48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 4

2024年08月23日 23時58分25秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月18日 日曜日 灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 4
余呉湖に到着したのが夕方五時半で、そこを出たのが6時位でした。元来た道を戻り、木之本から賤ケ岳トンネルの坂を登ってバテた(笑)。ただし日が陰って昼間の路面の気温49度に比べたら、30度前後なので、熱中症ではありません。ただ単に足が疲れているだけ。
暗くなるまでに一刻も早く野宿場所を見つけないと思い、かなり飛ばしました。藤ヶ崎を回る自転車道ではなく、塩津バイパスのトンネルを使ってショートカット。
西塩津町の国道303号線沿いに、大きな祠と駐車場があり、そこに決めようかなと思ったんですが。
「いやいや、2年前に野宿した絶景の場所があるではないか」
とスルーした。
で、塩津浜のコンビニで晩飯を買い込み、海津の絶景湖岸場所に行ったのですが・・・あの綺麗な湖岸の公園が草で茫々。しかも下見している短い時間で蚊に食われまくった。
「あちゃー、ここでは野宿できんがなー!」
仕方がない、別の場所を探そう。
という事で、「マキノビーチなら良い場所があるかもしれない」と思い、ひたすら自転車を漕ぎ続け南下しました。しかしながら夜8時に到着したマキノビーチサニーテラスは、隣のホテルのお客さんたちが、砂浜でバーベキューをし、サニーテラスも観光客が数名いました。
「あかん、こんなところで野宿したら不審者やん」
野宿の基本は「人のいない所」が原則です。これを無視すると警察に通報されて面倒臭いことになります。
コンビニで買った弁当をサニービーチのベンチで食べて、再び出発しました。

グーグルマップで調べてみると、車が置いてあるピエリ守山までは約50kmしかありません。うーむ、適当に湖岸でテント泊しても良いけど、この暗さでテント設営はなあ。しかも昨日と違って風が全然無いから、蚊が出まくるやろ。さっき弁当食ってる10分間で、4か所かまれたぞ。
ええい、このままゴールまで走ってしまえ!

という理由で野宿を諦め、そのまま走り出した。
走り出して気がついたのは、
「昼間と違って全然楽だ」
という事。気温は28度。風は無いけどちょっと生暖かいだけで、水分補給も野宿用に買ったペットボトル3本で充分です。30分に1回口に含むくらい。
ですが一番怖かったのは、白鬚神社前の国道約10km。自転車専用道・歩道が無く、大型トラックがバンバン通る路肩を走る区間でした。大型トラックが横を通るたびに、吸い込まれそうになってました。昼間と違ってトラックの運ちゃんはガンガンに飛ばすからねえ。
まあ、遊びで国道を使っている身なので、あまり文句は言えない。
景色はむっちゃ良かったです。なるべく湖畔を走ったのですが、満月に湖面が光ってて、最高でした。ただし湖畔を走れない区間は、ビワイチ推奨コースから外れて、近江旭・高島の旧街道を通りました。
やはり夏の自転車旅は、昼間走ったのは失敗だったな。夜走るのが正解だ。でも事故が怖いしなあ。
写真は以前の時も撮影した、湖畔にあるウクライナ国旗です。
近江舞子を過ぎ、蓬莱・和邇を過ぎ、快適さに比例してどんどん距離が稼げる。琵琶湖大橋を渡ってピエリ守山の自分の車に戻ったのは、深夜1時であった。
目の前のコンビニで缶酎ハイと弁当を買い、車の中で食べてから、後ろのベッドに倒れ込んだ。
結局「2泊3日のゆったりした琵琶湖一周」は、猛暑のために「1泊2日夜間自転車旅行」に変わってしまいました。
いくつかの学習した所はですね・・・。
〇真夏の野宿は虫が凄い(当たり前だ)。管理されたキャンプ場も良いかもしれない。快活クラブも視野に入れようと思う。
〇昼間は走らずに、夜走れ(ただし景色は・・・観光施設は・・・期待しないでおこう)。
という事を、帰宅後嫁に話したら、「この猛暑日に、自転車旅行するほうがアホ。何故春秋にしない?」
と、全否定されてしまいました。

それはともかく、1日余ってしまいました。どうしよう?

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灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 3

2024年08月22日 23時58分50秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月18日 日曜日 灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 3

琵琶湖に浸けた足が痒くて、深夜に一度目が覚めてから、なかなか眠れませんでした。明け方に酒の力を借りて無理やり寝ました。
起きたのが朝8時。
「おお、よく寝たやん。体力はバッチシだな」
8時半に出発し、湖畔の「あのベンチ」にて昨日買い置きしたパンを食べて朝食。
NHKでも放映されましたが、SNS映えする絶景の場所にあるベンチ。8時半にもかかわらず、バイクオジサンが数名おられました。
天気は曇り空で、気温も33度でした。順調に走っております。
彦根の中心まで、ゆっくり走っていたけど1時間で到着してしまった。彦根城は観光客が多かったですなあ。
しかし順調なのはここまで。城を過ぎたあたりで太陽が顔を出した。
手持ちの温度計は、33度から急上昇。アスファルトの照り返しで40度近くなった。
道の駅近江母の郷にてバテて休憩。何この暑さ?
昨日も暑かったけど、曇り空で風があったから、そんなにしんどくなかった。今日の熱風は何ですか?
周りの空気の温度が体温より高くなると、風を受けても体力を消耗するだけである。
道の駅から2km離れた長浜ドームまで行く間に、手持ちの温度計は路面温度を反映して、44度まで上がった。
あかん、この暑さの中で自転車は死ぬわ。とりあえず日中は動くのやめよう。以前にも行ったことがある「あねがわ温泉」まで行こう。ネットで調べたら最短距離で12kmしかない。それなら行ける。

この考えが甘かった。自転車を漕いでると、あれだけ寝たにもかかわらず、眠気が襲ってきた。
「あかん、熱中症の初期症状やん」
数百メートル走っては休憩する「尺取り虫走法」で平和堂の店舗で轟沈。アイスを食いコーラを飲んでも回復しない。完全にフラフラしてる。
1時間で5kmしか進まない。歩くより遅いじゃないか。
途中の国友ミュージアムで1時間休憩。彦根から3時間で10kmしか進んでない。自転車の意味がない。ああ涼しいミュージアムから外に出たくないよう。
写真は伊吹山です。
2km先のあねがわ温泉に転がり込んだのが、お昼の1時前。手持ちの温度計は49度であった。
フラフラしながら水風呂に入る。むっちゃ気持ちがいい!ああああ天国。
やはり昼間に走るのはやめよう。自殺行為だ。っていうか、猛暑日の自転車ツーリングは命の危険がある。普通の人は絶対にやらないでください。100%倒れます。
体に震えがくるくらい長く水風呂に入り、温泉の休憩室で3時間爆睡した。
起きたら4時過ぎ。大急ぎで身支度をして4時半に出発。野宿場所を探すのにはある程度明るい時間でないとね。しかし4時半でも熱風が凄い。せっかく着替えたシャツも一瞬でべとべとになった。
小谷城跡の記念館です。城跡まで山道を歩く気力が無いので、入り口で引き返しました。
琵琶湖から外れて余呉湖に立ち寄りました。昼間に比べたら夕方なので日差しが弱くなってきてます。
本当は余呉湖を自転車で一周したかったんです。ロードバイクの方が1名一周されてました。私はもう気力が無くて(笑)、北側にある観光センターで写真を撮ってUターン。
夕方5時半に余呉湖を出たんですけど、その頃には温度もかなり下がり、30度ぐらいでした。目指すは本日の野宿を予定している海津の湖岸公園。2年前に一周した時に野宿した場所でして、景色が抜群に良いのだ。
距離にして約20km。気温が下がってきたので、もう熱中症を起こすこともないでしょう。
頑張れ61歳!

