岩手日報より転載
核のごみ、本県「一切受け入れず」 最終処分地選定
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定をめぐり、本県を含む13府県が候補地に選ばれても一切受け入れる考えがないことが28日、共同通信の調査で分かった。8道県も受け入れに否定的で、全体の半数近い21道府県が事実上拒否の姿勢を示した。
「本県は「一切受け入れる考えはない」と断固拒否の姿勢を示した。本県の北上山地海岸地域は地殻の安定性が高く、国が今後示す「科学的有望地」の一つとなる恐れもあるが、本県はこれまで調査段階から一貫して受け入れを拒否しており、今後も「東京電力福島第1原発事故で苦しんでいる地域がある」と、被災地の立場から拒否を貫く決意を強調する。
本県は「最終処分場候補に選ばれた場合、受け入れる考えはあるか」の問いに「一切ない」と回答。選定の不安や設置すべき場所などの質問には「現時点で回答に足る情報を持っていない」として回答しなかった。
(2015/11/29)
核のごみ、本県「一切受け入れず」 最終処分地選定
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定をめぐり、本県を含む13府県が候補地に選ばれても一切受け入れる考えがないことが28日、共同通信の調査で分かった。8道県も受け入れに否定的で、全体の半数近い21道府県が事実上拒否の姿勢を示した。
「本県は「一切受け入れる考えはない」と断固拒否の姿勢を示した。本県の北上山地海岸地域は地殻の安定性が高く、国が今後示す「科学的有望地」の一つとなる恐れもあるが、本県はこれまで調査段階から一貫して受け入れを拒否しており、今後も「東京電力福島第1原発事故で苦しんでいる地域がある」と、被災地の立場から拒否を貫く決意を強調する。
本県は「最終処分場候補に選ばれた場合、受け入れる考えはあるか」の問いに「一切ない」と回答。選定の不安や設置すべき場所などの質問には「現時点で回答に足る情報を持っていない」として回答しなかった。
(2015/11/29)