48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

再び桜野宿

2023年04月07日 18時53分58秒 | 自転車キャンプ・野宿
4月5日 水曜日 再び桜野宿

この年になって野宿が楽しくなるとは(笑)。

どうも世間ではアウトドアブームらしい。大変歓迎すべき事なんですけど、昔ながらの「貧乏野宿」ではなく、「超快適キャンプ」が主流らしいのです。まあ仕方がありません。
ふらっと公園に行って、桜を見ながら寝袋で寝るなんて、常識のある人からすると異常ですわ。
地元民に不審者扱いされて、袋叩きされてもおかしくありません。

はい、その異常者の行動を今日もやりました(笑)。
本日は西尾市の中心部、北浜川のほとりの桜並木です。かなり散っております。
本当は野宿するつもりは無かったんです。市の中心部ですし、近くにUFJ・愛知銀行・西尾信用金庫など金融機関もたくさんあります。しかも駅から500m。うちの会社から1.5km。
こんな所で野宿したら通報されるなあ。
が行ってみると誰も居ない、ガラガラ。
おおおお!これは神様が「お前、野宿してもええぞ」と言ってるようなものではないか。
よく考えると、周りはビジネス街なので、夜は誰も居なくなるのだ。
コンビニで買って来た弁当で焼酎を飲んでベンチでごろ寝。マットだけ使い寝袋無しで爆睡。
気が付いたら真夜中の12時で真っ暗。桜公園のライトは9時か10時で切られるらしいのです。うーむやはり中途半端で終わってしまう。これは野宿失敗ってことなのか?
30分ほどゴミ拾いボランティアをして自転車に積み込み。燃えるゴミ袋半分ぐらいです。やはり市街地はゴミがあまりないですね。
まだ酔いが醒めてなかったので、家まで1時間半、自転車を押して帰りました。

野宿は時々するから面白いんでしょうね。これが数日続くと嫌になると思います。
自転車で日本一周とかしてる若い人なんて、凄いと思いますよ。

目指せ!
いつでも・どこでも・誰とでも寝れる(笑)。野宿三原則。

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会社が終わってから自転車野宿旅に行く

2022年10月30日 23時36分46秒 | 自転車キャンプ・野宿
10月28日 金曜日 会社が終わってから自転車野宿旅に行く 

最近は土日も柔道以外の仕事も入るようになり、中々1泊2日でキャンプや野宿旅行に行けなくなってきました。忙しいってのはありがたいのですが、ボウフラみたいな私にとって、そういう「真面目な生活」が続いてると、気が狂いそうになるのです。
あああ、何もかも打ち捨てて、旅に出たい。

仕事が終わってから車で出かけて、車中泊して来る・・・ってのも立派な旅行なんですけど、どうもそれだけでは楽すぎて物足りない。
「そうだ!仕事が終わってから、自転車で行けばよいのだ」
という事にひらめき、早々出かけてきました。
私がまだ30歳の時、会社の後輩で、「仕事が終わってからロードバイクで富士山の麓まで走った(約180km)」奴が居りまして(笑)、そいつの真似をすれば良いのだ。
行く場所はいつもの遠州灘。暗い道だから行き慣れている所でないと、ちと怖い。
夜7時に仕事を終え、準備をして家を出たのが夜の9時。上の写真は蒲郡の竹島の夜景です。デートしてるカップルが多数出没。その間をライトで照らして駆け抜けていく邪魔なオッサン(笑)。すまん!

国道23号線沿いの側道を通り距離を稼ぐ。田んぼ道なので非常に走りやすいものの、やはり夜道は段差や縁石が見にくくて怖い。スピードが全然上げれないのだ。
仕方がない、コケるよりはましやろ。
今から約25年前に、自転車通勤の帰りに縁石で躓いて吹っ飛び、顔面からアスファルトに落ちて、歯を2本折って血だらけになった経験があるのです。歯は差し歯になり、顔面の裂傷は治るまで2週間かかりました。
「夜の自転車はゆっくり」が基本です。痛い目に会わないと学習能力が無い、それが私(笑)。
写真は豊橋鉄道杉山駅です。もうとっくに終電は終わり、付近も誰も居ない。昼間の景色とは全然違って気持ちええなあ。
あああ、この時間だと到着するのは夜中の2時過ぎだろうなあ。コンビに寄って酒と晩飯朝飯を買い込む。
最後は足がふらふらになりながら、2時20分に愛知県田原市赤羽根海岸に到着!
ひいはあ、65キロを5時間半近くかかったぞ。
夏場は前夜泊のサーファーでいっぱいの赤羽根も、車中泊がポツンポツンと居るぐらいでガラガラであった。
公園の東屋に行き、そこで荷物を広げた。
本当はちょっと離れた海岸に絶好の絶景ポイントがあるんだけど、そこは砂浜でテントを張る必要がある。もう疲れ果ててテントを広げる気力無し!
買い込んだ食料と酒で、オリオン座を酒のあてにして夜中の3時にお一人様宴会です。
あああああ、気持ちいい!最高!
ベテルギウスいつ爆発するのかな?怖いけどちょっと見たいな。
疲れ果てて3時過ぎには、ベンチの上に広げた寝袋に潜り込みました。

夜中何度か声で目を覚ましましたが、すぐに寝入ってしまいました。
「・・・ここで着替えようか・・・」
「あれ?人が寝てる・・・」
うつらうつらして聞いて、あっ釣りの人だな。すまん東屋は俺が占領してる。
明け方から投げ釣りの人達が来てるみたいです。
目を覚ましたのが朝7時半。
ラーメンを作りパンと食べる。インスタントコーヒーを作って、嫁から貰ったラスクをつまみながら、お昼まで読書タイム。
本日読んだ本は、
「給料低いのぜーんぶ日銀のせい」高橋洋一 ワニブックスPLUS新書
マクロ経済の入門書。「さざ波発言」で内閣参与をクビになった高橋先生、私大好きです!奇麗ごとや建前しか言わない人の真逆ですな。
円安が悪いのではなく、円安で稼いだ製造業さん達が、溜め込んで使わないのが原因。設備投資や給料を上げるのに、企業が内部留保を使うように仕向けない日銀が悪い。
その通りですなあ。
さてお昼前に撤収し、帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使って15キロほどをショートカットしました。
今まで豊橋鉄道のサイクルトレインは多々使っておりますが、私以外の自転車を見たことがありません。今回は他にも2台おられました。
さて帰り道の途中、蒲郡のラグーナで昼飯を食べたのですが、私の隣では外国人一家の観光客が数組いました。とうとうインバウンド復活か?よかったよかった。
もちろん外国人さんマスクなんかしてません。もちろん私もマスクなんかしてません(笑)。誰も注意しません(笑)。
もう皆さん、マスク外しましょうよ。やるやらないは個人の自由なので、やりたい人だけやればいいのだ。私はしても意味ない事はやめます。
往復105kmの自転車野宿でした。来週は徒歩野宿に挑戦します。
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優雅なキャンプ場の場違い男

2022年08月03日 00時54分46秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月1日 優雅なキャンプ場の場違い男

表浜ほうべの森キャンプ場に到着したものの、脱水症状で動けんかった。キャンプ場の自販機でスポドリ2本を買い、立て続けに飲んで脱水地獄から何とか抜け出しました。
あああ、倒れんでよかった。

休憩中に到着したキャンパーさんに声を掛けられました。
「どこから来られたんですか?」
「西尾から来ました」
「えええ?この炎天下に?」
はい、私も後悔しております(笑)。
以前近くの海岸で野宿した時は。4時間半で来れた。しかし今日は6時間。

受付では詳しく説明していただきました。自転車の場合は芝生内に持ち込んでも良いそうです。そいつはありがたい!(注:乗ってはダメ、押し歩き)
園内をぐるっと回ったけど、結構木陰日陰のサイトはありました。日陰の無い芝生広場でも数組いたのですが、皆さん日よけのタープをお持ちです。
芝生広場は景色が良いなあ。
でもタープなんて持ってないしなあ。
森の中だと夜空が見えんしなあ。
ええい、暑さがなんぼのもんや。ああと2時間我慢したら夕方やんけ。芝生広場のど真ん中で設営や。
という事で、芝生広場のぽっかり空いたど真ん中に、愛テントのアライエアライズ2を設営。

周りの大型キャンプテントに比べて、なりは小さいけれど、本格的な登山用なので値段では負けてません(笑)。そんなもん比べてどうすんねん。
とは言うもの、やはりみすぼらしいのは仕方がない。
場所が場所だけに目立つ目立つ。目立ちたがり屋の私にとっては最高の場所です。
日よけのタープは無いけれど、そんなもん帽子で十分。

3時でも炎天下では暑苦しい。
軽量化のためにペットボトルに焼酎を詰めてきたのですが、キャンプ場の自販機でサイダーを購入し、それで焼酎を割って飲んでました(別名:酎ダー)。
冷たくて飲みやすくてうまい!
暑さに抵抗してガンガン飲んでたら酔っ払ってしまい、椅子の上で寝てしまいました。