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灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 2

2024年08月21日 23時56分48秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月17日 土曜日 灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 2
えーと写真が多いので数回に分けてます。初日の午後です。
琵琶湖の南湖をぐるっと回って、出発地点のピエリ守山に帰ってきました。南湖約50kmを5時間という、中々ゆったりしたペースです。これでもちょっと早いかなあと思うぐらい。
ピエリからすぐの聖地モニュメントに行きましたが、自転車野郎はゼロ。バイクオジサンが一人。目の前のホテルの宿泊客さんがチラホラ。土曜日なのにガラガラ。この暑さでは誰も来んだろうなあ。
湖水浴されている方も数名いたので、私もサンダルを取り出して、ちょっと入ってみようと思ったんですけど、琵琶湖の水は意外にも茶色っぽくて、何か入る気無くなってしまいました。膝まで浸かってやめ。
後ほど、膝の下が痒くなってしまいました。
つい最近地方の有名な滝に高校生達が飛び込み、集団で下痢症状を起こしたというニュースがありましたが、農業排水が流れ込んでいる場所では、注意したほうが良いです。
「懐かしい懐かしい」
と呟きながら自転車を漕いでます。見覚えのある風景。100kmウォークや、2年前の琵琶湖一周でも見た風景です。
風は非常に強いんですけど、横からなので前進にはそんなに影響がありません。曇り空なので路面の温度も33度くらいでした。体温より低い空気の温度ならば、あまり汗をかかない。
自転車通勤をしてる方なら理解できると思いますが、猛暑日でも朝夕の移動は、空気が体温より低い場合でしたら、そんなに消耗しません。
真昼間の直射日光がガンガン当たる場合、体温より空気の温度が高いので、ものすごく消耗します。実は翌日がそうでして、ホント死ぬかと思いました。明日のブログで詳しく書きます。
東岸の真ん中あたりにある山の麓に、長命寺というお寺さんがあるんですけど、そこの横に「長命寺温泉 天葉の湯」というスパがあるので、そこに1時間ほど寄ってきました。
値段は高いんですけど、ものすごく豪華な温泉施設です。
RIZINの写真がいっぱい貼ってありましたが、スポーンサーをされているようですね。自転車旅の途中で温泉に寄るのは初めてです。今までは、「どうせ汗かくんだから」と思ってスルーしてたんですが、私も年を取ったんですかねえ。こういう所に寄り道して、のんびりするようになりました。
しかしこの暑さでツーリングしてる奴(私)はバカですな。
子供が中学2年生の時に、夏休みの猛暑日に知多半島へツーリングに出かけた事がありました。私も子供も半田市の中頃で熱中症の初期症状になり、途中で折り返した経験があります。
昨年夏休みに渥美半島の「ほうべの森キャンプ場」へ、一人で行った時も、日が暮れるまでの時間は地獄でした。
動画も「真夏 自転車」で検索しても殆ど出てきません。っていうか、やる人が極端に少ないんでしょうね。
「暑さ対策」の動画は沢山あるんですけど、結局のところ「衣服・水分補給」対策の動画しか出てません。
いつからこんな猛暑日が続くようになったんだろう?
うちの会社がエアコン取付をしているので、覚えているのが6年前。「学校のエアコンが全部ついてない!早くつけないと」とかいうニュースが出た時期でした。私が高校生の頃って、ここまで酷い事は無かったですもんね。
大阪のど真ん中に住んでたけど、それでもここまで酷くはありません。ヒートアイランド現象の都会でも、なんとかクーラー無しで過ごせておりました。
「自転車暑さ対策」の動画の内容が、ほとんど無いという事を書きましたが、「水冷服」を実験してみた動画はまだありません(私が見つけられなかっただけかも)。
まだまだ暑さが続くと思うので、草刈り用・仕事用に水冷服を購入しようと考えてます。例のペットボトルを使うやつです。凍らせたペットボトルだと、自転車ツーリングの際も旅先で購入できますし、溶けたら溶けたで飲んでしまえばいいのだ。これは一石二鳥です。
さてさて彦根市南端の、湖岸緑地南三ツ谷公園にて野宿しました。
駐車場の横に広大な公園が広がり、10組ほどキャンプしてます。緑地の端っこに自転車を押していき、そこにマットと寝袋を敷いて野宿です。
物凄い強風でして、テントが建てられないぐらい。風が強いので蚊も出ませんでしたので、今日はテント無し野宿です。
風が強すぎて真夜中では体温が取られてしまい、Tシャツを2枚来ました。
先ほど「蚊は出ない」と書きましたが、両足の膝から下が痒くなり、何度も夜中に目が覚めてしまいました。
そういや琵琶湖に膝まで浸かったなあ。
明日は湖北まで行く予定です。本日の走行距離、78.98km。

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灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 1

2024年08月20日 18時17分23秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月17日 土曜日 灼熱の自転車ビワイチ(琵琶湖一周) 1
えーと写真が多いので数回に分けます。
金曜の晩に出る予定でしたが、ふと転寝してしまい、起きたら深夜の1時。
「あちゃー、でもまあいいか。俺以外誰も困らんし」
こういう所が行き当たりばったりの性格ですな(笑)。
愛知の自宅を深夜2時に出発し、国道23号・1号を乗り継いで滋賀県へ入る。途中眠たくなったので滋賀県土山の道の駅で仮眠。しかしよく寝るなあ。
6時に起きてマクドで朝マックしてから、琵琶湖畔のピエリ守山に行きました。到着は7時半で、自転車で出発したのが8時です。
ざっとした計画は・・・
〇2泊3日で琵琶湖一周(略称ビワイチ)をする。
〇時間的に余裕があるのであちこちに寄る。
〇前回(2年前)と同じく野宿。
〇暑い時は夜走る。
私のいい加減な計画は、まあこんなもんですわ。
前回は初日138km。2日目は62kmで、ほぼ1日半でしたから、今回は丸々3日間使えます。
という事で、いきなり琵琶湖大橋を西岸に渡り、「琵琶湖100kmウォーク大会」で横を通り過ぎた浮御堂に行ってきました。9時前ですが既に観光客がおりました。
さて琵琶湖大橋を渡ってから、今年の春に歩いた「琵琶湖100kmウォーク大会」のコースを逆走しております。
「ああ、あの時この角を曲がった記憶が・・・」
ちょっと懐かしいですな。
雄琴の足の湯で、売店でお握りを買って朝食です。私以外誰も足の湯使を使ってませんでした。確かにこの暑さでは入る気になれんだろうな。
今日の気温は32~34度です。でも曇りが多く、晴れ間が出ても台風の影響で風が物凄く強いため、いつもの猛暑日とは違い、自転車を漕いでてもそんなに暑さは感じません。
「こりゃあ気持ちがいいぞ」
路面温度もそんなに高くない。熱中症はまず大丈夫だと思う。
そんなに疲れることなく、あっという間に大津港に到着してしまいました。ここも100kmウォークのスタート場所なので懐かしいです。
さて今回の長期休暇では、
〇富士山を自転車で一周する
〇琵琶湖一周2回目
の2つのプランがあり悩んだんですけど、台風が関東東北に接近中なので、琵琶湖にしました。
どうせなら自宅から琵琶湖まで自転車で行く全行程6泊7日・・・という計画は、さすがに猛暑日なので体力的に不可能と思い止めにしました。
「もう学生時代みたいに、あちこちフラフラ出来る体力は無いんだから」
と言うのが嫁の意見。確かに当時と同じ事はもう無理です。
今回は「瀬田の唐橋」ではなく、北側の大津大橋で東に渡りました。瀬田の唐橋は狭くていつも渋滞するので避けました。観光客で混雑する場所ってあまり好きじゃないんです。
今回の計画で失敗したなあと思ったのは、「春か秋にすれば良かった」というもの。
確かに今日は台風の影響でそんなに暑くなく、スイスイ行けてるんですけど、春秋だったら超快適だったと思う。ロードバイクで走ってる人も少ないし、ましてやテント積み込んだ大荷物のチャリダーはほとんどいませんでした(2台だけいた)。
まあこんな猛暑に自転車野宿はバカのやる事でしょう。
道の駅草津で11時のお昼ご飯。
食堂でカツカレーを頼んだけど失敗しました。観光地の土曜日は大混雑で、注文して席に案内されるまで30分、カレーが出てくるのに20分。1時間仕事になってしまいました。
これは自分が悪い。こういう時に、「売店の弁当にしておこう」と判断しなかった自己責任です。
数少ないチャリダーですが、ビアンキ率が非常に高い。息子もビアンキなので、写真を撮りLINEで送りつける(笑)。
意地悪いオヤジです。
佐川美術館に寄ったのですが、完全WEB予約制なので入れませんでした。しくしく(泣)。私の情報収集不足です。
と思ってると、もと来た琵琶湖大橋が見え始めました。ピエリの駐車場に置いてある自分の車に戻り、不要な物を車に戻して北上開始。
時刻は昼の1時です。写真が多いので初日分も2回に分けます。

