お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

農家さん訪問

2022-10-08 10:55:54 | 日記
10月も間もなく中旬に差し掛かり、ほとんどの田んぼの稲刈りが終わりました。

今や、昔の農業とは違い、機械化が進んでいます。

スマート農業なんて言葉も生まれました。


昔なら稲刈りして、はざ掛けして稲穂を天日乾燥して、乾燥が適度に進んだ頃合いを見計らって脱穀して、籾摺りして玄米を作っていましたが、、

今は稲刈りと同時に脱穀して、機械で乾燥したら籾摺りします。

随分と進化したものです。

その分、農家さんは設備投資しなければならずお金の面では大変になりました。


で、今日は乾燥が終わった籾米の籾摺りから玄米にするまでの作業を見学に行ってきましたよ。

おいしい魚沼産こしひかりを更に品質の良いお米にするための秘密兵器。




ご年配の方ならご飯の中に小石が混じっていて嚙みつぶしてしまった経験があると思います。

最近はそんなことはほとんどなくなってきましたね。

何段階もの「石抜き装置」を通しているからなんです。

籾摺りしながら1回目の石抜きも済ませます。




そして、未熟米(青米)や虫食い米、焼け米、乳白米、異物などを取り除く「色選別機」を通します。


レールの上をサラサラ流れるお米をカメラで監視しながら不適合品はエアガンで撃ち落とします。


お米の状態で感度を調整して開始!

この装置はもちろん、エアガンに空気を送るためのコンプレッサーも特殊で空気を乾燥させてから送り込むのだとか。


空気を乾燥しながら圧縮するコンプレッサーはかなり高額💦で中々手が出ない、、、

このことで、正確に撃ち落とすことができるんだそうですよ。


撃ち落とされた規格外のお米。

十分美味しそうだけど、、、くず米処分。


農産物は自然の中で育てるので100%の最高品質に育てることは困難なのです。

悪いものは一粒一粒、丁寧に取り除くことで最高品質に仕上げることができるんです。


魚沼というお米作りに最適な地で育てられたお米を最高の管理でお届けできることはホントに誇らしく思います。

消費者の見えないところで奮闘している農家さんには脱帽です。

湯之谷けんぽセンターで集荷したお米の品質がよい理由です。

しかも、条件の良い田んぼを指定して取引しているので、ブレンドすることはあり得ません。

美味しいお米を食べていただきたい(^^)

魚沼、湯之谷芋川産こしひかりは「こめしか米」の名前で湯之谷けんぽセンターのみで販売しています。



お茶碗1杯のごはんは約50円で幸せを嚙みしめることができるんです。

ステキですね(^^)



さてさて、私が農家さんを訪問した目的はこちら。



籾摺り後の籾殻が欲しかったんです。

今シーズンの畑作業が終わったら、一面にもみ殻をまいて漉き込むことで来年の有機肥料になります。

無駄がないんです(^^)


コメント
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