『刑事コロンボ』シリーズを借りてきて
パイロット版から見ています。
まだ4巻までしか見てないけど
とにかく
最初の8話までは
ものすごく面白い。
プロットおもしろい。
演出は斬新。(変なアップとか、殺人シーンでポップすぎるBGMとか)
それにテレビシリーズとは思えない重厚感。
でも何より
ピーター・フォーク演じるコロンボのキャラの作り込みがすごいです。
心理学や行動学を駆使し
ひとをジッと観察することで
結論に導き出す
ものすごい緻密で頭がきれるのに
バカにされることも受け入れる
というか
わざと分かんないフリとかする。
大事な結論ははぐらかすし、
言うときは必ず目的を持って話す。
パイロット版の
いっちばん最初のエピソードで
この分析は犯人役の精神科医の口から
すべて語られているというのも
面白いです。
抜け目なさすぎ。
ものすごく怖いと思います。
少々の不気味さも
コロンボの持つ魅力。
日本でもこれを下敷きにして
大ヒットドラマが生まれましたよね。
本家の面白さがなければ
決して生まれてないのだと思いました。
あれもあれで
悪くないですけど
後半のシリーズでは
トリックのしょぼさが…。
本家ではどうでしょうか。
初期の写真みっけ。
まだ若い・・といっても40代だそうです。
コロンボは40歳からスタートしてるんだな。すごいなあ。