夕方5時半ごろ起きたら、日差しが和らぎ涼しくなってた。
周りのキャンパー達も、焚火や食事の準備を始めております。私の食事は・・・インスタントラーメン・食パン・徳用ウィンナーソーセージ・饅頭・焼酎のみ。
あああ、向かいのテントから、肉を焼くにおいがする~。その匂いをおかずに食パンを食べる・・・・って落語の世界ではないか(笑)。
自転車だとクーラーボックスなんて持てないので、「腐らないもの」だとこんな食事内容になります。
饅頭はねえ(笑)。ホントはアルファベットチョコが好きなんですけど。溶けるので。

実は夕方から、両足の脹脛が何度も攣りそうになってました。おそらく塩分等が不足していると思う。その都度スポドリを飲んでアキレス腱のストレッチ。
走らなくなってから足腰弱ってきたなあと。

今回の荷物の重い原因の一つ・・・焚火セット。
焚火台・防火シートと着火剤・固形の炭一袋積み込んできました。もちろん火箸用のトングも。
こんなもん持ってくるから坂道でバテるんやあー!
確かに焚火は面白いけど、冬ならともかくこの糞暑い夏にしてもあまり意味が無いな。

6時を過ぎると日差しも無くなり、汗もい引いてきました。キャンプ場の100円シャワーで汗を流すと、本当に気持ち良くなってきました。
ランタンを灯してヘッドランプで読書。
今回は数か月前に読んだ本の再読です。
「蜘蛛女のキス」プイグ 集英社文庫
全編ほぼ会話文だけで、これほどの描写が出来るとは凄い。
この本は私が文学部の時に、西洋文学概論という講義で先生がお勧めの作品。
「ラテンアメリカ文学」と聞いて、「ああ確か筒井康隆が凄い褒めとったな」という感覚か無かったのですが、先生の推薦本はことごとく当たりでした。
映画もすごく良くて、うちの嫁さんも小説・映画ともども気に入っております。
この本は何度でも読めるわ。

夜10時に読了し、その後は再びラーメンで酒を飲みながら星空を見てた。ちょっと薄曇りなので、星は見えたり見えなかったり。でも
「夜空を見ながら・遠くの波音を聞きながら酒を飲む」
というのが出来て満足です。
夜中1時に轟沈。

翌日夜明けとともに起床。周りのキャンパーさん達も、早起きの方が多く動き始めました。
気温は29度でしたが、湿気が凄い!テント・外に出してた食器類はことごとく露まみれになっております。海岸沿いは仕方がありません。
家に帰ってから寝袋とテントを干さんとあかんな。

まったりと朝食のラーメンを食べ(飽きた)、のんびり撤収作業に入り、8時にはキャンプ場を出ました。
チェックアウトの起源は11時なんですけど、なるべく炎天下を避けたいので、少し早めに出発。
出発する間際に、撤収作業をしていた親子さん達に話しかけられました。若いお父さんはロードバイクを始めて間もないらしく、いろいろ質問されてしまいました。
いやあ自転車キャンプはモテるなあ(笑)。
帰りも豊橋駅から自宅までの40キロと峠越えでバタバテ。自分でもよく体力がもったと思う。

熱中症の初期段階ぐらいにまでなってました。
が、来て良かったなと思う。久しぶりに夜空は見えたし、鈍った体も鍛え治せたし。
ケガをしたり悪化させたりは困るけど、肉体的精神的に追い込んで自分を鍛えないとねえ。
自宅で体重を計ったら、2キロ痩せてました。

来週は車で涼しいところ(高原?)に行こうと思います。たっぷり食材持っていくぜい!
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行くまでが大変 自転車キャンプ ほうべの森キャンプ場

2022年08月01日 23時21分57秒 | 自転車キャンプ・野宿
7月30日 行くまでが大変 自転車キャンプ ほうべの森キャンプ場

いつもは野宿or車中泊なんですが、今回はキャンプ場です。キャンプ場を利用するのは、子供が小学4年生の時に、鈴鹿サーキット併設キャンプ場で泊まって11年ぶりです。
キャンプ場には良い思い出と、悪い思い出があります。

臨海・林間学校を除いて、私が初めてキャンプしたのは大学生時代。
ゼミ友人のおんぼろ車に乗せられて、京都日本海側の琴引浜海岸でした。
鳴き砂のある海岸で、しかも無料の露天風呂もあり、そこの公衆トイレで寝た記憶が・・・生まれて初めてのキャンプが野宿とは(笑)。しかもトイレで寝た。
これが私のアウトドア初体験。

これ以降友人に連れられてあちこちをキャンプすると同時に、キャンプするだけでは物足りなくなり、登山も独学でのめり込んでいきます。
卒業後は登山用品の販売会社に勤めるようになり、そこで技術を学んで冬山もやるようになっていくのですが・・キャンプは友人のアウトドアサークルに顔を出して、信州を中心にあちこちうろついておりました。
この時代のキャンプ場の大半は、芝生なんて全然無く、ある程度水はけが良い整地された地面に水場とトイレがあるだけ。今のキャンプ場の設備に比べたら、「野営」に近かった。料金も安かったなあ。

一番よく行ったのは、信州蓼科の大滝キャンプ場でして、就職してバイクを買ってから何度も足を運びました。近くに蓼科温泉公衆浴場があるので、便利でしたね。
最悪のキャンプ場は、GW期間中の某本栖湖の湖畔のキャンプ場でして、あの当時でも土日は人がいっぱい。毎朝トイレは長蛇の列。隣のテントとの距離はゼロに近く、静けさに全然遠い。
まあ大人数で押し掛けた私たちも悪いのですが(約40人)、もうトラブルの連続でした。
「有名なキャンプ場はやめておこう」
「大人数でのキャンプは嫌」
これ以降は、バイクでソロキャンプ・登山で2~4名の野営に切り替えました。やはり集団や大人数は性に合わない。

子供が生まれるまでは登山・バイク旅行・スキー中心で、一番多い時で年間40泊ぐらい平気でやっておりました。もちろん嫁さん放ったらかし。
その後子供が生まれて冬山を断念。バイクも乗る機会がなくなり、登山も回数が激減しました。子供がある程度大きくなってからはマラソンと格闘技に入れ込んでしまい、現在までに至ります。
昨年膝をケガして格闘技を半分退き、子供も就職して手が離れて時間が取れるようになったので、アウトドアを再開しました。とは言うものの昔みたいにガツガツは出来ません。JJY(ジジイ)なのでそれなりの体力に合った活動をしようと思ってます。

さて足底筋膜炎もほとんど治りました。3週間ひたすら我慢した結果だと。
拍手!パチパチ!
さて今回は活動再開を記念して、自転車ゆるキャン△をします。
前回自転車で田原市の西加瀬海岸で野宿したのですが、あの近くの「表浜ほうべの森」というキャンプ場です。値段も安くて施設も新しく、評判も良いところです。

今回は野宿ではなく何故キャンプ場なのか?
答は、「海岸キャンプは、砂だらけ汗だらけでもうヤダ」なのです。
そりゃあ遠州灘は夜誰もいないので、独占出来て気持ち良いですよ。でもね、どんだけ注意しててもパンツの中まで砂が入ってくる!
飯作ったら、じゃりじゃり(笑)。
野ションはするけど(すまん)、ウンチはお持ち帰りしているので、それが面倒くさい。
野糞はねえ、なるべく持ち帰るようにしてるんですわ。
車中泊の場合でも、公衆トイレが無い時はお持ち帰りしてますが、車の場合荷物に余裕があるので、ビニールで三重四重に出来るので、臭いもほとんど出ません。
が自転車や徒歩の野宿ですと、荷物の重量制限があるので、せいぜい二重ぐらいしか出来ない。臭いもそれなりに漏れてくる(笑)。
自分のウンチがリュックサックの中に入ってて、それを担いで電車に乗ってるんですよ。うははは。
「今リュックの中のビニールが破けたら、凄い事になるやろなあ」
なんて考えたりしております。

あと虫対策。
やはりキャンプ場のほうが野宿より虫が少ないんですよ。こりゃあもう間違いない。
真っ暗の海岸で、野宿の私一人ランタン灯してたら、そりゃあ集まりますわな。
キャンプ場だと管理棟などに街灯はあるし、キャンパーも多数いるので、そんなに集まりません。
という事で、朝9時に自宅を出て、幸田町との境にある峠を越えて・・・ひいはあひいはあ。あかん、今日は猛暑日だった。
写真は蒲郡の海で撮影したものです。まだ元気。
坂道を延々と漕ぐオッサンの顎先からは、ポタポタ汗が。
自宅から出て10分後にコンビニで休憩し水分補給。
1時間半後20キロ先のラグーナ蒲郡で轟沈寸前になり大休憩。脱水状態の体にスポーツドリンクを2本ぶち込む。エアコンの効いてる室内のベンチで30分も休憩してしまいました。
たった20キロでこの体たらくかあ!
琵琶湖で1日137キロ漕いだ男がこれでは情けない。
自宅から豊橋駅までは距離にして35キロ。自転車で2時間程度で行ける距離である。
が、今日は3時間半もかかってしまった。
豊橋鉄道のサイクルトレインを利用しようと切符を買うが、へたばってすぐに動けんかった。電車を1本逃してしまった。
さて電車は・・・はああ~天国。冷房の有難味が身に沁みます。約45分間の天国であった。

