中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

江西省 井岡山市龍市鎮

2015-11-26 00:38:39 | <江西省>

龍市鎮は、井岡山市管轄の小さな町です。

ここには、バスなどの公共交通は存在しません。

タクシーもありません。。

 

 

町の中には龍江河という川が流れています。

 

 

買い物は、路上の市場や、小さなスーパーで。

どんな田舎にもあると思っていたケンタッキーもありませんでした。

 

 

龍市鎮は、1928年に毛沢東率いる農民軍と朱徳率いる南昌蜂起軍が、

合流した場所(井岡山会師)として有名です。

龍江河にかかる、会師橋のたもとに井岡山会師記念碑が立っています。

 

 

龍江書院は、清の時代1840年に建てられた学校です。

革命時には、国民党と戦う農工革命軍の教育の場として使われ、

毛沢東も教壇に立ったと言われています。

 

 

ここで、毛沢東と朱徳の会談が行われました。

訪れたのが国慶節期間であったためか、

小さな子供たちが、歴史などの説明をしてくれました。

 

 

ところで今回の旅の目的は、

新郎の実家で行われる結婚式に参列すること。

新婦は蘇州人で、私は新婦側の出席者です。

 

 

新郎の実家は、鎮の中心から車で30分ほど。

さらに田舎の山間の村にあります。

 

 

牛さんが普通に道を歩いてます。(街中でも行儀よく歩いてました)

 

 

鴨や鶏も当たり前のように放し飼いです。

 

 

ここには、ネットも有線ケーブルテレビもありません。

テレビは衛星放送を直接受信しています。

 

 

結婚式は2日間行われます。

仕来りは蘇州とはずいぶん違うようです。

 

 

新婦もどうすれば良いのか分からないことが

いっぱいあったみたいでした。

 

 

土地柄が共産党ゆかりの地であることと、

田舎なので村の人達は、生の日本人など見たこともないと思うので、

少々緊張しましたが、みなさん親切に応対してくれました。

 

そうそう、龍市鎮にもシェラトンがありました。

名前は喜来登賓館。100%ニセモノです。

江西省の人はシェラトン好きなんですかね。。

 

 

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江西省 玉山県から井岡山市龍市鎮へ

2015-11-19 00:15:59 | <江西省>

たっぷり睡眠はとったものの、筋肉痛が残る体に鞭打って、

最終目的地、井岡山市に向かいます。

出発早々行き止まり。。中国では、大きな道でもよくあることです。

 

 

玉山県から井岡山市龍市鎮までの距離は600km弱。

実はまだ蘇州から半分も来ていません。。

江西省の省都、南昌までが280km、まだまだ目的地まで遠いです。

 

 

沪昆高速G60をひたすら西に向かって進みます。

もちろん、安全運転でちゃんと適度に休憩を取りながら。

鷹潭SAで一休み。

 

 

この辺りになると、方面看板に広東省や湖南省の地名が出てきます。

 

 

南昌を通り過ぎ、高速道路は広州方面へ、南西の方向へ向きを変えます。

井岡山まであと半分。。

 

 

豊城SAは、ホテルもある大きなSAですが、

混んでて汚いし、食べ物も高くて不味い。

ここは、G60で使っちゃいけないSAのひとつです。

 

 

樟樹JCTでG60を離れて、S69樟吉高速へ。

気を取り直してS69を30分ほど走ったところにある、

峡江SAでちょっとトイレ休憩。

 

 

ここは、空いてて清潔です。

絶対こっちがお勧め。

 

 

吉安市を過ぎ、ようやく井岡山の文字が出てきました。

 

 

泰井JCTで泰井高速S50へ。

S50に乗ればもうすぐ井岡山市。

 

 

でも、目的地の龍市鎮は、湖南省との境目。

ここからまだ100kmほど走ります。

どんどん山奥へ向かっていきます。

 

 

長い碧渓トンネル抜けると。


 

井岡山SAがあります。

新しいSAみたいで、トイレもとても清潔です。

 

 

誰一人利用客なし。。貸切です。

売店などは営業していのかもしれません。

 

 

もう日も暮れかかったころ、ようやく龍市ICに到着。

ここから鎮の中心まで15分ほど。

 

 

高速を降りるとすぐ、牛が行儀よく並んで道を歩いていました。。 

この後2日間、この旅の一番大事なイベントが待ってます。

 

 

 

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江西省 玉山県の江西料理 胡家菜

2015-11-12 00:17:00 | <江西省>

三清山をへろへろになって下山し、上饒市玉山県で一泊しました。

ここでゆっくり休んで翌朝から井岡山に向かいます。

 

 

玉山県は、三清山観光の拠点になっていて、大きなホテルが立ち並んでいます。

鉄道駅もあります。

ちなみにどのホテルを見ても、名前に「国際」の文字が。。

 

 