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再び自転車で琵琶湖一周へ(準備編)

2024年08月16日 18時26分57秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月16日 金曜日 再び自転車で琵琶湖一周へ(準備編)
御盆はひたすら仕事でした。現場の手伝いもあるので毎日ヘロヘロです。小売業は年中無休。
息子が帰省してたんですが、単休の日に一緒にラーメンを食べて先頭に行くくらいしか出来ませんでした。
で、今日から私は夏休み。琵琶湖に行き、自転車で一周予定です。今日はその準備で走り回ってました。
本当ならば、愛知県の自宅から2日間かけて琵琶湖に行き、3日間かけて一周。帰りに2日間かかるという長大な計画でしたが、
「7日間もこの暑さの中で、自転車漕いだら死んじゃうじゃん!」
という嫁の意見で、軽バンに自転車積みこんで、現地で一周する計画に変更しました。
前回琵琶湖一周した際は、1泊2日の強行軍でした。
その時の記事がこちら → 
「琵琶湖一周初日 オジサンは日焼けしまくった」
「琵琶湖一周2日目 ウクライナの国旗 琵琶湖にはためく」
ほとんど休むことなく、ひたすら漕ぎ続けた(笑)。
前回は5月初めだったので、非常に気候の良い時期です。しかし今回は「外に出たらあかん猛暑日」なので、2泊3日(前日移動を含めると3泊4日)です。
1日の距離も70km程度に抑え、気温の高い真昼間は湖岸公園で昼寝もしくは観光予定です。早朝と夕方の移動にします。まるで甲子園の2部制です。

いっぱい行きたい所があるんですよ。浮御堂・佐川美術館・彦根城・長浜城・余呉湖・メタセコイヤの街道・マキノビーチで湖岸浴(目の保養とも言う)。名物も食べたいですし。
もちろん湖岸公園で野宿!

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自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 2

2024年04月04日 06時41分42秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月31日 日曜日 自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 2
朝4時半ごろ目が覚めた。
まだ真っ暗であったが、椅子に座って昨日のラーメンの汁の残りにウィンナーをぶち込み、バンと一緒に食べる。もちろん酒も飲みます。
隣のテントの人も私と同時期に起きて、6時ごろキャンプ場から出ていきました。釣りの人だと思います。
昨日壊れた前ブレーキを点検してみた。
大きくグニャリと曲がっていて、ブレーキシューがリムに当たっている。工具を出してバネの強さ調整をして、何とか引っ掛かりは無くなった。が、これでホンマに使えるのか?
キャンプ場の隣の道路で、実際走ってみて前ブレーキで停止してみた。
おお、行けるではないか。
「使えそうだな」
と思って最後に思いっきり走ってブレーキを握ったら、
「バキ!」
と音がして止まらなくなり、そのまま藪に突っ込んだ。
「いててて!」
藪の木であちこち掠り傷が出来た。ああ、やってしまった。
打撲等の大きなケガは無し。眼鏡も服も大丈夫でほっとした。
が、自転車の前ブレーキが吹っ飛んで跡形も無し。ブレーキパーツだけでなく、本体フレームから突き出ているブレーキ用のピンが折れてる!
こんな感じ。もう笑うしかない。
「こりゃあもう使えん」
折れたピンは修理不可能。溶接なんて出来んし、出来たとしても自転車の製造工場でないと無理である。
しくしく、御臨終です。
よく働いてくれた自転車です。息子が高専に入学した時に買い与え、下宿してる息子の足になり、豊田市内を毎日のように走ってました。
息子が就職してから私がもらい受け、会社やジム・柔道に通う時の足として毎日使い、時には遠距離ツーリングで旅行しまくりました。
浜名湖も琵琶湖も、渥美半島も一周しました。遠州灘にはこの自転車で、何度キャンプや野宿をした事か。
チェーンも4回替えているから、2~3万キロ走ってると思います。
合掌。
問題は帰り。
前ブレーキ以外は全く問題が無い。が、鳳来湖からほぼ下り坂なので、後ろブレーキのみで、無事に帰ることが出来るのか。
まあやってみるべえ。
という事で、7時くらいから撤収を開始し、8時には荷造りが終わった。
やはり昨日の登りが効いているので、足がパンパンである。しかし朝早くは横を走る飯田線の電車が見れるので、それが楽しみなのだ。望月街道は細くて普段誰も通らないので、すれ違う電車の運転手さんもこちらを見ておった(笑)。のどかだねえ。
湯屋温泉の足湯に寄ると、地元のお爺さんが一人浸かっておられた。
「どこに行ってきたの?」
から始まって、30分ほど話し込んでた。地元湯屋の区長さんだという。
「儲かってますか?」
という質問に(如何にも関西人らしい問いかけですなあ)、
「コロナが終わっても、お客さんがそんなに戻ってきていない」
という話になりました。インバウンド関連でない観光地は、相変わらずガラガラらしい。
先日嫁が京都に行って、観光客で大混雑してた、って言ってたけど、湯屋温泉は関係ないみたいです。
「逆に言うと今がねらい目ですね」
と区長さんと会話していましたが、私はお金をほとんど落とさないキャンパー(笑)。
申し訳ございません。
「何でこんな道歩いてんだあ?」
お馬さんが県道を歩いておりました。あははは。
どこか近くの乗馬クラブさんでしょうか。手を振ると振り返して下さいました。
蒲郡市内を過ぎてから、最後の坂道・三ヶ根~吉良の峠をヒルクライムし、息も絶え絶えに帰りました。前ブレーキが無いので、ひやひやものです。
往復159.4km。行きは6時間半。帰りは8時間。足がパンパンです。
金曜日に仕事が終わってから、60kmを飛ばして、よく遠州灘にキャンプに行ってました。
「仕事終わりの60km平気なんだから、80kmは楽勝だろう」
と思ったのが間違い。こんなにしんどいとは(笑)。

