夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

マイクステーその3

2018-02-26 16:41:25 | Weblog
先日作ったマイクステーですが、マイクホルダーの取り付けがイマイチなので改良です。
長いボルトと蝶ナットを使ったのですが見た目が気に入りません。

晩酌のウイスキーを買いにいつものホームセンターへ行ったついでにネジを見ていたら5/16"×20mmってのがありました。
更に売り場をうろうろしていたら内径8mmのゴムワッシャーが。これでいけそうです。

この手の品物は安いので財布に負担がかかりません。

ぴったりです。

平ワッシャーとゴムワッシャーをはさんでボルトを締めこむとこんな具合です。

裏側はこれですっきりしました。

ゴムワッシャーのおかげで道具なしでマイクホルダーの向きを自由に変えられます。

自作とは思えない仕上がりです。


欲をいえばボルトの長さがちょっと短くてしっかり締めこむとホルダーが動かなくなってしまいます。
板厚の薄い平ワッシャーを探して入れ替えましょう。そのうち。
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マイクステーその2

2018-02-20 14:54:23 | Weblog
先日作ったマイクステーがあまりにも野暮ったいので作り直しました。
ガラクタをかきまわしたら前に他で使った3mmのアルミ板が出てきたのでやる気になったんです。

3mm×100mm×300mmのアルミ板です。前にテレシネアダプターを作ったときの残骸です。

穴を避けて最大限に使います。

金鋸で切り出した状態。

アルミは柔らかいので切断に関しては楽です。

穴あけについてはアルミは粘っこくてセンターポンチを打ってもドリルがずれたりするしグニョグニョの感触はきらいです。

今あけているのは三脚穴用のφ5mm下穴。

穴あけ完了。

三脚穴は5/16"のタップ加工。マイクホルダーの穴と三脚穴がオフセットしているのはマイクの重量を考えてバランスをとるため。ダイナミックマイクはがっちりしたダイカストボディーなので結構重いんです。
でもねえ、こうして見るとなんだかノッペラボウでいかにも自作って感じ。

で、急遽肉抜きとデザインを兼ねてこんな形状にしてみました。

これならもっともらしい形です。

快晴とあって塗装日和です。

先日のシャーシーブラックがまだ余っていたのでこれを使いました。
アルミは塗料が密着してくれないので本当なら専用の下塗りが必要ですが、シャーシーブラックならそれなりに密着するのではないかと勝手に決め付けてのことです。

シャーシーブラックはラッカーより乾きが早いようで、時間の節約になります。


完成です。仮にそこにあった三脚に載せてみました。

どんなもんじゃ。
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マイクステーの製作

2018-02-16 16:04:48 | Weblog
面白い機材を手に入れました。
marantz PFESSIONAL SOLID STATE RECORDER PMD660

ステレオ録音ポータブルレコーダーです。記録媒体はCompactFlash
電源は単三4本又は外部電源のDC5V

マイク入力は本格的なXLR3p これでないと素人っぽくていけません。

買ったのは息子ですが、共有財産ということになると思います。
今までビデオ収録の際、音声も別に録りたいと思うことが何度もあって適当な機材を探していたのですが、DATデンスケは相場が高くて手が出ないしボイスレコーダーでは役不足。で、私よりオーディオに関心がある息子がネットで見つけたという次第です。

問題はマイク。このレコーダーは内蔵マイクがありますがそれだけでは役不足。昔生録に使おうと買ったダイナミックマイク2本を探し出てきたのはいいとして、これを三脚に取り付けるステーが必要です。
さっそくホームセンターへ。

こんな金具とボルト、蝶ナットを買ってきました。

オリンピック観戦の合間に加工です。

マイクホルダーは5/16"ネジなのでφ8.5に拡大。

三脚取り付け部はφ5のドリルでさらって5/16"タップを立てます。

錆びて切れないタップです。

余っていたシャーシーブラックで塗装。

テレビでフィギュアスケート男子ショートが始まろうとしています。

完成です。

マイクホルダー部はスポンジテープを張りました。防振とホルダーを外したときのボルトの抜け止めを兼ねます。

裏はこんな具合。

いつも思うのですが、亜鉛めっきってのはセンスがありませんね。自宅で黒染めできればいいんですが。

さっそくマイクを取り付けてみました。

いかにもホームセンターのT金具ですが折をみて3mm位のアルミ板でかっこよく作り直したいですね。

フィギュア男子ショートはこれから第5組です。

外を見ると、今日もヒヨドリが来ていました。
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ヒヨドリを撮る

