中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 陽山温泉

2019-03-28 00:33:33 | <蘇州>生活

陽山温泉は蘇州新区の北の方、高鉄蘇州新区駅に近い場所にあります。

蘇州市内から行くなら地下鉄1号線 桃園路駅そばの濱河花園バス停から、

302路のバスに乗って陽山湾度暇酒店で下車が分かりやすいかと思います。

 

 

中国にも温泉施設は結構あります。

上海にはニセモノ騒動もあった大江戸温泉なんかもあります。

日本と大きく違うのは、水着着用が原則で基本的に男女混浴です。

水着を持っていない場合は施設の中の売店で買えます。

男性用なら30元~40元ぐらいで売っていました。

 

 

水着着用の混浴の良いところは、家族などで遊びに行っても全員一緒に楽しめること。

男性も目のやり場に困ることもないですし。

 

利用方法は、日本の健康ランドとさほど変わらないと思います。

最初にIDタグ付きのロッカーキーを受け取って、

施設内での買い物や飲食はタグに記録、最後に清算です。

 

 

水着に着替えて、お風呂に向かう途中にシャワールームがあります。

まずはここでシャワーを浴びてバスタオルをもらってお風呂へ。

場所によって異なりますが、温泉と書いてあっても

普通の水を沸かした風呂の場合もありますし、本物の温泉の場合もあります。

たぶん、陽山温泉は前者の方かと思います。

 

 

ほとんどのお風呂は露天風呂です。

広い庭の中のあちらこちらに点在しています。

 

 

それぞれに何らかの効能があるように説明書きがありました。

美肌とかリラックス効果とか、生姜湯、泥湯などなど。

魚が角質を食べてくれるお風呂もありました。

 

 

この日は、あいにく天気が悪くて小雨もぱらついていましたが、

屋根付きの場所も多いので大丈夫。

 

 

今回は、夕方15時過ぎぐらいに行ったのですが、

それなりに人がいたのは最初だけで、すぐにガラガラになりました。

 

 

たぶん、みなさん少し早めにお風呂に入ってから、どこかへ食事に行くのだと思います。

人の少ないお風呂でのんびりしたいならこの時間帯がお薦めです。

 

 

また、照明やライトアップもあるので、

日が暮れる頃にはちょっといい感じに楽しめます。

 

 

残念ながら陽山温泉の中にはしっかりと食事をとれるような場所はなく、

軽食コーナーのような食堂がひとつあるだけです。

温泉の周辺に食事の店があるような雰囲気でもありませんでした。

 

 

陽山温泉は蘇州の休閑カードで利用できる施設のひとつです。

事前予約が必要ですが時間帯の選び方はざっくりで、午前か午後だけ選べばOKです。

 

そうそう、日本の場合だと風呂で写真なんか撮ってたら通報されそうですが、

中国の場合は問題ありません。(水着着用の場合は、です)

売店でスマホ用防水ケースも売ってます。

まあ、さすがに風呂までスマホを持ち込む人はそう多くなかったですけど。

 

 

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蘇州 日本語の通じない居酒屋 花筏

2019-03-21 01:50:00 | <蘇州>食事・喫茶

花筏(はないかだ)は学士街にあります。

たまたま通りかかった時、店構えに惹かれて入ってみました。

 

 

店員さん(オーナー?)も絵にかいたような居酒屋の大将風。

物腰がとても柔らかい接客でした。

2人でやっているそうです。

 

 

とても小さなお店ですが、この雰囲気は日本で見かけるような居酒屋風。

表の提灯に偽りはなく、本当に炭を使って焼いてます。

 

 

カウンターの他に、店の奥に2畳ほどの座敷というより小上がりがあって、

そこには6人ぐらい、つめれば8人ぐらいは座れるかも。

 

この店でとても気に入ったのが手書きメニューの数々。

ちょっとした間違いもありますが、そこはご愛敬レベル。

 

 

すごいねぇ。これって自分で書いたの?

と聞いてみたら、友人(中国人)に書いてもらったんだよと。

 

 

スケッチブックに書かれた原紙を見せてくれました。

お店に出しているメニューは、これをコピーしたものに表紙をつけています。

 

 

お酒はビール、日本酒、焼酎、梅酒などがあります。

冷たいビールは生ビールだけ、瓶ビールは冷えてません(夏場は冷やすかも)

 

 

こんなメニューがあるので、日本語で注文してみたら全く通じませんでした。

普通、日本料理屋さんならメニュー名ぐらいは日本語が通じる店がほとんどなんですけどね。

 

温泉卵サラダ。

 

量たっぷり、普通にサラダです。卵もちゃんと温泉卵になってます。

 

ネギま。

 

焼き加減はばっちり。

塩味でもタレ味でもなく甘い。。ゴマはいらない。

どちらかと言うとネギがメインになってる。。

あっ、もしかしてこれスーパーの惣菜コーナーに置いてある焼き鳥の姿と味?