クロスバイク探さんとなあ。

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自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 1

2024年04月02日 22時53分34秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月30日 土曜日 自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 1

春休みだ。柔道も無い。
「こんな時ぐらいしか遠くに行けんだろう」
と、突然思いついて奥三河の鳳来湖を目指しました。
朝9時に家を出たんですけど、目の前の三ヶ根に行く峠で汗だく。今日は気温が高い。
蒲郡から豊川市へと入るんですけど、以前から「君方のリラ」という変な看板が気になっていて・・・今までは新興宗教だと思ってたんです(笑)。
今回は自転車なのでよくよく見ると、デイサービスの営業所であった。しかし変わった名前ですなあ。多分経営者の方が、この名前が気に入ってつけたのではないか、と思っているんですが。
写真は豊橋の北側から眺めた本宮山と豊川。ランニングの思い出がある堤防道路から、県道69号・392号・443号と、豊川左岸(東側)を、ひたすら漕いでいきます。新城市内を避け桜淵公園でトイレ。さあここから登りが続く。
この辺りの県道は「別所街道」と呼ばれており、国道151号の裏道として、結構車が多かった。
つい最近知ったのですが、日本全国あちこちの「街道歩き」を趣味にされている方っているんですね。東海道とか中仙道歩きの方は知ってたんですが、「街道マニア・オタク」という方もいるらしくて、うちの嫁の姉がそうなんです。この間も名古屋城と小牧を結ぶ街道をうちの嫁と歩いておりました。
この別所街道を三河大野駅から外れて、宇連川対岸の「望月街道」に入る。この望月街道が、飯田線沿いで鉄ちゃんの私には最高に楽しい!
ただし昼間の飯田線は2時間に1本しかないので、列車を見ることが出来ませんでした。

三河川合の集落から宇連ダムを目指してヒルクライム。
あかん、ダム直前の急坂は登れん。荷物が重たすぎる。ここで歩いて自転車を押しておりました。あああ、今まで全部の坂をヒルクライムしてたのに・・・残念。
足が疲れて感覚が無くなり、もう動けん。

鳳来湖キャンプ場は、前から気になっていたキャンプ場です。初めてこのキャンプ場を知ったのは、2021年2月17日の事でした。
当時、「豊川全制覇ラン」と称して、東三河に流れる豊川を、河口から源流まで細切れで走っていたんですけど、番外編として宇連川を遡ってました。その際に偶然発見したのがこのキャンプ場です。
知る人ぞ知るキャンプ場だったんですが、1年ほど前に管理人が「盗撮」で逮捕されてしまい結構有名に(驚)。
「起訴状などによりますと、管理人吉村辰馬被告はキャンプ場の脱衣場に小型カメラを設置し、2020年11月ごろから2023年3月ごろにかけて利用客9人が着替える様子を盗撮した県の迷惑行為防止条例違反の罪や、2021年8月ごろに18歳未満の少女が着替える様子を盗撮して動画を保存した児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。
また吉村被告は、このキャンプ場の管理人室で、マッサージと称して女性客2人の体を触った強制わいせつの疑いで4月に逮捕されていました。
この事件について検察は不起訴処分にしましたが、警察が余罪を調べる中で今回の盗撮が発覚したということです」・・・当時の報道より。

現在でもネット予約無し、当日行ってみないとわからない。水道は沢の水を引いたもの。トイレはポットン便所。ネットも繋がらない。
それでも一部の愛好家に人気なのは、湖の前にテントを張れるからです。とにかく絶景!
で、私も以前から行きたかったんですけど、どうせ行くんなら、自転車か徒歩だと。
さて新しい管理人さんは、若い男女のお二人でした。
受付を済ませて戻ると、自転車がひっくり返っておった。しかも前ブレーキが変形してるやん!
どうやらひっくり返った所に大きな岩があり、前ブレーキ直撃(泣)。20kg近い荷物積んでるから、衝撃も大きかったらしい。しくしく。
わちゃー、シマノのVブレーキを使っているんですけど、使えるかどうかわからん。まずはテント建てて夜の準備をしよう。

この日は疲れ果てて、酒飲んでラーメン食って、月と湖を観ながら焚火遊びをしてます。
私を含めて男性のソロキャンパー10人・ベテランさんばかり。ほとんどが車で原付が一人でした。
いつもは持って来ている文庫本を忘れてしまった。スマホも通じない山奥なので何も出来ず、ずっと音楽を聴いてました。
ネット絶ちに良いキャンプ場ですなあ。
湖で岩崎宏美・八神純子・渡辺真知子・中森明菜を聞いて、酒飲んでおります。

続く:「次回:ブレーキ木っ端微塵。廃車決定!」

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友人とキャンプ

2024年03月06日 00時56分02秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月3日 日曜日 友人とキャンプ

いつもは「お一人様キャンプ」なんですけど、今日はジム仲間のA井さんとキャンプに行って来ました。私が人とキャンプするなんて珍しい。
A井さんは数年ぶりにキャンプをされるとの事でしたので、私がよく行く田原市遠州灘近くの「ほうべの森キャンプ場」を予約。しかも現地集合(笑)。
私は自転車で行きました。わははは、寒い・・・。
「男が心身を鍛えんでどうすんねん!」
見栄を張っております。
西風なので西尾から峠越えは全然問題ありませんでした 。強風なので背中から押されて、非常にラクチンでした。豊橋まで36kmあるんですけど気持ち良かったなあ。追い風最高!
豊橋から西に向かうので逆風になるんですが、豊橋~田原間は豊橋鉄道のサイクルトレインを使い、何とか事無きを得ました。
上の写真は途中で見つけたサクラ。もう咲いてるんですね。
キャンプ場に到着し先に受付を済ませて場所を探していると、A井さんが到着。その後二人でスーパーへ買い出しに行き、キムチ鍋の材料を買い込みました。
キャンプ場は予想以上に人が居ました。ただしここは広すぎるぐらいスペースがあるので、普通のキャンプ場の人口密度の1/3以下です。
「広いですね。しかも好きな所に張れるなんて最高じゃないですか」
気に入ってくれてホッとしました。
直前まで予約が空いていたので、ガラガラかなあと思ってたんですけど、駐車場は車で満杯です。冬なので、ベテランキャンパーさんばかり。皆さん天気を気にして直前に予約したものと思われます。
笹の茂みの横にテントを設営し、風が当たらず日が当たるという一番良い場所で夕方から宴会。しかもA井さんが土鍋を持ってこられたので、本格的なキムチ鍋になりました。
土鍋良いですねえ。アルミ鍋に比べて保温性が全然違います。
私は・・・到着した1時過ぎから飲んでおります。酔っ払いです。
一人で来た時は、やる事が無くて暇なんですけど(笑)、今回は二人なので、延々9時半近くまで下らん事を駄弁っておりました。気の合う仲間とキャンプってのも良いですなあ。
ベテランキャンパーさんばかりでしたので、騒がしい事もありません。鍋をつつきながら焼酎のサイダー割を作って飲んでました。
冬のキャンプは焚火がメイン。ポカポカして暖かい。薪を二束買い込み(一束300円と安い!)、ちびちびと燃やしております。
しかし夜は寒かった。2時過ぎに目が覚めてしまい、焼酎を飲んで3時過ぎに再び寝ました。
翌朝起きたのは7時。早々に残りの焚き木で再び暖を取ってます。
8時半から撤収を開始し、10時に解散しました。2日間の走行距離82km。

