夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ハードオフに寄って勘違いで余計な買い物

2021-07-30 17:26:53 | Weblog
恒例のウォーキングから帰って、レガシィの修理を続けようと思ったけど強烈な陽射しで断念。
昨日抜き忘れたリヤ側のプラグだけ外しました。

くすぶっていますね。
ついでに新しいプラグの締め付けトルクを調べておくことにしました。新品の場合手で締めてからレンチで 1/2 ~ 3/2 回転です。
昔はプラグの寿命が確か2万キロ程度だったので自分で何度も交換したり始動に失敗(昔のエンジンはこんなこともあったんです)してかぶって外してガソリンを拭き取って掃除なんて日常茶飯事でした。
ちなみにその当時乗っていた車は TOYOTA 1600GT5 です。

午後は五輪の柔道を見ながら昼寝。
髪が伸び放題で奥方に爺さんみたいと言われるしうっとおしいので税込み¥1,100 の理髪店でさっぱり。
いつものハードオフに寄ってあれこれ物色していたら 40.5mm の Y2 フィルターを発見、これって、 OLYMPUS PEN に使えそうとレジへ。


ところが思い違いで PEN に付けようとしたら


径が小さくて合いません。PEN は 43.5mm です。


ここで思い出しました。40.5mm は Bell&Howell 70DR の C マウントレンズのフィルターサイズでした。
それなら遠い昔ヨドバシで買った Y2 があります。


しっかりケースに入れて保管してあるぞ。


今日買った Y2 を広角 12.5mm KINOTAR に装着。当然ピッタリです。


では標準 25mm と望遠 75mm Angeneux も同じサイズと思いましたが


合いません。こちらは 39mm のようです。


余計な買い物でした。
まあどっちみち 70DR はゼラチンフィルターのホルダーがあって ND 0.3 (光量が半分になる)を入れたのでこれから使う用途には間に合いますから構いません。
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レガシィB4 修理の続き

2021-07-29 11:15:04 | Weblog
昨日に続いて朝から、というより朝でないと暑くて作業が困難なので8時前から開始。
タペットカバーの取り外しです。


ボルトは楽なやつは抜いてあるので下側の狭い所の2本です。緩めてあるのでもう指でつまんで回せるはずですが指がうまく頭に掛かりません。
夕べのうちにこんなのを準備しました。不要の三脚を分解したパーツを10mmのコマに接着してあります。


このボルトにはめてつまんで回そうということ。


狭い所で手探りでボルトの頭に嵌めて感触で回して成功。


こちらは


なんとか指でつまんで回すことができました。


ブローバイホースを抜いてガチャガチャしたらカバーが外れました。おっと、バッテリーのマイナスを外さないで作業してた! 危ない。


DOHC のカムシャフトが見えたぞ!


カバーの内側はオイルまみれですが異常なし。


中性洗剤とCRC、パーツクリーナーを使ってきれいにしました。


裏ももちろん入念にクリーニング。


エンジンの下、排気系は洩れたオイルと今回カバーを外したときに洩れたオイルがあるので洗剤とパーツクリーナーで洗浄。
この下に排気系のカバーがあって洩れたオイルが溜まっているので外して洗いたいけどボルトが熱で固着していて大仕事になるから今回はやりません。


この段階でタペットカバーを仮に被せてみました。
組むときにパッキンが引っかかって傷めるのを心配してのことですが、慎重にやれば大丈夫そうです。


パッキンセットに「セミサーキュラープラグ」という半月形の樹脂部品が付属していますがこれは痛んでいないので再使用できそうです。


おっと、またしても空模様が怪しくなってきました。


組むのは明日の楽しみにしようかな。
一息ついて古いパッキンを確認することにしました。新しい方は厚さが 9.2mm 。


古いのは硬化していないし破れもありませんが、寸法が 7.8mm !。1.4mm も薄くなってます。


関心しながらタペットカバーを見るとブローバイ系から黒いオイルが滲み出てきたので分解してクリーニング。


前に調べたとき、液体ガスケットはサーキュラープラグだけでいいとの情報があったような覚えがあります。
どうしようかな。


雨は降ってきませんが蝉の声がほとんど聞こえません。雨の予兆でしょうか。
出しっぱなしの工具と部品を片付けた方がいいかな、と思ったらまた蝉が元気に鳴き始めました。
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今日は愛車レガシィ B4 の修理開始

