東日本大震災からまもなく10年になります。
それは福島第一原発事故からの10年でもあります。
あの時感じた絶望感は今でも忘れられません。
まさかの全電源喪失、メルトダウン、ベント、1号機爆発、3号機爆発、2号機および4号機破損、汚染水海洋流出・・・、
日本終わるのかなと一瞬頭をよぎりました。
あれから10年経ちますが廃炉作業は計画通り進んでおらず、これから何十年も続くわけであります。
原発は恐ろしい、原発の無い世の中がいいと思うのです。
さてオイラたちは常宮神社をあとにして、敦賀半島をぐるりと反時計回りで進みます。
向こうに水島が見えてきました。
遠浅の白い砂浜と岩場に囲まれた無人島です。
このあたり色が浜といって昔から美しく、あの松尾芭蕉もわざわざ敦賀から舟で訪れています。
「小萩ちれますほの小貝小盃」
「衣着て小貝拾わんいろの月」の二句を詠みました。
半島の先の方にある長いトンネルを抜けると美浜町に入りました。
白木海水浴場からテレビで見たことのある建物が目に入ります。
高速増殖炉「もんじゅ」です。
もんじゅはMOX燃料を使用し、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖炉。
核燃料サイクルの計画の一環であり新型転換炉ふげんと共に開発が進んでいた。
1995年に冷却材の金属ナトリウム漏洩と火災事故を起こしたが、事故が一時隠蔽されたことから非難を受けます。
2010年8月の炉内中継装置落下事故により再び稼働ができなくなり2016年12月に廃炉が正式決定されました。
しばらく進むと、
美浜原子力PRセンターです。
近代的な綺麗な施設で、原子力について丁寧に説明されています。
あの原発事故の時こういうパネルや模型をよく見ましたね。
施設をあとにして、水晶浜に来ました。
少し砂浜で波など見てから、今夜泊まる民宿へ向かいました。
「漁師の宿 旅館かつみ屋」さんです。
荷物を置いてカミさんは早速風呂へ、オイラは外に出てこのあたりを散策します。
すぐ前に海。
小さな港です。
向こうに見えるのは、関西電力美浜発電所です。
調べてみると日本で最初に営業運転した原子力発電所だとわかりました。
関西電力美浜発電所1号機が1970年11月に、東京電力福島第一1号機が1971年3月より営業運転しています。
港の近くって、こんな感じで猫が多いんだよね。
やっぱり魚があるからかな
歩いていると見慣れぬモノがありました。
モニタリングポストです。
原発のあるところでは当たり前の風景なのでしょうね。
福井県の嶺南地方は原発銀座といわれています。
敦賀原発2基、ふげん1基、もんじゅ1基、美浜原発3基、大飯原発4基、高浜原発4基、全部で15基もあります。
旅館の部屋から外を見ます。
生まれて初めて原発が見える部屋に泊まります。
夕食はすばらしかった。
フグ、フグ、フグ、ふぐ尽くしです。
かんぱ~い!
ヒレ酒も飲んだよ。
フグ刺し、フグのから揚げ、焼きフグ、フグ鍋、
こんなにフグを食べたのは初めてです。
お腹いっぱいになりました。
夜の美浜原発。
う~ん、なんとも・・・
漁村の朝は早い、
船の音で目が覚めます。
旅館の朝食が旨いんだよね。
食後にカミさんと朝の散歩です。
懐かしい昭和の看板。
ちなみにこの番号に電話したらつながるんかな
カミさんが猫好きなもんで、昨日発見したこの場所に連れてきました。
にゃあ。
漁網のおばけみたい。
早めに旅館をチェックアウトして、
帰りは越前海岸を北上します。
途中にいろいろ見どころスポットがあるんで、
進んでは降りて、進んで降りてと、ゆっくりと帰ります。
カモメが多くいた岩山
北前船で栄えた村があったり、
昔、悲しい出来事があった場所など、
もちろん海岸の地形も見どころがいっぱいです。
このあたり水仙が有名で、
そういう施設もありました。
越前水仙伝説ってのもありました。
少し波が荒くなってきました。
さてと、
そろそろ帰りますかね。
今日もいろいろ思う旅になりました。
東日本大震災、福島第一原発事故、
10年というのはひとつの節目ですけど、遺族や被災された方にとっては終わらないですよね。
原発の廃炉作業についても、はるか長い道のりがあるわけです。
オイラが生きているうちに終了するかどうか・・・、
美しい海に原発があったり、道路にモニタリングポストがあったり、
やはり日本の田舎には原発施設は似合わないと思うのですね。
それは福島第一原発事故からの10年でもあります。