夕食はネット上で評価の高かった、胡家菜という江西料理の店に行ってみました。

人民大道×懐玉山大道から、懐玉山大道を少し西向きに行った所にあります。

胡家菜には、メニューがありません。

食材を選んで調理方法をお任せするか、自分たちで指定します。

 

 

江西省の名産は唐辛子です。

油断すると料理にはどっさり唐辛子が入ります。

湖南料理に負けない辛さです。

 

なので、調理方法はお任せしますが、ものすごく辛いのだけは止めてとお願いして、

食材は、魚、蝦、里芋、れんこん、そら豆(っぽいの)、ビーフンを選びました。

それと、牛肉の煮込みを頼んで、どんなものが出てくるか楽しみに待ちます。

 

蝦は、カラッと揚げてから、醤油ベースで味付け。

殻ごと食べられるのでパクパクいけます。

緑のものは唐辛子。これでも控えめです。

 

 

魚は蒸してから、ニンニクたっぷりの油をかけた感じです。

川魚は得意な方ではないですが、

これなら臭みも全くなくて平気です。これ、美味しかった。

 

 

そら豆は、豚肉と一緒に炒めて出てきました。

こちらに使っているのは赤と緑のダブル唐辛子。ピリ辛です。

 

 

ビーフンは想像通り、ごくごく普通の炒め物で。

野菜もたっぷりで、緑の唐辛子が入っています。

こちらも少しピリ辛。

 

 

里芋は牛肉の煮込みに入って出てきました。

ちょっとカレー風味ですごく美味しい。

ご飯にかけて食べると最高です。

 

 

レンコンは、上海・蘇州風で作ってくれました。

この料理には唐辛子なしで、甘めの味付けです。

 

 

たぶん、あまり辛くしないでと言わなければ、

倍以上の唐辛子が使われていたと思います。

どの料理もちゃんと唐辛子を控えめに作ってくれました。

 

6品とビール、ジュースを頼んで、200元ちょっと。

ネットでの評判どおり、安くて美味しいお店でした。

 

 

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江西省 三清山

2015-11-05 00:15:50 | <江西省>

三清山は、花崗岩でできた巨大な岩山で、中国を代表する景勝地の一つです。

2008年に、世界遺産に登録されています。

 

 

また、ここは古くから道教の修行の場であった山だそうです。

玉京峰、玉華峰、玉虚峰の3つの峰が、それぞれ道教の神様に例えられ、

三清山の名が付けられたと言われています。 

 

 

麓からゴンドラに乗って登山開始です。

 

 

 

東西南北、いろいろなルートで登れるようで、

私たちは、東側から南清園景区まで金沙索道を使いました。

 

 

1日だけの予定なので、全部を周るのは無理です。

三清山の最高峰、玉京峰を目指し、

南清園から陽光海岸、西海岸を周って戻ってくることにしました。

 

 

南清園では、有名な石柱がいくつも見れるはずですが、

残念ながら朝は、深い深い霧の中。。

下はいい天気だったのに。。

 

 

かろうじて見れた、仙人指道。

 

 

切り立った崖に索道が作られています。

よくこんな所に道を作ったものだと感心します。

 

 

もし、霧が晴れて下がよく見えたら結構怖そうです。

床がガラス張りの展望所もありました。

 

 

かなり高い場所に架けられた吊橋の渡仙橋も,

霧のおかげでまったく怖くない。。

 

 

お昼頃から時々、霧が晴れるようになってきました。

 

 

下からどんどん雲が涌いてきます。

陽光海岸から見る景色は、水墨画で見る山の絵みたい。

 

 

時間が無くて三清宮には行きませんでしたが、

所々に道教に関わるのものがあります。

龍虎殿は、花崗岩で造られたお堂で、明代に建てられました。

石に彫られた龍と虎が守っていることから、このように呼ばれているそうです。

 

 

夕方、南清園に戻ると、朝は見えなかった石柱が、少し見えるようになりました。

 

巨蟒出山。

帰り際に本当に運よく一瞬霧が晴れたタイミングで見れました。

 

 

石柱に生える松と比べるとこの高さがよく分かります。

 

 

東方女神(司春女神)。

確かに、髪の長い女性(女神)が峰の上から見下ろしているように見えます。

 

 

企鹅献桃。

2羽のペンギンが空を見上げています。

ペンギンの前にある岩が桃らしいです。

 

 

小さな子供からお年寄りまで登山に来ていました。

索道が整備されているので、怖い箇所はほとんどないですが、

長い長い階段が続く場所が何箇所もあるので、

結構きついです。。運動不足の人なら筋肉痛間違いなしです。

 

 

 

杖を持って登ることをお勧めします。あると楽です。

麓でおばあちゃんが、金属製で長さ調整できるタイプの杖を

15元ぐらいで売ってたので、使い捨てにするつもりで買ってもよいかと。

私は蘇州から20元の高級品??を持って行きましたけど。。

 

 

 

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