2021-07-28 16:57:50 | Weblog
レガシィ B4 の EJ20 エンジンは走行距離が伸びると右側タペットカバーのパッキンが劣化してオイルが洩れ、それが排気系に垂れて煙が出る症状が出るそうです。
私の車もその現象が出ました。M6 のボルト8本を増し締めして凌ごうとしたんですが不安なのでパッキンセットを手配、届く前に大体のところまで分解です。
作業の邪魔になる物は外して後部座席に保管。


手配したパッキンセットは一台分ですが当面運転席側だけ交換する予定です。
点火コイルを外すのは初めてです。点火系は単体の点火コイルとポイント、ディストリビューターの仕掛けの時代の人間ですからねえ。


タペットカバーの固定ボルトは狭いので外すのが大変です。
メガネレンチやラチェットレンチを使って四苦八苦。


なるほど、こうなってるのか。


こいつは手こずります。相手はアルミなので強烈に締まっているわけじゃないけどボルトがフランジタイプなのでレンチがしっかり掛からなくて頭を舐めそう。


この際ですからプラグも交換する予定で2本とプラグ用ソケット(16mm)を買ってきました。


帰ったら郵便受けにネコポスが届いていました。


中身を確認。


予想通りソケットは延長しないとスッポリ入っちゃいますから、工具箱に入っていた 75mm のエクステンションで延長しましたが


まだ足りません。


急遽近くのホームセンターでユニバーサルアダプタを買ってきて


これなら届くだろう。


なんとかラチェットが入ってプラグを緩めることができました。


途中からはユニバーサルを抜いて緩めました。


最後は指でつまんで回して


フロント側のプラグが無事に抜けました。恐らく一度も交換してないと思いますがきれいに焼けていてまだ使える感じです。
昔なら掃除して再使用でしょう。


タペットカバーの下側を見るとカバーを緩めたので垂れたオイルが見えます。ここはボルトを増し締めしたときパーツクリーナーと中性洗剤で洗い流したんですが。
ということは、オイル洩れはタペットカバーのパッキンに間違いなし。


我が家のカーポートは西向きなので曇が切れて強烈な陽射し! 今日はここまでにしときませう。

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シュールリアリズム映画を作る ⑭

2021-07-27 16:29:57 | Weblog
いったい自分は何をしようとしているのか、コンテを作りながら考えちゃいますが一歩でも進めます。


昨日もあの場所へ行ってロケハンをしてきましたが、これで何度目でしょう。
鉄の階段のステップにグラスを置いて一枚。


グラスを「クラインの壷」に見立てているんですが、思考回路も堂々巡りに陥ります。


先日、ビニールホースを半ひねりしてパイプで接続、空間のあるメビウスの輪を作ってみましたが、これも小道具になるんじゃないかと今度は撮影に使えるよう瞬間接着剤で繋いでみたらうまく接着できました。

このホースの中の空間って、どういうことになっているのかな。

もうひとつ思いついたことがあります。
登場人物である初老の男はバッグを肩に架ける予定ですが、メビウスの輪を象徴してベルトを半ひねりしてみたらどうだろう。


あれやこれやで考えていますが、緻密じゃない頭で順を追ってコンテを作るより撮影項目をカメラ位置毎にまとめた方が効率が良さそうです。

カメラ位置とアングルはほとんど決まっているので明るく悩むのは撮影したフィルムをテレシネでデジタル化し編集するときにします。
思えば故松本俊夫氏の「Atman(アートマン)1975」は数千枚の赤外線写真で成り立っていますが編集作業は膨大な手間を要したでしょう。
今はデジタル時代で、昔のフィルムで苦労したことが机の上で簡単に可能、なのがアナログ人間には気に入りませんが便利なので活用します。

撮影は秋になりそうですが、この作品は完成して YouTube にアップしても「訳がわからない」とか「意味不明」、「映像文法を無視している」なんて評価でしょうが、私の狙いはまさにそこです。
完成するのはいつになるかわからないので前段階でロケハンで撮った写真を使ってスライドショー構成の映像作品を試作したらそれはそれでアートマンの孫みたいで面白いかな。
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16ミリカメラ Arriflex 16S の露出について

2021-07-25 16:28:59 | Weblog
愛機 Arriflex 16S で撮影する場合の露出について確認しました。
先日は手元の各種露出計による値の違いについてテストしましたが、Affiflex の場合はどうか、冷静に調べてみることにしました。
庭のテーブルに一式置いて、被写体はとりあえず愛車です。まずはコンデジで一枚。反逆光で一番立体感が出るけど難しい条件です。


