中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

湖北省恩施 恩施大峡谷(七星寨景区)

2019-06-27 00:06:27 | <湖北省>

恩施大峡谷旅游景区は、七星寨景区と雲龍地縫景区を合わせて、

総面積は32.5平方kmあります。

 

 

断崖絶壁、峡谷、石柱、洞窟などなど、

様々な自然の景観を楽しむことができます。

 

 

七星寨景区は麓から見ると一つの大きな断崖の山に見えますが、

登ってみると大きな石柱がいくつもあります。

 

 

まずは山の上までゴンドラに乗って登ります。

地図を見ると歩いて登るルートもあるようです。

 

 

ゴンドラを降りた所は山の南西の端。

ナニコレ岩山の頂上に来ただけ?みたいな感じです。

ここから北東の方向に縦断します。

 

 

30分ほど歩くと景色が変わってきます。

石柱群が見られるのは最後の方です。

 

 

ちょうど中間地点ぐらいに綺麗なホテルと休憩施設があります。

休憩場所は、ここ以外にもいくつか点在しています。

また、周辺は無料のWiFiが利用できます。

 

 

一炷香(一本香)は、恩施大峡谷の看板的な石柱です。

海抜は1647m、石柱の高さは97m。

一番下の直径が6mで最も細い部分が直径4m。

地震があったら無くなってしまうんじゃないかと思います。

 

 

双子塔は、左右がほぼ対象に見える石柱です。タケノコみたい。

見る角度や距離でまったく違うものに見えます。

ただの崖かと思っていたら巨大な石柱だったり。

 

 

玉笔峰と玉女峰。

海抜1494m、石柱の高さは玉笔峰が240m、玉女峰が208mです。

 

 

こうやって写真を撮ると、断崖絶壁の高さを少し感じて頂けるかと。

下の粒粒が人です。

 

 

道が細くなったり急な階段がある場所は、安全のために通行制限をかけていました。

なのでこんな状態に。。

 

 

断崖や石柱を一通り見た後に、改めて山を見上げると、

歩いてきた道や石柱の場所がよく分かります。

 

 

山の上から見渡すと同じような断崖絶壁の山々がいくつも見えました。

きっと未知の石柱や絶景がまだまだあるんだろうと思います。

そうそう、

山道の下りでもう歩き疲れたなぁ。。膝にもきたかなぁ。。

と思う、絶妙な場所に有料の下りエスカレーターがあります。

30元ぐらいだったかと、さすが中国人、商売上手です。

 

 

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湖北省恩施 恩施大峡谷(雲龍河地縫景区)

2019-06-20 00:06:20 | <湖北省>

ツアー2日目は恩施大峡谷へ。

恩施大峡谷には、雲龍河地縫景区と七星寨景区の2つの風景区があります。

 

 

恩施市街から恩施大峡谷の距離は約60km。

山道なので車で2時間半ほどかかります。

渋滞を考慮して朝6時に集合、出発になりました。

 

 

想像していたより道は綺麗で、片側1車線ずつ2車線の山道を登って行きます。

1時間ぐらい走ると断崖絶壁の山々が徐々に近づいてきます。

 

 

雲龍河地縫景区、七星寨景区ともに入り口は同じです。

入り口で景区内を走る専用バスに乗り換えます。(入場料とは別料金です)

 

 

案の定、物凄い人出で入り口から人が溢れています。

まだ朝8時半なのに。。

結局専用バスに乗るまで1時間かかりました。

 

 

午前中は峡谷の雲龍河地縫景区へ。

深さは平均75m、幅は15mと細くて深い谷が3.6km続きます。

 

 

両岸の地質年代が異っており、

右岸が1.8~2.3億年前の地層、左岸が2.5~2.8億年前の地層と、

ここにしかないとても珍しい峡谷だそうです。

 

 

黄竜瀑布、開陽瀑布、二跌雲竜瀑布など、

7つの滝が峡谷の両側から流れ落ちています。

 

 

水量の多い滝もあれば少ない滝も。

細い峡谷のあちこちから水が落ちてきている感じです。

 

 

雲龍河地縫は5千万年前には既に形成されていたと考えられています。

滝以外にも断崖には石簾と名付けられた、

長年の水の浸食によってできた溝なども見ることができます。

 

 

峡谷に付けられた細い道に沿って進みます。

混雑や危険を避けるためと思いますが見学順路は一方通行になっています。

 

 

吊り橋を渡った先で一番底に到着。

ここまでは徐々に下ってくるのですが、

最後は階段で一気に峡谷の上まで登るという難所が待っています。

 

 

雲龍河地縫景区の散策が終わった後、ツアー参加者みんな一緒に昼食。

昼食は団体用の農家料理レストランだったので、

味は期待していませんでしたがここの料理は結構いけました。

 

 

恩施はジャガイモの名産地、ジャガイモが美味しいです。

店の人がジャガイモを使った料理のお代わりをたくさん持ってきてくれましたが、

食べきれない。。残念。

午前中は峡谷を散策、エネルギーを補給して午後から七星寨景区で山登りです。

 

※お断りとお詫び※

現在(一昨日ぐらいから)、中国からgoo.ne.jpに接続できなくなっています。

とりあえずの対応として、VPNなどを使用して対処するつもりですが、

いただいたコメントの返信や記事の更新が滞ることもあるかと思います。

何卒ご容赦下さいませ。

 

