48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

何でもかんでも「押忍!」でいいのか

2012年08月06日 03時44分53秒 | 空手
8月2日(木)空手の練習日
夏季セールに突入したので、仕事は忙しい。でも練習には行くのだ。
さていつも通りに遅れて練習に駆け付けたところ、またもや新しい見学者の方がおられました。1年前に先輩のAさんが、呈峰会館より独立して立ち上げた「フルコンタクト空手蒲郡三谷道場」ですが、会場をお借りしている蒲郡市勤労青少年ホームの館長さんのご協力もあり、人数がどんどん増えております。
昨年末に勤労青少年ホームで作成した小冊子に、会員募集の紹介ページを載せていただき、その後じわじわと人数が増え20名を突破し、最初の頃の3倍になっております。人数が増えるという事は、責任が出てきますので、それなりに大変ですが、仲間が増えるのは非常に嬉しいです。
前にも書きましたが、岡崎市に本拠を置いて三河のあちこちに支部のあった某フルコンタクト空手団体(呈峰会館)に所属しておりました。毎週3回から4回、時には5回みっちり練習していて、非常に楽しかった。先生方も親切だったし、同年代の仲間も沢山いて、居心地のいい場所でした。
そんな良い人ばかりの所でも、ゴタゴタは起るんですねえ。私だけでなく嫁さん子供も習っていたので、上層部のゴタゴタはホント嫌気がさしました。私もゴタゴタを知ってすぐ辞めたのですが、私より一足早く辞められていたAさんが、同じ時期に辞められた蒲郡の生徒さんを集めて、練習会(?)を始めたのがきっかけ。最初は私たち家族を含めて、5~6名だけでしたが、現在は少年部では会場が手狭になるほど増えました。嬉しい限りです。
実は柔道を始めたのも、そのゴタゴタがあったからなんです。
6年前に何か武道を始めようと思った時、最初に頭に浮かんだのが柔道でした。ただ柔道の場合は、敷居が高くて中年の初心者が気軽に跳び込める雰囲気ではありません。結局、中高年大募集!と看板に大きく書かれている空手の、しかも週に何回も通える地元の大きな道場にしました。空手を始めてからも、柔道には非常に興味がありまして、
「いずれはやってみたいなあ」と思ってました。
それに、もし空手と柔道が相まみえたと仮定したら、(顔面無しで、同じ体格・同じ身体能力・同じ修行期間とした場合)、圧倒的に柔道が強いと思っております(すいませんAさん)。
それで前の會館を辞めた後、週4回の練習が週1回に減った事もあり、
「この機会に柔道を習おう、人生のラストチャンスだ!」と思ったからです。
何故他の空手の流派にしなかったか?答えは簡単。
柔道だったらどこに行ってもルールは同じですし、同じ協会ですから、多少は教え方に違いはあっても、世界共通万国共通です。空手だと、寸止めスポーツ空手とフルコンタクト空手では、ルールどころか構えや技も全然違います。同じフルコンタクト空手でも、極真と大道塾では全く違う(大道塾は空道と言ってます)。サッカーとバスケットボールほど違います。
それ以前に、既存の空手団体特有の、個人商店的かつ非合理的体質というものが嫌になりました。何でもかんでも「押忍!」ではいかんです。練習中はともかく、私生活まで「押忍!」は駄目ですね。
柔道でも空手でも、出来るだけ長くしてみたいです。1~2年で辞める方も多いと思いますが、私自身は「細く長く」行きたいです。怪我で断念される方も多いので、私も注意したいと思います。
さて一般部では、AさんとHysさんが、メンホーとグローブを着け、本格的な顔面有りのスパーリングを開始しました。空手特有のベタ足ではなく、ボクシングのようなステップワークを使わないと、パンチが伸びません、当たりません。1ラウンドしか見ていないのですが、これ程まで違うものなのかと思いました、特にジャブの有効性を認識しました。
私も早く注文しよっと♪

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5 コメント

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Unknown ()
2012-08-06 10:43:19
う~ん、興味深いですね!!空手VS柔道

「もし空手と柔道が相まみえたと仮定したら、(顔面無しで、同じ体格・同じ身体能力・同じ修行期間とした場合)、圧倒的に柔道が強いと思っております(すいませんAさん)。」

・・・たぶん両方やった方が戦闘能力は格段に上がる気がします。

なぜか?これまた素人の勝手な見解ですが・・・多分、空手の突き、蹴りは柔道家にとって未知の領域です。(ケンカ慣れしている人は別です)突き、蹴りの軌道も読めないので一回しか戦わないなら空手にも十分に勝算は有ると思います。ただ、突きや、蹴りの軌道は案外早く吸収できると思います。一ヵ月も空手のスパーリングをすればある程度受け方が解ってきます。見た目は同じようにあたっていてもダメージは初めに比べれば1/10以下でしょう、若しくは全然きいてません。対して僕から見ると柔道の技は一ヵ月やそこらで見につくものではない気がします。相手の、バランス、自分の軸、タイミング、これらを習得するには多分一ヵ月やそこらでは難しい気がします。なので何度も戦い、ある程度、空手の動きを理解してきたら柔道の方が強いかと思いますが、一回勝負で柔道の方が全く柔道しか知らなければ、まして、組んだところから始めるならともかく、組んでないとこから始めるとなると空手有利のような気もします。あとは、柔道の方がローキック、ハイキック、突きに対して痛みをこらえてがむしゃらに掴みにこれる人なら柔道が有利かもしれません。

あとは、突発的に戦いになった場合、先に攻撃した方が断然有利ですね!