あの時感じた絶望感は今でも忘れられません。
まさかの全電源喪失、メルトダウン、ベント、1号機爆発、3号機爆発、2号機および4号機破損、汚染水海洋流出・・・、
日本終わるのかなと一瞬頭をよぎりました。
あれから10年経ちますが廃炉作業は計画通り進んでおらず、これから何十年も続くわけであります。
原発は恐ろしい、原発の無い世の中がいいと思うのです。
さてオイラたちは常宮神社をあとにして、敦賀半島をぐるりと反時計回りで進みます。
向こうに水島が見えてきました。
遠浅の白い砂浜と岩場に囲まれた無人島です。
このあたり色が浜といって昔から美しく、あの松尾芭蕉もわざわざ敦賀から舟で訪れています。
「小萩ちれますほの小貝小盃」
「衣着て小貝拾わんいろの月」の二句を詠みました。
半島の先の方にある長いトンネルを抜けると美浜町に入りました。
白木海水浴場からテレビで見たことのある建物が目に入ります。
高速増殖炉「もんじゅ」です。
もんじゅはMOX燃料を使用し、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖炉。
核燃料サイクルの計画の一環であり新型転換炉ふげんと共に開発が進んでいた。
1995年に冷却材の金属ナトリウム漏洩と火災事故を起こしたが、事故が一時隠蔽されたことから非難を受けます。
2010年8月の炉内中継装置落下事故により再び稼働ができなくなり2016年12月に廃炉が正式決定されました。
しばらく進むと、
美浜原子力PRセンターです。
近代的な綺麗な施設で、原子力について丁寧に説明されています。
あの原発事故の時こういうパネルや模型をよく見ましたね。
施設をあとにして、水晶浜に来ました。
少し砂浜で波など見てから、今夜泊まる民宿へ向かいました。
「漁師の宿 旅館かつみ屋」さんです。
荷物を置いてカミさんは早速風呂へ、オイラは外に出てこのあたりを散策します。
すぐ前に海。
小さな港です。
向こうに見えるのは、関西電力美浜発電所です。
調べてみると日本で最初に営業運転した原子力発電所だとわかりました。
関西電力美浜発電所1号機が1970年11月に、東京電力福島第一1号機が1971年3月より営業運転しています。
港の近くって、こんな感じで猫が多いんだよね。
やっぱり魚があるからかな
歩いていると見慣れぬモノがありました。
モニタリングポストです。
原発のあるところでは当たり前の風景なのでしょうね。
福井県の嶺南地方は原発銀座といわれています。
敦賀原発2基、ふげん1基、もんじゅ1基、美浜原発3基、大飯原発4基、高浜原発4基、全部で15基もあります。
旅館の部屋から外を見ます。
生まれて初めて原発が見える部屋に泊まります。
夕食はすばらしかった。
フグ、フグ、フグ、ふぐ尽くしです。
かんぱ~い!
ヒレ酒も飲んだよ。
フグ刺し、フグのから揚げ、焼きフグ、フグ鍋、
こんなにフグを食べたのは初めてです。
お腹いっぱいになりました。
夜の美浜原発。
う~ん、なんとも・・・
漁村の朝は早い、
船の音で目が覚めます。
旅館の朝食が旨いんだよね。
食後にカミさんと朝の散歩です。
懐かしい昭和の看板。
ちなみにこの番号に電話したらつながるんかな
カミさんが猫好きなもんで、昨日発見したこの場所に連れてきました。
にゃあ。
漁網のおばけみたい。
早めに旅館をチェックアウトして、
帰りは越前海岸を北上します。
途中にいろいろ見どころスポットがあるんで、
進んでは降りて、進んで降りてと、ゆっくりと帰ります。
カモメが多くいた岩山
北前船で栄えた村があったり、
昔、悲しい出来事があった場所など、
もちろん海岸の地形も見どころがいっぱいです。
このあたり水仙が有名で、
そういう施設もありました。
越前水仙伝説ってのもありました。
少し波が荒くなってきました。
さてと、
そろそろ帰りますかね。
今日もいろいろ思う旅になりました。
東日本大震災、福島第一原発事故、
10年というのはひとつの節目ですけど、遺族や被災された方にとっては終わらないですよね。
原発の廃炉作業についても、はるか長い道のりがあるわけです。
オイラが生きているうちに終了するかどうか・・・、
美しい海に原発があったり、道路にモニタリングポストがあったり、
やはり日本の田舎には原発施設は似合わないと思うのですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます