2月21日 引手の取り方講座
完全復帰2回目の練習であるが、基礎体力の低下を実感した前回の稽古よりはちょっとはマシになったかなあ?
正確に言いますと、「柔道の基礎体力の低下」というのかもしれません。N野先生とも話したのですが、しばらくの間柔道を中断すると、感というか「柔道の体の使い方」を忘れてしまいます。
本日も乱取りはフル参加で行こうと考えてます。もちろんなるべく先生と柔道推薦受けるような中学生相手に・・・体がもつかなあ(笑)。
「フル参加!」と言ってる割に、寝技乱取りで中学生1名があぶれていたので、
「君、俺が代わるから出ろ」
交代して外に出る。
決してさぼってるのではありませぬ。
まあしゃーないかー。ロートルおっさんより中学生優先だもんなあ。と場外でストレッチしてたら、会の事務仕事を終えたK谷師匠が、
「T岡さん、あぶれたんなら僕と打ち込みしよう」
「師匠お願いします。今日は久しぶりに内股で」
怪我が治ったので、回転する技もOK。今日からガンガンやります!って感じで内股を始めたのですが、久しぶりなので引手の上がり方、釣り手の引き付け方、胸の当たる場所、両腕の開き方などがバラバラ。
「あかん!内股教えてくれたI瀬先生が見たら、絶対嘆くわあ!」
自分でもフォームがグダグダなのは自覚しております(笑)。
「師匠!ブランクを言い訳にしますが、自分のフォームがひどいです」
「また修正すればいいよ。それより弱った体力を回復させるのが目的だよ」
と言いながら、今回は師匠の背負いと交互に100回行う。ぜいぜい。
その後は乱取りに突入。
最初は師匠と、2本目は中学生。3本目4本目5本目はN澤先生に相手をしていただきました。連続して3本していただいたのは、途中手を止めて「引手の取り方講座(←勝手に名前を付けた)」を教えていただいてたからです。
実は乱取りの最初にポンポン投げられておった。途中で先生が手を止めて、
「引手で良い場所を中々掴めない時はこうしましょう」
???
上の写真のように、私に引手の一番よく掴む場所は相手の肘の所。ここを持ってギュッと絞っております。ほぼこの位置を掴むことに執念を燃やしております(大袈裟な、笑)。
「中々良い箇所がつかめない時は、ぼやぼやしてると逆に相手に掴まれて、先に投げられてしまう。そういう時は・・・」
「腕の前側を掴むんです」
???
「普通に掴んだだけでは、袖の中で相手の腕が動けるので、握った拳を内側にすると、絞る感じになるんです」
実際やってみますと、上から掴んでも正拳を当てるような感じで絞れます。外側から掴みにくい時は、正面からこういう掴み方も出来るのかー。なるほど。
この掴み方での投げ方も試させていただきました。
「もっと引手が掴めない時は、
相手の襟を掴んで引き付けちゃうと良いですよ。相手が崩れてから袖を掴み直すんです」
なるほどー。
その後は、習った事のおさらいを、乱取りで試させていただきました。
以上の写真は、翌日朝に柔道着を洗濯して干した時のもの。映りが良くないなあ(笑)。
先生から習った事は、一晩経って何とか思い出してメモってます。多少の勘違いは大目に来て下さい。
N澤先生の引手講座の後は、中学生2名と乱取りして、本日の稽古は終了しました。
今日も怪我なく、フルで練習に参加できたので満足です・・・って、こんな実力では満足できん~。
もうちょっと上手くなりたいなあ。
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