中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

上海 南翔老街

2020-08-13 00:08:13 | <上海>観光

南翔の歴史は古く、1500年以上あるそうです。

南翔老街には宋代、明代、清代の史跡が残る街並みがあります。

 

 

今回は先に古猗園に行ってから南翔老街に向かったので、古猗園を出て古猗園路を北へ、

橋を渡って左折、和平街を西方向へというルートで行きました。

到着まで距離にして600mぐらいです。

和平街も古いアパートを上手く改装して観光地らしい雰囲気を作っています。

 

 

南翔老街の面積はさほど大きくありません。

水路も狭く浅いので、同じく上海にある水郷古鎮の朱家角ような観光船もありません。

 

 

人民街、共和街、解放街の3つの道沿いに観光客向けの店や小籠包の店が並んでいます。

メインストリートの人民街には小籠包のお店がいっぱい。

観光客も結構います。

 

 

細くていい感じの路地の共和街にも駄菓子屋さんやお土産物屋さんがありますが、

短い通りなのですぐに終点になります。

 

 

双塔は五代(907年~960年)に造られました。

この塔が南翔老街のシンボルになっています。

 

 

双塔の塔と塔の間にあるのが解放街です。

この道は少し広いのですが、特に大した見所はありません。

 

 

雲翔寺の歴史は古く南北朝時代に建立されました。

双塔よりも400年以上前にあったことになりますが、

残念ながら今のお寺は近年修復されたもののようです。

 

 

南翔老街で最も人気がありそうな小籠包の店は雲翔寺の近くにある長興楼です。

が。。ちょっと人が多すぎて密密状態なのでここで食べるのは断念。

 

 

他の人民街の店に行って小籠包を食べることに。

ほとんどの店は外から見える場所で小籠包を包んでいます。

たぶん味の方はどの店でもそう大差ないとは思いますが、

見える場所で包んでいる店を選ぶ方が無難かと。

 

 

メニューを見るとあんかけおこげもあったので試しに頼んでみましたが、これは失敗。

予想に反して甘かった。。

ちゃんと揚げたておこげの上から、ジュ―という音を立ててあんをかけてくれただけに、

さらに残念度も上がってしまいました。

 

 

老街を一通り周るのに1時間も必要ないぐらいです。

共和街には、明代に造られて近年修復、一般開放された檀園があるので、

時間があれば、庭園なども覗いてみてもよいかと思います。

 

 

せっかく南翔に来たのなら老舗の小籠包もと思われる方なら、

古猗園路の小籠包店と食べ比べしてみるのはいかがでしょう。

古猗園と南翔老街、小籠包と合わせて駆け足なら半日程度、

のんびり周っても1日で十分です。

ちょっとした日帰り観光にお勧めです。

 

 

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上海 古猗園(gu yi yuan)

2020-08-06 00:08:08 | <上海>観光

古猗園は嘉定区の南翔鎮にある明代に造られた庭園で、

上海五大古典園林のひとつです。

 

 

上海五大古典園林とは、日本人にもお馴染みの豫園と、

酔白池、曲水園、秋霞園、ここ古猗園になります。

 

 

蘇州の園林と同様、江南の庭園らしい池を中心に配置された、

回廊や橋、明清代の建物などの景色が楽しめます。

 

 

明代には猗園と呼ばれていました。

中国最古の詩集、 詩経の中にある一節、緑竹猗猗から名付けられたと言われています。

 

 

名前の由来通り庭園には数か所に竹林が造られており、

竹の種類も豊富で80種ほどあるそうです。

 

 

竹林があると真夏でも涼しげな感じがします。

 

 

時代ごとに何度も持ち主が変わり増改築が繰り返されてきました。

現在の庭園の姿は清代にほぼ完成したようです。

 

 

園内は、逸野堂景区、戯鵝池景区、松鶴園景区、青清園景区、

鴛鴦湖景区、南翔壁景区に分かれています。

 

 

分かれていると言ってもぶらぶら散策しているだけだと、

どれがどれなのか分かりませんが。。

 

 

最近でもまだ増改築されているようで、

古いものから新しいものまで見所はたくさんあります。

 

 

