顔面から落ちる

8月19日　土曜日　顔面から落ちる

お盆を挟んでの２週間ぶりの柔道です。
しかし練習前から疲れてダウン寸前でした。嗚呼、土曜日に仕事したくないよう・・・。

何とか仕事を終えて道場に駆け付けると、今日は若い人たちがいっぱい。
碧南から来ておられるY本さん（私たち年寄りは『Y本先輩』と、からかって呼んでおります）の、大学柔道部時代の同期の皆さんたちです。

いわゆる柔道体系体形の、熊かゴリラみたいな人達。
寝技乱取りが始まったけど、「こんな人達の中に入ったら死ぬなあ」とI瀬先生と話して見学してました。しかしI瀬先生は、乱捕りの欠員が出た瞬間、年齢差20歳をモノともにせず、乱捕りに入っちゃってた。年齢差20歳でガチ乱取りは凄いよなあ。

さて打ち込みは・・・バテた。
普段200回を超えるのですが、今回は150回で急遽中止。師匠も私もフラフラになってしまった。熱中症の初期症状です。
「すまんT岡君、僕はスタミナ切れだ。今日、草刈りをしてから柔道に来たのが間違いだった」
「先生、僕も早朝に草刈りをして、その後会社に行ってから来たんですが・・・もうバテてしまいました」
二人して話した結論は、
「猛暑日に草刈りをして、柔道に来たらアカン」

その後はへたり込んで、
「草刈り機のエンジンの熱でやられた」
「扇風機付きのシャツを買おうかな」
「この間マムシを草刈り機で真っ二つにしてね」
「イネ科のほっそい雑草が刈りにくい」
という草刈り談義で終わってしまいました。私たちはいったい何の話をしているんだ(笑)。

さてしばらく休んでから回復した後、Y本先輩に乱捕りの相手をしていただいた。
最初右組みで組んで踏み込んだのは良いものの、左膝が「カクッ」となって力が抜けて、自分から崩れてしまった。自爆とはこの事。
「大丈夫ですか？」とY本先輩。
すいません。やはり左膝は踏ん張れません。

まあそれは想定内の自爆(笑)。
Y本先輩の背負いを喰らった。我慢せず素直に投げられてしまえば良かったのかもしれない。が、踏ん張ってしまったので、中途半端な状態になり顔面から畳に激突。
やばい！鼻は大丈夫か？
顔をペタペタ触ったけど、鼻血は出ていない、口の中を切っただけで済んだ。良かった良かった、怪我は大丈夫であった。

家に帰ってから飯を食ってると、「ゴリッ！」という音がして、3ミリぐらいの小さな石が出てきた。
「これって歯？」
どうやら顔面から落ちた際に、ひびが入ってしまったらしい(笑)。

顔面で受け身を取るとこうなります。下手糞な証拠(笑)。

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