4月9日 東海道細切れラン 岡崎藤川宿~豊橋
本当は朝から晴れてたら、愛知県の山奥・奥矢作に足を伸ばして、「矢作川全制覇ラン」の続きでもしようかなと考えておった。
が9時まで雨が降っておりまして、しかも奥矢作に行くには香嵐渓を通らなければいけない。ここは桜の名所なので、大渋滞が予想されるのだ。
「矢作川遡上は次回にしよう。今回は東海道マラニックだあ~」
今まで東海道は、新安城~岡崎藤川宿、豊橋~浜名湖は走った事があります。今回はその間を走ってみました。
10時半に家を出て、豊橋駅前に到着したのが11時半でした。有料駐車場に車を停めて、豊橋駅から名鉄に乗ります・・・って、でっかい駅やのに電車が中々来ない。
特急は来るのだが、急行や普通が来ない。何でだあー!
よく見たらこの駅変ってますね。JRと名鉄がホームどころか同じ線路使って電車が来てる???
後で調べたら、豊橋駅近くの線路はJR飯田線で、名鉄はその線路を間借りして電車を通しているらしい。愛知県に住んでいながら初めて知りました(笑)。それで本数が少ないのか。
30分後に急行が来たので岡崎市の本宿駅まで乗り、そこから各停に乗り換えて藤川に到着。電車に乗ってるより、待ってる時間のほうが長かった(笑)。
さて藤川宿ですが、江戸から数えて37番目の宿場町。約1キロ半の旧街道が、国道1号線に沿って続いております。とは言っても車がガンガン通るので、非常に危なっかしい。古い家と新しい家が混在しているので、街並みも「保存されてる」という景色ではありません。
でも時折こういう格子の旧家があるので、目を楽しませてくれます。と思ってたらこんな家から頭金髪の兄ちゃんが出て来た。笑った。
隣の集落名電山中へは、田んぼ道から1号線を跨いで旧街道を行きました。途中から国道に合流して、本宿に入るとひときわ目立つ松の木が。ここからしばらく松並木があります。
旧街道沿いは神舎仏閣が多く、そういうのが好きな人にはたまらんと思いますが、私は桜などきれいな景色が無いと足を止めません。
でも東海道ウォーキングをされている方はちらほら見ましたので、そういう方はいろいろと見て回るんでしょうね。残念ながら私には、そっち方面の素養が無い(笑)。
丁度分水嶺の個所に本宿の門がありました。ここから先は東三河地方の豊川市です。
ゆったりした坂道を下っていくので、非常に走りやすかった。国道を行くので、東海道を走るロードレーサーと数十台すれ違いました。
ここで反対車線に「日本一周」というボロボロの旗を掲げた荷物満載のランドナーを発見!写真撮る暇なかったのですが、ちょっと感動しました。今の世でもこんな事する奴はいるんだなあ。
さて山間から下って行って、東海道36番目の宿場町赤坂に入る。ここも東海道は生活道路を兼ねておりまして、古い建物と新しい住宅が混在しております。国道1号は歩道が整備されてて走りやすいのですが、騒音や排気ガスが無い分旧街道のほうが精神的に楽です。
途中で寄った関川神社の天然記念物の楠です。
と写真を掲載してキャプションを書いておりますが、やはり先ほど書いたように、私には歴史・郷土史に対する興味・知識・素養がほとんど無いので、心の中では、
「ふーん、それで?」
となってしまっておるのだ。いかんいかん。
ああああ、高校時代に歴史の勉強をさぼった結果がこれである。
英語もサボったな(笑)。化学と物理もサボったな。数1は勉強したけど数2Bと数3は寝てたな。
漢文は、「何で中国の詩の分解をせなあかんねん」と言って、全然せんかったもんな。
この年になっても、神社仏閣・歴史・古文・漢文に関するものが出てくると、知識教養が無いのでパニックを起こし、
「ありおりはべり、いまそかり」
と呪文のように唱えてしまうのである。
赤坂を過ぎると、観光地にもなってる御油の松並木を通っていく。ここが気持ちいい。
観光客もちらほらおりまして、カメラ片手に歩いております。
生活道路化してるとはいえ、旧東海道はこういう桜並木も所々有るので、走ってて楽しいですね。
今週が最後という事で、花見のお客さんも沢山おられました。
先日岡崎公園の桜ランをした時とは違って、こういう田舎の桜は地元民が中心です。観光バスで乗り付けた他の地方の日本人もおらず、中国語・韓国語も全然聞こえません。こういうのも良いのかも。
御油から小坂井に入りますと、いきなり通行止め・・・って祭りが行われておりました。しばし地元の方々に混じって見物させていただきました。
上の写真では、真ん中の着物を着飾った人は、実は人形です。法被を着た人達が、山車に乗せようとしておりました。
こちらは、藁で編んだ巨大なものを、皆で担いで神社に奉納するところです。
「こらあ!こっちを担げ!」
「手を抜くんじゃねえ!馬鹿野郎!」
法被を着た若い兄ちゃん達が、同じく法被を着た年寄り連中に、怒鳴りつけられております(笑)。わははは、兄ちゃん頑張れ!