 

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湖北省恩施 利川騰龍洞風景区

2019-06-13 00:06:13 | <湖北省>

午前中に土家女児城をちょっと覗いて、

午後から利川の騰龍洞風景区に行ってきました。

 

 

恩施市街地から自分の力で遠方へ出かけるにはハードルが高そうだったので、

恩施に集合して観光地へ連れて行ってくれるツアーを申し込みました。

 

 

ツアー1日目は、午後、恩施駅集合にして利川の騰龍洞風景区へ、

利川までバスで2時間ほどの旅です。

 

 

ガイドさんが1人つきますが、現地の観光案内はしてくれません。

観光地や食事の場所までバスで連れて行って入場券の手配などをしてくれます。

もちろんホテルまで連れて帰ってくれます。

ガイドさんは苗(ミャオ)族の方でした。

 

 

騰龍洞は中国最大規模の洞窟です。

主洞の入り口は大きな気球よりまだ大きいです。

入り口の高さは72m、幅64mあります。

ポスターにはヘリが入り口を飛行する写真が使われています。

 

 

洞窟の総面積は200万平米あると言われています。

まだまだ観光客が立ち入ることのできない穴が数多くあるようです。

余談ですが、案内板の日本語訳は200平方米って。。

 

 

洞窟の総長は59.8km、行けども行けども洞窟が続きます。

メインの観光ルートに沿って写真を撮りながら最も奥まで行って、

帰ってくるだけで徒歩だと2時間以上はかかります。

 

 

案内地図は太く記されているのがメインルート。

地図では点線になっている穴もたくさんあります。

小さい穴へ入っていくと方向が分からなくなります。

 

 

本当に大きな洞窟です。

洞窟の中に街が造れそうです。

物凄く天井が高い場所があったり山や谷があったりと楽しめます。

 

 

洞内には乗り合いの電動カートが走っています。

入り口に近い所から真ん中ぐらいの所まで、片道10元です。

(微信、支付宝は使えません、現金のみですのでご注意を)

 

 

両側の電動カート乗り場近くで、ショーを楽しむことができます。

入り口側では歌や踊り、奥側ではレーザー光線を使っています。

どちらのショーも平日と休日で回数や開演時刻が変わります。

レーザー光線は1時間おきぐらいですが歌と踊りは1日数回のみですので、

ご覧になりたい方は、まず時間の確認をお勧めします。

 

 

鍾乳洞らしさが楽しめるのは洞窟の一番奥の方、

レーザー光線のショーが行われる広場よりもっともっと奥です。

殆どの人達はレーザー光線のショーを見て戻ってしまうので、

奥の洞窟まで来る人は少ないです。

 

 

照明は中国らしく?派手派手ですが。。

 

 

往復で5kmぐらいは歩きますし、上り下りもありますので、

疲れたら無理せず電動カート利用されるのがよいかと思います。

 

この日の旅はここまで、

利川の街でツアーに付いている夕食を食べて恩施へ戻ります。

次は恩施大峡谷です。 

 

 

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湖北省恩施 土家女児城

2019-06-06 00:06:06 | <湖北省>

土家女児城は2013年に完成した、

土家族の文化を紹介、体験する新しい観光地です。

 

 

恩施市街地の南の方にあります。

観光客を集めるのに成功したようでまだまだ拡張工事中です。

 

 

食事や買い物がメインの観光施設なので入園料は無料です。

こういう場所は好き嫌いが分かれるかと思いますが、

観光に来た感が十分味わえるかと。

 

 

土家族の街を再現した建物や通りなど、

ぶらぶらと散策するだけでも楽しめます。

 

 

民族衣装を着た男たちが担ぐ輿に乗って通りを一回りしたり、

民族衣装の貸衣装があったり、結婚写真を撮っている人もいます。

 

 

ここが最も賑わうのは夜だそうです。

夜は周辺も大渋滞になるので、タクシーの運転手はあまり近づきたくないと言っていました。

 

 

30軒以上のレストラン、もちろん土家族料理の店もあります。

40軒ほどある小吃の店など食事のできる店がたくさん。

一休みできる喫茶店などもあります。

 

 

小吃の店は午前中からから賑わっています。

内陸なのに海鮮っぽいものが多いですが食べてみる勇気はありません。

 

 

いくつかの商品は価格の上限が決められていてぼったくりを防ぐようになっています。

このような掲示は初めて見ました。

料理の値段には上限がないのと小吃の店では”時価”と書かれたものあるので、

効果は??ですが。。

 

 

宿泊施設も多く、夜はここで飲んで食べて寝て、

ということができるようになっています。

 

 

土家族の暮らしや文化を紹介する民族博物館もあります。

博物館や周辺で1日に数回歌や踊りの公演を行っています。

 

 

人が多く集まる夕方~夜にかけての公演が多いです。

女儿城大剧院という劇場もあるので、

そこでは本格的な公演が行われているのだろうと思います。

 

 

ざっと見てまわるだけなら2時間ほどで大丈夫。

市街地から近いのでタクシーや公共交通を使って行くことができます。

街中の観光は一旦ここまでにして、次は峡谷や洞窟など自然の景色を楽しみに出かけてみました。

恩施の旅はまだまだ続きます。

 

 

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