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日本のミサイル防衛システム(MD)

2009年04月06日 17時38分51秒 | Weblog
日本のミサイル防衛システム(MD)
今回の北朝鮮のテポドン2号(3億ドル)による飛翔体発射実験(2009.4.5)
に対し日本のミサイル防衛システム(MD)の解説が新聞各紙及びインターネット
によってあった。
よく判らないことが多いが整理してみた。

まずイージス艦と言えば2008年2月19日に起きた海上自衛隊のイージス艦
「あたご」と漁船が房総半島沖で衝突。漁船の2人が死亡したことが思い浮かぶ。

フリー百科事典のウィキペディア(Wikipedia)によれば
イージス艦(イージスかん)とは、イージスシステムを搭載した艦艇の総称。
したがって、「巡洋艦」「駆逐艦」といった軍艦の艦種を指すものではなく、
実際、2009年現在で巡洋艦、駆逐艦、フリゲートの3つの艦種に搭載されて
おり、小型のコルベットなどに搭載する案もあった。

日本には6隻のイージス艦がありこんごう型護衛艦(4隻) 、あたご型護衛艦(2隻)
今回はそのうちこんごう、ちょうかい、きりしまの3隻が出動した。
「ちょうかい」と「こんごう」は3月28日午前8時過ぎ、海自・佐世保基地(長崎県)を
出港している。

イージス艦 金剛( こんごう )については2007年12月18日の防衛省の発表で、
海上自衛隊のイージス艦・金剛( こんごう )がハワイ沖で日米との訓練で、
弾道ミサイルを撃ち落とすことに成功した。
日米での訓練に於いて、海上配備型迎撃ミサイル( SM- 3 )の発射試験を実施、
迎撃に成功したと事を明らかにした。
SM- 3 の搭載艦で発射訓練とはいえ、米国以外では初めてのことらしい。
SM- 3 は、発射された敵国の弾道ミサイルを大気圏外で迎撃するミサイルで、
日本のミサイル防衛( MD ) の要として防衛省は SM- 3 が撃ち落とせなかった
際には、地上で迎撃する地対空誘導弾パトリオット( PAC- 3 ) とともに、
配備を進めている。
2008年度以降、3隻のイージス艦に毎年1隻ずつ搭載する予定になっている。

きりしまは横須賀を母港としている海上自衛隊の艦艇です。

きりしまに関する情報2

4月5日のイージス艦の配置状況とその役目に関する記事(読売ONLINE)

YOU TUBEによる画像

日本の防衛予算は4兆円余であるがそのうち1兆円がMDに注がれている。

北朝鮮のミサイル問題に関し日経新聞(2009-4-4)朝刊より引用します。
1993年 5月 中距離弾道ミサイル ノドンを日本海に向けて発射
           (射程距離 約1,300Km)
1994年 7月 金日成主席が死亡
1998年 8月 テポドン1号発射するが失敗
           (射程距離約2,000Km)
      9月 金総書記が国防委員長に再任 事実上の国家元首に
2006年 7月 テポドン2号などミサイルを連射
      10月 核実験を強行

2008年 9月 金総書記健康悪化説が浮上
2009年 3月 国際海事機関(IMO)などに「試験通信衛星打ち上げ」を通報

毎日新聞による解説

日本のイージス艦3隻の他にUSA一隻と韓国より1隻が出動した。
米海軍は既にSM3を搭載したイージス駆逐艦「ステザム」などを日本近海に展開。
韓国海軍も昨年末に就役した初のイージス駆逐艦「世宗大王」を日本海に派遣した。

陸上でのPAC-3による迎撃体制。

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