僕は、大人になってもこういう話題で楽しくお話ししてくださる友人?(失礼しました)がいること、たくさんの子供たち、大人の方と一緒に楽しく汗をかけることをとても幸せだと思います。こないだ入会された方は「30年ぶりに心から笑った」と言ってくださいました。みんなで楽しく汗をかき、お互いを認め合い、いろんな意味で向上していける場所にしたいとおもいます。

あと、子供たちには僕自身全然立派でないし、よく、武道をやってる方は礼儀とか、挨拶とか、強くなることとかの大切さを伝えたいようですが、僕はまだ、伝えるほどのものはありませんがみんなで楽しく続けていけたら子供たちは自然とそういうことができるようになるのかなって気がします。自然とあいさつをしたくなるような、自然と礼儀が身につくような、自然と相手を思いやれて、認め合えるような・・・そういう場所にしたいです。

すみません、すごーく長い文になってしましました・・・


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追伸・・・ (A)
2012-08-07 09:52:57
フルコンカラテVS伝統空手の場合耳学問ですが顔面無ならフルコン有利、顔面有なら伝統空手有利というのを聞いたことあります。伝統空手のスピードはものすごく速いらしく、どちらかというとフルコンは多少打たれても前に出て我慢比べ的なところがありますが、顔面有だとそれが多分、難しくなるのでしょう!よく、柔道VS空手、とかボクシング、キック、・・・その他諸々のVS話題をそんなのはあり得ないとか、結局強い人が勝つとか全然違うものだからとかルールがとか、そういう議論を笑う人がいます、ま~もっともですが、確かに、将棋と囲碁どっちが強いって言われても困りますからね(笑)でも、僕自身、こういうの考えてると結構楽しいので考えちゃいます(笑)
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Unknown (Hys)
2012-08-07 14:33:05
確かに、日本では空手の各種団体が乱立していて、ルールや技術体系もばらばらですよね。
空手がオリンピック競技に採用されなかったのは、このことも一因になっているのではないでしょうか。
Aさんの言われるように、やっぱ空手と柔道の両方をやっている人は強いと思います。
T岡さんと組手をやっていて、組み付かれたら何も出来なくなってしまいますもん。
純粋に強さを求めていくと、結局は打・投・極のある総合格闘技や空道みたいな形態になるんでしょうね。
僕が空手をやっているのは単純に打撃系格闘技が好きだからです。
投げ技や寝技にも興味はありますが、腰に不安(椎間板ヘルニア疑い)があるので…

打撃系が好きな人は僕も含めて、見た目のカッコよさというか華麗な蹴りや突きに憧れを持っている人(ナルシスト?)が多いのではないでしょうか。
今は無きPRIDEなどの試合がTVで放映されて、空手が地上最強などという幻想を持つ人はいなくなったと思いますが、打撃系格闘技には子供の頃にブルースリーなどのアクション映画を観て以来のロマンのようなものがあるのだと思います。

追伸
とは言え、異種格闘技戦というのは夢がありますね~
他人の試合を観るのも面白いですし、自分だったら少林寺拳法やテコンドー、キックボクシングの選手と(軽く^^;)スパーリングしてみたいです。
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Unknown (A)
2012-08-07 16:02:47
僕は以前から柔道にも興味はありましたが、やはりHysさんと同じで腰に多少不安があります。でも無理しない範囲でやってみたいですし理屈抜きに柔道だろうと空手だろうと強いのはカッコいいと思いますし憧れます。だから自分も強くなりたいし、なんか強くなると人に優しくなれるような気がします。

でも、みなさん社会人なのでお仕事もあり、家族もありでTさんがおしゃってるように柔道でも空手でも、出来るだけ長く、「細く長く」怪我をしないように楽しく続けれたらなと思います。武道をやってる方にお叱りを受けるかもしれませんが、楽しいが一番!仕事を離れてストレス解消!いい汗かいて気分爽快!!でいいかなと思います。特に大人の方は!

それと「何でもかんでも「押忍!」ではいかんです」


その通りです。第一、武道やっていたって別に偉いわけでもないし、人間的に優れてるわけでもありません、それが、武道やっててちょっと強くなったり、〇〇長とか〇長とか「長」がつくだけで人間的にも偉くなり、何をしても許されると勘違いしてしまう人間がどうしても出てきてしまいます。

武道なんてやっててもやってなくても挨拶とか礼儀とか相手を思いやったり、認め合ったりすることは当たり前のことですから、武道なんて関係なくみんながそんな風に思えたら、世の中よくなるのにな~


ハハハッ(笑)脱線しまくりの話がデカくなりすぎですね・・・書いてて自分でも恥ずかしいです・・・

生意気いってごめんなさい。

TさんHysさんそれぞれのお考えに僕も大賛成です!
これからもよろしくお願いします。

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空想の産物です (T岡)
2012-08-07 17:08:23
うははは、「何々が強い、何々が実戦的だ」・・・こういう議論はバカバカしいのですが、面白い(笑)。
「もし空手と柔道が相まみえたと仮定したら、(顔面無しで、同じ体格・同じ身体能力・同じ修行期間とした場合)、圧倒的に柔道が強いと思っております」
と書きましたが、書いた本人は全然強くはないので証明できません(笑)。
基本は、楽しく健康に無理せず、です。
柔心流のワイズ先生のブログでもおっしゃられていたのですが、「何をもって護身とするかを考えたら、出歩くときは完全装備だ 云々」とのこと。まったく仰る通りです。
「何々が強い、何々が実戦的だ!」と言ってる私たちは、精神年齢が低い(笑)、でも楽しいですねえ。
昔、ウルトラマンとセブンはどっちが強い?マジンガーゼットとゲッターロボはどっちが強い?
という事を、真剣に議論していた子供時代を思い出しました。
もっともっとこの議論をしましょう。精神年齢が若返ります。
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