元々がソロ志向なので、「誰かと行く」という事をほとんどした事がありません。気の合う仲間と行くというのもなかなか良かったです。次回はk先生、OYJ64さんもどうでしょう。
「次は春ですねえ」
奥三河にしようかな?静岡県の遠州灘も良いかも。

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自転車キャンプ2日目 ほうべの森

2023年12月27日 00時09分44秒 | 自転車キャンプ・野宿
12月24日 日曜日 自転車キャンプ2日目 ほうべの森

朝4時に起床。しかし外は真っ暗。
トイレに行きたいが、テントから出たくない。ああ打ち首獄門委員会状態(笑)。
1時間半我慢したが、耐えきれなくなりテントから出てトイレに向かう。
俺は何やってんだ(笑)。
寒いのを我慢して再び焚火を始めた。
ひゃあ、あったかい。
6時半になり明るくなり始めたので、家から持ってきたオニギリ使ってリゾットを作る。
明るくなると、森の中のいろんな鳥が鳴き始めた。これは素晴らしい!
波の音と鳥の鳴き声、こりゃあ贅沢だ。
陽が昇り始めて、気温が上がってくると、オジサンも活動的になります。あははは。
お菓子をボリボリ食べながら、ゆっくり片付け始めた。片道4~5時間かかるので、明るいうちに帰りたい。温かいうちに帰りたいのだ。
9時に受付に行って退所手続きをし、三河田原駅に到着したのが9時半。上の写真は途中の菜の花畑です。
新豊橋行の電車は結構混雑しておりました。自転車が邪魔になってはいかんので、車両の一番端っこで立っております。

ラグーナで昼食を食べ、幸田から西尾に抜ける峠道を汗だくになって駆け上がり、自宅に到着したのはお昼の2時過ぎであった。
冬キャンパーは多いけど、自転車ではほとんどいません。ごく少数の物好きだけ。
だからこそ面白いんでしょうね。

次回は・・・1月ぐらいに徒歩キャンプをしたいなと。ただしどこに行こうか・・・人が居なくて交通の便がまあまあ良くて(電車から1~2時間の距離)、テントを張りやすい場所。で、何よりも自然の中で景色が良い・・・そんな所無いかなあ。
人口密度の高い日本では、北海道にまで行かないと、中々ありましぇん。
徒歩キャンプ・野宿の場合は、自転車の時よりも荷物が制限されるので、もう少し暖かくなってからのほうが良いかもしれない。
ええい、軟弱者が~。

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自転車冬キャンプ初日 愛知県田原市ほうべの森

2023年12月26日 07時11分15秒 | 自転車キャンプ・野宿
12月23日 土曜日 自転車冬キャンプ初日 愛知県田原市ほうべの森

「冬のキャンプも1回ぐらいはやりたいなあ」
何を血迷ったのか、自転車でキャンプに行くことにした。昨年は電車と徒歩にて行ったのですが今年は自転車です。
自転車は・・・寒いだろうなあ。でも徒歩よりも荷物を多少多く持てるので、焚火の道具もOKなのです。
キャンプ場ではなく「野宿」も考えたんですけど、この季節はちと辛い。
朝早くから起きて荷物の準備。
ライター持ったか?着火剤は?ガスカートリッジの予備は?インナーは?
晴れ予報なので、防寒のインナー上下は持ったけど、下着の予備は無し。着たきり雀の予定です。冬場は衣類が嵩張るので、着替えない前提で容量を減らしました。その代わり焚火用の炭を缶いっぱいに詰め込みました。
ホカロンと焚火で一晩越せるか。人体実験です(笑)。

寒い→体力の消耗が激しい・・・という事で、途中の豊橋鉄道はのサイクルトレインを使いました。100円で自転車をそのまま持ち込めるのはありがたいです。
ただしその前に、私の住む西尾市から蒲郡までは峠越え。ここが一番しんどい。蒲郡の竹島付近で休憩です。
豊橋鉄道三河田原駅から、途中のスーパーに寄って食料の買い出し。酒は自宅から焼酎をペットボトルに詰め替えて持ってきております。
2時に「ほうべの森キャンプ場」に到着。
さてさて今回は林の中にテントを建てました。風と露対策です。
強風になった場合、火の粉が飛んでテントに穴を開ける可能性があるので、日差しは来ないけど林の中が良いと判断。
まあこんな感じ。林の中は暗くなるのも早いので、4時半ぐらいから焚火を始めました。
念のため炭が無くなった時の事を考えて、キャンプ場の受付で薪を一束購入。
昼めし食ってなかったので、夕方からラーメンを作り晩酌開始です。残った汁に豚肉と白菜をぶち込んで、鍋にしました。
あかん、軍手では役に立たん。自転車で使う防寒手袋・・・これは物を掴みにくいのだ。コップひっくり返して、焼酎をこぼしてしまった。ああもったいない。
星を観ようにも林の中なので観れない。月が出てきたけど、これも観れない。
海に行こうかなと思ったけど、寒くて林から出る気が無い。
文庫本を読もうと思ったけど、ページをめくろうとすると、いちいち手袋を脱がないといけないので面倒くさい。
近くに誰も居なかったので、携帯ラジオを木に引っ掛けて聞いてました。今まではスマホのからイヤホンで聞いてたんですけど、イヤホンは面倒くさくて(笑)。やはり音が出るタイプのほうが楽に聞けます。久しぶりにオールナイトニッポンを聞きました。何年ぶりだろう?
焚火をしながら酒飲んで鍋つついて・・・他にやる事が無い。寒くてできない。椅子に座り込んで、遠くの波の音を聞いてじっとするだけ。
10時まで焚火をしてテントに逃げ込んだ。

ほうべの森キャンプ場には、20台ほど車が止まっていました。ぐるりと園内を回りましたが、ほとんどの方がソロです。
ソロとはいえ、皆さん私の登山用に比べたら大型テントで、灯油ストーブの持ち込みが多かったみたい。「必要最小限の荷物」という人は、自転車の私とバイクの男の人だけでした。
アニメ「ゆるキャン△」で、主人公の女の子たちが冬キャンプをしていて、その影響で冬キャンプ愛好家が増えているのは事実なんですけど、徒歩や自転車・バイクで来て冬キャン・・・は、やはりやめたほうが良いです。焚火と使い捨てカイロしかないので、事実上防寒対策が不可能。
あっ酒もあるか(笑)。
寒さに慣れている方でないと無理だと思う。

私は若い頃に長く雪山登山をしていた経験があり、現在でも自転車通勤なので、「慣れている」と言えば慣れているので、何とかなりました。
しかし寒くれ寝れん。しょっちゅう目が覚める。
左肩を下にして寝ていたので、古い鎖骨脱臼の箇所が痛い・・・。

