故・司馬遼太郎の作品が好きだ。
特に「街道をゆく」が好き。
(街道をゆく四)
北陸では、
富山県のこと
福井県のこと
が書かれている。
いいなぁ、うらやましい・・・
ちぇ石川県のことは全然書いていただけなかったから。
それにしても司馬先生の観察力と知識力は尋常じゃないから、
北陸のことについてもいろいろ教えられる。
例えば、富山のことを書いた文章を書きだします。
越中の野は、鶴がつばさを大きくひろげたようにして富山湾を抱いている。
野の中央に、呉羽山という低く細ながいナマコ形の丘陵が隆起しており、この平野の人文を東西にわけている。
「呉東・呉西」などと、富山県ではいう。町でいえば富山市や魚津市は呉東であり、高岡市は呉西である。
この最後部が145メートルでしかないひくい丘陵が、人文的に大きな意味をもつのは、
これを境界線にして富山県における関東文化圏と関西文化圏を大きくニつにわけていることである。
東西は方言もちがい、生活意識や商売の仕方などもすこしずつちがっている。
人文的な分水嶺を県内にもつというのは、他の府県にはない。
~・・・
京・大阪の人文圏というのは、北陸へゆけば越前も加賀もふくむ。
さらに東へゆき、越中平野に入りこむが、しかしこの呉羽山丘陵の西麓をもって北限とするのである。
マジっすか?
知らなかった。
隣県に住んでいるオイラ、
呉羽山が関東と関西の境界線となっているなんてはじめて知ったよ。
それにしても、司馬遼太郎は読んでいて心地いいいい文章を書くんだよねぇ。
【ヒゲ親父】
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富山県のこと
福井県のこと
が書かれている。
いいなぁ、うらやましい・・・
ちぇ石川県のことは全然書いていただけなかったから。
それにしても司馬先生の観察力と知識力は尋常じゃないから、
北陸のことについてもいろいろ教えられる。
例えば、富山のことを書いた文章を書きだします。
越中の野は、鶴がつばさを大きくひろげたようにして富山湾を抱いている。
野の中央に、呉羽山という低く細ながいナマコ形の丘陵が隆起しており、この平野の人文を東西にわけている。
「呉東・呉西」などと、富山県ではいう。町でいえば富山市や魚津市は呉東であり、高岡市は呉西である。
この最後部が145メートルでしかないひくい丘陵が、人文的に大きな意味をもつのは、
これを境界線にして富山県における関東文化圏と関西文化圏を大きくニつにわけていることである。
東西は方言もちがい、生活意識や商売の仕方などもすこしずつちがっている。
人文的な分水嶺を県内にもつというのは、他の府県にはない。
~・・・
京・大阪の人文圏というのは、北陸へゆけば越前も加賀もふくむ。
さらに東へゆき、越中平野に入りこむが、しかしこの呉羽山丘陵の西麓をもって北限とするのである。
マジっすか?
知らなかった。
隣県に住んでいるオイラ、
呉羽山が関東と関西の境界線となっているなんてはじめて知ったよ。
それにしても、司馬遼太郎は読んでいて心地いいいい文章を書くんだよねぇ。
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