小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

あるコンサートにて

2013-08-08 10:17:41 | 日記

ブラックベリーは目に良いらしいです。
黒くなるとドレドレと一粒・・卑しく早目に摘むと大概が失敗で酸っぱい。
いくら目に良いからってこれじゃ・・食べたくない感じ。
でもビックリグミと同じで、とにかく完熟させてから食べるとイケル 
で、けっこうな量を啄ばんでいるのですが、
今のところ、目にどれほど効くかは判明していません  

PCの前に座る時間を減らした方が、目にはずっと良いかも・・。
一応、PCは一日2時間以内と決めてはいるのですが。

                                

先週後半、被災地支援コンサートに一人で出かけました。
ある活動を通じた知人がピアニストなので
折に触れ、演奏を聴かせていただく機会があります。
最後の曲は「花は咲く」。
会場の観客も一緒に歌うことになりました。
この曲を歌うと何故だか泣けてしまいます。
隣の席の方が歌詞をプリントしたのをお持ちで
一緒にどうぞと、二人でプリントの両端を持って・・ 
ところが私、歌いだすと情けないことに流れる涙が次々・・ 
感情移入し易い人間なのかしら・・ん? 止まらない。
終って「なんでこんなに泣けるのかしら恥ずかしい~」と照れ隠しを。

コンサートはプログラムを全て完了・拍手のうちに閉幕。
さて帰ろうかとしたら、隣席で歌詞を見せてくださった方が
「この後、時間を置いて5時からだけど
    OOのコンサートがあるのですよ」と。
その方は家が近いらしく、一度帰ってから出直すとのことでした。
そして「よければ御一緒しませんか」と
初対面の見知らぬ私を誘ってくださったのです。
私は、隣町から来ていて夕方から留守をできない事情を話し
丁寧に御礼を行ってお別れしました。

会場で演奏の最中、後ろでおしゃべりを続ける男性方に
「演奏中ですから言葉は慎んでいただけませんか。
  演奏の方に失礼だし周囲に迷惑ですよ。
    先ほどから、ずっとお話しされていますよね」
と、声のトーンを押さえて、しかも毅然と注意された方でした。
それは、私など涙を出すだけが人並み以上で
気になり注意したくても出来ない「出すべき言葉の行動」でした。
注意を受けた人達はそれっきり静かになりました。
反省したでしょうか。
瞬間、気まずい思いをしたとしても判ってくれたでしょう・きっと。

日本中、どの土地にいても気持ちの通じる人がいる。
5時からのコンサートに後ろ髪を引かれながら・・そして、
私より10歳は若いであろう
そのステキな女性に心を残した一日でした。