てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

日本は勝てない・・・と思った。

2014年08月11日 18時55分45秒 | 【ヒゲ親父】評論的な・・・
平和な日本。

昨晩のNHKスペシャル
60年目の自衛隊
~現場からの報告~を見て、



戦争になったら、日本は負けると、
直感的に感じてしまった。

それはしかたがないことなんだ。

あまりにも日本は平和過ぎた。

いや平和主義に徹した日本なのだから
それはそれで正しいわけで・・・。

実質上の国防軍である自衛隊でも、
この60年間、敵に対して
1発の銃弾も撃っていないという。

番組で
「銃を付与されたとき、震えました」
とじか、
「いざという時、撃てるかどうか・・・・・・」
とか、
幹部生のセリフ。


確かにそりゃそーだ。
冷静に考えてみれば、
日本人が敵の眉間に躊躇なく
銃弾を発するなんて、
本能的に無理なのである。

戦後の平和徹底主義にどっぷりと浸かった日本人が
無表情に相手を殺傷することなど、
できるはずがない。

仮想敵国、
北朝鮮と中国が、
攻めてきたとき、接近戦や白兵戦になれば
日本人は勝てない、
精神的に勝負にならない。
良い悪いではない、
誰が何と言おうと無理なもんは無理だ、
そういう人種ではない。

北朝鮮人民の毎日生きるか死ぬかを過ぎしてきた
あの兵士に勝てるはずがない。
彼らは躊躇なく日本人の眉間を撃つ。

しかし、日本人は撃てない・・・・・・・。
例え訓練されても
命の尊さ、重さを教え込まれ、
生まれてからずっと体感している多くの自衛隊員では
目の前の生の人間を、
躊躇することなく撃てるとは思えない。
その数秒の差で、敵にやられてしまう。


だからといって、日本は占領されるかといえば、
そうでもない。

近代兵器で単独でも均衡を保ち、
米軍の存在でさらに優位に立っているくらいだ。

少なくとも
海上自衛隊、
航空自衛隊は極東アジアでは最強レベル。


遠く離れた敵艦船に
ハープーンミサイルを放つことは
簡単にできうる。

恐ろしいもので、
人は死を目の当たりにしなければ、
案外攻撃できるもんだと思う。

数十キロ先で放ったミサイルで
敵艦船が沈没しても、案外心は動じないのでは?
レーダー上、敵艦船が消滅しただけなのだから。


空自のF15で敵の旧式戦闘機なんぞ
簡単に撃墜させる。
ゲームのようにロックオンしてボタンを押すだけだから。

(実際の戦闘行為は残酷だ、相手の死に様、苦しみ様、
それを見ないですむのなら、人は案外容易く攻撃行為に及ぶだろう)



戦後日本人には、
残酷な戦闘は本能的にできなくなったのだろう。
例え訓練された自衛隊員であっても、
実際はまともに戦えないと思う。

(それが正しい正しくないは別、こっちがどう思うと、
近い将来、中国か北朝鮮と限定的戦闘行為が行われる可能性は極めて高く、
その際に嫌と言うほど自国の不甲斐なさや弱さを知ることとなり、相当の自己嫌悪に陥るだろう)

それでも、
オイラは日本が好きだ。
そんな優しくて弱っちい日本人が好きだ。

だから、集団的自衛権の議論が深まる今こそ、
島国という高条件を感謝しつつ、
海上と航空の鉄壁の守りで国土を守る
専守防衛に徹するのが、
結果的に我が国として正しい選択なんだろうと
最近思う次第であります。
【ヒゲ親父】
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