赤毛のアン
は、「家」を中心に展開します。
家屋ね。
住んでいる家。
引っ越しの様子もことこまかに描かれるし、
どういう家で
そこの近所にはなにがあって
どういうひとが住んでいるのか
家具の配置はどうなのか
台所や窓から見える外の様子は
などなど。
そして家を移るときも、住む時も
家に対する愛情を表現する。
新しい家に引っ越したわけですが
もちろんあの家にはもういられないことは分かってるんですけど、
愛着たるや半端無く
あのボロボロでギシギシ音が鳴る
隙間風びゅうびゅうで
隣の家の物音も丸聞こえ
風呂のドアもない貧乏団地を懐かしく思う気持ちでいっぱいです。
窓から見える景色やら
狭くて心地の良い居間やら
を思い出しております。
それもやがて記憶のかなたになるのでしょうか。
今夜はちょっとしんみりしております。