48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

日本土木敗北の地 青崩峠を走る

2025年01月09日 23時43分07秒 | 峠越えラン
1月4日 土曜日 日本土木敗北の地 青崩峠を走る

正月休みです。
昔は温泉旅行に行ったり、スキー旅行に行ったりしてたんですが、ここ10年はどこにも行ってません。子供が中学に上がったぐらいから、家族旅行は激減しました。
会社の若い奴に聞いても、ほとんどが寝正月だそうです。
私が若い頃はバブル絶頂期でしたので、若い人でも海外旅行・スキー旅行が当たり前だったんですが、確かに円は世界最強の通貨でしたもんね。
映画「ブレードランナー」では、日本語が満ち溢れてたり、「ダイハード」の舞台が中村ビルだったり。
今では見る影もありませぬ(笑)。
で、うちの家族も寝正月OR名古屋岡崎に日帰りでバラバラ行動、だったんですけど、
「せっかくの休みがもったいない!」
という事で、単独で山奥に行って走ってきました。以前から走りたかった「青崩峠」です。
青崩峠(Wikiより)・・・・・・
青崩峠(あおくずれとうげ)は、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家と長野県飯田市南信濃八重河内の間にある標高1082メートルの峠である。
地質的には中央構造線に沿って谷筋が形成されており、峠はその谷頭に位置する。地盤は中央構造線の活動の影響を受けて脆弱であるため、崖崩れが多発する険しい地形であることからこの名がある。
地形の急峻さと地盤が脆弱なために道路(青崩峠道路)建設では計画変更・事業の遅れが発生し、2017年版までのツーリングマップルでは「あまりの崩落の激しさに日本のトンネル技術が敗退」と評されていた。
2019年12月に青崩峠トンネルの調査坑(池島トンネル)が、2023年5月26日に本坑が、それぞれ貫通している。
前から大阪と奈良の生駒山越えの「暗峠(くらがりとうげ)」と共に、走ってみたくて目を付けてました。詳しくは上の写真をクリックして下さい。某ユーチューバー作成の説明が見れます。動画は幾つかありましたが、これが一番詳しく解説されております。
峠から5kmほど手前の広い路肩の駐車スペースに車を置きました。ここら辺は三遠信自動車道の建設現場なので、普段は工事車両が出入りしておりますが、正月休みなので誰も居ません。
ちょっと登った先に数件の集落と津島神社がありましたが、神社自体は崩落して入れませんでした。
とにかく坂道が急すぎるのです。5km行くのに高低差500mアップします。平均斜度はかなりきついので、走ってるにもかかわらずスピードが出ない。
ひいはあひいはあ、しんどい。
足神神社を通り過ぎ、静岡県磐田市のマスコット・しっぺいくんのお墓を過ぎ、大昔の木材職人さん達のお墓跡を過ぎて・・・なんじゃこりゃあ?
景色一変、雪景色。
標高を急激に上がるという事は、こういう事なのかあ。
幸いにして谷間で林の中なので風は無し。しかしここからは滑りそうなので歩きに変更です。車が通った跡の圧雪された部分はツルツルなので、靴が濡れるのを覚悟でふわふわの部分を、ずぼっずぼっと歩いております。
雪が浸みてくるくるよう、ちべたいよう。
峠まで残り700mという所で、工事の為林道が通行止めになり、そこからは古道(登山道)に入りました。森の中の登山道なので最初は雪が無かったんですけど、200mほどで積雪が20~30センチくらいになり。靴が滑るようになってきた。あちゃー、ここまで来て敗退か。
しかも雪に覆われていて、道が分かりません。どっち行けばええんや?
こんなとこで道迷いかあ!
リュックから国土地理院の地形図とオイルコンパスを取り出し、見当を付けて歩いてました。山は地図が必携・冬は凍結しないオイルコンパスですな。
一応これでも登山家です(笑)。
普通のコンパスだと、氷点下では凍結して使いもんにならんのです。新田次郎の「八甲田山死の彷徨」って読まれたことあります?通常のコンパスが、全然使い物にならない事が書かれてます。
高くても良いものを買いませう(笑)。
「滑るよ!すっごい滑るよ!」
と、桜庭和志みたいなセリフを呟きながら、橋を恐々歩いております(笑)。
本当に滑ってこけた。
じゃーん!青崩峠に到着しました!
峠ランと銘打ってますが、実質半分しか走ってません。気温は2度、標高1082m、さぶい~。
こんなとこに居ても凍えるだけなので早々に退散しました。滞在時間3分。
登りよりも帰りのほうが滑りやすく危険です。こんな所で怪我してもたまりませんので、一歩一歩恐々と歩いて帰りました。
距離は短いのですが、累積標高は500mを越えました。かなりの斜度です。

青崩峠から5km離れた所に兵越峠があり、そこも有名なので走ってみたい。
兵越峠は、信州側と静岡側が綱引きをし、勝ったほうが境を1m進める事が出来るというお祭りがあるそうです。
ぜひ走ってみたいし、お祭りも観てみたいなと。
帰りは「本宮の湯」にでも寄りたかったんですが、駐車場の混み具合を見て諦めました。
次は「暗峠」だあ!

柔道のランキングに参加しております、下のバナーをクリックしてね。

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする