漢方薬などの薬草には、がんに効果があるとされるものもあるようです。
例えば、メシマコブ、アガリクス、霊芝、チャーガ、海藻類に含まれるフコイダンなどが有名です。
特に、メシマコブというキノコは、韓国で人工栽培に成功し、その製剤である韓国新薬の「メシマ」は、がんの治療薬として韓国政府に認可されているそうです。
また、中国で認可されている天仙液という漢方薬もあるそうです。
ただ、こういったものは一般的に高価で、安易に試してみることはできない感じですし、こういったものを扱っている医療機関も少ないようです。
そんな中で、比較的安価で、鍼灸院などで容易に試せるのが、ビワの葉っぱやそのエキスを使った「ビワの葉温灸」で、日本では奈良時代から病気の治療に用いられているそうです。
その効果は、がんの痛みを和らげることだそうですが、これでがんが消失した例もあるそうなので、もし自分ががんになったら一番最初に試してみたい治療法でもあります。
というのも、先日、江東区を歩いていたら、街路樹にビワが植えられていたのですが、まだ細い木なのに素晴らしい気を発していて、ビワに何か不思議な力があることは間違いないと、そのとき確信したからです。
また、日々草という、園芸店で手に入る草でがんを治した人もいるそうです。
日々草は、抗がん剤の原料として使われているそうですが、量が多くなければ安全なようで、日々草の青汁を毎日愛飲しているがん患者の方もおられるようです。
『ガン・アトピーの1万人に効いた!「日々草」の奇跡』(澤井繁:著、祥伝社:1996年刊)という本が出ているので、ご興味のある方は、古本屋か図書館で探してみてください。