終点の三河田原駅を出てからスーパーに寄って買い出し。その後は丘陵地帯を自転車で登っていくのですが、炎天下の坂道ほど嫌なものはない。
たったの5キロがものすごく長く感じた。
帰りに気が付いたのですが、キャンプ場は海岸沿いにあるとはいえ、断崖絶壁の一番高いところです。そこ目指して延々と登っていくのは地獄。途中で何度も足が止まった。
ああ荷台にパッキングしてある15キロのキャンプ道具を捨てたい。
キャンプを楽しむのが目的ではなかったのか。これでは苦行ではないか。
と心の中で愚痴を言ってたら到着しました。
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自転車野宿に行く(リベンジ篇)

2022年06月01日 05時07分59秒 | 自転車キャンプ・野宿
5月28~29日 土~日曜日 自転車野宿に行く(リベンジ篇)

リベンジですよリベンジ。

4月に9年ぶりに自転車で野宿に行ったのですが、
その時の記事がこちら→「自転車野宿は雨であった」
その時は目的地に到着し、テントを建てて夕飯を食らった途端、雨が降り始めた。
夜中には大雨になり、結局翌日の朝11時になるまでやまず、ずっとテントに閉じ込められっぱなし。
焚火をすることも出来ず、
星を見ることも出来ず、
月を見ることも出来ず、
夜の海を見ながら、酒を飲むことも出来ず、
波の音を聞くことも・・・これは多少は出来た(笑)。
結局狭苦しいテントの中で、トイレに行く以外は、ずっと本しか読むことが出来なかった。
中途半端で終わった久しぶりの自転車野宿。もう1回チャレンジしてみたい。
場所は愛知県田原市赤羽根はずれの西瀬古海岸である。
すいません、柔道はお休みさせていただきます。ずびばぜん。
というわけで、朝9時に自宅を自転車で出発。途中で蒲郡の竹島に立ち寄りました。潮干狩りのお客さんで、1キロ手前のエディオンあたりから大渋滞。歩行者も多くなかなか進みません。
私の出身は伊勢志摩なので、観光業に知り合いが沢山いる事もあり、コロナ下での自粛規制は猛反対しておりました。非常に喜ばしい事だと思ってます。
結局のところ、私の友人・知人・知り合い・親戚・仕事関係・取引先・ご近所・趣味の仲間とその家族・・・等々では、60人を超える感染者が出ました。交友関係が広いとこうなります。
しかし1人も死者が出ず、入院者も1人(84才)だけでしたので、やはり「死なない病気」であった事には間違いありません。60人中5人は毒性の強い時期のイギリス株らしいのですが、それでもぴんぴんしておりました。
今考えたら、「死なない病気」に対して、なぜここまで集団ヒステリーのように怖がっていたのか?全く不思議です。初期の頃の情報の無い時期ならともかく、半年1年経っても世間は怖がってたもん。
パチンコ屋さんからは1件もクラスターが発生しなかったけど、吊し上げした知事さんは謝ったんだろうか(笑)。謝ってないわなあ。
私も公園で仲間や子供とマラソンの練習してたら、批判されたもんなあ(笑)。
風邪を怖がる人は放って置いて、早いとこ外国人観光客、来てくれ!ガンガン来てガンガンお金を落としてくれ!

話が外れてしまった。
1年半前は、ラグーナの海浜緑地公園で子供たちとマラソンの練習をしてましたが、今日は同じ場所でアウトドアフェスティバルらしきものが開催されており、テントがぎっしり建てられて、人でいっぱいでした。
凄い、こんな芋の子を洗うような状態でキャンプなのか(笑)。
うーむうーむ。人混みが嫌いな私からすると、こんなキャンプはヤダなあ。
キャンプ場を使わず、野宿ばかりしておりますが、別段キャンプ場を毛嫌いしているわけではなく、土日がどこのキャンプ場も満杯だから使わないだけです。とにかく人がいない自然の中で居たい。
となると、予約待ち・テントとテントがぎゅうぎゅう詰め・トイレ渋滞のキャンプ場からは、足が遠のいてしまうのです。

私や私の友人たち(主に飲食店・サービス業関係)は、1年半前からバカバカしくて「コロナの制限」を勝手に解除してしまいましたが、この夏には世間も解除するでしょう。
解除すると、「コロナ下でのキャンプブーム」は、逆に一旦沈静化するのではないかな。
「コロナ下だとやる事ないから、キャンプでもしよう」という俄かファンが急激に離れていくと思う。
ブームの後に残った人たちが、永くその分野を支えていくファン層になっていくでしょう。そしたらキャンプ場の混雑も、ようやく緩和されて行きやすくなる。

豊橋港の湾岸を走る23号線沿いを、ずっと自転車で走ってみました。初めてのコース。
でも実際走ったら、高速道路の側道を走っているのと同じでした。あまり良い気持ちせんかった。うーむ。
国道259号線を大きく外れ、農道をくねくね回り込みながら田原市中心部のスーパーを目指す。今回は食材を購入予定。ってのは、今回はコンロとコッフェルを持ってきました。なんと焚火台・鉈・のこぎりも持ってきました。フル装備キャンプです。
ただしラーメンとウィンナー・フランスパン・きゅうりぐらいしか買いませんでした。本格的な調理をしようとすると、ナイフな・まな板などいるから。重い荷物がいるからパス。
さてこの赤羽根西世古海岸は、よく行赤羽根公園と太平洋ロングビーチの真ん中にある、知る人ぞ知る秘中スポットです。大きな道はなく、赤羽根の集落の細い道を通り抜けてしか行けません。
3月に渥美半島一周をした際に、偶然自転車で通りかかって発見した場所です。
じゃーん!こんな感じ。まるで南国のリゾート地。
釣りの人がポツンポツンといる位です。ここを俺が独り占めだあ!
この流木ハウスは、ネットで調べてみましたが、誰が造ったか全く情報がありません。
今回私が使わせていただきます。感謝の形をゴミ拾いで表します。

3時から酒を飲み始め、夕方には出来上がってました。
暗くなる前に流木を拾い集め、持ってきた鋸と鉈で焚き火用の薪を作る。もちろん家からも着火剤と炭を一袋持ってきました。炭があると火が安定するので、「絶えず薪をくべる作業」から解放されます。

さすがのアウトドアブームも、集落の細い道を抜け、駐車場もどきの荒れ地しかなく、トイレから1キロ離れ、水場も無く、ほとんど人がいないこの場所には来ません。
キャンプブームに並行して、オートバイやロードバイクも凄い事になってますなあ。
「コロナ下でも外遊びなら制限ないから、この機会に」
と言って、20万30万のロードバイクを買った人を、たくさん知ってます(笑)。
彼らの半分近くは、1年でロードバイクを納屋にしまい込んでしまいました。
「週末はロードバイク(オートバイ)でツーリングだ!」
と思ってても、
冬は寒いから無理。
雨が降ったら乗らない。
夏は暑すぎて。
今週は家族で出かけるから。
等々の理由で乗らなくなる。乗れても月に1~2回程度。
普段の生活で使う習慣が無いと、半分以上の方がやめてしまいます。
私の場合は、雨の日以外は通勤で使用しているので、2日に1回は必ず乗ってます。通勤で使わない限り、普通の「憧れ」で入ってきた人が、継続するのは非常に難しいと思う。
うちの息子も昨年バイクを買ったけど、週末しか乗れないので、結局月2~3回乗れるぐらい。
「通勤では使えないから」(職場が近すぎて徒歩しか認められない)。
実は私も息子のバイクを見て、
「ああ俺も若い頃のように、バイク買って走り回りたいなあ」
って思う事があるんですよ。でもおそらく買っても月に1~2回しか乗らない・乗れない。車中泊軽バンと自転車でほぼ事足りるから。
趣味を続けるのって難しいですよね。
偉そうな事を言ってる私も、中途半端でやめてしまった趣味が沢山あります。あああ、黒歴史。以下私の黒歴史(注:小学生時代の切手収集・スーパーカーの写真撮影は除く)

中学時代にモーリスのギターを買いました。練習するのが面倒になって、1年でお蔵入り(笑)。
この時私は自分に音楽の才能が無い事を気づかされました。

中学時代に試験受けて免許取ってアマチュア無線をやってました。が、中学卒業と同時にやめてしまった。あああ、もったいない。

中学高校と美術で水彩をやってました。6年間やりましたが、卒業と同時に終わってしまった。続けてりゃ良いものをもったいない。

大学時代は創作で同人誌を作っておりました。延々と原稿を書き散らしてましたが、これも卒業と同時にやめてしまった。でもこれは今のブログ作成に繋がるので、続いていると思ってます。