小坂井を過ぎると、歩道の無い旧街道は交通量が増えて危険になったので、国道1号線を走った。
でこれが全然面白くない!カーマやオートバックスやスーパーなどの大型店を見ながら走るのは苦痛です。残り7キロは排気ガスと騒音で嫌だった。
「早く豊橋に着きたいよう。国道1号線は面白くない」
でもロードレーサーの人たちは、旧街道では全然見ずに、1号線でしか見ないのです。あの人達は国道を走って面白いのか?旧街道はスピードは出せないけど、景色や雰囲気は面白いのになあ。
これをお読みのロードレーサーの方に質問なんですが、スピードの出せない旧街道と、ガンガン飛ばせる国道だと、どっちを選ぶのでしょうか?
豊川です。ようやく豊橋市内の中心部に来ました。このあとは豊橋駅まではしって終了!
約4時間、25キロの旅でした。足がくたくたです。
「一人で東海道マラニック」は続けます!
次回は桶狭間~安城間?それとも浜名湖~浜松?かなり先にやる予定です。
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本当は朝から晴れてたら、愛知県の山奥・奥矢作に足を伸ばして、「矢作川全制覇ラン」の続きでもしようかなと考えておった。
が9時まで雨が降っておりまして、しかも奥矢作に行くには香嵐渓を通らなければいけない。ここは桜の名所なので、大渋滞が予想されるのだ。
「矢作川遡上は次回にしよう。今回は東海道マラニックだあ~」
今まで東海道は、新安城~岡崎藤川宿、豊橋~浜名湖は走った事があります。今回はその間を走ってみました。
10時半に家を出て、豊橋駅前に到着したのが11時半でした。有料駐車場に車を停めて、豊橋駅から名鉄に乗ります・・・って、でっかい駅やのに電車が中々来ない。
特急は来るのだが、急行や普通が来ない。何でだあー!
よく見たらこの駅変ってますね。JRと名鉄がホームどころか同じ線路使って電車が来てる???