古猗園の最寄駅は地下鉄11号線の南翔駅です。

駅から古猗園を通るバスも出ていますが、歩いても15分~20分ぐらいの距離です。

 

 

園内では季節に合わせて催し物があるようで、

春は牡丹、夏は蓮、秋は上海民族祭り、冬は新春園遊会と、四季を通じて楽しめます。

 

 

今年は鼠年なので、芝生の広場や周辺には、いかにも中国っぽい鼠がいっぱい。。

 

 

間違いなく最近造られたと思われる銅像が。

この人は豫園で有名な南翔小龍包の元祖、黄明賢さんです。

ここ南翔は小龍包発祥の地です。

 

 

南翔は上海の中では歴史のある街です。

せっかく南翔に来たのなら、お散歩と小籠包を食べて帰るのが定番?です。

古猗園路には元祖をはじめ老舗の小籠包屋さんが並んでいますが、

散歩をかねて南翔老街まで行ってから小籠包を食べることにしました。

 

南翔老街編に続きます。

 

 

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上海 迪士尼(ディズニー)小鎮

2020-06-11 00:17:00 | <上海>観光

ディズニー小鎮は、上海ディズニーランドに隣接する商業施設です。

薫衣草園の次はディズニー小鎮に行ってみました。

 

 

薫衣草園とは駅を挟んで反対方向です。

ディズニーランドの入り口を通り過ぎた先にあります。

 

 

上海ディズニーランドが再開して大勢の人が訪れているような記事を

日本のニュースで見たのか、中国のニュースで見たのか忘れましたが、

そこまでの言うほどでもなさそうです。

 

 

大きなディズニーショップでは、お土産を買う人で賑わっています。

いろんな人が商品に触れるためだと思いますが、入り口で必ず手の消毒をしていました。

 

 

奥へ進んでいくと、子供用の玩具や、

 

 

服屋さん、雑貨屋さんなど、いろんなお店が並んでいます。

さすがディズニーリゾート、こまめに掃除がなされています。

トイレも綺麗で安心。

 

 

迪士尼大劇院という劇場もありますが、残念ながらコロナのせいか、

公演は不定期なのか、開いている感じはありません。

 

 

レストランは和洋中揃っています。

ちらっとメニューを見た感じではどの店も値段は高いです。

一品50元以下のものはなさそうな感じ。

 

 

上海ディズニーランドの中は食べ物の持ち込みは禁止で、

飲食店は高すぎるし量も少ないと大不評なので、

どうせ高いなら中での食事は我慢して、ここで食べるのが正解なのかもしれません。

日本の豚骨ラーメン、一風堂も店を出しています。

 

 

最近、こんな感じの街並みを造って、ブランド品の店を並べたりする商業施設が増えました。

蘇州園区にも奕欧来買物村があります。(運営会社は同じだったかも)

 

過去記事

蘇州 奕欧来買物村

 

 

ディズニー小鎮は、買い物村風のエリアと湖側のエリアに分かれています。

湖側では大きなドナルドダックさんがお出迎え。

 

 

こちらのエリアは飲食店がメインのような感じです。

丼物などもある日本料理屋さんもあります。

日本料理というより、日式料理屋さん風の雰囲気です。

 

 

この建物の後ろに人工芝の広場があって、子供が遊ぶのにちょうどいい感じです。

屋根付きテーブルで休憩したりお弁当を食べることもできます。

こういう場所はなかなか空かないので運が良ければということになるかもしれませんが。。

 

 

上海ディズニーランド周辺には初めて行きました。

私はもう東京ディズニーランドで十分なので、

誰かを連れて行く必要がある時以外に中に入ることはない。。かな。

例年ならおそらくもっと観光客が多いのでしょうが、この程度の人出であれば、

しっかり対策さえしておけば、今行く方が楽しめるのかもしれません。

 

 

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上海 薫衣草公園(香草園)

2020-06-04 00:06:04 | <上海>観光

今、薫衣草公園ではラベンダーが見頃です。

花を見たり、写真を撮ったりする人達で結構賑わっています。

 

 

一面紫色のラベンダー畑が見事です。

百度で検索すると、薫衣草公園、香草園どちらの名前でも出てきます。

 