大学から子供が生まれるまでの15年間。ひたすら登山にのめり込んでました。就職先も登山関係の会社を選んだぐらいです。冬山雪山も行ったなあ。
子供が生まれたらパタッと行けなくなった(行かなくなった)。膝の調子がいまいちですが、低山ハイクでいいから再開したいです。

スキースノボも子供が生まれるまでのめり込みました。当時は岐阜近くの愛知県に住んでたので、1時間半でスキー場に行けたこともあり、年間20~30日は通ってました。
がこれも子供が生まれたら終わってしまった。
お世話になってる大道塾のk先生は、60歳近い現在でも、継続しておられるそうです。素晴らしい!
あああ私も再開したい・・・でも嫁が反対する。お金がかかるから。

とにかく「趣味は続けるのが難しい」という事実なのです。
話が脱線してしまった。
実は夜7時にテントに潜り込み、ごろ寝をしていたのですが、テントの入り口をメッシュ地の仕切りで閉じていたにもかかわらず、1~2ミリの細かい羽虫が換気口からどんどん入ってきた。本を読むためにテントの中でランタン付けたのが原因。
蚊取り線香を炊くと、どんどん床に落ちる。
「おお!人類の知恵!」
とわけのわからんセリフを言って、カップラーメンをすすっていた。
そうなのです。皆さんの予想通り、カップラーメンにもチラホラ無理の死骸が・・・あああああああ!
ところが私は人類史上まれにみる「雑な男」でして、
「めんどくせえ!食べたるわい!」
多分10匹は食べてしまったのではないか(笑)。
同じような話で・・・自宅の裏山の栗を拾って、秋にはよく炊いて食べてるのですが、自然の栗は大抵虫が巣くっております。これもめんどくさいので、小さなのは取らずに食べてます。
これまた同じような話で、スイカの種は取らずにそのまま食べております。面倒くさいから。
ミカンも袋ごと食べております。めんどくさいから。
「King Of 雑」という称号を高校時代受けてました。

虫が多いので、外にランタンを出して椅子に座ってると、ランタンの周りに虫が集まり、離れた椅子に座ってる私の周りからはいなくなった。
なーんだ、最初からこうすればよかった。
FMを聞きながら、酒飲んで夜空と海を眺めてました。ついでに上記の「趣味の黒歴史」をブログネタに考えておりました。わははは。
皆さんも趣味の黒歴史ってありますか?
深夜1時に轟沈。翌朝6時に起床。
海を見ながらラーメンとフランスパンで朝食。サラダ替わりにキュウリとハムを丸ごと齧る。
こんな景色を見ながらの食事は最高の贅沢だと思う。それがドミーで買った¥268の5個入りラーメンでも(笑)。

朝10時に撤収し、その後30分にわたって野営地の周りのゴミを拾いました。やはり穴場スポットにはたばこの吸い殻が結構落ちてました。今回は自転車なので、コンビニ袋一杯が限度です。残念!
近くの道の駅に寄ってトイレを済ませてから、田原から豊橋鉄道のサイクルトレインに乗車。帰りは楽をします。それでも蒲郡から西尾に抜ける峠では、足が攣りそうになりました。
来週は献血の予定なので、遠出はしません。
6月中に、これまた近場で野宿をしたいと考えてますが、コンセプトは「徒歩で野宿」
電車や公共交通機関を使い、駅からは目的地まで歩いて行くというもの。動画でも良く見ますが、「徒歩キャンプ」というのが、一部マニアで流行しております。
電車と徒歩を組み合わせていける野宿スポット(景色が良い)という所があるかどうか?
毎日グーグルマップと睨めっこしております。
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琵琶湖一周2日目 ウクライナの国旗 琵琶湖にはためく

2022年05月14日 10時38分56秒 | 自転車キャンプ・野宿
5月8日 日曜日 琵琶湖一周2日目、湖岸にはウクライナの国旗?

夜中に起きてしまって、外の椅子に座って夜の湖面を見ながら酒を飲んでました。
さすがに蚊が出てきましたが、蚊取り線香両端付けで対処しております。
138kmはさすがに疲れた。でも若い頃に一日で180kmを走ったこともある。俺も年を取ったという事なのか。

ラーメンと酒で夜中酌しながら読書タイムです。
読んだ本は、
「物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国」
黒川祐次 中公新書
スターリンに殺された人の数 300万~600万・・・こりゃあ凄いわ。ナチスを超える大虐殺。
酒飲んでそのまま椅子で轟沈。起きたのは朝6時であった。おおお、朝陽がまぶしい。
撤収しながら、半径50mのゴミ拾いも行う。最近旅先でゴミを拾うのが習慣になってきました。
そういえば「ゴミ拾いボランティアランナー」で有名な、渡辺裕之さんがお亡くなりになりましたね。あんなかっこいい人でありながら、派手な遊びをせずに黙々とゴミ拾いをされてたぐらいですから、ものすごく繊細で真面目な人だったんだろうと推察します。
マスコミは、夫婦仲がどうとか、トレンディ俳優で・・・云々というようなニュースしか流しませんが、ユーチューでゴミを拾われている姿が、本当の渡辺さんだったと思います。
合掌。
7時に出発。山側を抜けて西岸平野に出る。下の写真はマキノの海岸です。
いいなあ。キャンプ場がたくさんある。
ちょびっとキャンプ場もいいかも、と思ってしまいました。

琵琶湖東岸は「さざなみ街道」と言ったけど、西岸は「風車街道」と呼ばれるそうです。残念ながら風車はありません。しかし景色は抜群に良いし、さざなみ街道に比べて車の交通量は多くありません。

昔からこういう風光明媚な自然がいっぱいの場所を見ると、
「移住したい!」
という気がムラムラと出てくるのです。宝くじ数億円当たったら、別荘欲しい。
湖岸のほとりに小屋建てて、カヌーというものをやってみたい。
とにかく腹が減る。久しぶりのロング有酸素運動なので、消費カロリーが半端じゃない。1時間おきにコンビニで買って何かしら食べておりました。
キャンプ場がたくさんあるんだけど、どこもいっぱい!
保養地の沢山ある高鹿を抜け、しばらく行くと湖西道路と合流。しかも路肩(笑)。幸いにして路肩がものすごく広かったので、車には近づかなかったけど、トラックの風圧が凄かった。
湖西道路にある白髭神社です。ここまで来るのに湖西道路で冷や汗掻いた(笑)。
何と女性のチャリダー(ロードバイク)の方が、「写真撮りますよ」と撮ってくださいました。もちろん美人の奥様です(旦那さんと一緒でした、残念!)
志賀の海岸沿いの細い道を走ってると、企業の保養所前の海岸に、ウクライナ国旗が。
何で???
よくわからんが、企業の保養所の国旗掲揚台みたいなので、そこの人達が掲げてるんだと思う。
えっ?私ですか?ブログに書こうかどうか迷ってましたが、恥ずかしい金額を寄付をさせていただいております。ウクライナ大使館が開設している寄付金口座でして、
・・・・・・・・・
「ウクライナへの人道支援のための銀行口座詳細」
三菱UFJ 銀行 広尾支店 047 普通 口座番号0972597
エンバシーオブウクライナ 寄付
・・・・・・・・・
興味のある方は千円でも二千円でもお願いします。
私の場合、プーチン暗殺支援基金ってのがあったら、10万円振込ぞ(笑)。
あいつが死ねば一発で戦争が終わる。誰かプーチンを殺してくれ。もうこれ以上犠牲者を増やしたくない!

遠くに琵琶湖大橋が見えた。
ああ、あそこまで行ったら終わってしまうんだな。また明日から仕事かあ。嫌な仕事の時間はゆっくり流れ、楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
ずっと非日常でいたい。でも金が無い時間が無い、嫁さんが許してくれない。
守山ピエリの対岸にある道の駅米プラザで昼飯。ああこの橋を渡ってしまうと、もう終わりなんだな。
やはり腹ペコなので、かつ丼セットと焼きそばを食らう。今日だけで摂取カロリーは5千近くになるだろう。
琵琶湖大橋を渡って車に戻る。そのまま自転車で施設の端にある温泉に向かう。
滋賀県に住む息子からの情報によると、西尾の「小京都の湯」という施設の倍ぐらい大きい温泉だとのこと。日曜の昼間でしたが、何とか入れました。
足が攣りそうです(笑)。
帰りの高速運転中に足が攣ると危険なので、十分すぎるくらいにマッサージをし、2時間以上浸かってました。

次は・・・秋ごろを予定してますが・・・広島尾道~愛媛今治のしまなみ海道!