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久しぶりの自転車野宿で、世憂子様に出会う

2023年10月10日 23時49分52秒 | 自転車キャンプ・野宿
10月6~7日 金~土曜日 久しぶりの自転車野宿で、世憂子様に出会う

タイトルが何のこっちゃわからんと思いますが、そのままスルーして下さい。

金曜日の晩に仕事を終えてヘロヘロのおじさんは、
「最近キャンプしてへんなあ。ストレス溜まるわあ」
というフラストレーション状態。
どうしようっかなあ。ええい、行っちゃえ!
大急ぎで自転車に荷物を積み込み、夜の9時半に家を出ました。
「思いつき自転車旅行」です。
峠を越えて蒲郡市に入り、この時点で疲れてるのか足が重い~。
上の写真は蒲郡の竹島の夜景です。国道23号線バイパス沿いの側道をえっちらおっちら漕いで、豊橋の干拓地付近を深夜零時に通りました。
気温が低く、かなり冷えてましたが上着は着ません。眠気が出てしまうので。
眠くて眠くて仕方が無いけど我慢して、田原市の赤羽の海岸に到着したのは、夜の2時半でした。
距離にして70km、約5時間。
ああ、テント建てる気力もない。銀マットにウレタンマットを2重に敷き、寝袋を出した。
あかん、寝る前に腹ごしらえや。コンビニ弁当と缶酎ハイでそのまま轟沈。
しかし寒い!
冬用のインナー持ってきて良かった。今日は愛知県田原市赤羽根海岸の東屋に野宿です。

なぜこんな突発的な旅行をするかというと、もともと学生時代から放浪癖というものがありまして、時々こういう事をしないと気が狂いそうになるのです。
厄介な性格です(笑)。
そんな性格でも我慢に我慢を重ねてサラリーマンという仕事をしております。自分でも勤め人は全然向いてないと思いますよ。今まで3回転職してますし(笑)、そのうち2回は会社とトラブってますから。
集団行動がとれないのは、社会生活を行う上ではかなりの障害になります。
今の会社に18年お世話になってるのは、そんな私でも居心地がいいから。
仕事上は結構きいんですけど、非合理的な命令はほとんど無し。私生活に関しては一切何も言われない。
公私を分けてくれる組織は、日本では少ないですね。その少ない会社が今の勤め先です。
ありがたいです。

大学卒業後、初めて勤めたのが好日山荘という会社で、仕事は凄く面白かったんですが、当時の課長が、
「君はなぜ会社の株を買わんのだ?持ち株会に入れ」
私の答えは、
「途中で辞めるかもしれないし、そこまで会社に染まりたくないから」
このセリフで嫌われた(笑)。組織に同化しない不届き者と認定されたようです。
こういう性格は、一部の人には非常に嫌われます(笑)。
話が脱線した(笑)。
まあこういう性格なので、一部からは大変嫌われております、はい。
でも最近は、「組織の一員として自覚を持て」なんて言う上司も少なくなったので、世の中風通しが良くなって来たなあと思います。
あっそうそう。会社の株購入の話なんですけど、結局当時のほとんどの店長は持株会に入って購入させられ、値段が下がって大損こいた人がほとんどでした。友人の店長は、「500万つぎ込んで、200万の時価、騙された」と。
私が退職した後、上州屋に買収されて、そののち株式公開もやめになって・・・株はどうなったんでしょうね?
それはともかく、ガチガチの日常生活から、時々外れないと気が狂いそうになるのです。
そういう時には旅行が一番!誰も居ない所で野宿するのは最高です。

翌日曜日は9時起床。
朝ラーメンを食べてから、いつもの海岸ゴミ拾いボランティアです。今回は自転車なので、拾える量は限界があるので、小さめのゴミしか拾いませんでした。いつもは西尾市指定燃えるゴミ袋2~3杯は取るんですけどね。
お昼まで海岸で読書しながらうとうとしてました。
読んだ本は
「山本五十六」阿川博之 新潮文庫。
五十六さんの話も面白かったんですけど、交友関係の人のエピソードが面白かったです。五十六さんは、のちの日本船舶振興会の笹川良一氏と親交があったんですけど、五十六さん笹川さん揃って対米戦争に猛反対していて、極右より命を狙われていたという。笹川良一氏が対米戦争に反対していたとは驚きました。
この時代の思想史は複雑で面白そうですね。左翼教師に教えられた「思想史」「歴史」とは、実際はかなり違うようです。
帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使って、豊橋まで行きました。豊橋の駅前の広場でキッチンカーが出ていて路上ライブ(上のチラシ)をやっていたので、聞きながらハンバーガーの昼飯を食べようとしたら・・・世憂子(ようこ)様がライブに出ておられた。
ええ?何で?
すんません、多分1万人いたら1人知ってるか知らないかの人でして(世憂子様、すいません)、私と同郷三重県松阪市で活動されているシンガーソングライターさんです。同郷ということで、ユーチューブを何度か視聴させていただいた事があります。
今回のライブイベントでは複数のアーティストさんが出ておられたのですが、出れなくなった方のピンチヒッターだそうです。
動画でしか見たことが無い、世憂子様の生ギター生歌を拝聴させていただきました。
写真をクリックすると動画に飛びますので、興味のある方はどうぞ。

3時過ぎまでライブ会場の端っこで座り込んで聞き、夕方から帰路に就きましたが、自宅に戻ったのは夜の7時半。もう真っ暗。
非日常というのは絶対に必要ですね。来週は地元の祭りの準備があるので、出るとしたら金曜の晩にどこかへ出かけようと思います。
今度は電車を使った徒歩野宿の予定。どこに行こうかな?

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猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(後編)

2023年08月09日 06時00分37秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月6日 日曜日 猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(後編)
朝の3時半に目が覚めた。
ネットで雨雲レーダーを見ると、この後4時から5時まで降るらしい。今日は一日中こんな天気なのか。
小雨をやり過ごして5時に起き、ラーメンで朝食。雨雲はしばらく降らず8時9時らしい。
よっしゃあ、今のうちに撤収作業だ。
しかし寝不足で、ダラダラ1時間かけて荷物をパッキング。夜も降ったりやんだりが2度あり、その都度目が覚めてしまった。
あ、これは書いても良いかどうか・・・隣の集団の子供たちが、夜中皆で連れ添ってトイレに行く最中にぺちゃくちゃと・・・。そんなに大きな声ではなかったけど、やはり静かなキャンプ場には響きますので、目が覚めてしまいました。
自分が若い頃の友人たちとのキャンプでは、同じような事をしてた記憶があるので、あまり子供を責められません。まあ当時(35年前)はキャンプ人口なんてほとんど居なかったから、誰にも迷惑をかけていないと思うのですが・・・こういうマナーってのは微妙な問題です。
やはりキャンプ場よりも海岸で野宿したほうが、良かったかな。
睡眠不足の中、荷物を全部積み込んで出発したのは6時半であった。
写真は夜明けのひまわり畑です。キャンプ場からの道で撮影。
さて三河田原駅までの半分が下り坂なので、非常に楽です。あっという間に駅に到着し、駅構内の綺麗なトイレで朝のウ〇チ(笑)。
ああ、今日も豊橋鉄道のお世話になってしまった。感謝感謝。
7時ちょっとの電車でしたが、10分ほど走ると土砂降りに遭遇。おおお、間一髪じゃん。
まあ夏だから濡れても問題無いんだけどね。
豊橋駅から平坂街道を西に向かい、ラグーナでトイレを借りて出よう!とした所で結構な量の雨が降ってきました。海浜公園で雨宿りしようとすると、そこはトライアスロン大会の会場でした。
ここは懐かしい場所です。空手道場をコロナで出来なくなり、子供たちとマラソンの練習をしていた場所です。当時の子供たちも中学2年生。どうしてるかなあ。
見物していると、小学生の選手が泳いでます走ってます。おおお、素晴らしい!
しかも雨でも競技しております。よく考えたら、泳いでるから雨でぬれても関係ないか。
ネットで検索したら、アクアスロンという大会で、自転車無しの泳ぎとランだけの競技です。
東屋で見学していると、選手誘導されているトライアスロン協会の人が話しかけてこられました。
「自転車で旅行ですか?」
いえいえ太平洋に行ってその帰りです。
「あれ?もしかして、空手の人では?」
何と、昔ご夫婦で空手を習いに来ておられたYさんであった。おおお懐かしい。
なんとYさんはトライアスロンをされていて、本日はトライアスロン協会のスタッフとしてお仕事をされているとの事。確か私より数歳年上だったのを覚えてます。素晴らしい。
本日開催されているアクアスロン大会は、子供たちを主体のスイム・ランの自転車無しの大会。子供たちは成長が早いので、バイクを揃えるのが難しく、こういう抜きの大会があるそうです。
約1時間にわたって説明をしていただきました。ありがとうございます。
 いやー懐かしい人と会ったなあ。皆さんお歳をとられても頑張ってますねえ。力を貰った気がします。
蒲郡と西尾の峠越えも、いただいたパワーで難なく超え、自宅に帰りました。

