「線路端の猫戯子」の話の続きです。
あの作品に組み込んだ様々な要素の中からあれを短編で切り出そうと考えました。
他にも宝石のような項目がありますが、それは追々に考えるとして。
今回のシーケンスは大鹿村まで出掛けて撮影した映像と北陸新幹線が金沢まで開通した日の飯山駅。
続いて44年ぶりに飯山線に復活した蒸気機関車。
この3項目を皮肉を込めて構成したものです。このタイトルは今回の短編のために作成。
トップは2016年11月の大鹿村。原田芳雄さんの遺作「大鹿村騒動記」の舞台。2016年11月6日
映画のタイトルバックと同じ場所です。季節は映画と同じ秋。
「大鹿村騒動記」はリニアが村を通ることで騒動が起きる話です。
リニア新幹線に関係する工事が始まる頃を待って当時乗っていたレガシィB4で行きました。
ここは映画の中で使われた食堂。不定期に営業していたはずですがお休みでした。
村人が大勢エキストラで村歌舞伎を見物していた神社も訪れて撮影。
大鹿村は中央アルプスを抜けるトンネルが一部地上に出る場所です。
まあリニア新幹線は様々な問題を抱えて完成するかどうか、微妙です。
個人的には全く無用の長物と考えていますが。
なお、リニア新幹線に関しては飯田市の長野県駅予定地も撮影しました。
大鹿村の次の項目はJR飯山線飯山駅です。
新幹線飯山駅は工事中から撮影しました。
駅の完成を待って撮影した位置が工事中と全く同じだったのは偶然です。2015年3月14日
2015年3月14日は飯山駅で北陸新幹線開業記念行事が盛大に行われました。
この日はこれに先立って丘の上から下り新幹線E7を撮影。
続いて2016年11月19日。なんと44年ぶりに飯山線にSL復活!。大騒ぎでした。
予想は的中、新幹線のり場はご覧の通り、閑散としていました。
吹奏楽の演奏に送られて発車したSL。汽笛を鳴らして北に向かいました。
この後走るSLを見に来た車で混む国道を車で追い、栄村近くで先行して小さな川を渡る姿を撮影することができました。
先行きが怪しいし無駄なリニア新幹線と閑散とした北陸新幹線鋭飯山駅。それと対照的なSLを見に集まった多くの人々。
実に面白い現象じゃないですか。
編集は終わりましたが今日はここまでにしてアップするのは明日にしましょう。