2018-02-13 16:02:42 | Weblog
我が家に昨年からつがいのヒヨドリが棲みついています。
先日気がついて庭の木にりんごを挿しておいたら目論見通り時折食べに来ました。

今日コタツでオリンピックの放送を見ていたら頻繁にやってきました。

紫陽花の冬囲いの先、りんごの横にいます。
右側のりんごはもう半分しか残っていません。

夢中でつついています。

さっき羽を広げてポーズをとってくれたんですが撮るのが間に合いませんでした。


こちらの存在に気づいて「こんにちは」
あれ、これはヒヨドリじゃなくてホオジロじゃないか?

カメラ位置からの距離は約4メートルです。

あとでりんごを見に行ったら

すごい食欲です。

野鳥を望遠で撮る趣味は無いんですが今回あえてやってみました。
望遠で背景をぼかす手法は、正直大嫌い。どうせぼかすなら前景もぼかしたら、って言いたくなります。
背景をぼかすことで主題が浮き上がるなんて理屈がありますが、実際は逆で画像が平面的になります。
ただし、フィルムの場合は事態は違ってきます。フィルムなら写真でも映画でも背景のボケは味わいがあります。
デジカメかフィルムかっていう議論が昔からありますが、私にいわせれば無意味です。
デジカメの写真もデジタルビデオの映像も平面的で味もそっけもありません。
今更ですが、究極のデジタルはアナログなんです。CDよりレコード。

私はフィルム信奉者です。この件はそのうち持論を展開しましょう。

おっと

これを書いていてふと横を見るとトラ猫の虎次郎がヒヨドリをじっと見ていました。
「狩をするんじゃないぞ」
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SVHS 業務用デッキを手に入れたぞ

2018-02-02 13:13:29 | Weblog
ひまなのでハードオフをのぞいたら前に\4,320だったSony SVO-260が半値になっていました!
動作品ということで、これは買いです。\2,160也。

このデッキはふた昔前の定番の業務用です。Sonyの業務用と放送用機材はデザインが垢抜けしていますね。
SVHSデッキは古いビクターの民生用を持っているんですがやはり業務用は魅力です。

手持ちの本やカタログに資料があるんじゃないかと探したらありました。
 S-VHS規格の端末用録再機 SP/EP各モード2ヘッドDA PRO 4ヘッド テープスタビライザー オートヘッドクリーナー装備云々。
 価格は\145,000


中古機材を手に入れたときは毎度激落ち君で前の持ち主の手垢を落とします。ついでにカバーを外して内部も掃除機で綺麗にしました。
こいつの面白いところがチューナーを持っている点。これは今では無意味ですし使いませんが。


スイッチがいろいろありますが別にむずかしい物はありません。


裏側はこんな端子があります。

実際使うのはLINE IN/OUTだけです。BNC端子がいかにも業務用っていう感じです。

SVHSテープを挿入して再生と早送り/巻き戻しのテストです。
以前、Ikegamiの業務用カメラをUBCに調整に出したときカメラといっしょに送ってくれたテストテープを入れました。

問題なくきれいな映像が出ました。デジタルの映像を見慣れた目でも違和感はありません。「SVHSってこんなに綺麗だったっけ」

日付け設定とカウンターリセットは本体では出来ないようですが、スタジオにあるEDV-9000のリモコンで出来るかも知れません。
→先ほど試したらカウンターリセットは出来ました。走行系のリモコン操作もOKでした。日付けはやり方が不明です。(電池は当然死んでるでしょう)

これでビデオに関しては 8/Hi8 VHS/SVHS BETA/EDBETA BETACAM/BETACAMSP Umatic/UmaticSP DV/DVCAM HDV どれも対応できるようになりました。
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