結論:猛暑日の自転車キャンプは、M気質の私には面白かった!
ヘロヘロになりながら自転車を漕ぎ、キャンプ場で酒飲んでぶっ倒れる。自分をイジメるのって楽しいです。
お盆休みの後半に、2泊3日で休みが取れるので、次回は猛暑日の「徒歩キャンプ」を計画してます。

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猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(初日)

2023年08月07日 22時55分27秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月5日 土曜日 猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(初日)

本当は、仕事の終わった金曜晩に出る予定でした。目的地までは距離60km。太陽が出ていない夜に自転車で走れば、体力の消耗もかなり軽減できるだろうと思ったから。
が、荷物のパッキングが終わった時点で、
「ちょっとだけ仮眠しよう」
と布団に倒れ込んだのが運の尽き。
セミの声とともに目が覚めた。どわあ、朝の5時やんかー!
大急ぎで前日晩飯の残り物を掻き込んで、さあ出ようかなと靴を履いたところで雨が降り始めた。
あちゃー!なんでやねん!
雨雲レーダーでは7時頃止むとの事でしたので、しばし寝て待つ。
雨が止んでから出ましたが、最初は雨水で路面が濡れていて結構涼しく、快適に自転車を漕いでおりました。が、蒲郡へ抜ける峠道の途中で雲が切れて陽が昇り、急激に気温が上がり始めた。
ひいはあひいはあ、しんどい。ラグーナでトイレ休憩。上の写真はラグーナで撮影。
ダメだ、この暑さは応える。電車を使おう。
弱気になってしまい、23号線沿いから豊橋駅に進路を変更し、豊橋鉄道のサイクルトレインを使う事にしました。ああ負けてしまった。
まあ倒れるよりはマシです。
いやーもう電車最高!涼しくて気持ちいい!豊橋鉄道大好き!
このままずっと乗っていたいけど、35分で終点の三河田原駅に到着してしまいました。
電車を使った事で、距離は15kmほど短縮。
途中でスーパーに寄って買い出しをしましたが、クーラーボックスが無いので、生ものは買えず。ソーセージと干物・乾物という買い出し品。まあ酒のあてがあればいいやあ。
渥美半島の丘陵地帯をエッチら越えて「ほうべの森キャンプ場」に到着しました・・・あれ?誰も居ない・・・12時~1時昼休憩・・・どわああ。まあ仕方がありません。
という事で、キャンプ場から坂道を下った「ほうべ海岸」に行きました。
いつもなら数人数台いる釣り人も、暑さのせいなのか全然いません。やはり今年の夏は異常です。猛暑はアウトドアにとっても難敵なんですね。
さてさてキャンプ場はがら空きで、数人数組しかいません。ほぼ独占状態です。芝生広場の隅っこにテントを張って、早々にワインを自販機のソーダで割って酔っ払い状態(笑)。
キャンプ場で炭を買ったので、夕方から炭火をガンガン燃やしました。別にこれで料理をするわけではないけれど、虫よけの煙です(笑)。ただし竹炭なのでよくはぜます・・・テントの近くに置けない。
「ガラガラ」と書きましたが、夕方に家族連れ集団(子供7~8人・大人も7~8人)がきて、芝生広場にテント数張りを張りました。
集団が来たかあ。静かな夜はもう無理だなあ。
案の定子供たちは奇声を上げ走り回り、晩飯まで遊びまくり。晩飯が終わった後は、ギターで歌を歌ってました。
私ですか?私のファミリーキャンパー対策は、ヘッドホンで音楽FMをずっと聞きながら、ひたすら本の世界に没入してますので、周りはあんまり気にしません。
カラオケ花火以外は、そんなに目くじら立てる事はないと思ってますけど、静かな夜を満喫しに来たソロキャンパーさんは、怒ってたかもしれない。
猛暑日は蚊がほとんどいないのですが、念のために蚊取り線香を複数炊いて、芝生の上にマットを敷いて、そこで寝ていた。
・・・11時頃雨が・・・またか。
大急ぎでテントに逃げ込み、外に出している荷物をテント内に放り込む。
あああ、濡れないけどテントの中は暑い!暑すぎて寝れん。
結局外の椅子に座って折りたたみ傘を差しながら、ヘッドランプで深夜まで読書してました。
あっそうそう。夜中の3時にガサゴソと音がするの起きたら、テントの入り口付近から、ガサアア!と音がして猫らしい生き物が逃げてった。どうやら私のゴミを漁りに来たらしい。
一応二重に封をしてあるので、荒らされる事も無かったけど、用心用心。

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夏休みの土日なのに、キャンプ場が空いている(驚)

2023年08月04日 19時27分24秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月4日 金曜日 夏休みの土日なのに、キャンプ場が空いている(驚)

明日からの週末は、久しぶりに何もない週末なので、近場に2泊3日自転車でフラフラする予定です。
「どこもいっぱいだろうなあ」
野宿場所探さんといかん。野宿しやすいのはやはり海。最近飽きてきたけど、台風が近づいてるし、また遠州灘に行くか・・・。
偶然行きつけのキャンプ場のHPを、ぽちっと押してみると、8月はガラガラ。
「えっ?何で?いつもいっぱいやん」
大混雑するお盆でも空きがある。思わず電話して週末予約してしまいました。
アウトドアブーム・キャンプブームが去ったのか?
・・・・・・
ネットニュース(MSN)より
記録的な猛暑となっている今年の夏ですが、その暑さにより今、異変が起きています。夏休みでにぎわうはずの観光地などで、人がいない状態になっているのです。
“夏の定番レジャー”海水浴。
実際、海の家の人たちも――海の家のスタッフ
「間違いなく(人が)少ない。下手したら半分くらいじゃないか」
海の家のスタッフ
「きょうにいたってはすごく少ない」
海水浴客が少ないのは、“暑すぎる夏”のせいだといいます。
海の家のスタッフ
「人の出ない理由は、暑すぎるのかな」
・・・・・・
うーむ、そういう事だったのか。キャンプ場も熱帯夜だからなあ。俺みたいな鈍感オヤジなら我慢できるが、普通の人は無理だよなあ。