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琵琶湖一周初日、オジサンは日焼けしまくった

2022年05月13日 04時06分12秒 | 自転車キャンプ・野宿
5月7日 土曜日 琵琶湖一周初日、オジサンは日焼けしまくった

起きたら4時半だった。いかん30分寝坊した。
朝飯(カップラーメンとパン)食って、トイレして・・・私の車には組み立て式トイレがある。
誰もいないだだっ広い駐車場だったので、トイレを外に出して、朝陽を見ながらウ〇チぶりぶりでした。気持ち良かった~。
朝5時半出発。
何故こんな早く出たかと言いますと、琵琶湖の南湖西側は100%市街地で、歩道を走ろうにも凸凹が多くて狭く、車道を走ったほうが効率が良いのです。が、車道は交通量が多いので非常に危険。
「じゃあ、空いてる朝のうちに市街地は走ってしまえ!」
という事。
この戦略は見事成功し、がんがんペダルを回したので、7時過ぎには大津港に到着。
はあ、ここからは湖沿いの遊歩道を走れるので楽だあ。
東海道ランニングの時(1年前)に走った覚えのある、瀬田の唐橋を通って東岸に出る。ここからは「さざなみ街道」という名称で、景色も抜群なのです。
さざなみ街道は、広くて段差も少ないので、もっぱら歩道を使ってました。横を通るトラックに気を遣わなくて済む。
そんな遅い私をロードレーサーがガンガン追い抜いていきます。
数年前から「自転車は車道」という交通ルールになったけど、遅い自転車は車にとって迷惑なので、歩道が広い場合はなるべく歩道を使っております。私も危ない事はしたくない。
しかも警察自体が「歩道を走る自転車」に対して、新ルール施行の時みたいに、あまりうるさく言わなくなってきましたね。柔軟性があるのは良い事だと。
朝の7時8時というのに、さざなみ街道に続いている湖岸公園は、テントを張る人でいっぱいでした。大阪京都方面から遠征してきてる人も多数おられます。
昨年からのアウトドアブームって凄いなあ。
結構長い休憩を取りながらも、8時半にはピエリ守山に到着してしまった。50kmの南湖を4時間以内で終わってしまった事になる。
後になって、この朝の「距離稼ぎ走り」は、非常に役に立ちました。
一旦車に戻って休憩を取り、9時には北に向かって出発です。しかし昨日の晩はほとんど駐車してなかったのですが、9時現在車から自転車を降ろしてる人たちが20人ほどいました。
やはり温泉付き無料駐車場は、自転車野郎のためにあるようなものです。
近江八幡の山沿いの坂道をエッチら漕いで彦根に入ると、視界が開けて景色が抜群に良い。
暑くて暑くてTシャツ1枚で走ってます。短パン持ってくりゃ良かったかなあ。1~2時間に1本の割合で、ペットボトルを消費しております。
12時半には長浜港に到着しました。長浜城のある公園でパチリ。
でその後公園で探し物が・・・あった、この東屋です。覚えてます。25年前に自転車で野宿した東屋です。
25年前、私は当時愛知県の江南に住んでおりまして、夏場に自転車で1泊2日の湖北に来ました。その時に野宿したのがこの東屋。ああああ、懐かしい。
長浜城でちょうど100kmです。約半分来たことになる。予定では100~130kmの間で、適当な場所で野宿予定。まだお昼なのでもう少し先に行けるかな?
さざなみ街道と「びわいちスローコース」は、トイレが多いのが良い所ですな。湖岸沿いの海水浴客向けのトイレがあるので、お腹が弱い私にも便利です。2年前に霞ヶ浦一周ウォーキングに出た事があるのですが、霞ヶ浦一周つまりカスイチコースは、ここまでトイレが多くありません。
今回は朝早く出た事もあり、時々コースを離れて田んぼ道も走ってみました。私の住む濃尾平野の農道も良いけど、琵琶湖の広い農地のど真ん中を突っ切る農道も、景色が良くて素晴らしい。
昼2時前から急激に疲れが出てきた。お尻が痛い。足が棒になってる。
ハンガーノック状態です。昼飯!
湖北にある「道の駅みずとりステーション」に到着したのが2時半でした。さすがGWでして大混雑。
バイクと自転車の人達は、野外ではほぼ100%ノーマスク(笑)。私も道の駅の建物に入る時しかマスクをしてません。外では外しっぱなし。
「野外ではノーマスク」
が主流になってきましたねえ。TVでは屋外ノーマスクが話題になってるけど、田舎ではしてる人の方が少ないですよ。ちなみにうちの近所は、1年前から「野外ではノーマスク」が当たり前になってました。近所の爺さん婆さん連中、面倒くさがって全然しないもん。
誰も近くにいない野外で、マスクしてるのは変だと思う。神経質で気にしすぎの人。まあするかしないかは自由ですけど。
私はしません(笑)。面倒くさい。
レストランは混雑していたので、お寿司を買って外で座って食べてました。
さてどこで野宿しよう?もう少し距離を稼ごうかな?足がどこまで持つか。
3時に出発して、賤ケ岳南側をうろうろ(笑)。どこか野宿に最適な場所は無いか~。
余呉川河川公園という場所を見つけたけど、パトカーがうろついてたのでやめ(笑)。警察とのトラブルは事前に避けたい。ここでテント張ったら絶対何か言われる。
木之元の小さな漁港は、漁業関係者が来たらまずいのでやめ。
塩津浜緑地公園は、集落の隣にあるのでダメ。
西浅井パーキングは、交通量の多い道から丸見えなのでやめ。
県道西浅井マキノ線を行ったり来たりして探してますと、偶然素晴らしい場所を見つけました。本日の野宿場所はここです。
県道から少し入った湖岸で、しかも下は石畳。背中はごつごつするけど、土や泥汚れの心配は皆無。道から見みえず、テーブルに使える石もあり、最高の露営地です。
5時半着なので、急いでテントを建てて晩飯の準備。晩飯はコンビニで買ってきた弁当とカップラーメン。それをあてに湖を見ながら晩酌、くうう~最高の飯だあ。
本日の走行距離は、寄り道をした分も含めて138km。足が棒になりました。しかもお尻が痛くて痛くて。
日焼けの後が痛いよう。こりゃあ皮がめくれるなあ。
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琵琶湖一周(略称ビワイチ)前夜

2022年05月12日 05時03分00秒 | 自転車キャンプ・野宿
5月6日 金曜日 琵琶湖一周(略称ビワイチ)前夜

ついに晴れる!
過去2~3週間の週末は、どちらかが雨でビワイチが決行できませんでした。ようやく土日両日の天気が晴れになる。
そりゃあ雨の中自転車で走りたくない。やはり晴れの日が一番です。もうこの年になると、「雨の中の自転車」「雨の中の登山」「雨の中のマラソン」ってのは、非常に体に堪えるので、なるべく避けております。

2つほど懸念が。
一つは膝の状態。数日前に野良仕事で草刈り機を動かしていたんですけど、どうやらその時に痛めたらしいのです。
「グギ!」
というのは無かったんですが、その日の夕方から痛みが出てきた。嗚呼失敗。
GW期間中は柔道もお休み。
しかも職場の隣の席で感染者が出たため(笑)、ジムも2週間ほど控えておりました。結局私には感染しなかったみたいです。市販の抗体検査薬が家にあるので、試しにやってみたけど無反応。
柔道でもジムでも痛めなかったのに、何故農作業で痛めるんだあ!神様のバカー!

正直に言いますと、感染したかった。だって10日間ほど休める!
仕事を10日間休んだ経験って、新婚旅行の時と失業中の時ぐらいです。それ以外は最高4日間の休みが、1年に1~2度取れるくらい。
大手を振って長期休暇が取れる。わははは。
「自宅待機だと何処にも行けない」
というのは普通の人。私の家には畑があり、その先には山がある。車で山に入って、そこで10日間キャンプ生活。これだと自宅・所有地内だし、誰にも会わない。最高じゃないか。
うーん感染して、10日間のキャンプ生活したかった。残念!

