美容院

パーマネントをあてました。
いつもの美容院です。

ずっと
いきつけの美容院がなかったのですが、
いい美容師さんが
いるのです。

たぶん
人生で出会ったなかで
最強の美容師さんです。
とにかく仕事ができるのです。

むら
がありません。
お店が暇な時も
忙しい時も
まったく波がありません。
いつも
まったく同じように対応してくださいます。
店長なので
同時に何人も切ったり
塗ったり
チェックし
そのうえで
部下にどんどん指示を出しています。
それでも
温度が全く変わらない。

わたしはもともと
「こうしてほしい」
という要望を伝えるのが下手で
それで美容院が苦手だったのですが、
どうしたら伝わるのか
この美容院に通いだして気がつきました。
それでも
最初から満足度が高かった。
仕事のできるひとは
コミュニケーション能力も高い。

そんなわけで
２年ほど
といっても、年に数回しかいかないのですが、
通っています。
いや、そんなことはない。
この美容院にきてから
確実に髪を切る回数が
増えています。
バッタっぽい
背の高い
おしゃれなオジさん。
に髪を切ってもらうために。

そんなべたほめ美容院ですが、
今週
パーマネントをあてに行ったら
実は
とその店長さん。
「昨日の朝から陣痛が…」
なんと
奥さんが出産。
もうすぐ生まれるとのこと。

まあ大変。

すべての私の髪の工程が終わる頃
奥さんが入院したので
店が落ち着き次第
行きます。
とのこと。

え～～
早く行きなさいよ。

と思ったけど、
店長さんはいつもどおりの冷静な仕事っぷりで
「最後に気になったところを仕上げます」
と私の髪にハサミを入れています。
すごいなぁ。
わたしなら
仕事にならんぜ。

店長さんは
私のお会計までちゃんとして
ちっとも焦った感じを出さずに
送り出してくださいました。

プロ
ってのはすごいなぁ。
と感心して
ランチの約束をしていたお友達と会いました。
お店に入るなり、
お友達が
「髪！すごいよ」
と背中を
パンパン
はたいてくれました。

店長さんは
最後の工程
髪を振って落す
のを忘れたようです。

あんな冷静に見えて
焦ってたのね。

ふだんだったら
もういかない
ってなっていますが、
赤ちゃんに免じて今回は許します。

あ、
そうです。
わたしは
こんな小さなことで
行かなくなるくらい、器の小さい女です。
一回でも
適当に対応されたら
違う美容院に行っちゃう。
コミュニケーション重視派。

うっかり娘

うちの子
４歳の娘は
わたしに似たのか
うっかりです。

ちいさい子だから。

という
ことで今まで目をつむってきましたが、
そろそろ
完全に人格を持ってきているので
無視することもできなくなってきました。

先日
ねぼけながら
お水が飲みたい

というので
水を持っていき
眠そうでかわいそうだけど、
一応さっき食べたお菓子の分を
洗い流してほしい
という意味で、
ついでに
「口をゆすいでゴックンしてね」
というと
口をぐちゅぐちゅゆすいで
ぴゅっ
と口から
おもいっきり出した。
布団のうえに。

「わ！」
と私はびっくりして
「だめじゃん。ゴックンって言ったじゃん」
というと
「あー、ごめん。間違えたぁ」
と寝ぼけながら照れ笑い。
そして
もう一度水を口に含み、
ぐちゅぐちゅ
ぴゅっ！

また！
また出した。
「こら、出しちゃだめじゃんっ」
と注意するも
「あー、また間違えちゃったぁ」

布団びちょびちょです。
本人には
まったく
悪気はないです。ガチで間違えたので。

のんびりしている上に
うっかり。

困ったものです。
さっきも、
歯磨きをしたら
シールを与えているのですが、
「わーい、やった！ショートケーキのシールだぁ！！」
と大喜びしていた
１０分後。

「シールがない！」

え～～～。
あんなに喜んだのに
なくす
って、どういうこと？
すぐ歯磨きカレンダーに貼ったと思っていたので
度肝ぬかれたわ。

血筋って怖いね。

９、ある

蒸し暑い季節。

一か月もしないうちに
我が家の
除湿剤は
満タンになります。

９個買ってきて
部屋のあちこちに
隠してある
除湿剤と交換します。

ただ
いつもの場所以外にも
まだ
あるんではないか

という懸念がぬぐえない。

この季節になると
９個では足りない気がして
設置している気がするのです。

今年もそんな気分になっています。

書類や折り紙、筆記用具などが入っている
ぐっちゃぐちゃの
押し入れから
入れたはずの除湿剤が前回みつからなかった。
今回も
クリスマス用包装紙をためている場所の奥底あたりに
あるんではないか
と疑いつつ
結局
みつからなかった。

家電的なものを検討するんですが、
いつも一年のなかで
この季節だけで
あとは
ほとんど無視されているので
原始的に空気中の湿気を集めつづけようと思います。

思い出したくなる話

妹を家に送る途中に
カーラジオから流れてきた
投稿メッセージが
とっても心に残ったので、
書きます。

わたし（女性）が
高校の時、
ひとつ上の先輩に
モンタよしのりさん
そっくりの女の先輩がいて
色っぽくて
とっても憧れていました。
わたしは彼氏がいましたが、
先輩にラブレターを送ったりして
返事がきたときは
とっても
嬉しかったです。


妹と
声を出して笑いました。
いい。
いい話です。

昨日の月

オレンジがかった
電球を使っているような
お月さまが
昨日、
寝ようと思ったそのときに
目にとびこんできて、
明るい気分になったのです。

自然は
すごい。