先日のテストで一番使いやすかった SEKONIC multi-lumi L-248 です。


針はここを指しました。ASA はトライXの200。


カメラは FinePix S2 Pro 。
シャッター速度 1/250S だと絞りは、なるほど。

これを撮るときちょっとダイヤルがズレました。実際はちゃんとセットしたんです。

カメラの ISO を 200 にしてシャッター速度を 250 にセット。


絞りはこんなところかな。


これで撮影。問題なさそうです。


次に Arriflex のために準備した ND 1/8 フィルターを経由してテストです。


絞りを3段開ける必要があります。


Arriflex はシャッター速度が 1/48 という、スチールカメラ的な感覚よりスローで、もちろん速度は固定です。
ND フィルターなしでは絞りがとんでもない値になっちゃいます。

では、3段開けるとどうなるか。
赤の↓がシネカメラ用の24コマ、シャッター速度 1/48 S です。Arriflex の180°に対応しているので便利。


FinePix のシャッター速度を 1/48 に一番近い 1/45 にします。


絞りはこんな感じかな。


レンズの前に ND フィルターを手でかぶせて


撮った結果がこれです。不具合はありません。


ついでに露出計を空に向けてみましたが指示はほとんど同じです。



ND 使用

露出設定が難しい被写体も試してみました。
離れた所で測定したら花がオーバーになって白い花になったので花のすぐ近くで測定して撮ったら成功。

ND 使用

順光線は楽です。

ND 使用

実は Arriflex 付属の Angenieux は本来後玉の所に小さく切ったゼラチンフィルターを入れるようになっているんです。

でも今時ここに入れる ND フィルターなんて手に入らないだろうしネットで大径のねじ込み式がいくらでも安く買えるのでこういうことに関しては便利な時代です。

失くしたと思って先日作った三脚ヘッドの回り止めねじが出てきました。
せっかく作ったけどオリジナルに戻しました。


暑い日が続きますが、自宅は標高 580m なので夜は外で夕涼み。最高です。
厳冬期は明け方にマイナス10℃以下になりますが。
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何年ぶりかで marants PMD660 の生録テスト

2021-07-24 19:30:23 | Weblog
北信濃は今ヒグラシが最後の追い込み、あっちこっちの林で大合唱です。
折を見て録音しようと考えていましたが、レコーダーの marants PMD660 はホコリを被っていて使えるかどうか。


電池は単三乾電池が入れっぱなしで弱っていたのでニッケル水素電池を充電、CF はデジイチ用を拝借。


EOS20D から抜いた CF はフォーマットしなくても使えました。


マイクはアイワのワンポイントステレオマイクです。アンバランス型ですがこれで使えないことはありません。
PMD660 は XLR バランス入力なので単純な変換コードを作ってあります。本来ならトランスを入れて変換するべきですが、厳密な録音をするわけじゃないから妥協。


ヘッドホンはどこに入れるんだっけ。「ここだ」。モニターの音量調整はそこにあったか。


録音テストは全く問題なし。


ヒグラシの声を求めて隣町へ。家の近くでも鳴いていますが生活音があるので駄目です。
昨日、ウォーキングの後で通ったとき盛大に鳴いていた林へ行ってみましたがアブラ蝉の方が優勢でヒグラシは控えめで場所を変更。


お宮の境内の林でアブラ蝉が大合唱。ヒグラシが録りたかったのに。


これでもいいやと録音開始。


次に林の中の小さな川へ。ここは PMD660 を手に入れて最初に録音テストした所です。
5月ならウグイスが鳴いているんですがもう季節が変わってしまいました。


生録の世界は映像と似て奥が深いので簡単ではありません。
でも PMD660 が問題なく使えることは確認できました。


田舎には録音したい音があふれています。
これから生録も映像や写真の合間に取り組んでいきます。
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16ミリカメラ Bell & Howell 70DR と BOLEX H16 Reflex

2021-07-21 11:30:45 | Weblog
昨日は Bell & Howell 70DR の使い方をおさらいしていてシャッター開角度は何度?。


あれからネットで調べまくったら情報がありました。

Arriflex と違って単純な構造で、開いている側が204度。
24コマ撮影だとシャッター速度は 1/42秒。計算値とほぼ一致します。
この件は解決しました。

ついでに BOLEX H16 も使い方が全部わかっている訳じゃないので確認。


こちら側は色々操作箇所があって複雑そうですが大体は飲み込んであります。
ただし、フェード機構はシャッター開角度のピンで連動しますがピンを引き出さないとアームに無理な力が掛かってまずいことになるのを忘れていて、動作させたらアームが弓なりになって「おっと!」。


