河北新報より転載
大槌・旧役場庁舎問題 結論30日に
中村局長(右)と旧役場庁舎について意見交換する平野町長
東日本大震災で被災した岩手県大槌町の旧役場庁舎をめぐり、解体方針を掲げる平野公三町長は19日、県庁で県復興局の中村一郎局長と協議した。県側は町の結論を尊重する考えを示した。平野町長は30日の町議会全員協議会で、解体か保存かの結論を報告する方針を明らかにした。
平野町長は取材に「震災遺構に関する県の考えを聞くことができた」と述べた。庁舎の解体、保存をめぐり、町民などとの6回の意見交換を振り返り「さまざまな立場からの話を聞いた。町としてしっかりとした考えを固めたい」と話した。
中村局長は「一般的に言えば、震災の記憶の伝承という観点で震災遺構は大きな意義があるということを伝えた。遺族感情への配慮もあるので、町長の判断を尊重したい」と語った。
関連ページ: 岩手 社会 3.11大震災.
2015年11月20日金曜日
大槌・旧役場庁舎問題 結論30日に
中村局長(右)と旧役場庁舎について意見交換する平野町長
東日本大震災で被災した岩手県大槌町の旧役場庁舎をめぐり、解体方針を掲げる平野公三町長は19日、県庁で県復興局の中村一郎局長と協議した。県側は町の結論を尊重する考えを示した。平野町長は30日の町議会全員協議会で、解体か保存かの結論を報告する方針を明らかにした。
平野町長は取材に「震災遺構に関する県の考えを聞くことができた」と述べた。庁舎の解体、保存をめぐり、町民などとの6回の意見交換を振り返り「さまざまな立場からの話を聞いた。町としてしっかりとした考えを固めたい」と話した。
中村局長は「一般的に言えば、震災の記憶の伝承という観点で震災遺構は大きな意義があるということを伝えた。遺族感情への配慮もあるので、町長の判断を尊重したい」と語った。
関連ページ: 岩手 社会 3.11大震災.
2015年11月20日金曜日