西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ924 【久々に揺れました】

2022-06-26 23:00:00 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今は雨は降っていませんが。
昨日は、結構降りました。
でも、この先は、しばらくは晴れか曇りで気温も上がる予報で。
まだ、6月です。このままで梅雨が終わるとは思えないのですが。

【久々に揺れました】
9時44分頃、何か身体がゆらゆらと。
ふと見ると、部屋の電気もゆらゆらと。
福岡市博多区  震度2でした。

熊本県美里町で震度5弱。
熊本は、あの熊本地震がありましたからね。

東京電力管内で、明日27日の電力需給がひっ迫し、発の「電力需給逼迫注意報」 が発令されました。

梅雨時期の6月ですが、各地で6月としては記録的な暑さになっていての事ですが。何故、電力需給がひっ迫しているのか。

その一つの原因が、東北地方で2度発生した最大震度6の地震です。
東北新幹線で脱線が起こり、新幹線の高架にも損傷が発生しました。
あの時に、東京電力の火力発電所にも影響が出て、まだ復旧していないためです。

更なる遠因で言えば、新潟県にある、柏枕崎原子力発電所が再稼働できていないこと。これは、対テロ対策への脆弱性などが露呈し、再対策が求められています。

日本のエネルギー、大丈夫でしょうか。
「脱炭素」もあり、再生可能エネルギーの活用も叫ばれていますが。
太陽光発電も風力も、大規模な「蓄電」ができないと、安定したエネルギーとは言えません。

九州電力管内では、昨年度も、「抑制」を数回行っています。
太陽光発電などの発電量が増え、全体として「オーバーしすぎる」ために、太陽光発電事業者からの電力を「抑制」してオーバーしないよううにする、ことが行われています。

電力の受給調整は結構難しいのだとは思いますが。
大規模な災害が起きて、火力発電所、原子力発電所などに大きな意影響が出ると、電力はひっ迫します。
今は、地震で火力発電所に影響が出て、東京電力管内での電力ひっ迫が懸念されている訳ですが。

東日本大震災での福島第一原発事故により、原子力発電所を全てストップし、その際稼働はなかなか進みません。

中国も、「脱炭素」で石炭火力発電所の稼働を抑えたのですが、特に、沿岸部の大興行地帯での電力不足が頻発し、結局、石炭火力発電所の発電能力を増やす結果となりました。

内陸部の砂漠地帯などで大規模な太陽光発電施設を建設していますが、そこで発電した電力を沿岸部に送るルートが整備されていないとのことで、有効には利用できていないのが現状のようです。

世界的な「脱炭素」で急速に進められているのが、電気自動車なのですが。
近い将来に、「化石燃料」で走る車は販売できなくなる法律が各国で整備されています。

ただ、心配なのは、簡単に全部の自動車が電気自動車に代わる訳ではありませんが、単純な話として、電気自動車が増えれば、自動車の排気ガス問題は解消されていくのでしょうが、では、電気自動車を走らせるための「電力は?」という問題。

電力を潤沢に作れる国はいいのですが、今でさえ電力がひっ迫している国では、電気自動車化するためには、更なる発電施設が必要になる訳で。
途上国などでは、簡単には切り替えられないかもしれません。

日本でも、「脱炭素」に向けた「総合的」なエネルギー政策を策定して、準備を進めないと。

震度2。
熊本での地震で、震度2の揺れがあったのですが。
ふと、こんなことを考えてしまいました。

では、また。