗装。これはあり合わせのブラックメタリック。


必要な物をガラクタの箱から見つけました。何でも出てくる魔法の箱です。


コードはガラス被覆のおあつらえ向きのが出てきました。


コードの端末はこれを使います。何のために作ったのかは忘れました。このXLR4pコネクタにカメラテスト用に改造した12V3Aの東芝製ACアダプタを繋ぎます。


ケースの塗装を100Wの電球で乾かしながら昼食。テレビは当然昨日の選挙の話と思ったら「ひるおび」は何と例のヨシモトの話題。「何やってんだ!」

3時から先日の検診の結果を聞きに行きます。何もなければいいんですが。

...

異常なしでした。そりゃあ古希ですから何から何まで正常値とはいきませんが早急に精密検査が必要な項目は無しです。

さっきの続きです。組み立てました。


ハロゲンランプはこんな具合に組み込みました。

ハロゲンランプを使うのは色温度が3000K~3200K程度で万事好都合と考えたからです。

パネルの窓は内側に乳白色の樹脂、ダイソーの小さなメモ帳の表紙を紙テープで張り付け。


パネルを取り付けて電源を入れました。


ライトONにしてデジカメで撮るとこうなります。

Photoshopのスポイトでチェックすると周辺部はほぼ0,0,0、中心部は255,255,255 成功です。

ところがしばらくするとケースが熱くなってきました。50℃位でしょうか。樹脂板が剥がれてきました。
パネルを取り外したら熱で変形!


考え方は間違っていなかったんですが熱に対する考慮が足りませんでした。映写機のハロゲンランプほど高温にならないだろうと勝手に思い込んでいました。この考えでやるならもっと奥行きの深いケースじゃないとダメです。
せっかく張り切って作ったけどやり直しです。
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