 

鳥唐揚げ。

 

中国の唐揚げって小振りなものが多いです。

カラッと揚がってサクサクして美味しいですが、甘いマヨネーズはいらない。

 

焼き餃子。

 

うん、大丈夫。皮の薄い日本で食べる焼き餃子と同じ感じ。

大将は黒ゴマ好きなようです。

できれば酢(白酢)と醤油とラー油のタレで頂きたいところですが、

タレを頼んだら、中国らしく黒酢とラー油でした。

 

キムチ豆腐汁。

 

きっとキムチチゲか豆腐チゲという食べ物かと思われます。

辛いですが、普通に頂けるお味です。

 

うな丼。

 

これは値段から考えるとハズレ。

小さな鰻がきざみ海苔に隠れています。。鰹節と紅しょうがはいらない。

 

甘い料理の数々、おそらくオーナーは地元の人に違いありません。

お味の方は日式レベルで日本料理とはまだまだ言えませんが、

もし誰かがここに通って味を教えてあげたら、

美味しい日本料理屋さんに化けるかも、という気もします。

 

一応お断りしておきますが、私が記事にしている日本料理屋さんは、

日本人の店であったり、本格的な日本料理屋さんではありません。

明かに日本人以外が経営している中華風?日式料理屋さんです。

中国の大都市には本当に美味しい日本料理屋さんもたくさんあります。

でも、こういうお店もたまには楽しいですよ。

 

 

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蘇州 静思園

2019-03-14 00:08:00 | <蘇州>観光

静思園は、同里古鎮近くにある新しい庭園で、

2003年から有料で一般開放しています。

 

 

ここは、陳金根さんという実業家が造った庭園です。

しかしまあ個人でこんな立派な庭を。。大したもんです。

 

 

1993年から造り始めて、10年の歳月をかけて完成したそうです。

 

 

ホテルやレストランもあるので、

一般開放前はそこに訪れる人達だけが楽しむ場所だったのかもしれません。

 

 

蘇州市内から静思園へ行くには、地下鉄4号線の同里駅から、

736路か750路のバスに乗り換えて静思園で下車です。

 

 

静思園の展示物で目を引くのは大きな奇石の数々。

中でも慶雲峰は高さ9.1m、重量は136トン、穴数は1600以上あります。

 

 

奇石展覧館には、収集した数々の石が展示されています。

これだけでもかなりお金がかかっていると思います。

 

 

江南地方の特徴のある古い建物もあります。

明清代の建物を収集し、ここに移築したそうです。

 

 

池や回廊などは蘇州の名園、拙政園なども参考にして造られているようです。

 

 

2005年に国家AAAA級旅游景区に指定されていますが、

さほど訪れる観光客も多くなく、のんびり散策できます。

 

 

機会があれば、庭園のレストランで食事をしてみてもいいかなぁとも思いました。

 

 

庭園自体には歴史的な価値はありませんが大きくてとても立派です。

手入れもしっかりとされています。

 

 

一応、念のために書いておきますが近くにある世界遺産、

有名な同里古鎮の退思園とは別物ですからお間違えなく。

一文字違いなだけなので。。

 

 

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蘇州 花山自然風景区

2019-03-07 00:07:00 | <蘇州>観光

花山自然風景区は冬に行ってもあまり見るものはないのですが、

とても静かないい場所です。

 

 

寒い日には山肌から流れ出る水も凍ります。

 

 

周りには、東側に天平山、龍池、南西側に天池山の風景区があります。

花山自然風景区は、山道で天池山と繋がっています。

 

 

地図や案内図を見ると天池山に繋がっているというより、

天池山景区に含まれているという感じです。

蘇州新区から行くなら357路のバスに乗って龍池風景区で下車です。

 

 

山のあちらこちらの岩には文字などが刻まれた石刻があります。

 

 

元代大接引佛は字の通り元代に崖の石を削って建立された石仏で、

呉中一の大仏といわれているそうです。

残念ながら文革の際に破壊されており、今あるものは復元されたものでしょう。

 

 

山の中腹あたりにあるのが花山翠岩寺。

新緑の時期や紅葉の時期の境内はもっと綺麗だと思います。

 

 

季節の良い時に、ここでお茶を飲みながらのんびりするのもいいかと。

炒青緑茶は20元、碧螺春は40元はです。

 

 

お寺の精進麺(素面)もいただけます。

菩薩面というご立派なお名前。

 

 

20元と素面にしてはちょっとお高めでゆで卵が付いてきます。

(ゆで卵は自分でむきます)

澄んだ醤油スープの麺、まあまあいけると思います。

 

 

向こうに見えるのは蓮華峰。

ここからは見えませんが山の反対側に天池山の寂鑑寺があります。

 

 

花山の麓には花山隠居という庭園のあるホテルがあります。

ネットで値段を見てみると1泊600元~1200元ぐらいでした。

ここで食事だけすることもできるようです。

 

 

花山と天池山は、蘇州の市街地から近くて行きやすいし、

天平山と違って人でいっぱいになることもなく、

静にのんびり過ごせる所なので、蘇州のお気に入りの場所のひとつです。

 

 

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