これがシャッター開角度の調整部です。通常は赤線に合わせておきます。今はフェーダーと連結してフェード機能が使える状態です。レバーは引き出してあります。


シャッター開角度の説明です。開角度を Open 以外にするとレフレックスファインダーに表示が出ます。ファインダーでしっかり目視確認しました。


シャッターは正面と側面にあって連動。側面側の "P" はコマ撮り用です。


今回初めて知った機能。このレバーをこの位置にすると、撮影中1.5秒おきに「カチ カチ」と音が出ます。
小さな音なので野外撮影では聞こえないでしょうが面白いです。


このカメラはフィルム装填が半自動で大変便利です。Arriflex は手動なので練習しないと面倒です。
レバーを矢印の方向に回すと


ループガイドが閉じます。


シャッターを押して駆動しながら生フィルムの先端を上のスプロケット下側に押し込めば正しいループで下のスプロケットから出てくるので巻き取りリールのスリットに入れます。
レバーの支点を押すとガイドが開いて撮影準備完了。
昔使った Canon Scoopic もこれに近い機構の半自動装填で便利でした。


おっと、忘れていました。
フィルムはこのカッターで先端をカットしないと装填がうまくいかないそうです。


このツマミねじは何?。
これは恐らくプレッシャープレートを外すねじでしょう。


外れました。
プレッシャープレートとフィルムゲートはフィルム交換の度に清掃する必要がありますね。画面上部にホコリがチラチラしているのは古い映像で「あるある」。


フィルターホルダーも抜いて確認しましょう。


マニュアルを見ないで「どうやってフィルターを入れるんだろう」。シート状のゼラチンフィルターを切って使うのですが、こじ開けて差し込むのかと思いましたが「そんなはずはないだろ」。


マニュアルにありました。こうして分離するんです。
でもパイプが硬くてやっと抜きました。で、相手側に蝋を薄く塗ったら軽くなりました。が、カメラに挿入する前にブロワーで吹いた方がいいかな。


このカメラは手に入れた状態ではレフレックスファインダーがホコリだらけでした。ファインダーの光学系を掃除しても解決しなくてじっくり観察したらわかりました。
レンズからファインダーに行くミラーが開閉式になっていて、開いたらスクリーンがホコリでひどい状態。クリーニングですっきり。
マニュアルにありました。


シャッター速度に関してはマニュアルに丁寧に書いてあります。24コマの場合はシャッター開角度オープンで 1/65秒 。


こんなもんで使い方はいいかな。
撮影レンズですが、Angenieux 10x12 ですぞ!

古いシネレンズ、特に海外製は日本の高温多湿の環境には不向きで不具合が出るものですが、このレンズは当たりでいい状態です。
ミラーレスでオールドレンズを使うのが流行っているようで、応用の効く Cマウントとなれば欲しい人がいるでしょうが売りません!

この BOLEX はガバナーがお疲れらしくゼンマイが終わってくると速度が落ちるので、ワンカット撮ったら巻き上げないと歩いている人物が早足になっちゃいそう。でも他は問題ないのでいつか使ってみようと考えています。
それとも今計画中の映画でこれも使おうか。迷っちゃうなあとまたしても明るい悩み。
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16 ミリカメラ Bell & Howell 70 DR を整備

2021-07-20 15:55:07 | Weblog
午前中、奥方と野菜を買いに行ったついでに思わぬ所まで行ってきました。
新潟県津南町の無印良品が運営している施設です。前から気になっていましたが山道を上って行ったら素晴らしい風景が展開していました。
あのキャンプ場は様々なサイトで紹介しているので省略しますが、途中で見た田んぼの風景も素晴らしいものでした。







今日見た田んぼも Google Earth にマークを付けておくことにします。

では本題のカメラの話題を。
計画中の映画でサブカメラとして使ったらどうかと考えている Bell & Howell 70DR です。
以前持っていて何本か撮影した同機はいじり壊したので改めて手に入れた物で、まだ撮影したことはありません。


なにはともあれ注油です。"OIL" と刻印してある箇所にミシンオイルを少量垂らして余分なのは拭き取りました。


ネットで調べたらここにも給油するんだそうです。ターレットの中心、丸印のキャップを抜いてオイルを垂らしました。


次にフィルターの準備。ここにフィルターホルダが差さっています。


ホルダが抜き差しできるのは一箇所だけです。位置を間違えると抜けません。


手に入れたときから付属していたフィルター関係です。ゼラチンフィルターの他に ND 0.3 てのもあります。
使ったことがあるらしく、小さく切ってありますがギリギリ使えそう。切った残りはどうしたんでしょうね。


