今回は、『絶望を希望に変える癌治療』(横内正典:著、たま出版:2013年刊)という本をご紹介しましょう。
著者は、外科医としてがん治療に没頭していたそうですが、自身の皮膚病が漢方薬によって劇的に治癒した経験から、次第にがん治療に漢方薬を用いるようになったそうです。その後、気功とO-リングテストを修得し、外科療法なしでがんを治療できるようになったのだそうです。
なお、O-リングテストとは、患者が手の指で輪(O-リング)を作り、診断者が患者の指の輪を引っ張り、指が離れるかどうかで、病気の有無や病状、患者に合った薬などを診断する技法で、科学的な検査による患者の苦痛や二次的な病気の発生(医原病)を皆無にするというメリットがあるそうです。
著者の主張によると、がん発生の外因として、次の8項目が考えられるそうです。
1.ウイルス感染 - 西洋医学にウイルスの特効薬はないが、漢方薬にはある(葛根湯など)
2.細菌感染 - クラミジアが多い
3.放射線被ばく - CTで150日、胃のバリウム検査で1年半寿命が縮む
4.電磁波被ばく - 「気」を停滞させるという悪影響がある
5.歯科合金、噛み合わせ
6.タバコ - 喫煙者は診察お断り
7.食事の偏り - 牛肉、牛乳、乳製品、玄米、健康食品など
8.抗がん剤
著者は、O-リングテストを改良したパワーテストによって患者に最適な漢方薬を選択・処方するとともに、やはりパワーテストによってがんの原因を明確に特定して排除することにより、非常に良好な治療成績を残しているそうです。
治療成績は、1993年~2000年4月1日までが、患者数:728名、死亡者数:292名、死亡率:40.1%となっており、2013年6月末現在では、患者数:2,316名、死亡者数:585名、死亡率:25.3%となっています。
なお、この数字を見て、あまり治療成績が良くないとお思いの方がおられるかもしれませんが、こういった代替医療を受ける患者さんの多くは、西洋医学の病院で余命を宣告され、医者から見捨てられた人ですから、そういった観点から見直すと、これは驚異的な数字なのだと思います。
O-リングテストや漢方薬にご興味のある方や、より詳細な治療成績をお知りになりたい方は、一度この本をお読みになってはいかがでしょうか?
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