話が外れてしまった。元に戻します。
もう一つの懸念はですね、自転車の調子がいまいちという事。
ペダル漕ぐと時折パキパキと異音がする事があるのです。原因はいくつか考えられるのですが、ペダル本体は最近交換したばかりなので、多分違うと思う。
クランクかBBかなあ。それが原因だと、分解する専用工具がいるなあ。買おうかな?
今回は間に合わないので、オイルをあちこち注入し、掃除で対処しました。
息子のお古の自転車なので、ぶっ壊す覚悟で分解してみようと考えてます。
仕事を終えてから、そのまま滋賀県に行きました。車を置くのは琵琶湖大橋があるピエリ守山という商業施設の駐車場。ここは24時間開放されていて、自転車野郎たちの基地にもなる便利な所です。
9時過ぎに到着して、コンビニご飯と酒で一人宴会。自転車を車から出して、翌日のためのパッキング。
それも終えてからピエリ内にある温泉に行くと、土曜の夜は大混雑してたので、温泉は帰ってから行くことにしました。

目標は朝4時起き、5時出発予定。
琵琶湖一周200キロなので、初日でいかに距離を稼げるかがポイント。
ちなみに今回も野宿で、キャンプ場は使いません。一応調べたけど予約でいっぱいなので使えません。
58才中年オジサン、琵琶湖一周野宿の旅の始まり。
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自転車野宿は雨であった

2022年04月06日 05時19分55秒 | 自転車キャンプ・野宿
4月2~3日 土~日曜日 自転車野宿は雨であった

前から野宿したかった、愛知県田原市赤羽根の西世古という遠州灘の海岸があります。渥美半島を自転車で一周してる時に、偶然自転車道を走ってて見つけた、ものすごく景色の良い海岸でして、見た瞬間、
「ここで野宿してえ!」
と心の中で叫んでしまったぐらい。1泊2日の自転車旅行で行ってみました。
自宅から自転車で出発し、土曜の午前中は蒲郡でお仕事。それが終わってからラグーナのヨットハーバーで昼飯です。あああああ、ビール飲みたい。でも自転車だから飲めない。
雲が多いけど晴れた天気。良い日和です。
自転車野宿はホント久しぶりです。結婚前はよく一人でやってたんですが、8年前に御前崎に中学2年生だった息子を連れて言った記憶があります。
確かこのブログにも書いてたなあ。あの息子も21歳になって社会人、感慨深いものがあります。
さて昔ほど体力が無く膝も怖いので、豊橋から田原まで豊橋鉄道のサイクルトレインを使いました。何と分解して輪行バックに詰めなくても、100円払えば自転車そのものを電車に乗せれるのです(ただし曜日と時間帯による)。こりゃあ楽だ。
電車内の自転車は私だけ。閑散としてます。
豊橋鉄道のサイクルトレインを初めて使ったのは、9年前に息子と伊勢志摩の実家に自転車で帰った時です。帰り道は鳥羽からフェリーで伊良子まで来て、途中豊橋鉄道を使ったのが初めて。これもまた懐かしい。
年取ると思い出に浸る時間が多くなりますな。ジジイになった証拠。
田原市内のスーパーで晩飯朝飯を買い、駅から12キロ先の野営地に到着したのは、夕方4時位でした。急に曇ってきた。天気は大丈夫かな・
野営地で気が付いた。風が強くて焚火が出来ん。
海岸で流木を拾って焚火をするという、一つの夢があったので、焚火台(約2キロ)・着火剤・木炭・炭壺(回収用)・トング・網、総計5〜6キロを持ってきたのですが、ぜ〜んぶ無駄になった。
考えたら海岸って海風が強いから、焚火が出来る可能性って少ない。最初からやめておけば良かった。

仕方が無い、飯でも食べて酒を飲もう。
お寿司とラーメンで酒を飲んで、椅子に座って海を見てたら雨が降り出した。

降水確率40%だから、ポツポツぐらいだろう。と思ってる間にガンガン降ってきた。あちゃー!
大急ぎで濡れてはいけない物をテントにしまい込む。結局テント設営後に、海を眺めて酒を飲めたのは30分だけ。
その後は風は止んだものの大雨大雨大雨。
「降水確率40%じゃなくて100%ではないかー!気象庁の嘘つき」
トイレに出るだけでもずぶ濡れである。
あっ、トイレはですね、小は申し訳ないんですけど立〇ションでした。大は外でしたものをトングでビニール袋に入れ、凝固剤を放り込み、ビニールで3重にぐるぐる巻きにし、ゴミとして持って帰りました。
そのまま燃えるゴミとしても出せるのですが、裏の畑でチェーンソー用の混合燃料をぶっかけ、灰にまでしてしまいます。
これぞ究極のエコ!
と偉そうに書いてますが、犬のフンの回収と全然変わらんではないか。

雨がやまない。外に出れない。しくしく。
持ってきた文庫本、
「旅々オートバイ」素樹文生 新潮文庫
を読む。この本は大昔バイクであちこちツーリングしてた時代に買い、何度も読み返してる。
仕事を辞め、荷物を処分し、下宿を引き払い、バイクに積める必要最小限のもので、旅をしながら生きていく。
私にはそんな勇気は無いけど、若い頃からそういう生活に憧れてました。今やってるのは、そのプチ真似事です。

暇なので、本を読んだり将棋をしたり酒飲んで寝たり、明け方までダラダラ過ごす。時々トイレ(笑)。
雨雲レーダ—だと午前11時には小雨になるらしい。ホンマかいな。
と思ってたら、11時には雨がぴたりとやんだ。おおおお、雨雲レーダー凄いではないか!さすがは気象庁!
注:昨日と言ってる事が違う。
降水確率は、15時過ぎから再び70%になるというので、大急ぎで撤収作業に入った。4〜5時間が勝負である。
飯を食い雨と砂まみれの寝袋・テント・マットなどをパッキング。もう全身雨水が染み込んで砂まみれである。本当の浮浪者みたいになってしまいました。
帰りも豊橋鉄道のサイクルトレインを使いましたが、豊橋駅で改札のお兄さんから、
「あれ?昨日も利用されてましたね。おかえりなさい」
と声を掛けられてしまいました。わははは、ちょっと気恥しい。サイクルトレイン最高です。

帰り道で見かけた桜並木です。人がいない場所の桜ってのは美しい!
2日前に漆黒の闇の中で花見をしましたが、「花が見えない花見(笑)」でしたので、今日は正真正銘の花見。
太平洋岸と違って三河湾内は雨も降りそうにないので、この場所に椅子出して、カップラーメンとノンアルで乾杯です。

今回の自転車野宿は、来月に予定しているビワイチ(琵琶湖一周)の予行練習です。ビワイチは全長180〜200kmを野宿で2日間に分けて走る予定。
今回の自転車野宿で、必要な装備・不要なモノ・衣服等を考えるのに、良い体験をしました。
「雨が降らない」という判断でカッパを持ってこなかったのですが、これは失敗。天候は急に変わる。
コンロと燃料・鍋一式は持とうか持たないかで悩んでます。ぜ〜んぶコンビニと外食で済ますのも、何だか味気ない。
「コーヒーぐらい飲みたいなあ」
でもそのために荷物が格段に大きくなる。うーむうーむ悩む。
夜は寒いので、万が一の時のために、嵩張らないヒートテック上下は必要です。
今回の走行距離は、一日あたり55キロ、2日間で110キロでした。
西尾から蒲郡までは峠越えでしたのですが、懸念していた「膝への影響」も皆無でした。
琵琶湖は一部を除いて超平坦なので、多分大丈夫だと思います。明日からはコースの研究をしようと思う。
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改造着々と進む、自転車野宿計画

2022年01月16日 23時09分40秒 | 自転車キャンプ・野宿
1月12日 改造着々と進む、自転車野宿計画

ネットでトピーク(メーカー名)の自転車荷台を購入し、早々に取り付けました。
おお!これで振分バッグが装着できる。運べる荷物が格段に増える。背中に背負う荷物が少なくて済むのだ。しかも泥除けにもなるし。
もう昔のように、60リットルのザックに荷物をパンパンに入れて、よたよたしながら12時間自転車を漕ぐのは出来ません。還暦近いオッサンは無理。
エンドバーは西尾の自転車専門店まるいちさんにて注文してるので、それが来たらグリップと共に装着予定です。
しかし安い自転車に安い改造だなあ(笑)。

春の自転車野宿計画はですね・・・、
「ハマイチ(浜名湖一周)」をやりたい。
ハマイチは8年近く前に、自宅から自転車で出発し一周して戻るという、全150キロを一日でやったことがあるのですが、150キロを一日で回るのは、ひたすらペダルを漕いで終わり。景色をゆっくり見る暇もない。
あの時は慌ただしかったので、今度はゆっくり一泊二日でやりたいのです。もちろん途中で野宿。

「ビワイチ(琵琶湖一周)」もやりたい!
さすがに浜名湖ほど近くは無いので、現地までは自転車で行くのは無理。車に積み込んで湖岸に行き、そこから一泊二日で琵琶湖一周の計画を立てております。
琵琶湖一周ウルトラウォーキングに出る予定でしたので(膝の故障とコロナで出場取りやめ)、どこにトイレがあるか、野宿に適した公園があるかは、どの裏道が空いているか、ほぼ把握しております。
準備は着々と進んでおります。

「東海道自転車野宿旅」やりたい。
東海道はですね、細切れながらも一度ランニングで走ってるので、今度は同じく細切れで自転車。1泊2日で途中の泊は野宿もしくはキャンプ・・・は無理か。
問題は荷物です。電車移動の場合は自転車は輪行バックで、それで手がいっぱい。キャンプ用品が持てない。結局快活クラブを利用するしかないのか。

とりあえず暖かくなって、野宿出来るようになってからですな。春よ来い!

