大雑把な日常

日常のあれこれ。

表参道のセレブ犬とカパーニャ要塞の野良犬

2017-11-30 | よんだ


めちゃくちゃ良かった。
お笑い好きのお友達におすすめされた本。

オードリーの若林さんが
キューバに行った旅行エッセイ。
なんていう説明になってしまうけれど、
心がグラグラ揺らされる。
ただのタレントの旅行記ではない。
とにかく文章が素晴らしい。
文章って、いろいろバレるでしょう。
その人がどう考えてどう生きているか。
もろバレだと思うんです。
若林さんという人は
両足で地の上に立つ等身大の人間だ。
私たちと同じ、もがき苦しみながら、社会を生きる。

著作の中で素敵な個所はかなりある。
序盤で一番つかまれたのは
教育
に関することだ。
どうして勉強するかが分かった若林さんの心が描かれている。

娘に興奮ぎみに本の内容を話しながら、
自分のことを思い出した。
大学で勉強がすこぶる楽しかった。
今でも勉強は好き。学ぶことが大好き。
自分の世界を、考えを、気持ちを広げてくれるから。
知らないということは、自分の小ささを知ることだ。

そう思えたのは、
まったく受験勉強をしなかったからだと思う。
中学は登校拒否児だったので、出席日数ギリギリだった。
理由は、逃げだとか思春期だとか、いろいろ言えるんだけど、
今と同じで、必要以上に感受性が強くて共存することが難しかったんだと思う。
それでも逃げずに立ち向かうだけの根性がなかったんかなとも考えるが、
みんながしていることをせずにぽっかり穴の開いた学生生活はもう取り戻すことはできない。
高校は家から近い、頭の悪いほうの私立に行った。
そこで徐々に社会性を身に着ける中で、推薦で大学に行った。
今でも偏差値のこととかはわかりません。

だから大学の時の私は、勉強していないぶん、初めての知識がぐんぐん吸収される状態にあったわけで、
つまらないと大学を辞める人もいたけれど、共感できなかった。
テストを誤魔化そうとする人もどういう了見だろうと思った。
論文、自分で書いたほうが楽しいし、テストも大好きだった。
そんなこと言うやつ、まあ、友達できませんよね。
競争のないところで勉強を楽しんで、だからそのおかげで、
その時のたくさんの大学で得た知識のおかげで
人と同じことをしてなくても
平気なんだと思えた。
若林さんの本を読んで。

今だってお給料は20万に届かないし、
子連れで
無職で社会から見たら落伍者と言えるのかもしれません。
しかし価値観は人に決められるものではなく、
自分で思い込んでいる価値観でさえ
刷り込まれたものかもしれない
と思えるのは、
宗教学や哲学、文化人類学、多言語コミュニケーションを受講したから。
教育というのはありがたいものだ。

それをこの本を読んで思えた。
そして子供に朗々と語る。

十分後、娘が算数の宿題をしながら
「なんだよ、この問題。将来、いつ使うんだよ」
と文句を言っていた。
いや、ママの話、聞いてた?

中学校の勉強をちゃんとしなかったせいで
普通の人がわかる常識がすっぽり抜け落ちており、
知識を広げるのに苦労している
といったばかりじゃないか。
あなたの今の勉強は、将来、絶対にあなたを救う。
って言ったのになー。

おわり。


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千葉、外食

2017-11-29 | 日記
美容院に行ってきました。
お昼は外食。
アジアン料理店を探して
ウロウロ歩き回っていたら
気になる中華屋を見つけました。
路地裏
二階
色褪せた看板。
メニューそんなにおいそうじゃなかったけれど、
入って
円卓と白色がくすんで茶色になった椅子が置いてあって、
一人客が結構入っていた。
混んではいない。

おばさんに何がおすすめか聞いたけど
もごもご言うばかりで要領を得ないので、
押しメニューらしい五目野菜のうま煮定食を頼みました。
エビ卵炒めと迷ったけれど、
まあいいか。

で、出てきたのはこれ。

あれ?エビ卵ついているじゃん。



でもね、味がね、
決まらん!
味薄いというか
出汁が薄いのか
とにかく
美味しくない!
味噌汁らしきスープが付いていたのだけど、
たぶん、これが一番おいしくない。
ぬるいし。

家で作った時、こんな感じの味にある時あるわ。
それで
味を足そうと思った。
隣のお酢と醤油を入れちゃおうと
手を伸ばしたら、
ほこりと油で
べっとべとの容器だった。
おそらく
何日も拭いていない。
ということは、中のクオリティ大丈夫?

で、味を足すのもやめた。

でも気になっちゃったから
仕方がないね。
怪しさ満点だったもの。
自動ドアは押して反応させて開ける奴だったんだけど、
セロテープで貼ってあるしさ。

面白かった。面白いに700円。
ま、悪くないか。
油は悪くなかったので、チャーハンにすればよかったのかもしれません。


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修羅の道

2017-11-28 | 日記
気軽な趣味のつもりで始めた小説ですが、
もっと上手に
もっと面白く
と考えていたら、ドツボにハマった気がします。

楽しいのは楽しいんだけど、
上を目指そうとするのは
とにかく大変なんだな。
どんなこともそうだな
ってつくづく思っている。

面白いもの
なんてあふれているなかで
自分が何をできるのか考えて考えて
ぜんぜん出てこないんだな
って、絶望している。

特異なアイディアだと思ったら
人と思いっきりかぶってるとか無知をさらしたりして
恥ずかしい限り。

お教室に提出してみんなが見る作品があるんですが
この度提出して、後は印刷を待つだけなんですけど、
さっきお教室の生徒さんのブログを見たら、
私の書いた作品の主人公が言っていることをまんま書いていて
今、すごい恥ずかしいです。
その人は間違いなく私の書いたものを読んで「パクりやがった!」と思うでしょうし
知らなかったとは言え、リサーチ不足の私が悪いのです。

三十年お笑い見ているけど、
「あのネタかぶってるよなー」ってことってたくさんあって、
まずそのことをやっている本人が知らないことって
恥ずかしいな
って見ているほうは思うものです。
無知だってことだから。
それが、私に降りかかってくるとはね。

何かに強烈になりたかったり、
目指すものがあるってのは
結局、常に闘い。
要するに、修羅の道なんだよな。
自分が一等賞になるために人をけり落とす必要がある。
どうしたもんか。

とにかく、できることは、
良い方法であの教室を一刻も早く卒業すること。
ふー。
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夜の新宿

2017-11-27 | 日記
夜の新宿に子どもと行きましてん。
緊張。
夜だし。

ジンギスカン食べて
ぶらぶらして
お笑いライブ見て
帰ってきました。

子ども「楽しかったねー」というので、
「緊張したよね」というと、
「え、なんで?」と返されました。

え、私だけですか。
都会は緊張するんだよ。



末廣亭が近いので
外から少し見学。
ビルの隙間にあって、いつみても格好いい。


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無駄な日

2017-11-26 | 日記
昨日、時間があったのに
更新するのを忘れました。

何やってんだ。
そんな日でした。
財布を忘れて駅に行ったり、
ご飯食べ損ねたり、
深夜に寿司食ったり
ちょっと意味が分からない
そんな無駄な日だったわ。

いや、無駄な日などはない。
無駄にしないぞ。
それにしても
ストレスに負けて
デブに巻き戻り。


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