さてこの糞暑い中、8月4日(金)、仕事が終わってから荷物一式を自転車に積み込んで、太平洋に向かいます。
到着予定時刻は、深夜1時半ぐらい。場所は、サーファー・釣り人の車中泊がいっぱいの田原赤羽根海岸です。海岸公園内はキャンプ禁止なので、外れの砂浜にテントを張る予定。
昼過ぎまで海岸で日光浴し、午後から10km離れた「ほうべの森キャンプ場」に移動。
その晩は焚火をして肉を焼き酒池肉林予定。

ここまで書くと非常に贅沢な遊びと思われるでしょうが、実際は貧乏旅行なんです。
先々月、オカンの介護費用として10万円拠出したので、現在すっからかん。南信州電車&キャンプに行く予定でしたが諦めました。
近場だったら自転車で行けるし、「ほうべの森キャンプ場」は安い(¥2000)。しかも肉以外の食材は、家の畑から持っていく予定。酒も家から焼酎を持っていきます。
節約節約!

まさかこの年(60歳)で、学生時代と同じ貧乏旅行をするとは(笑)。

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台風一過、自転車キャンプ

2023年06月05日 22時51分36秒 | 自転車キャンプ・野宿
6月3日 土曜日 台風一過、自転車キャンプ

柔道をサボりました。すんません師匠。

退院後に施設に短期間入所し、体力の回復をはかっておったオカンが、6月の後半に実家に帰ってきます。それ以降は私も月に1~2回は帰って、世話をしないといけなくなります。キャンプや旅行は一時中止せざるを得ません。当分行けなくなるのだ(泣)。
で、台風一過で晴れたので、久しぶりにキャンプに行ってきました。場所は私がよく行く田原市の「ほうべの森キャンプ場」です。

ここは人気のキャンプ場でして、土日は数か月前からいっぱいなんですけど、台風のためキャンセルがあったらしく、ホームページで確認して電話しGET!
という事で、土曜日の朝9時に急遽予定を変更し、大急ぎで自転車キャンプの荷物を作り、10時には出発しました。慌ただしかったなあ。
蒲郡の竹島で昼飯を食べて、国道23号で豊橋に入ったあたりから、国道は大渋滞!
渋滞を尻目に自転車ですいすい行くと、バイパスとのインター付近でとんでもない光景が。
水没したらしい車やトラックがゴロゴロ。あちこちで道を塞いでる。これが渋滞の原因だったのかあ!
水没した車を、20台くらい見ました。
いつも見る緑豊かな畑が海になってた。ひょえええー。
水が引いた後、この畑って使い物になるのかなあ?大量の土砂やゴミが流れてて、しかも下水や汚水も被ってるから、すぐには使えないと思う。うーむうーむ。
上の写真以外も、バイパスをくぐる半地下の農道が冠水で通れなかったりしてました。
豊橋の市民病院から西側は、もともとが埋め立て地・干拓地なんですよね。だからこういう被害に会いやすいと言えばそうなんですけど・・・。
さて渥美半島根元の丘陵地帯から田原市に入り、途中のFEEL(食品スーパー)で買い物をしてからキャンプ場に向かいました。
たったの65kmなんだけど、交差点や信号・丘陵地帯・歩道橋などがあって、5時間かかってしまいました。グーグルマップだと自転車は3時間半なんですけど・・・そんなに速く走れるかあ!
しかも西尾から豊橋まで東に向かう時は追い風でしたが、方向転換して豊橋から田原へ西に向かうと向かい風。じぇんじぇん進まん。
ぜえぜえはあはあ、ようやく到着し、へたり込んでたらキャンプ場に人に心配されてしまいました。
さて中央のだだっ広い芝生広場は、雨でぬかるんでいるので使用不能だそうです。少し離れた所が乾燥していたので、立木の隣にテント設営。
風が強かったので、テントと立木・自転車との間に細引きロープを引き、吹き飛ばされないようにしてました。
焚火セット持ってきたんですけど、風が強くてとても出来ません。お隣さんはやってましたが(笑)。私は怖くて出来ない。火の粉が飛んで隣のテントにでも穴を開けようなら、とんでもない事になります。
何しろ酒をコップに継いだ途端、風に吹かれた落ち葉が入っているという(笑)。こりゃあ料理も出来んわ。
夜の6時になると益々風が強くなり、あちこちのテントではペグを打ち直す音が(笑)。
私の登山用の石井スポーツのテントは、クロスアームのドーム型で雨や雪に強いのですが、台風並みの暴風だと物凄く揺れます。天井から吊り下げたランタンが踊ってる。
「いかん、これは移動しよう!」
こういう時、2人用登山テントは楽で、荷物を入れたまま林の中に移動しました。
林の中だと風の影響はあまり無いのですが、7時の時点で真っ暗。
まあ仕方がない。

調理が出来ないので、大量に買って来たリンゴとバナナで腹を膨らませ、焼酎を飲んでごろ寝。
ごうごうと鳴る風の音を聞きながら、ひたすら読書。
「楡家の人々」北杜夫 新潮文庫
とりあえず読んだのは上巻だけ。面白い!

夜の8時から寝てしまって、10時くらいに風の音で目が覚めた。トイレに行こうとするが相変わらず物凄い風。
遠くのテントで悲鳴と叫び声がした。多分ファミリーで来ている人たち。
「皆テントのポールを掴め!」
「わかった、お父さん!」
「わああああ!」
声が風に乗って流れて来る。笑っちゃいけないけど笑ってしまいました。
子供達には良い思い出になるでしょう。
さて暴風にもかかわらずぐっすり眠った私は、朝の4時起きでラーメンを作り、風のおさまったキャンプ場を散策。6時にはゆっくり撤収にかかり、7時にはキャンプ場を後にしました。
何故こんなに早く出発したかといいますと、昼から岡崎で献血の予定があるのです。直接行こうかなと思ったんですけど、東岡崎駅の目の前に献血センターがあり、自転車を置く場所が無いのです。どこか探せば隅に置く場所ぐらいはあると思うのですが、地球ロックが出来ない。荷物置きっぱなしになる。もひとつ私が汗まみれ。
一遍家に帰ってから献血に行こうと。となると、4~5時間かかるとして7時出発しなければいけないのです。
相変わらず慌ただしいですなあ。
でお約束通り、帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使いました。
途中のラグーナのベンチで昼飯を食べていると、隣のロードのお兄さんに話しかけられました。
「日本一周ですか?」
いえいえ、たったの1泊2日です(笑)。遠州灘に行ってきました。
その方も普段はキャンプによく行かれるそうです。自転車仲間、ただし自転車は私のと違って高い(笑)。
今回は柔道をサボって自転車キャンプに行ってみました。これから介護やら地区の仕事などで、中々フルのキャンプが出来なくなるので、当分無理かなと。
台風一過なのでキャンプ場も空いてましたし、風が強かったので、この時期にしては珍しく虫がほとんどいませんでした。
ゆるキャン△の女の子たちが、冬キャンを楽しむのもわかる気がします。夏はやはり車中泊かな?バッテリー式扇風機を買おうと思う。

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