こんばんは。
今日の博多は午前中まで雨でした。
九州では激しく降ったところも多かったようです。気を付けなければ。
ただ、危ないのは梅雨末期。福岡気象台は、梅雨明けの時期はわからない、とのことです。
【『ウクライナ疲れ』】
私は、「Yahoo!ニュース」をよく観ますが、トップページの主要ニュース一覧の下にニュースがずらっと並ぶのですが。
以前は、その多くが「ウクライナ侵略」のニュースが多かったのですが、最近は少なくなっています。テレビのニュースで、アメリカの有力紙での「ウクライナ関連記事」がだんだん少なく、小さくなってきたと。
『ウクライナ疲れ』は、『ゼレンスキー疲れ』とも報じられ。
「武器の供与を」「財政的支援を」と訴えるだけでなく、「武器供与が進まないことに対して苦言を呈したり」
支援を行っているヨーロッパの国も、それぞれ事情があり。
まずは、物理的な事情。「最新の武器供与」を発表しても、その武器や砲弾の生産自体に時間がかかるものであったり。「最新」であるがため、訓練期間が必要であったり。
各国が支援している「榴弾砲」の砲弾も、砲弾事態がミサイルと同様に、入力した座標に向けて飛ぶもので、簡単に増産できるものではなかったり。
「最新」であるがために、精密で短期間に製造できるものではないとのこと。
更に、NATO加盟国の性格上、有事の際には加盟国が即参戦するため、特に、陸上部隊の兵器に関しては、多くを持たなくても済むため、そもそもの保有数が少ないこともあります。
ウクライナ政府は、「榴弾砲1000門」とか「戦車500両」とか膨大な数字を上げていて、その負担もあり、今の世界的な物価高、エネルギー高などの国内問題もあり、「ウクライナ」対応だけに集中する訳にもいかず。
政治的には、その国内事情。
ドイツの場合。いまだに「旧西ドイツ」と「旧東ドイツ」では違うようで、「旧東ドイツ」では親ロシア的な考えも多いようで。
EUも拡大し、加盟国が増えると、ハンガリーの様に親ロシア政権の国もあり、「石油の禁輸」政策に関しても一枚岩にはなれず。
NATOでは、トルコの様にどっちつかずと言うか。更には、国内問題である「クルド人」からみで、スウェーデン、フィンランドの加盟にいちゃもんつけたり。
一説には、ロシアは、戦争が長期化することで国際的に関心が薄れることを狙っているとか。
でも、今「和平交渉」を進めようとしても、どちらも引かないでしょうね。
日本は。
日本の周りを、ロシア軍艦船、中国軍艦船がうろうろしています。
尖閣諸島では、60数日間続けて中国海警局の艦船が4隻、日本領海の接続水域内に居座り、日本の領海内にも入ってきて、日本漁船に近づき、海上保安庁が対処したり。
以前にも増して「きな臭く」なってきています。
「ウクライナ」は、他人事ではありません。
【『ストライキ』】
直近では、イギリスの鉄道で「ストライキ」が計画されているというニュース。アメリカのロスアンゼルス港では荷役を担当する人達が「あえて、荷役作業を遅らせる」(一種のストライキ)と。
少し前には、韓国でトラック運転手の「ストライキ」があり物流に影響が。
そう言えば、日本では。
以前にはありました。「国鉄のストライキ」「日本航空、全日空のストライキ」など。今は、見られません。
「待遇改善」を求める「ストライキ」は以前はよくありましたが、今は、労使が「いかに会社を発展させ、待遇改善を進めるか」で「ストライキ」をするまでには至らない状況なのだと思いますが。
韓国の自動車業過などは、外資系を含め、労使交渉が長期間まとまらず、ストライキやサボタージュで生産性が上がらないと聞きます。それによって、会社自体の経営に支障が出てもです。
これは違うかな?と。まず、会社が存続しなければ、雇用事態がなくなりますから。特に外資系は「縮小」「撤退」されたら終わりですから。
「ストライキ」のニュースを観て、ふと、日本では・・・と思いました。
静岡県に本部のある和歌山県の私立学校の先生が「ストライキ」をしたとのニュースはありましたが。
【アラビアのロレンス】
NHKの番組で、『映像の世紀~バタフライエフェクト~』という番組があります。
今週の放送が「アラビアのロレンス」
聞いたことはあります。映画にもなりました。ただ、詳しいことは知りませんでした。
今の「イスラエル」と「パレスチナ」の問題につながる、ある意味、その元となった「イギリス」からアラビアに送られた人。
その流れの中で出て来たのが、イスラエルの「テルアビブ空港襲撃事件」。
この事件を起こしたのが「日本赤軍」を名乗る日本人でしたあ。
「テルアビブ空港襲撃事件」が起こった事は知っていました。「日本赤軍」が、日本人が起こしたことも。
知らなかったのは、その犯人の一人(日本人)が手りゅう弾で自爆したことです。更に、その「自爆」が、今の「自爆テロ」の元になってしまったということです。
「イスラム教」では、自殺は「悪」とされ禁じられているそうですが、残念ながらあ、今は「自爆テロ」が「聖戦」としての闘い方の有効な手段として用いられています。
「自爆テロ」が有効な手段だと広めてしまった元が、日本人が起こした事件であったことにショックを受けました。
今は、「ロシアのウクライナ侵略」戦争が大々的に取り上げられていますが、「紛争」や「テロ」は世界各国、各地で続いています。元になるのは「宗教」であったり、「部族」であったり、「政治思想」であったり。長年蓄積してきた問題。
無くせないものなのでしょうか。
では、また。