岩手日報より転載
ヤマブドウでスパークリング 岩泉の三セクがワイン開発
岩泉町の第三セクター・岩泉産業開発(加村喜久男社長)は、同町産のヤマブドウを使ったスパークリングワイン「宇霊羅(うれいら)スパークリング」を町内の酒販店で4日発売する。ヤマブドウの深い味わいと色が特長の新商品。はじける泡を加えて、町産ヤマブドウの消費拡大を目指す。
宇霊羅スパークリングは、姉妹品の「山ぶどうワイン宇霊羅」の販売5周年を記念して商品開発した。同ワインと山形県産ナイアガラの白ワインをブレンドし、透明感のある赤色に仕上げた。
ヤマブドウの深みとナイアガラの豊かな香りにスパークリングの清涼感が加わり、夏にぴったりの品。よく冷やして飲むのがおすすめという。商品名の宇霊羅は、町中心部の宇霊羅山にちなむ。
【写真=岩泉産のヤマブドウを使い仕上げた「宇霊羅スパークリング」】
宇霊羅スパークリングは1本720ミリリットル入りで、2500円(税込み)。限定2100本を販売。町内の道の駅「いわいずみ」「三田貝分校」では先行販売中。町内の小売酒販店で取り扱う。