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自転車で御前崎に行ったバカ親子 その2

2014年08月16日 02時23分07秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月13日 御前崎は曇り時々晴れ

4時20分に目が覚めた。子供も一緒にだ。良かったー雨降っていない。
「時間が無い、飯にするぞ」
そうなのだ、今日は親戚が集まって、夕方にお墓参りに行くのだ。嫁さんから夕方の4時には帰ってこいという指令が出ているのである。
遅れると殺されるのだ。
急いで寝袋を片付け、テントを畳み、パッキングしていく。やはり終了したのは5時頃であった。
テントを立てた場所はこんな感じ。シンプルなキャンプです。昨日テントの中で子供にグーグルアースの話をしてたので、実際検索してみると・・・。
衛星写真から見ると御前崎はこういう感じなのですが。
野宿をした駐車場は拡大するとこんな感じでした。
でテント場を拡大すると、浄化槽のマンホールの蓋までが映ってました。グーグルアースって楽しいなあ(笑)。自分が実際走った田舎道や間道まで写真で確認できます。非常に便利。
自宅で子供と一緒に往復したルートを、グーグルアースで確認しながら遊んでます(笑)。
天気は曇り時々晴れ。朝日が蜘蛛の切れ端から覗いております。
海岸線を飛ばしながら、浜岡原発の前を通り、国道150号線を転がるように進む。御前崎から掛川・袋井に至る約30kmの国道は、路肩も広く交通量もそんなに多くなく、両側も畑や防風林なので気持ちの良い走行が出来る。
「おとうさん、この道気持ちいいよー!」
私も息子もごちゃごちゃした市街地は嫌いなのだ。幸いにして全行程250kmのうち、走りにくい市街地は30km程度しかない。豊橋・湖西市・袋井市の迂回路の無い市街地だけである。
国道150号を走ってると、1台のロードバイクに抜かれました。その時に
「どちらに行かれるのですか?」
と声を掛けられました。
「御前崎から愛知県まで往復の帰りです」
と言うと、
「えっ!昨日の雨で走られたんですか!」
と驚かれました。
そう、私達はバカ親子。

道の駅のトイレ休憩以外は、ガンガンい飛ばして、御前崎~掛川~袋井と走る。袋井の国道は狭いので、ここで並行する農道を行ったが、これが正解であった。くねくねの道であったが、車も少なく信号も無い綺麗な道。
太田川を越えるまでたったの2時間半で着いてしまった。
「早い!」
「合羽を着てないだけでこうも違うのか!」
親子で空を見て感嘆する。
太田川橋から昨日中電のおばちゃんに会ったコンビニまでも、なるべく田んぼ道を走った。
コンビニから150号バイパスを通って天竜川にかかる遠州大橋を渡る。
天気が良いとこんなに綺麗に見えるのかー!
これもあっという間に中田島砂丘であり、「砂丘小学校」の隣を抜けて(←凄い名前だ)、ガンガン飛ばしてあっという間に浜名湖弁天島に着いた。たったの4時間半。
弁天島でかき氷を食べて大休憩。浜名湖綺麗だなあ。でも熱中症が怖いよう。
問題はここからである。湖西市内はごちゃごちゃして通りにくい。しかもあちこち道路工事をしており、弁天島から極真大石道場までの10kmを、何と1時間もかかってしまったのだ。わちゃー。
新所原から二川の宿場町を抜けて豊橋市内に入る。「のんほいパーク」の国道1号線近くの交差点で、うちと同じく自転車の親子を見かけました。お父さんは赤いキャノンデールです。
いつもなら住宅地を抜ける道路で迂回するのですが、昼飯を食べたかったので、いつもは通らない国道1号線を通りました。これが最悪。
車道を走ろうにも路肩が全くない。トラックなどがバンバン通る。歩道はせまくて段差が凄い。
「昼飯のためとはいえ、こんな道は早くやめたいよなあ」
なんて子供と愚痴ってたら、先ほどの親子に追いつかれました。
「こんにちは、何処まで行かれるのですか?」と聞かれ、
「西尾から御前崎まで往復です」
・・・西尾という地名がよくわからないみたいなので、こちらも聞いてみた。
「どちらから来られました?」
「東京の日本橋から京都まで行く予定です」
げげげー!親子で東海道ですかー!
その後挨拶をして別れたが、世の中には凄い親子が居るもんだ。脱帽です。
相変わらずこういうものには目が行きます(笑)。新極真会山本道場です。私の住んでる西尾市にも支部があります。
新極真山本道場から1号線を通り、幸楽苑というラーメン屋で昼食。ここはよく使います。昨日の御前崎のラーメン屋とは全然違って美味しかった(笑)。
旧東海道から小坂井・御津を抜け、渋滞して混んでる蒲郡ラグーナをスルーし、竹島前まで一気に通過。
写真は竹島にある南部公民館です。うちの空手道場の自主練習会がある場所です(笑)。宣伝で載せました。出発して9時間、残り17km。
幸田の三ヶ根の峠を越えて自宅に帰ったのは、10時間後の午後3時であった。
わーパチパチ!無事に往復255kmを走り切りました。

その夜は親戚が集まり宴会。酒をたらふく飲んで寿司を食いまくり、私も息子も轟沈しました。
うちの子供は来年高校受験なので、今年が最後の遠征だと思ってます。高校になっても付き合ってくれるとは思っておりませんので、親子の珍道中はこれが最後ですかねえ。ちと寂しい(笑)。ブログ友のしろくまさんの所は、息子さんをまだまだ登山に連れて行かれるとの事ですが、羨ましいです。

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自転車で御前崎に行ったバカ親子 その1 

2014年08月15日 23時43分27秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月12日 御前崎に行く。

朝の4時に起き、子供と一緒に昨晩作り置きのカレーライスを食べる。この時点で雨が本格的に降っていた。
「お父さん雨だよ。結構降ってるよ」
嫁さんも起きてきて、
「どうすんの?」
「わかった。御前崎は無理としても、半分の浜名湖あたりまで行って、キャンプして帰ってこよう。無理なら途中で引き返してもかまわん」
この親子は「やめる」という事を知らないバカである。
キャンプツーリングを雨装備に急いで転換。
薄暗い中では危ないので、出発を1時間遅らせて、カッパを着こみ足はスポーツサンダルで、6時には出発した。

西尾と幸田三ヶ根との峠で本格的に降りだす。
「こりゃあ、御前崎は無理だなあ」(←当たり前だ)
何しろスピードが上がらん。早朝の蒲郡市内は走りやすいが、スリップ防止のためにどうしてもノロノロになってしまう。
ラグーナ近くの海浜公園で一旦トイレ休憩。その時の写真である。時刻は7時10分ほど。走行距離20km。
カッパを着こんでるにもかかわらず、汗と首や手首から侵入する雨で全身ぐしょぐしょである。
このトイレ休憩中に雨が止み、南の方向の雲が切れ始めた。
「これで晴れてくるかも。浜名湖に着いた時点で完全に晴れたら、御前崎へ行けるかもしれない」
「お父さん、ホント?」
という訳で、希望的観測で出発した。この希望的観測が大間違いであった事は、10分後に証明された。

蒲郡の大塚から豊川の御津を抜け、小坂井から国道一号線と並行して走る旧東海道を、ひたすら豊橋に向けて進む・・・が、物凄い土砂降りになった。
豊川放水路を渡った所の豊橋魚市場には、沢山働いていたが、目の前を通過する私達親子を見て、眼が点になっていた。道が川になっているのである。
豊川を渡って豊橋の市街地に突入するが、全然降りやまん。
市内の車通りの少ない道を利用して、新幹線沿いから「のんほいパーク」近くまで出る。
ここで2回目の休憩だが、写真を撮る余裕がありません。全身ずぶぬれ。
ここまで3時間、40.8km。ペース的にはまあまあですが、土砂降りで疲れた。
「お前、前が見えるか?」
うちの子供は何とメガネなのだ。コーティングしてあるので、水には強いはずなのだが心配だ。
「大丈夫だよ。さっきまで水滴が流れなくて見にくかったけど、今は土砂降りなので流れて見やすい」
うーむ、そうなのか。私はコンタクトなので何とか見えますが、雨が目に入ると痛いです。
しかし凄い雨だな。やっぱり途中で引き返そうかな?浜名湖あたりで野宿しよう。
オヤジはやめる事を考え始めた。こんな雨に行くなんて、嫁さんの言うとおりバカだ。
「お父さん、3時間で40kmという事は、昼までに浜名湖の弁天島に着けば、何とか夕方には御前崎に行けるよね」
お前はこの雨でも行きたいのか?
「行きたい」
わあった。浜名湖でまだ雨が降り続くようだったら、御前崎には行かず、途中で野宿するぞ。
さて写真は豊橋市の二川の宿場町である。今まで浜名湖に行く時は、県道3号を使っていたが、あまりにも交通量が多いので、今回は旧街道と田んぼ道を使って、静岡県湖西市新所原まで行きました。これが正解。くねくねですが、走り易かったです。