 

薫衣草公園の最寄駅は地下鉄11号線の終点、迪士尼駅。

そうです、上海ディズニーランドの隣にあります。

駅から、ディズニーランドと反対の方向に真っ直ぐ歩いて行くと到着です。

 

 

ディズニーリゾートは、ディズニーランド、薫衣草公園、

光明生態園、ディズニー小鎮などが一体となっています。

 

 

薫衣草園は、中国の大手乳製品メーカー光明乳業のブランド、莫斯利安の名前が冠に付いています。

となると、光明生態園の光明もそういうことなのでしょうか。

 

 

ラベンダーとほぼ同じぐらいの面積で馬鞭草も植えられています。

背の高い馬鞭草の方が、なんというかこう一面お花畑感のある写真が撮りやすいです。

 

 

濃い色がラベンダー、淡い色が馬鞭草。

香が強いのがラベンダー、いい匂いです。

 

 

日影が少ないので帽子や日傘は必須アイテムです。

日焼けと脱水には要注意。

公園の入り口にローソンがあるので飲み物を買って入りましょう。

 

 

広い芝生の広場には屋台が並んでいます。

テーブルには屋根が付いているので、ここならお弁当なども食べられそうです。

 

 

花畑の種類はざっくりとラベンダー、馬鞭草、バラの3つ。

バラ園はもう時期が過ぎたのでしょうか、もう萎れているものが多いです。

 

 

そういえば日本にいる時に花畑なんて数えるほどしか行ったことがありませんでした。

行った時も何かのついでみたいなぐらいで。。

花を眺めながらぼんやりと思い出しました。

 

 

今年の後半から来年、再来年にかけて中国でも経済的な問題が出てくるのかと思います。

うちの会社はすでに今年の後半から厳しくなることが見えてきています。

(まぁ、今までもずっと厳しいんですけどね)

でもラベンダーの効能のせいでしょうか、

仕方ないか、なんとかなるさという気分になりました。

 

 

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上海 浦江郊野公園

2020-04-30 00:04:30 | <上海>観光

浦江郊野公園は上海市の南の方にある大きな公園で、

上海市が郊外に建設を進めている5大郊外公園のひとつです。

 

 

この公園の一番の見所は、奇跡花園と名付けられた花畑です。

 

 

地下鉄最寄駅は8号線の終点、瀋杜公路駅です。

駅から少し歩きます、駅に近い入り口は1号門になります。

入園料は50元です。

 

 

私が行った時にはまだ入場人数制限があって事前予約も必要でしたが、

見た感じ明らかに公表している制限人数を越えているような。。

 

 

家族連れや若い人達で結構な賑わいでした。

 

 

入場ゲートを通ってすぐにあるのが花精霊城堡。

花精霊城堡に登ると、奇跡花園の全体を見渡すことができます。

 

 

また奇跡花園を囲む回廊からは、いろいろな方向から花畑を眺めることもできます。

 

 

公園の総面積(計画面積)は15平方km以上ありますが、

現在開園しているのはまだ一部分のようです。

 

 

奇跡花園の他には、活力森林区、柳鷺田園区、森林遊憩区、濱江漫歩区などがあります。

2時間ほどあればぐるっと一回りできそうです。

 

 

基本的には草木を愛でる公園のようです。

色とりどりの花が楽しめます。

 

 

季節ごとに植え替えられているのかと思います。

 

 

食事ができる場所はいくつかあります。

池の近くには軽食や売店、他にもレストラン、バーベキュー広場などがあります。

 

 

レストランには観光施設の中としてはリーズナブルな価格の定食もあるようですが、

まぁ美味しくはないでしょうね。。

 

 

奇跡花園以外の見所はほとんどありません。

花畑はしっかり手入れされていて綺麗なのですが、

これで50元を取るのはちょっと高いかなぁという印象です。

確かに手間はかかっていると思うので仕方ないですかね。

 

 

普段であれば、上海は仕事をするだけでほとんど出かけることはありませんでしたが、

今は蘇州に帰るのも少々面倒になっているので、

休日には上海の公園巡りをしたりしています。

 

 

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