お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

新潟では江戸時代から食べている

2022-10-27 08:06:35 | 日記
先週末から食用菊の収穫が始まりました。

新潟では「かきのもと」と呼ばれている品種です。



かきのもとの名前の由来は諸説あるようですが、柿の実が色づくころ収穫できることが有力のようですよ。

同じ県内でも長岡市は「おもいのほか」とよび、隣の山形県では「もってのほか」になります。

面白いですね(^^)

秋も深まり食卓の色合いも寂しくなりがちですが、大活躍してくれるのが菊の花。

お浸しや酢の物でいただきます。



シャキシャキっとした食感は季節の味わいとして欠かせません。


新潟では江戸時代から食べられていたそうですよ。

ごはんのおかずよりはお酒の友か箸休めって感じです。



何でもいいからお腹いっぱい食べたい時代なのに

新潟の食文化の「ゆとり」を感じる一品です。


こんなに美味しいのに新潟県内でも佐渡や上越地区ではあまり食べる習慣がないみたいです。

県外にはほとんど流通していないと思いますので新潟にお越しの折は食べてみてくださいね。




野菜はみんな同じですが、特に繊細な花びらは朝採りが一番!

たっぷりと露を含んで新鮮そのものなんです。

夏野菜の収穫が終えて少々寂しくなった畑をせいいっぱい彩って「早く来て」って手招きしているみたいですよ。



今朝も出勤前にザルに山盛りいっぱい収穫してきました。




それにしても寒い!!

2~3日前から冷え方が一段と増した気がします。

玄関前の温度計は2.5℃を指していました( ゚Д゚)



菊の花の隣ではサニーレタスが霜を浴びて真っ白になっていましたよ。





かきのもとの収穫を終えた指先は冷たくて真っ赤になっていました。

段々と早朝の畑仕事がつらくなってきましたが、食べたい気持ちに軍配。

夕食が楽しみっ!!
コメント
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