後で調べたら、豊橋駅近くの線路はJR飯田線で、名鉄はその線路を間借りして電車を通しているらしい。愛知県に住んでいながら初めて知りました(笑)。それで本数が少ないのか。
30分後に急行が来たので岡崎市の本宿駅まで乗り、そこから各停に乗り換えて藤川に到着。電車に乗ってるより、待ってる時間のほうが長かった(笑)。
さて藤川宿ですが、江戸から数えて37番目の宿場町。約1キロ半の旧街道が、国道1号線に沿って続いております。とは言っても車がガンガン通るので、非常に危なっかしい。古い家と新しい家が混在しているので、街並みも「保存されてる」という景色ではありません。
でも時折こういう格子の旧家があるので、目を楽しませてくれます。と思ってたらこんな家から頭金髪の兄ちゃんが出て来た。笑った。
隣の集落名電山中へは、田んぼ道から1号線を跨いで旧街道を行きました。途中から国道に合流して、本宿に入るとひときわ目立つ松の木が。ここからしばらく松並木があります。
旧街道沿いは神舎仏閣が多く、そういうのが好きな人にはたまらんと思いますが、私は桜などきれいな景色が無いと足を止めません。
でも東海道ウォーキングをされている方はちらほら見ましたので、そういう方はいろいろと見て回るんでしょうね。残念ながら私には、そっち方面の素養が無い(笑)。
丁度分水嶺の個所に本宿の門がありました。ここから先は東三河地方の豊川市です。
ゆったりした坂道を下っていくので、非常に走りやすかった。国道を行くので、東海道を走るロードレーサーと数十台すれ違いました。
ここで反対車線に「日本一周」というボロボロの旗を掲げた荷物満載のランドナーを発見!写真撮る暇なかったのですが、ちょっと感動しました。今の世でもこんな事する奴はいるんだなあ。
さて山間から下って行って、東海道36番目の宿場町赤坂に入る。ここも東海道は生活道路を兼ねておりまして、古い建物と新しい住宅が混在しております。国道1号は歩道が整備されてて走りやすいのですが、騒音や排気ガスが無い分旧街道のほうが精神的に楽です。
途中で寄った関川神社の天然記念物の楠です。
と写真を掲載してキャプションを書いておりますが、やはり先ほど書いたように、私には歴史・郷土史に対する興味・知識・素養がほとんど無いので、心の中では、
「ふーん、それで?」
となってしまっておるのだ。いかんいかん。
ああああ、高校時代に歴史の勉強をさぼった結果がこれである。
英語もサボったな(笑)。化学と物理もサボったな。数1は勉強したけど数2Bと数3は寝てたな。
漢文は、「何で中国の詩の分解をせなあかんねん」と言って、全然せんかったもんな。
この年になっても、神社仏閣・歴史・古文・漢文に関するものが出てくると、知識教養が無いのでパニックを起こし、
「ありおりはべり、いまそかり」
と呪文のように唱えてしまうのである。
赤坂を過ぎると、観光地にもなってる御油の松並木を通っていく。ここが気持ちいい。
観光客もちらほらおりまして、カメラ片手に歩いております。
生活道路化してるとはいえ、旧東海道はこういう桜並木も所々有るので、走ってて楽しいですね。
今週が最後という事で、花見のお客さんも沢山おられました。
先日岡崎公園の桜ランをした時とは違って、こういう田舎の桜は地元民が中心です。観光バスで乗り付けた他の地方の日本人もおらず、中国語・韓国語も全然聞こえません。こういうのも良いのかも。
御油から小坂井に入りますと、いきなり通行止め・・・って祭りが行われておりました。しばし地元の方々に混じって見物させていただきました。
上の写真では、真ん中の着物を着飾った人は、実は人形です。法被を着た人達が、山車に乗せようとしておりました。
こちらは、藁で編んだ巨大なものを、皆で担いで神社に奉納するところです。
「こらあ!こっちを担げ!」
「手を抜くんじゃねえ!馬鹿野郎!」
法被を着た若い兄ちゃん達が、同じく法被を着た年寄り連中に、怒鳴りつけられております(笑)。わははは、兄ちゃん頑張れ!
小坂井を過ぎると、歩道の無い旧街道は交通量が増えて危険になったので、国道1号線を走った。
でこれが全然面白くない!カーマやオートバックスやスーパーなどの大型店を見ながら走るのは苦痛です。残り7キロは排気ガスと騒音で嫌だった。
「早く豊橋に着きたいよう。国道1号線は面白くない」
でもロードレーサーの人たちは、旧街道では全然見ずに、1号線でしか見ないのです。あの人達は国道を走って面白いのか?旧街道はスピードは出せないけど、景色や雰囲気は面白いのになあ。
これをお読みのロードレーサーの方に質問なんですが、スピードの出せない旧街道と、ガンガン飛ばせる国道だと、どっちを選ぶのでしょうか?
豊川です。ようやく豊橋市内の中心部に来ました。このあとは豊橋駅まではしって終了!
約4時間、25キロの旅でした。足がくたくたです。
「一人で東海道マラニック」は続けます!
次回は桶狭間~安城間?それとも浜名湖~浜松?かなり先にやる予定です。
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