うまく収まりました。


ターレットはこの位置に合わせます。


不器用な指先で少々手こずりましたが収まりました。


こんなのも付属しています。タングステンタイプのカラーフィルムを太陽光で使う場合に使います。まだ何回も使えますね。


レンズを戻しました。予定では広角 12.5mm だけ使います。これは国産の KINOTAR ですがレンズはクリアーです。
このカメラで注意することはファインダーレンズと撮影レンズの相対関係。撮影レンズと無関係にファインダーは見えるので位置関係は必ず確認する必要があります。


標準と望遠は ANGENIEUX です!
これが 25mm


75mm


ここで疑問がひとつ。
このカメラのシャッター開角度は何度? 恐らく180度又は90度x2だと思いますが調べてみます。
これがわからないと露出が決められません。
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Ikegami HL-57/59 のマイクホルダが手に入ったぞ

2021-07-19 15:09:24 | Weblog
当工房の放送用カメラのうち、 Ikegami HL-57 と 59 はマイクホルダが1個しかなくてHL-95 のホルダを参考に自作しましたが、今回正規の物が手に入りました。

一昨日送ってくれたそうで、今日届きました。


こういう荷物が届くのは楽しいもんです。


開けてみましたが問題なし。


ただし、マイクを押さえるスポンジは劣化しているので張り替えてくださいとの事。
薄くなったスポンジを剥がして


新しいスポンジテープを切って貼り付けました。


HL-59 の自作ホルダを外して入れ替え。


自作品は良く出来てるけど廃棄、ん、スペアで保管しときましょう。


真夏の空で影がしっかり出たので朝あの場所でまたしてもロケハン、今までとは違う位置から違うアングルで写真を撮ってきました。
引き揚げるとき、田んぼの畦で草刈りをしているおじさんがいてなぜかその情景に惹かれて一枚。

今は引っ越しましたが、このあたりは子供のころさんざん遊んだ所です。
あの頃とはすっかり風景が変わってしまいましたが、半世紀前に戻った感覚になります。

今日「採ってきた」写真を印刷したのでこれからまた並べて堂々巡りです。
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16ミリ撮影に先立って露出計の簡易テスト

2021-07-18 16:25:24 | Weblog
今度作ろうとしている映画は16ミリカメラ Arriflex 16S を使いますが、当然 EE 機構なんてありませんから露出計は必須です。さて、露出計はどれを使いましょうか。
当工房には露出計が計4台あります。まるで露出計収集マニアですね。
同じ被写体に向けてもそれぞれ指示値が違いますがまあそんなもんだろうと思いますが機種によってどんな違いが出るか、FinePix S2 Pro で試してみることにしました。


左からスタジオ撮影の定番 STUDIO DELUXE L-398 , MICRO-READER , multi-lumi L-248 , LEADER DELUXE-2 全部 SECONIC です。

MICRO-READER と L-248 は水銀電池対策でショットキーバリアダイオードを入れて改造済み

被写体は愛車です。

これは別のコンデジで撮影

では、入射式の L-398。本来はスタジオ用ですが、晴れて一様な光なので問題ないでしょう。


露出計の指示値は


FinePix のシャッター速度を 1/250 にして


絞りはこうしました。


結果はこうです。


次は 遠い昔ヨドバシで買った MICRO-READER 。指示は違います。


シャッター速度はそのままで絞りを変えて、

あまり違いは感じられません

multi-lumi L-248 です。


問題はありません。


太陽電池で電池不要の LEADER DELUXE-2 。つい先日手に入れました。


炎天下でのテストなのでこのあたりから集中力が欠けてきましたが続行。

ちょっとアンダー目

最初にテストした STUDIO DELUXE はこうすると反射式になります。


午後の反逆光で、受光面に太陽の直射光が当たるので具合が悪いぞ。


案の定ひどいアンダーです。

反射光で使うには条件が限られます。
手で直射を遮ったりしましたがうまくいきませんでした。反射光はおまけ機能ですね。

では順光線ならどうかと試してみました。


なるほど、そう出たか。


いいじゃないですか。


ついでに豆柿の木も撮ってみました。

アンダー気味ですがこういう感じは好きです。

以上、本日の荒っぽいテストの結果でした。4台のうち、L-248 が一番使いやすいというのが結論です。
まあ、本気で試すなら表を作ってカメラは三脚固定、露出計の指示値とカメラのセットを記録すれば完璧かな。

ところで Arriflex はシャッター開角度180度(実際は90度x2)なので24コマ撮影でシャッター速度は1/48秒。予定しているフィルムはトライXでISO200なのでNDフィルターを使わないと絞りきれません。
ND8フィルターを用意してあるって、前にも書いたっけ。
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