新所原から県道3号に入りると、このあたりは交通量も少なく快適です。
コンビニに入り、ここで御握り休憩。
「お父さん、ようやく雨が小降りになって来たけど、中が濡れてるからカッパ脱いでいい?」
「あかん!雨で体温が取られ、低体温症になるぞー!」
流れる雨水で体温が低下します。降ってる間は着込むのが鉄則。
新所原の郊外から湖西の市内へ向かい途中に、こんな建物がありました(笑)。
「史上最強の空手」の映画にも出演されている大石代悟師範の極真会館大石道場の写真です。やはり格闘技やってると、こういう光景に目が行きますね。小学時代に観た「空手バカ一代」の映画を思い出しました。
何とこの辺りで雨が止んだのである!
「お父さん、浜名湖より東に行けるねー」
「よっしゃあ!行ってみるかあ」
湖西市内で道に迷い(笑)。新居の関から国道301号線を通って、無事に浜名湖の弁天島に着いた。この時点で4時間半、60.5km。
ここで30分の休憩を取りながら、今後の予定を立てる。天気も南側は雲が薄くなって来てる。
ここから御前崎までは、国道なるべく使わず、広域農道や浜松御前崎自転車道を併用して、御前崎付近まで行く予定です。
国道を避けるのは、交通量が多くて危険・歩道の段差が凄くて危ない・・・という理由。子供はMTBなので少々の段差はOKなのですが、私のシクロクロスがパンクする・・・。
弁天島から浜松市舞阪の漁港を通って、地元の農道から海岸沿いの一直線の道をカッ飛ばし、中田島砂丘までガンガンに進む。中田島砂丘近くのこの道は、交通量は多いものの、防風林が綺麗で走り易かった。

雨は小雨になった。まだ降るかあー!
天竜川を渡り、磐田市に入る。国道150号(バイパス)を使うが、車の量が少ないので、わき道にそれることなくガンガン進む。
旧国道150号に合流し、コンビニにて休憩。二人で水分補給してると、中部電力の検針のおばちゃんが、
「まあ偉いねえ、自転車でお父さんと旅行?どこから来たの?」
「愛知県です」
「ひえええ、そんな遠くからー。今日はどこに行くの?」
「御前崎でキャンプします」
中電のおばちゃんは、
「御前崎に行くなら、浜岡原発の資料館に寄って行ってね。無料だし展望ルームからの景色はすごいから」
と宣伝しておりました(笑)。さすがは中電。
この後太田橋に近づくと、急に大雨になったので、ファーストフード店で休憩。
「ヤバいなあ。全然止まん」
「行けるかなあ」
この時点で出発後8時間、86.1kmであった。残り40km。
雨が止むのを待ってから出発。なんと、東から陽が見え始めた。
「お父さん、カッパ脱いでいい?」
「いいよ、俺も上着だけ着てる」

太田川を渡ると国道は袋井の南の集落を抜けるので、道の路肩が全然ありません。怖いので農道から海岸沿いの浜松御前崎自転車道に入る・・・
が車止めがあって入れない。なんじゃこりゃあ、幅のある自転車はブロックかい!
うーむ、ツーリング車の事を考えてないなあ。
自転車道はこんな道です。走り易かったです。遠くに風車が見えます。
いくつかの橋を渡り、遠州大砂丘と呼ばれる海岸を飛ばして行くが、途中から道が砂で埋まり始めた。途端タイヤを取られて滑りそうになる。
「何じゃこりゃあ!」
「うわあああ!あぶねえー!」
親子の悲鳴が海岸に響く。
大きな砂だまりがある度に、自転車を押して歩いてたのだが、小雨も降って来て、跳ねあげた砂で下半身・自転車が砂だらけ。ぐしゃぐしゃ。
「自転車道はやめだあ!」
と叫んで、海岸から降りた所が、掛川にある温泉施設「大東シートピア」という所であった。もちろん温泉には寄りませんが、トイレ横に海水浴客用の洗い場を発見。そこで砂だらけの自転車と下半身を洗いました。洗ってる間に雨は止んだ。
出発から9時間少し、109.5km。

交通量の少ない国道150号から御前崎市に入る。
「やったあー!あと少しだあー!」
取りあえず御前崎付近は食堂が少ないので、市役所近辺のラーメン屋に入る。チェーン店でも美味しい方のラーメン屋である。ここで早目の夕食。
が、むっちゃ不味かった!浜松餃子はいつもスーパーで買ってる冷凍の物が何倍も旨い。
この時点で嫁さんに電話。
「結局ねえ、御前崎に着いちゃったよー」
不味い浜松餃子を残して(笑)、浜岡原発の前を通る。お約束の写真です。
原発を過ぎてコンビニに寄り、夜食を朝食を買い込み海岸通りに向かう。
御前崎市自体は、小高い丘陵地帯になっているので、アップダウンが激しい。最後の力を振り絞って進む。海岸沿いにはこの天気にも拘らずサーファーが波乗りをしていました。
御前崎への海岸を進みながら、テントを張れる場所をチェック。
砂浜・・・砂がテントや寝袋に入るのでパス!
幸いにしてサーフィンのための無料駐車場が沢山あり、その中で一番小さなトイレ付の駐車場を発見。ここなら良いかも。
とりあえずは先に御前崎に行きました。で到着!
走行時間(休憩含む)11時間半、距離127.8km。やったぜい!

写真を撮り見物してたら、もう既に6時だったので、急いで先ほどの駐車場に戻り、綺麗なトイレ裏側の浄化槽の上にテントを張りました。
銀マットを2重に敷き、寝袋を敷布団にしてごろんと転がる。相変わらず雲が厚いが、4時間近く雨は降ってません。
菓子パンを齧りながら、子供と話す。
「どうだ、面白かったか?」
「面白い!野宿って面白い!」
初めての野宿でいささか興奮気味のようです。
「お父さん、疲れてるのに全然寝れないよ」
ヤバいなあ、少しでも寝ておかないと、明日が困る。テントの中が暑いせいもあるけど、やはり興奮してるようです。
明日は4時起き5時ごろ出発、寝れるまで野宿とかのいろんな話をしました。
テントの張る場所は・・・駐車場に張ると、万が一若い奴が来て騒いだりするのが嫌なので、人目の着かないところが良い。
トイレ近くは非常に便利で、しかもシャワー施設があるので、万が一の時に使い勝手が良い。
トイレに併設されてる東屋に、いざという時に避難できる・・・などなど。
「お父さんは、何で野宿をしてたの?」
「若い頃に旅行やバイクや登山でしてた。豪勢なホテルに泊まるよりも、野宿のほうが面白いぞ」
オヤジはちょっと自慢が入っております。
私は酒が入って8時には轟沈。子供は10時までは起きていたらしいのですが、11時に私が目を覚ました時には、いびき掻いてました(笑)。

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自転車で御前崎に行ってみた(前夜)

2014年08月12日 00時00分22秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月11日 お盆前

今日はお盆前最後の仕事だ。もちろん自転車通勤なので早目に家を出ると、台風の影響か?風が結構強くて雲が綺麗でした。
写真だとこんな感じ。追い風だったので、ガンガンスピードが出ました。

実は今日てんてこ舞い。
というのが、明日から3連休。初日に自転車の修理・整備をし、2日目3日目に御前崎に自転車野宿の旅を企画しておりました。
が墓参りの予定が入り・・・で急遽変更。初日2日目に行く事に。
ヤバいよ、自転車整備してへん。どろどろのボロボロやん。
本日会社行く前に、チェーンオイルを注油し、エアを入れ、あっちこっちマシ締めし・・・あああ予備のブレーキパッドが無い!すり減ったまま行くのかあ!
シフトワイヤーが錆びとるー!交換したいけど無いー!仕方がない、錆びとる所はグリース塗っとけー!

私が連休をほとんど取れないので、子供をキャンプに連れて行ったことが1回しかありません。昔は登山や野宿ばかりしていた私も、今の会社になってからは、とんとご無沙汰。
息子には野宿初体験を、私は昔の野生の感覚を取り戻すべく、この夏は野宿をします!

テントは若い頃から使ってる3人用の登山用オールシーズンテント。マット・シュラフ・小型ガスランタンぐらいしか持って行きません。コンロ・コッヘルなどの調理器具は重いので、今回は全て外食で済ませます。
余計なものを持って行かないので、暗くなったら酒飲んで寝る(笑)。明るくなったら起きて出発。
帰る日(2日目)の夕方は、親戚が我が家に集まって揃って墓参りする予定なので、嫁さんから、
「夕方4時帰宅!」
を言い聞かされております。遅刻すると殺されるので、夜明けと共にテントを撤収し、寄り道せずに帰らなければいけません。
御前崎にはオートキャンプ場が1か所あるのですが、そこはチェックアウトの時間が8時以降となっているので、夜明けと共に出発なんて出来ません。
御前崎灯台下の海岸線は見渡限りの砂浜なので、ここでライダーやチャリダーは野宿されてる方が多いみたい。
夏場で体力の消耗が激しいので、片道10時間はかかると考えてます。
果たしてオヤジと息子の珍道中、どうなりますやら。

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