16・17日、夫の釣り行に付き合いました。
私は、夫を呼ぶ四国の海を見てやろうじゃないの的な軽い気持ちの遊び感覚。
フェリーの中でブログ用の写真をパチリ。
宇野から高松まで1時間の船旅・・
瀬戸内海に浮かぶ幾つかの平和な島々。
中国や韓国から領土問題にされないのどかな島やなぁ・・心の中でチラッと。
フエリーの中ではゴロゴロとして時間つぶし・・1時間。
着いた場所はここ。
向こうに見える波除テトラまでボートを漕いで行くって
あの上で今夜?一晩中?ずっと魚を??大冒険だわ。
寝袋・釣り道具・食べ物など不足のないほどの荷物をボートに乗せる。
夜だしカメラは車に置いといて。
早々にメバル・小さいのが2匹私の針にかかる・・
やった!これはから揚げ用だわ!病み付きになるかも~
夫「こんなに明るいうちからかかることはないんやが」って
私をその気にさせようとおだててる・・?
そう思ったけど全然かからない夫の釣竿「おかしいなぁ」を連発の夫。
その後・・かからず二人して数匹。
余りにもかからないのでワカメや松葉貝を獲るのに必死。
関西人?タダでは戻りませんから。
11時には、疲れてきたので
次男が「オヤジが釣りに行った時に使うように」と
買ってくれた簡易コンロで紅茶を淹れて飲みました・・温まった
その晩、寝袋に包まるも固いブロックの上。
なかなか眠れたものじゃありません。
潮も満ちてきて3時には満潮とか・海水も上がってきそう。
テトラに打ち寄せる波の音は不気味だし
寝よう寝ようと焦りヨガの呼吸法を真似るも眠れず。
大震災の津波などまでが脳裏を過ぎるし。
あれ?眠っていたかしらと目を開けて周囲を見ると
4・5つ向こうのテトラの上に夫の影がある・・釣り続行中だわ
ウトウトしながらもまた見ると、場所を変えて釣っている夫。
私は釣るパワーも失せているし波の音も邪魔だし。
夫に「ここでいつもぐっすり眠れるの?」と言うと
夫「波の打ち寄せる音が気分ええからよう寝れる」って
夫は寝ずにそこそこの量。小はリリースしたって
私は中1匹、小が3匹。
でも二人でワカメどっさり・・松葉貝(じんがさ)どっさり。
結果、早目に引き上げ戻ったら朝の7時・・疲れたのなんのって。
4時間以上かけての釣り行・・
60歳までの私ならテトラポットの上ぐらい
ピョンピョン跳んで移動できたでしょうが・・
もう夜釣りは身体もか弱くなったし無理と悟りの境地の私。
でも夫の頼もしさ(ボート漕ぎが上手)なのと
魚にかける情熱を確認した釣り行となりました。
よく似た釣りキチが近所に数人いますが。
どなたも夢中になれる趣味を持つ老後のスタイルをお持ちのようです。
でも今回同行したことは面白く結構楽しかった。
夫の釣り行がどんなものかがよく判りましたし・・ね。
これからは魚の味も更に美味しくなりそうな気もします。
往復120キロ(フエリー・・海上距離は除く)の距離・・
それでも出かける釣キチ。
考え様によっては健康だからこその遠出と言えそう。
私は近くの海でイワシか小アジでも釣ることにします。
凪いだ海の上で乗ったボートは心地良かったなぁ・・・
月の明るい夜など勿体無くて寝たくないとか・・夫の仲間は言うらしい。
む・・・でもまた行く気になるかもしれない・・わ・・私。